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JP-2026076864-A - エレベータ解析装置、エレベータ解析方法、およびエレベータ解析プログラム

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Abstract

【課題】複数のエレベータの過去の計測データを、エレベータのメンテナンス時や設計時に参考となるようなデータとして出力可能とする。 【解決手段】エレベータ解析装置(1)は、複数箇所に設置されているエレベータ(2)の運行時に発生した不具合事象の履歴を取得するデータ取得部(11)と、不具合事象のそれぞれに関して、該当するエレベータ(2)の運行開始日から、該不具合事象が発生するまでの稼働期間を取得するデータ解析部(12)と、稼働期間と不具合事象が発生した件数との関係を出力するデータ出力部(13)と、を備える。 【選択図】図1

Inventors

  • 金子 元樹

Assignees

  • フジテック株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (9)

  1. 複数箇所に設置されているエレベータの運行時に発生した不具合事象の履歴を取得するデータ取得部と、 前記データ取得部によって取得された前記不具合事象のそれぞれに関して、該当するエレベータの運行開始日から、該不具合事象が発生するまでの稼働期間を取得するデータ解析部と、 前記稼働期間と、前記不具合事象が発生した件数との関係を出力するデータ出力部と、を備えるエレベータ解析装置。
  2. 前記不具合事象は、前記エレベータの運行時に計測された計測データが所定の基準値を超えることである、請求項1に記載のエレベータ解析装置。
  3. 前記データ出力部は、前記稼働期間を横軸とし、前記不具合事象が発生した件数を縦軸とするヒストグラムを示すデータを出力する、請求項1に記載のエレベータ解析装置。
  4. 前記データ解析部は、前記データ取得部によって取得された前記不具合事象のそれぞれに関して、不具合発生原因を特定し、 前記データ出力部は、前記不具合事象が発生した件数の内訳として、前記不具合発生原因ごとの件数を出力する、請求項1に記載のエレベータ解析装置。
  5. ユーザからの入力を受け付ける入力受付部をさらに備え、 前記データ解析部は、前記データ取得部によって取得された前記不具合事象のそれぞれに関して、不具合発生原因を特定し、 前記データ出力部は、前記入力受付部を介して前記ユーザによって指定された前記不具合発生原因による前記不具合事象が発生した件数と、前記稼働期間との関係を出力する、請求項1に記載のエレベータ解析装置。
  6. 前記データ出力部は、前記ユーザによって指定された前記不具合発生原因による前記不具合事象が発生した件数の中から、該不具合発生原因に対応付けられている仕様項目のうち、前記入力受付部を介して前記ユーザによって指定された前記仕様項目で絞り込まれた件数と、前記稼働期間との関係を出力する、請求項5に記載のエレベータ解析装置。
  7. ユーザからの入力を受け付ける入力受付部をさらに備え、 前記データ出力部は、前記不具合事象が発生した件数の中から、前記入力受付部を介して前記ユーザによって指定された前記エレベータの識別番号に対応付けられている仕様項目で絞り込まれた件数と、前記稼働期間との関係を出力する、請求項1に記載のエレベータ解析装置。
  8. 複数箇所に設置されているエレベータの運行時に発生した不具合事象の履歴を取得するデータ取得ステップと、 前記データ取得ステップによって取得された前記不具合事象のそれぞれに関して、該当するエレベータの運行開始日から、該不具合事象が発生するまでの稼働期間を取得するデータ解析ステップと、 前記稼働期間と、前記不具合事象が発生した件数との関係を出力するデータ出力ステップと、を有するエレベータ解析方法。
  9. 請求項1に記載のエレベータ解析装置としてコンピュータを機能させるためのエレベータ解析プログラムであって、上記データ取得部、上記データ解析部、および上記データ出力部としてコンピュータを機能させるためのエレベータ解析プログラム。

Description

本発明は、エレベータ解析装置、エレベータ解析方法、およびエレベータ解析プログラムに関する。 従来、例えば特許文献1には、エレベータの乗りかごに設置され、乗りかごの振動を監視するエレベータ振動監視装置が記載されている。このエレベータ振動監視装置は、乗りかごの振動加速度の増加量が所定の値以上の場合に乗り心地が悪化したと判定する。 特開2003-112862号公報 本発明の実施形態に係るエレベータ解析装置を備えたエレベータシステムの構成を示すブロック図である。実施形態に係るエレベータの全体構成を示す図である。実施形態に係るエレベータ解析装置によるエレベータ解析方法の流れの一例を示すフローチャートである。図3のS2の解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。P-P値が振動基準値を超えたエレベータの振動の様子を示すグラフである。実施形態に係るエレベータの振動のP-P値が振動基準値を超えた時の振動値計測データの変化を示すグラフである。図6のエレベータの運行開始時の振動値計測データの変化を示すグラフである。図6のエレベータの振動値が振動基準値を超えたときの振動値計測データにおいて、振動値が最も大きくなる時点における各振動周波数帯の割合を示すグラフである。図6のエレベータの運行開始時の振動値計測データにおいて、振動値が最も大きくなる時点と同じ時点における各振動周波数帯の割合を示すグラフである。実施形態に係る各エレベータの振動レベルごとの日数及び振動原因を示す図である。実施形態に係るエレベータの稼働期間と振動値が振動基準値を超えたときの振動要因ごとの件数との関係を表すヒストグラムである。実施形態に係るエレベータの各振動要因の割合を表す円グラフである。実施形態に係るエレベータにおいて、ユーザによって指定された振動発生原因による振動が発生した件数と稼働期間との関係を示すグラフである。実施形態に係るエレベータにおいて、ユーザによって指定された仕様項目で絞り込まれた振動発生件数と稼働期間との関係を示すグラフである。実施形態に係るエレベータにおいて、ユーザによって指定されたエレベータの識別番号に対応付けられている仕様項目で絞り込まれた振動発生件数と稼働期間との関係を示すグラフである。 以下、本発明の一実施形態に係るエレベータ解析装置1を備えたエレベータシステム100ついて、図1~図15を参照して説明する。 〔エレベータシステム〕 まず、エレベータシステム100の構成について、図1を参照して説明する。図1は、エレベータシステム100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、エレベータシステム100は、エレベータ解析装置1と、複数のエレベータ2と、データベースサーバ3と、外部端末4とを備えている。 エレベータシステム100では、複数の建物に設置された複数のエレベータ2の運行時に発生した不具合事象の履歴が、データベースサーバ3に保存される。そして、エレベータ解析装置1により、保存された不具合事象に関する履歴の情報を解析し、解析結果を外部端末4に表示する。これにより、エレベータ2の保守員は、エレベータ2においてメンテナンスが必要な箇所などを把握することが可能となる。 なお、1つの建物内の複数のエレベータ2における不具合事象の履歴が、データベースサーバ3に保存されてもよい。また、エレベータ2の運行時に発生した不具合事象としては、例えばエレベータ2の乗りかご21(図2参照)における振動データに含まれる異常などが挙げられる。この例の場合、エレベータ2の運行を制御するエレベータ制御装置20が、例えば夜間などユーザがいない時間帯に、エレベータ2の乗りかご21における振動データを取得するために乗りかご21の運行を制御し、計測した振動データをデータベースサーバ3に送信するようになっていてもよい。 本実施形態では、不具合事象として、複数のエレベータ2の運行時に、振動センサ23により計測された振動データが所定の基準値(振動基準値)を超えた場合を例に挙げる。エレベータ解析装置1は、複数のエレベータ2の各振動データに関して解析を行う。振動データは、エレベータ2の運行時に計測される計測データの一例である。 [エレベータ解析装置] 次に、エレベータ解析装置1について、図1を参照して説明する。図1に示すように、エレベータ解析装置1は、データ取得部11と、データ解析部12と、データ出力部13と、入力受付部14と、記憶部15とを有している。 データ取得部11は、複数箇所に設置されているエレベータ2の運行時における振動データの履歴を、データベースサーバ3から取得する。なお、また、データ取得部11は、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体を介して、振動データの履歴を取得してもよい。 データ解析部12は、データ取得部11によって取得された振動データの履歴のそれぞれに関して、該当するエレベータ2の運行開始日から所定の基準値(振動基準値)を超えるまでの稼働期間を取得する(図5参照)。 また、データ解析部12は、複数のエレベータ2における振動データの履歴のそれぞれに関して、振動の周波数などを解析することにより、振動発生の原因を特定する。エレベータ2の振動の原因としては、例えば、乗りかごのローラガイド、巻上機のモータ駆動、カーシーブ、メインシーブ、および、乗りかごの移動量を検出するエンコーダなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。 データ出力部13は、データ解析部12により解析された結果に基づいて、ヒストグラムを示すデータを出力する(図11参照)。当該ヒストグラムは、エレベータ2の稼働期間を横軸とし、振動が発生した件数を縦軸とする。なお、データ出力部13は、ヒストグラムに限らず、エレベータ2の稼働期間と振動が発生した件数との関係を示す表などを出力してもよい。 入力受付部14は、外部端末4の操作部42を介して、エレベータ2の保守員などのユーザからの入力を受け付ける。入力受付部14は、例えば、振動レベル、振動発生原因、エレベータ2の仕様項目、及び、エレベータ2の識別番号などの入力内容を受け付ける。 記憶部15は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを有し、エレベータ解析装置1が実行する各種のプログラム、及びプログラムによって使用されるデータを格納している。データ解析部12は、記憶部15のプログラムに基づいて、所定の処理を実行する。 [エレベータの構成] 次に、エレベータ2の全体構成について、図2を参照して説明する。図2は、エレベータ2の全体構成を示す図である。図2に示すように、エレベータ2は、エレベータ制御装置20と、乗りかご21と、かご扉22と、振動センサ23と、昇降路24と、機械室25と、巻上機26とを有している。 エレベータ2は、例えば、ロープ式のトラクション式で駆動されるエレベータであり、公共施設、企業施設、店舗施設、および住宅施設などの建物に設置されている。以下、図2の矢印に示すように、エレベータ2の上下方向及び前後方向を定義する。また、図2の紙面手前方向をエレベータ2の右方向、図2の紙面奥方向をエレベータ2の左方向と定義する。 エレベータ2が設置された建物には、各階毎に乗場Pが設けられている。乗りかご21は、行先階の乗場Pに向けて、昇降路24内を通って昇降移動する。かご扉22は、左右両開き式であり、エレベータ制御装置20により開閉動作が制御される。 振動センサ23は、例えば、乗りかご21の下部に配置されている。振動センサ23は、乗りかご21の振動を検出するためのセンサである。具体的には、振動センサ23は、乗りかご21の振動の周波数の変化を検出する周波数変化型の振動センサである。 なお、振動センサ23は、計測した加速度の変化に基づいて算出した振動の実効値(Peak-to-Peak値:P-P値)を出力するようになっていてもよい。また、振動センサ23は、計測した加速度の変化で示される振動を周波数解析した結果を出力する機能を有していてもよい。 振動センサ23は、例えば、乗りかご21の上下方向、前後方向、及び左右方向の振動を検出する。振動センサ23は、乗りかご21の振動を検出し、検出信号をエレベータ制御装置20に出力する。 巻上機26は、機械室25に配置されており、メインシーブ261と、そらせ車262とを有している。メインシーブ261及びそらせ車262には、主ロープRが架け渡されている。主ロープRの一端部には、乗りかご21が連結され、主ロープRの他端部には、釣合おもりWが連結されている。 巻上機26のモータからの回転動力が、動力伝達機構を介してメインシーブ261に伝達され、メインシーブ261が回転駆動される。メインシーブ261が回転駆動されると、主ロープRが走行することで、主ロープRに吊り下げられた乗りかご21が、ガイドレール(図示省略)に案内されて、昇降路24を上下方向に沿って移動する。なお、乗りかご21がカーシーブによって吊り下げられ、釣合おもりWがウェイトシーブによって吊り下げられる構成であってもよい。 エレベータ制御装置20は、機械室25に配置され、エレベータ2の全体の動作を統括的に制御する。エレベータ制御装置20は、乗りかご21内に設置された操作盤、および、各階の乗場Pに設置された呼びボタンのユーザによる操作に基づいて、巻上機26の駆動を制御して、乗りかご21を昇降させる。 エレベータ制御装置20は、図1に示すように、振動センサ23からの検出信号を受信する。エレベータ制御装置20は、振動センサ23からの検出信号に基づいて、各エレベータ2の乗りかご21の振動データをデータベースサーバ3へ送信する。なお、エレベータ制御装置20は、振動センサ23によって計測された加速度の変化に基づいて算出した振動の実効値(Peak-to-Peak値:P-P値)をデータベースサーバ3へ送信するようになっていてもよい。また、エレベータ制御装置20は、振動センサ23によって計測された加速度の変化で示される振動を周波数解析した結果をデータベースサーバ3へ送信するようになっていてもよい。 [データベースサーバ] 図1に示すように、データベースサーバ3は、複数のエレベータ2の各エレベータ制御装置20にインターネットなどの通信ネットワークを介して接続されている。また、データベースサーバ3は、エレベータ解析装置1にインターネットなどの通信ネットワークを介して接続されている。 データベースサーバ3には、複数のエレベータ2の各識別番号に対応付けられて、各エレベータ2の運行時に発生した振動に関する振動データが保存される。なお、データベースサーバ3には、振動データとして、振動の実効値のデータ、および、振動の周波数解析結果データが保存されてもよい。また、データベースサーバ3に、振動センサ23によって計測された加速度の変化の計測データが保存される場合には、エレベータ解析装置1のデータ解析部12が、該計測データに基づいて、振動の実効値のデータ、および、振動の周波数解析結果データを算出してもよい。 [外部端末] 外部端末4は、例えば、PC(Personal Computer)である。外部端末4は、インターネットなどの通信ネットワークを介して、エレベータ解析装置1と接続されている。また、外部端末4は、1台以上設けられているものとする。 外部端末4は、表示部41と、操作部42と、記憶部43とを有している。表示部41は、データ出力部13により出力されたエレベータ2における振動発生に関する情報などを表示するためのディスプレイである。 操作部42は、保守員などのユーザによる操作を受け付ける。ユーザが操作部42を操作して入力された不具合事象に関連した内容は、入力受付部14に入力される。記憶部43には、外部端末