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JP-2026076862-A - 積層体

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Abstract

【課題】ローカルディミングが可能な表示装置において、良好な輝度を確保しつつもハロー現象を抑制できる積層体を提供することを目的とする。 【解決手段】低反射フィルムおよび機能層を含む積層体であって、前記低反射フィルムは、視感平均反射率が0.05%以上5%以下であり、かつ、全光線透過率が93%以上であり、前記機能層は、液晶性化合物と二色性色素とが層平面に対して垂直方向に配向した状態で硬化した膜であり、前記機能層に含まれる前記液晶性化合物100質量部に対する前記二色性色素の量c(質量部)と前記機能層の厚みt(μm)は下記式(1):5≦c×t≦40を満たす、積層体。 【選択図】なし

Inventors

  • 片倉 美樹
  • 名田 敬之

Assignees

  • 住友化学株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (11)

  1. 低反射フィルムおよび機能層を含む積層体であって、 前記低反射フィルムは、視感平均反射率が0.05%以上5%以下であり、かつ、全光線透過率が93%以上であり、 前記機能層は、液晶性化合物と二色性色素とが層平面に対して垂直方向に配向した状態で硬化した膜であり、前記機能層に含まれる前記液晶性化合物100質量部に対する前記二色性色素の量c(質量部)と前記機能層の厚みt(μm)は下記式(1): 5≦c×t≦40 (1) を満たす、積層体。
  2. 二色性色素は、少なくとも1種のシアン色素と、少なくとも1種のマゼンタ色素と、少なくとも1種のイエロー色素との組み合わせを含む、請求項1に記載の積層体。
  3. 低反射フィルムは低反射層および基材を含む、請求項1に記載の積層体。
  4. 低反射層、基材および機能層をこの順に含む、請求項3に記載の積層体。
  5. 機能層の面内における任意の方向をx軸、該面内でx軸に直交する方向をy軸、x軸およびy軸に直交する層厚方向をz軸としたときに、機能層は下記式(2): Ax(z=50)/Ax≧3.5 (2) [式中、AxおよびAx(z=50)はいずれも、波長550nmにおける吸光度であって、Axは、x軸方向に振動する直線偏光の吸光度を表し、Ax(z=50)は、y軸を回転軸として機能層を50°回転させたときのx軸方向に振動する直線偏光の吸光度を表す] を満たす、請求項1に記載の積層体。
  6. 機能層は、X線回折測定においてブラッグピークを示す、請求項1に記載の積層体。
  7. 低反射フィルムは、該低反射フィルムの機能層が積層される側とは反対側の最表面に防汚層を含む、請求項1に記載の積層体。
  8. 積層体全体の視感平均反射率は0.01%以上1%以下であり、かつ、全光線透過率は75%以上である、請求項1に記載の積層体。
  9. ローカルディミングが可能な表示装置に用いるための、請求項1に記載の積層体。
  10. 請求項1に記載の積層体およびLED光源を含む表示装置。
  11. 低反射フィルムは機能層より視認側に位置する、請求項10に記載の表示装置。

Description

本発明は積層体、特に、ローカルディミングが可能な表示装置に用いるための積層体、および、該積層体を含む表示装置に関する。 液晶表示装置や有機EL表示装置等の各種画像表示装置には、該装置を構成する電極での光反射や外光の反射による視認性の低下を抑制するために、例えば、特許文献1に開示されるような、偏光フィルムと位相差フィルムとを積層した光学部材である円偏光板が用いられている。 上述した各種画像表示装置では、バックライトとして、無機発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が、その低い消費電力に起因して広く用いられている。LEDバックライトは、低い消費電力に加えて、ローカルディミング(部分駆動、分割駆動、またはエリア駆動と称されることもある)が可能であるという利点も有する。ローカルディミングとは、バックライトを複数の領域に分割し、それぞれの領域の映像信号に応じて領域毎にLEDの発光を制御して駆動する技術である。ローカルディミングにより、例えば、映像の暗い部分はLEDの発光を抑制し、映像の明るい部分はLEDを強く発光させるといった制御をすることができる。これにより、バックライトの消費電力のさらなる低減、および表示画面の明暗のコントラスト比の向上を図ることができる。 特開2020-95255号公報 本発明の垂直偏光膜の斜視図である。 以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明の範囲はここで説明する実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で種々の変更をすることができる。 [積層体] 本発明の積層体は、低反射フィルムおよび機能層を含む。本発明において、低反射フィルムは、視感平均反射率が0.05%以上5%以下であり、かつ、全光線透過率が93%以上であり、機能層は、液晶性化合物と二色性色素とが層平面に対して垂直方向に配向した状態で硬化した膜であり、前記機能層に含まれる前記液晶性化合物100質量部に対する前記二色性色素の量c(質量部)と前記機能層の厚みt(μm)は下記式(1): 5≦c×t≦40 (1) を満たす。 積層体が、前記低反射フィルムと前記機能層とを含むことにより、該積層体をローカルディミングが可能な表示装置に用いた場合に、低反射フィルムが、外光反射を好適に抑制できるとともに、機能層が、輝度を十分に確保しつつ強発光領域から発光抑制領域に漏れた光を吸収することによって、良好な輝度を確保しつつもハロー現象発生の低減若しくは防止を達成できる。このような構成を有する本発明の積層体は、従来画像表示装置において外光反射や電極での光反射を防止するために用いられる円偏光板では解決できなかった、良好な輝度の確保とハロー現象の抑制とを両立できる。 <低反射フィルム> 本発明の積層体を構成する低反射フィルムは、一般にARフィルムおよびLRフィルムといわれるような、光の干渉効果により反射率を低減または防止する効果を有するフィルムを意味する。低反射フィルムを用いることにより、該積層体をローカルディミングが可能な表示装置に用いた場合に、外光が表示画面上で反射して映り込むことによる視認性の低下を抑制でき、反射外観の向上につながる。 本発明において、低反射フィルムの視感平均反射率は0.05%以上5%以下である。低反射フィルムの視感平均反射率が前記範囲であると、積層体に十分な外光反射防止機能を付与できる。より高い外光反射防止機能の観点から、低反射フィルムの視感平均反射率は、好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.2%以上であり、また、好ましくは4%以下、より好ましくは3%以下、さらに好ましくは2%以下である。本発明の一実施形態において、低反射フィルムの視感平均反射率は、好ましくは0.05~2%、より好ましくは0.05~1%、特に好ましくは0.05~0.5%であり得る。 視感平均反射率は、分光測色計を用いて、低反射フィルムに斜め方向から光を入射して得られる反射スペクトルから、JIS Z 8722に記載の方法に従い算出できる。詳細には、後述する実施例に記載の方法により測定できる。 低反射フィルムの視感平均反射率は、低反射層の組成、その厚み、低反射フィルムの層構成等により、前記範囲内に制御し得る。 低反射フィルムの全光線透過率は93%以上である。低反射フィルムの全光線透過率が93%以上であると、透明性が高く、表示装置に組み込んだ際に表示装置内に十分な量の光を取り込むことができ、光学特性に優れる積層体を構成できる。低反射フィルムの全光線透過率は、好ましくは94%以上、より好ましくは95%以上、特に好ましくは96%以上である。全光線透過率の上限は特に限定されるものではなく、100%以下である。 全光線透過率は、例えば、JIS K 7361に記載の方法に従い測定できる。具体的には、後述する実施例に記載の方法により測定できる。 低反射フィルムの全光線透過率は、低反射層の組成、その厚み、低反射フィルムの層構成等により、前記範囲内に制御し得る。 本発明において低反射フィルムは、単層構造であっても、多層構造であってもよいが、低反射フィルムは少なくとも1つの低反射層を含む。すなわち、低反射フィルムが単層構造である場合、該層は低反射層である。低反射フィルムが多層構造である場合、該多層構造は、任意の位置に少なくとも1つの低反射層を含み、複数の低反射層を含む場合、それらの低反射層は互いに同じであっても、異なっていてもよい。 低反射層は、光の干渉効果により光の反射率を低減または防止する機能を有する層である。低反射層としては、例えば、低反射機能を有する低屈折率粒子と硬化性材料とを含んで構成される硬化樹脂層、低反射機能を有する無機層等が挙げられる。 低屈折率粒子と硬化性材料とを含んで構成される硬化樹脂層からなる低反射層において、該低反射層は、好ましくは、硬化性材料と、低屈折率粒子と、溶剤とを含む組成物(以下、「低反射層形成用組成物」ともいう)から形成される。 硬化性材料としては、硬化により所望の特性を有する低反射層を構成し得る限り、当該技術分野で一般的に使用される硬化性樹脂、活性エネルギー線硬化性化合物等を用いることができる。中でも、透明性、取扱性等の観点から、紫外線、電子線、可視光線またはX線等の活性エネルギー線を照射することにより硬化する性質を有する活性エネルギー線硬化性化合物が好ましい。活性エネルギー線硬化性化合物としては、例えば、カチオン重合性化合物およびラジカル重合性化合物が挙げられる。 本発明の一実施形態において、低反射層を形成する活性エネルギー線硬化性化合物としては、ラジカル重合性化合物が好適に用いられる。ラジカル重合性化合物は、活性エネルギー線の照射や加熱によりラジカル重合反応が進行し、硬化する化合物をいい、具体的には、分子内に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリル系化合物の他、アクリレート系の官能基を有するポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂等が挙げられる。中でも、メタ)アクリル系化合物の他、スチレン、スチレンスルホン酸、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、N-ビニル-2-ピロリドンのようなビニル化合物等のエチレン性不飽和結合を有する化合物が好ましく、(メタ)アクリル系化合物がより好ましい。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、本明細書において、(メタ)アクリルはアクリルおよびメタクリルの両方を意味し、(メタ)アクリレートはアクリレートおよびメタクリレートの両方を意味する。 (メタ)アクリル系化合物は、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物であり、モノマー、オリゴマーまたはポリマーであってもよい。(メタ)アクリル化合物としては、例えば、単官能(メタ)アクリレート化合物、多官能(メタ)アクリレート化合物等の(メタ)アクリレート化合物;多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物等のウレタン(メタ)アクリレート化合物;多官能エポキシ(メタ)アクリレート化合物等のエポキシ(メタ)アクリレート化合物;カルボキシル基変性エポキシ(メタ)アクリレート化合物、ポリエステル(メタ)アクリレート化合物等が挙げられる。(メタ)アクリル系化合物は、1種のみを単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。 (メタ)アクリレート化合物としては、分子内に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単官能(メタ)アクリレート化合物、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能(メタ)アクリレート化合物が挙げられる。硬化樹脂層の架橋密度を高める観点からは、多官能(メタ)アクリレート化合物がより好適であり得る。 単官能の(メタ)アクリレート化合物としては、例えば、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t-ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルフォリン、N-ビニルピロリドン、テトラヒドロフルフリールアクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2-エトキシエチル(メタ)アクリレート、3-メトキシブチル(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、リン酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート、フェノキシ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性フェノキシ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性フェノキシ(メタ)アクリレート、ノニルフェノール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2-(メタ)アクリロイルオキシエチル-2-ヒドロキシプロピルフタレート、2-ヒドロキシ-3-フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2-(メタ)アクリロイルオキシエチルハイドロゲンフタレート、2-(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンフタレート、2-(メタ)アクリロイルオキシプロピルヘキサヒドロハイドロゲンフタレート、2-(メタ)アクリロイルオキシプロピルテトラヒドロハイドロゲンフタレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロプロピル(メタ)アクリレート、オクタフルオロプロピル(メタ)アクリレート、オクタフルオロプロピル(メタ)アクリレート、2-アダマンタンおよびアダマンタンジオールから誘導される1価のモノ(メタ)アクリレートを有するアダマンチルアクリレート等のアダマンタン誘導体モノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。 多官能(メタ)アクリレート化合物としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ