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JP-2026076861-A - 放射能測定システム、及び、放射能測定方法

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Abstract

【課題】複雑な形状の測定対象物を測定し易くするとともに、放射線検出器が測定対象物に接触して汚染されることを防止する。 【解決手段】放射能測定システム100は、測定対象物201の寸法を測定する寸法測定装置11と、測定対象物201の放射線を検出する放射線検出器31と、放射線検出器31を任意の場所に配置する検出器配置装置35と、放射線検出器31を駆動制御して、放射線測定データを収集するデータ収集装置42と、を備える。検出器配置装置35は、寸法測定装置11で取得された測定対象物201の寸法情報に基づいて検出部(PSF32)が測定対象物201の最大径(幅)よりも大きな径(幅)に形成されており、このように形成された検出部で構成された放射線検出器31を、測定対象物201の周囲に配置する。 【選択図】図1

Inventors

  • 名雲 靖
  • 上田 清隆

Assignees

  • 日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (8)

  1. 測定対象物の寸法を測定する寸法測定装置と、 前記測定対象物の放射線を検出する放射線検出器と、 前記放射線検出器を任意の場所に配置する検出器配置装置と、 前記放射線検出器を駆動制御して、放射線測定データを収集するデータ収集装置と、を備え、 前記検出器配置装置は、前記寸法測定装置で取得された前記測定対象物の寸法情報に基づいて検出部が前記測定対象物の最大径よりも大きな径に形成されており、このように形成された検出部で構成された前記放射線検出器を、前記測定対象物の周囲に配置する ことを特徴とする放射能測定システム。
  2. 請求項1に記載の放射能測定システムにおいて、 前記放射線検出器は、前記検出部であるシンチレーションファイバがらせん状に配置されるシンチレーションファイバ型放射線検出器である ことを特徴とする放射能測定システム。
  3. 請求項2に記載の放射能測定システムにおいて、 前記検出器配置装置は、前記シンチレーションファイバをらせん状に配置する検出器らせん状配置装置である ことを特徴とする放射能測定システム。
  4. 請求項3に記載の放射能測定システムにおいて、 前記検出器配置装置は、前記寸法情報に基づいて前記シンチレーションファイバの径を調整する径可変装置を有する ことを特徴とする放射能測定システム。
  5. 測定対象物の寸法を測定する寸法測定工程と、 放射線検出器を任意の場所に配置する検出器配置工程と、 前記放射線検出器を駆動制御して、放射線測定データを収集するデータ収集工程と、を含み、 前記検出器配置工程では、前記寸法測定工程で取得された前記測定対象物の寸法情報に基づいて検出部が前記測定対象物の最大径よりも大きな径に形成されたており、このように形成された検出部で構成された前記放射線検出器を、前記測定対象物の周囲に配置する ことを特徴とする放射能測定方法。
  6. 請求項5に記載の放射能測定方法において、 前記検出器配置工程は、 前記測定対象物の前記寸法情報に基づいて前記放射線検出器の支持部の径を前記測定対象物の最大径よりも大きな径に調整する工程と、 前記放射線検出器の検出部であるシンチレーションファイバを前記支持部の周囲にらせん状に配置する工程と、 前記放射線検出器を前記測定対象物の周囲に配置する工程と、を含む ことを特徴とする放射能測定方法。
  7. 請求項5に記載の放射能測定方法において、 前記検出器配置工程は、 前記測定対象物の前記寸法情報に基づいて前記放射線検出器の支持部の径を前記測定対象物の最大径よりも大きな径に調整する工程と、 前記放射線検出器の検出部であるシンチレーションファイバを前記支持部の周囲にらせん状に配置する工程と、 前記支持部の径を調整することで前記シンチレーションファイバの径を前記測定対象物の最大径に近づけるように調整する工程と、 前記放射線検出器を前記測定対象物の周囲に配置する工程と、を含む ことを特徴とする放射能測定方法。
  8. 請求項5に記載の放射能測定方法において、 前記検出器配置工程は、 径が前記測定対象物の最大径よりも大きな径で配置された前記放射線検出器の支持部を前記測定対象物の周囲に配置する工程と、 前記支持部の径を前記測定対象物の最大径に近づけるように調整する工程と、 前記放射線検出器の検出部であるシンチレーションファイバを前記支持部の周囲にらせん状に配置する工程と、を含む ことを特徴とする放射能測定方法。

Description

本発明は、放射能測定システム、及び、放射能測定方法に関する。 原子力発電施設等の運用中あるいは廃止措置では、機器の交換や施設の解体に伴い、放射化された廃棄物、あるいは放射能により汚染された廃棄物など、大量の廃棄物が発生する。これらの廃棄物は、放射化あるいは放射能汚染の程度等、放射能濃度のレベルに応じて分類される。このうち、低レベル放射性廃棄物と総称されるものについては、放射能濃度が比較的高いもの、放射能濃度が比較的低いもの、放射能濃度が極めて低いものに分類して、それぞれ、中深度処分、浅地中ピット処分、トレンチ処分といった地中埋設処分が実施される。また、低レベル放射性廃棄物よりも放射能濃度が高い高レベル放射性廃棄物については、地層処分が実施される。 一方、原子力発電施設の解体物の中には、その放射線の汚染程度が、自然界の放射線レベルと比較して十分に小さく、人の健康に対するリスクが無視できる程度であることから、放射線防護に係る規制から除外してもよいものがある。これらは、クリアランス物と呼ばれる。 クリアランス物は、放射性物質として取り扱う必要がない。そのため、放射能濃度がクリアランスレベル以下と判定されることにより、原子力発電所外に搬出できる。その際に、再利用できるものについては資源として再利用される。また、再利用が合理的でないものについては、通常の産業廃棄物と同様に処分することができる。クリアランスレベル以下であるか否かの判定は、測定対象となる解体物を放射線測定し、測定結果から放射能を評価することにより実施される。 解体物の放射能を測定・評価する方法として、特許文献1に記載の方法がある。特許文献1に記載の方法は、あらかじめ解体物を形状を測定しておき、形状を測定結果に基づき長尺のPSFを解体物の表面にある一定の距離まで近接させる。そして特許文献1に記載の方法は、解体物の表面を近接距離を維持したまま倣い走査させて測定するものである。なお、PSFは、プラスチックによって構成されたシンチレーションファイバ(プラスチックシンチレーションファイバ)である。このような特許文献1に記載の方法は、大型の解体物全体の放射能を高精度に、かつホットスポットを見逃すことなく測定することができる。 特開2022-70049号公報 実施形態に係る放射能測定システム全体の模式構成図である。実施形態に係る放射能測定システムに用いる検出器配置装置の模式構成図である。放射能測定システムの第1実施例の動作を示すフローチャートである。放射能測定システムの第1実施例の動作説明図(1)である。放射能測定システムの第1実施例の動作説明図(2)である。放射能測定システムの第1実施例の動作説明図(3)である。放射能測定システムの第2実施例の動作を示すフローチャートである。放射能測定システムの第2実施例の動作説明図(1)である。放射能測定システムの第2実施例の動作説明図(2)である。放射能測定システムの第2実施例の動作説明図(3)である。放射能測定システムの第2実施例の動作説明図(4)である。放射能測定システムの第3実施例の動作を示すフローチャートである。放射能測定システムの第3実施例の動作説明図(1)である。放射能測定システムの第3実施例の動作説明図(2)である。放射能測定システムの第3実施例の動作説明図(3)である。放射能測定システムの第3実施例の動作説明図(4)である。 以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示しているに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。 なお、特許文献1に記載された従来技術には、以下の課題もある。 (1)個々の形状に対応して測定することは非効率であり、複雑な形状の解体物(測定対象物)に対して共通的な測定(共通化した測定)を行うことが望まれるという課題。 (2)また、放射線検出器の検出部のサイズに合わせて解体物(測定対象物)を切断せずに、放射能を測定することが望まれるという課題。 本実施形態は、これらの課題も解決することができる放射能測定システム、及び、放射能測定方法を提供することも意図している。 <放射能測定システム全体の構成> 以下、図1を参照して、本実施形態に係る放射能測定システム100全体の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る放射能測定システム100の模式構成図である。 図1に示すように、本実施形態に係る放射能測定システム100は、寸法測定装置11と、寸法測定制御装置12と、搬送装置21と、搬送制御装置22と、を備える。また、放射能測定システム100は、放射能測定装置30と、配置制御装置41と、データ収集装置42と、放射能換算装置43と、を備える。 寸法測定装置11は、測定対象物201の形状・寸法を測定して、測定対象物201の寸法情報を取得する構成要素である。ここでは、測定対象物201が原子力発電施設の解体物であるものとして説明する。寸法測定装置11は、ステレオカメラや、レーザ距離計、赤外線等を用いる非接触の距離測定装置等で構成することができる。 寸法測定制御装置12は、寸法測定装置11の動作を制御する構成要素である。寸法測定制御装置12は、配置制御装置41と電気的に接続されており、寸法測定装置11で取得された測定対象物201の寸法情報を配置制御装置41に出力する。 搬送装置21は、測定対象物201を搬送する構成要素である。 搬送制御装置22は、搬送装置21の動作を制御する構成要素である。搬送制御装置22は、搬送装置21に、放射能測定装置30の外部から内部に測定対象物201を搬送させ、放射能測定装置30が測定対象物201の放射能を測定すると、放射能測定装置30の内部から外部に測定対象物201を搬送させる。 放射能測定装置30は、測定対象物201の放射能を測定する構成要素である。放射能測定装置30は、放射線検出器31と、検出器配置装置35と、を有する。 放射線検出器31は、測定対象物201の放射線を検出する構成要素である。放射線検出器31は、検出部として機能するらせん状に配置されたPSF32と、PSF32を支持するPSF支持部33と、を有する。PSF32は、プラスチックによって構成されたシンチレーションファイバ(プラスチックシンチレーションファイバ)である。PSF32は、PSF送り装置34に予め用意されており、PSF送り装置34から放射線検出器31に送り出される(供給される)。なお、放射線検出器31は、検出部として少なくとも1台以上のサーベイメータ等を用いる構成にすることも可能である。しかしながら、ここでは、放射線検出器31は、検出部としてらせん状に配置されたPSF32を用いるものとして説明する。検出部としてPSF32を用いる理由は、PSF32が多様形状や寸法を有する複雑な形状の解体物(測定対象物201)の放射能の測定を効率良く行うことができるからである。放射能測定システム100は、放射線検出器31の検出部としてPSF32を用いることで、多様形状や寸法を有する複雑な形状の解体物(測定対象物201)に対して共通的な測定(共通化した測定)を行うことができる。また、放射能測定システム100は、放射能の測定にかかる時間を短縮してスループット性能を向上させることができる。 検出器配置装置35は、放射線検出器31を任意の場所(例えば、搬送装置21によって放射能測定装置30の内部に搬送された測定対象物201の周囲)に配置する構成要素である。検出器配置装置35は、放射線検出器31にPSF32をらせん状に配置する検出器らせん状配置装置として機能する。 配置制御装置41は、検出器配置装置35の動作を制御する構成要素である。 データ収集装置42は、放射線検出器31を駆動制御して、放射線測定データを収集する構成要素である。 放射能換算装置43は、データ収集装置42によって収集された放射線測定データに基づいて測定値を測定対象物201の放射能または放射能濃度に換算する構成要素である。 <検出器配置装置の構成> 以下、図2を参照して、検出器配置装置35の構成について説明する。図2は、検出器配置装置35の模式構成図である。 図2に示すように、検出器配置装置35は、支柱301と、支持装置302と、径可変装置303と、支持部304と、を有する。 支柱301は、支持装置302を張架する構成要素である。図示例では、支柱301は、1本で支持装置302を張架しているが、複数本で支持装置302を張架するようにしてもよい。支柱301は、頑丈な金属製の棒状の部材が好ましいが、要求される強度を確保することができるのであれば、金属以外の材料(例えば、強化プラスチック)等を用いることができる。 支持装置302は、支持部304を移動可能に支持する構成要素である。支持装置302は、PSF送り装置34から送り出されるPSF32の高さを変更しながら、支柱301を中心に矢印A12の方向に支持部304を移動(回転)させることで、支持部304の周囲(外周部)にPSF32をらせん状に配置する(巻きつける)。このような支持装置302は、PSF32をらせん状に巻き取るらせん巻取装置として機能する。 径可変装置303は、支持部304の径(幅)を調整(変更)する構成要素である。径可変装置303は、矢印A11の方向に支持部304を移動させることで、支持部304の径(幅)を調整(変更)する。このような径可変装置303は、支持部304の径(幅)を調整(変更)することで、PSF32径(幅)を調整(変更)するらせん径調整機構として機能する。 支持部304は、PSF32が巻き付けられ、PSF32を支持する構成要素である。支持部304は、支持装置302によって支柱301を中心に矢印A12の方向に支持部304を移動(回転)させられることで、その周囲にPSF32がらせん状に配置される(巻きつけられる)らせん巻取装置として機能する。図示例では、6本の支持部304が示されているが、支持部304の数は6本に限定されない。支持部304は、数が多くなるほど、円形に近似した形状の上に配置される。 PSF32は、ガンマ線との相互作用によりシンチレーション光を発生するシンチレータ材を、光ファイバ状に成型したものであり、ファイバの両端に設置した光検出器に入射するシンチレーション光の到達時間差から、ファイバ上におけるガンマ線の入射位置とその強度を測定するものである。PSF32は10~20m程度の長さのものがあり、例えば10cmの間隔でガンマ線の強度を出力可能である。また、光ファイバと同様に曲げることができる等、形状の柔軟性を有する。長尺かつ形状柔軟性を有するPSF32を複雑な形状の測定対象物201の外周部にらせん状に配置することで、個々の複雑な形状に個別に対応することなく共通的に測定(共通化した測定)を行うことできる。放射能測定システム100は、配置制御装置41でPSF送り装置34を駆動制御することにより、放射線検出器31へのPSF32の送り出し量を調整する。また、放射能測定システム100は、配置制御装置41で検出器配置装置35を駆動制御することにより、支持部304の周囲でのPSF32の配置位置を調整する。これにより、放射能測定システム100は、PSF32のらせん配置を実現する。 また、放射能測定システム100は、放射能測定装置30による解体物(測定対象物201)の放射能の測定を実施する前段階の装置として、寸法測定装置11と寸法測定制御装置12、搬送装置21と、搬送制御装置22と、を備える。 <放射能測定システムの動作> ここでは、放射能測定システム100の