JP-2026076876-A - 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
Abstract
【課題】ESG情報の開示を容易にできるようにすることを目的とする。 【解決手段】情報処理装置10は、ESG(環境、社会、ガバナンス)情報を入力し、ESG情報を所定の基準にしたがって変換するため、あらかじめ用意した学習モデルを用いて、入力したESG情報を所定の基準に合わせて変換してプロンプトを作成し、当該プロンプトに基づくETL(抽出、変換、書き出し)処理スクリプトで所定の基準に応じたESG情報を生成する。 【選択図】図1
Inventors
- 笹谷 耕資
Assignees
- 株式会社日立製作所
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (11)
- 情報処理装置であって、 ESG(環境、社会、ガバナンス)情報と所定の基準との対応関係を学習したマッピングモデル、ベクトルデータおよびスクリプトモデルを記憶する記憶部と、 前記マッピングモデルおよびベクトルデータを参照し、入力したESG情報に基づいてマッピングデータを作成するマッピング作成部と、 前記マッピング作成部で作成されたマッピングデータに基づいてプロンプトを作成するプロンプト作成部と、 前記スクリプトモデルを参照し、前記プロンプト作成部で作成されたプロンプトに基づいてETL(抽出、変換、書き出し)処理スクリプトを生成する生成部と、 前記生成部で生成されたETL処理スクリプトをESGフォーマットに変換してESG情報を生成する変換部と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、さらに、前記生成部で生成されたETL処理スクリプトを検証する検証部を有し、前記変換部は前記検証部で検証された結果に基づいて前記生成部で生成されたETL処理スクリプトをESGフォーマットに変換することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、前記マッピング作成部は、元データ項目と変換後データ項目との単位変換ルールにしたがってマッピングデータを生成することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、前記マッピングモデルは大規模言語モデルであることを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、前記スクリプトモデルは大規模言語モデルであることを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、外部端末と通信可能に接続され、さらに、前記外部端末からESG情報を入力する通信部を有し、前記マッピング作成部は前記通信部で入力したESG情報を処理することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、前記変換部は表示用ESG情報を生成することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項7に記載の情報処理装置において、外部装置と通信可能に接続され、さらに、前記変換部で生成した表示用ESG情報を前記外部装置に出力する通信部を有することを特徴とする情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置において、前記所定の基準は国際基準であることを特徴とする情報処理装置。
- 情報処理システムであって、 ESG(環境、社会、ガバナンス)情報を入力する入力装置と、 前記入力装置で入力したESG情報を所定の基準にしたがって変換する情報処理装置と、 前記情報処理装置で変換したESG情報を出力する出力装置と、 を備え、 前記情報処理装置は、 あらかじめ用意した学習モデルを用いて、前記入力装置で入力したESG情報を所定の基準に合わせて変換してプロンプトを作成し、当該プロンプトに基づくETL(抽出、変換、書き出し)処理スクリプトで前記所定の基準に応じたESG情報を生成することを特徴とする情報処理システム。
- コンピュータで情報処理を実行する情報処理方法であって、 メモリに記憶した、ESG(環境、社会、ガバナンス)情報と所定の基準との対応関係を学習したマッピングモデルおよびベクトルデータを参照し、入力したESG情報に基づいてマッピングデータを作成するマッピング作成ステップと、 前記マッピング作成ステップで作成されたマッピングデータに基づいてプロンプトを作成するプロンプト作成ステップと、 前記メモリに記憶したスクリプトモデルを参照し、前記プロンプト作成ステップで作成されたプロンプトに基づいてETL(抽出、変換、書き出し)処理スクリプトを生成する生成ステップと、 前記生成ステップで生成されたETL処理スクリプトをESGフォーマットに変換してESG情報を生成する変換ステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
Description
本発明は、たとえば、情報処理装置、情報処置システムおよび情報処理方法に関する。 たとえば、ESG(環境、社会、ガバナンス)格付けでは、非財務情報を数値化することで、企業価値を客観的かつ適切に評価するシステムが提案されている(特許文献1)。 また、ESG経営の導入においては、開示基準に沿った開示を求める各種の開示制度が策定されている。ESG情報開示では、企業のESG担当者にとって負担が大きく、これをサポートする技術が望まれている。 今日、企業によるESG経営を支援するシステムも登場している。例えば、特定の企業におけるESG情報を定量的にデータとして収集し、当該データに基づく情報(例えば、各指標のESG目標の達成度、各指標のESGデータ及び財務データの各々並びにこれらの相関性分析の結果、将来予測)を出力するシステムの提案がある(特許文献2)。 特開2023-58857号公報特開2021-9696号公報 本発明の一実施形態による情報処理装置の機能例を示すブロック図である。本発明の一実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を示す構成図である。本発明の一実施形態によるドメイン知識の一例を説明する説明図である。本発明の一実施形態による主要なシーケンスを説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理手順を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理手順を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理手順を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理の具体例を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理の具体例を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理の具体例を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理の具体例を説明する説明図である。本発明の一実施形態による処理の具体例を説明する説明図である。 以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は本発明を説明するための例示に過ぎず、説明の明確化のため、適宜、省略や簡略化がなされている。また、本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。また、とくに限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。 以下の説明において、同一の又は類似する構成に同一の符号を付して重複した説明を省略することがある。また、以下の説明では、「情報」、「テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、識別情報の表現として、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現があるが、これらについてはお互いに置換することが可能である。また、以下の説明において、「データベース」のことを「DB」と、「テーブル」のことを「TBL」とそれぞれ表記する。 まず、図1および図2を用いて、構成について説明する。図1は本実施形態による情報処理装置の機能例を示すブロック図であり、図2は本実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を示す構成図である。 情報処理装置10は、たとえば図2に示すように、外部装置の一例として、ETL(抽出、変換、書き出し)作業者端末20、ESG情報開示担当者が操作するESG担当者端末30、技術者端末50などに図示せぬネットワークを介して接続され、最新の国際標準フォーマットでESG情報を開示するための処理を実施する。 なお、ETL作業者端末20、ESG情報開示担当者が操作するESG担当者端末30、技術者端末50は、いずれも本実施形態の操作およびデータ入力のためのキーボード、本実施形態の画面表示を行うディスプレイを備えており、もちろん、キーボードとディスプレイを一体化したタブレットタイプでもよい。 技術者端末50は、図示せぬネットワークを介して、ドメイン知識DB60、国際標準DB70と接続され、後述するベクトルDB122に格納するドメイン知識データや国際標準データを提供する。 なお、情報処理装置10、ETL作業者端末20、ESG担当者端末30で情報処理システムが形成され、この情報処理システム内で変換前のESG情報から変換後のESG情報が生成される。 情報処理装置10は、通信部11、記憶部12、マッピング作成部13、プロンプト作成部14、ETL処理生成部15、ETL処理スクリプト検証部16、ESGフォーマット変換部17などにより構成される。 通信部11は、情報処理装置10内部と上述した外部装置との間でデータ通信を司る。記憶部12は、マッピングモデル121、ベクトルDB122、スクリプトモデル123などを記憶するストレージである。 マッピングモデル121は、LLM(大規模言語モデル)として機能し、ESG情報を元データ項目と変換後データ項目との単位変換ルールでマッピングデータを作成するために使用される生成AIモデルである。ベクトルDB122は、RAG(Retrieval-Augmented Generation)として機能し、マッピングデータをベクトルデータに変換するために使用されるDBである。スクリプトモデル123は、生成AI(Artificial Intelligence)として機能し、プロンプトに対してETL処理スクリプトデータを生成するために使用される生成AIモデルである。 マッピング作成部13は、マッピングモデル121を使用して、ESG情報を元データ項目と変換後データ項目との単位変換ルールでマッピングデータを作成し、さらに、ベクトルDB122を使用して、そのマッピングデータをスクリプトデータに変換する。 プロンプト作成部14は、マッピング作成部13で作成されたスクリプトデータに基づいてスクリプトモデル123に質問するプロンプトを生成し、ETL処理生成部15は、プロンプトに基づいてスクリプトモデル123からETL処理スクリプトデータを回答として得る。 ETL処理スクリプト検証部16は、ETL処理スクリプトデータを検証し、ESGフォーマット変換部17は、ETL処理スクリプト検証部16の検証結果に基づいてETL処理スクリプトデータをESGフォーマットに変換し、通信部11を介してESG担当者端末30に変換後のESG情報を出力する。なお、記憶部12は、変換前後の変換後のESG情報を対応付けて記憶してもよい。 情報処理装置10は、たとえば図2に示すハードウェア構成のように、装置全体の制御を司るCPU101、CPU101が実行するための処理(図2参照)等のプログラム102を格納するとともに実行中の各種データを格納するメモリ103、キーボードおよび表示デバイスを備える操作デバイス104、各種データをDB、TBL等の形式で登録して記憶管理する外部記憶装置105、ネットワーク40に接続されて各種外部装置との通信を司る通信IF106、装置内の各ユニットに接続されて装置内部におけるデータ、信号等の通信を司るバス107などにより構成される。 ここで、図3を用いて、ドメイン知識について説明する。図3は本実施形態によるドメイン知識の一例を説明する説明図である。ドメイン知識DB60は、図3に示すように、コードに対応させて、ESG情報における測定対象を示す項目とその測定単位とを記憶する構成である。 たとえば、コード「TC001」には、項目として「総エネルギー消費量」が対応付けられ、その測定単位として「ジュール」が対応付けられている。コード「TC002」には、項目として「総取水量」が対応付けられ、その測定単位として「立方メートル」が対応付けられている。 また、コード「TC003」、「TC004」には、それぞれ項目として「データセンターのニーズに対する戦略的なプランニングの環境配慮の統合に関する検討」、「行動に基づく広告と利用者のプライバシーに関する方針と実務の説明」が対応付けられ、その測定単位は該当なし(n/a)となっている。 さらに、コード「TC005」には、項目として「情報を二次目的で使用される利用者の数」が対応付けられ、その測定単位として「件数」が対応付けられている。コード「TC006」には、項目として「利用者のプライバシーに関する法的手続きに起因する金銭的損失の総額」が対応付けられ、その測定単位として「報告通貨 」が対応付けられている。 そして、コード「TC007」には、項目として「利用者情報に対する法執行機関からの要請件数、情報が要求された利用者数、開示に至った割合,件数」が対応付けられ、その測定単位として「パーセンテージ」が対応付けられている。 つぎに、図4を用いて、動作を説明する。図4は本実施形態による主要なシーケンスを説明する説明図である。図4に示すシーケンスには、ETL作成者が操作するETL作業者端末20、ESG担当者端末30、技術者端末50、情報処理装置10、マッピングモデル121、ベクトルDB122およびスクリプトモデル123の間で処理が進行する一例が示されている。 ETL作業者端末20から情報処理装置10に対して、ETL処理生成が依頼される(ステップS1001)。以降、情報処理装置10によって以下の処理が実行される。すなわち、マッピング作成部13により、その依頼にしたがって、マッピングモデル121およびベクトルDB122を参照してマッピングデータが作成される(ステップS2001)。 ここで、ETL作業者端末20は変換前のESG情報を入力するための入力装置であるが、他の端末から変換前のESG情報を入力してもよい。また、ESG担当者端末30は変換後のESG情報を出力する出力装置であるが、他の端末で変換後のESG情報を出力してもよい。 つづいて、プロンプト作成部14により、マッピングデータに基づいてプロンプトが作成され(ステップS2002)、ETL処理生成部15により、スクリプトモデル123を参照してETL処理スクリプトデータが生成される(ステップS2003)。 つぎに、ETL処理スクリプト検証部16によりETL処理スクリプトデータに対してスクリプト検証が行われる(ステップS2004)。そして、ESGフォーマット変換部17により、その結果に基づいてETL処理スクリプトデータをESGフォーマットに変換してESG情報が生成され(ステップS2005)、ESG担当者端末30に対してそのESG情報が提供される(ステップS2006)。 ESG担当者端末30では、情報処理装置10から提供されるESG情報が図示せぬディスプレイに表示される(ステップS3001)。 つづいて、図5から図7を用いて、具体的な処理手順を説明する。図5から図7は本実施形態による処理手順を説明する説明図である。上述したシーケンスにしたがって、事前に、技術者は、技術者端末50を操作して、ベクトルDB122にドメイン知識を入力する。それ以降、ETL作成者は、ETL作業者端末20を操作して、情報処理装置10に対して、ETL処理生成を依頼する。 情報処理装置10は、企業内独自フォーマットと国際標準フォーマットからそれぞれ出た項目を抽出して、マッピングモデル121の変換ルールにしたがって関連する情報でベクトルDB検索を実施する。 この場合、図5の例では、企業内独自フォーマット5001の項目に使用電力量、水使用量が定義され、それぞれ500MWh、10,000立方メートルとなっている。国際標準フォーマット5002の項目には、企業内独自フォーマット5001の使用電力量、水使用量に対してそれぞれ総エネルギー消費量、総取水量への変換が定義されている。よって、単位は、MWhはGJに変換され、立方メートルは変換なく同様の立方メートルが扱われる。 また、ベクトルDB検索においては、使用電力量で検索して総エネルギー消費量に関する情報が取得され、水使用量で検索して総取水量に関する情報が取得される。 つづいて、プロンプト作成の指示とともに変換前ESG情報(項目、データ部)および国際標準フォーマットの項目、RAG(補足情