JP-2026076923-A - 初期消去電圧の設定方法
Abstract
【課題】メモリダイに異なる初期消去電圧を設定して消去時間を短縮する、初期消去電圧の設定方法を提供する。 【解決手段】初期消去電圧を設定する方法は、第1対象メモリセルに対してプリプログラミング操作を実行することと、消去電圧を設定し、消去電圧を使用して第1対象メモリセルに対して消去操作を実行することと、複数の検証電圧を使用して第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行することと、消去検証結果に基づいて、消去電圧を初期消去電圧として設定するかどうかを決定することと、を含む。 【選択図】図7
Inventors
- 陳 宗仁
Assignees
- 華邦電子股▲ふん▼有限公司
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20250320
- Priority Date
- 20241024
Claims (12)
- 第1対象メモリセルに対してプリプログラミング操作を実行すること、 消去電圧を設定し、前記消去電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して消去操作を実行すること、 複数の検証電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行すること、及び 消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を初期消去電圧として設定するかどうかを決定すること、とを含む初期消去電圧の設定方法。
- 前記第1対象メモリセルに対して前記プリプログラミング操作を実行するステップが、 前記第1対象メモリセルが所在するブロック又はセクターに対して前記プリプログラミング操作を実行することを含む、請求項1に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記複数の検証電圧は第1検証電圧及び第2検証電圧を含み、かつ前記第2検証電圧は前記第1検証電圧より大きく、 前記複数の検証電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行するステップが、前記第1検証電圧及び前記第2検証電圧を順に使用して第1対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行することを含む、請求項1に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定するかどうかを決定するステップが、 前記第1検証電圧の検証に合格しなかったが、前記第2検証電圧の検証に合格した第1対象メモリセルの数が基準量より大きい場合、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定することを含む、請求項3に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定するかどうかを決定するステップが、 前記第1検証電圧の検証に合格した前記第1対象メモリセルの数が基準量以上である場合、あるいは前記第2検証電圧の検証に合格しなかった前記第1対象メモリセルの数が基準量以上である場合、前記消去電圧を調整することを含む、請求項3に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 調整された前記消去電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して前記消去操作を実行することをさらに含み、 前記消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定するかどうかを決定するステップが、 前記消去検証結果に基づいて、調整された前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定することを含む、請求項5に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定するかどうかを決定するステップが、 前記第1検証電圧の検証に合格した前記第1対象メモリセルの数が基準量以上である場合、前記消去電圧を下げて、下げた後の前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定することを含む、請求項5に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記消去検証結果に基づいて、前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定するかどうかを決定するステップが、 前記第2検証電圧の検証に合格しなかった前記第1対象メモリセルの数が基準量以上である場合、前記消去電圧を上げて、上げた後の前記消去電圧を前記初期消去電圧として設定することを含む、請求項5に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記第2対象メモリセルに対してプリプログラミング操作を実行すること、 前記消去電圧を使用して前記第2対象メモリセルに対して消去操作を実行すること、及び、 前記複数の検証電圧を使用して前記第2対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行すること、とを含み、 このうち、前記第1対象メモリセルと前記第2対象メモリセルは同じブロックまたはセクター内の異なるグループの対象メモリセルである、請求項1に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記第1対象メモリセルと前記第2対象メモリセルの前記消去検証操作は同時に実行される、請求項9に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記複数の検証電圧は、第1検証電圧及び第2検証電圧を含み、かつ前記第2検証電圧は前記第1検証電圧より大きく、 前記複数の検証電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行するステップが、前記第1検証電圧を使用して前記第1対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行することを含み、 前記複数の検証電圧を使用して前記第2対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行するステップが、前記第2検証電圧を使用して前記第2対象メモリセルに対して前記消去検証操作を実行することを含む、請求項9に記載の初期消去電圧の設定方法。
- 前記第1対象メモリセル或いは前記第2対象メモリセルに対して実行される前記消去操作の回数が所定回数以下である、請求項9に記載の初期消去電圧の設定方法。
Description
本発明は、電圧設定方法に関するものであり、特に初期消去電圧の設定方法に関する。 フラッシュメモリの消去時間は、テストコストと製品アプリケーションに関連する重要な要素である。トンネル酸化物(Tunnel Oxide)構造を有するNOR型フラッシュメモリ製品の場合、トンネル酸化物に電荷トラップが生じるため、サイクル操作時に消去時間が長くなる。 従来技術では、消去時間を短縮するために、消去操作中に、まず消去パルスを発し、次に消去検証を行って、対象のメモリセルが検証に合格するかどうかを判定する。対象メモリセルが消去検証に合格しなかった場合は、引き続き消去パルスが発せられる。これを繰り返し、数回の消去パルスの後に消去電圧を上げて、消去速度を速める。 前記消去操作において、1つの初期消去電圧を設定する必要がある。一般的に、1つのウェーハまたは1バッチのサンプルの初期消去電圧は同一に設定される。ただし、ウェーハプロセスにはダイ(die)間の差異があり、サイクル操作に伴って消去時間が長くなる。したがって、同一の初期消去電圧がすべてのウェーハまたはサンプルに適しているとは限らない。 本発明の一実施形態に係るメモリストレージデバイスを示すブロック図である。本発明の一実施形態に係るメモリセルの閾値電圧の分布を示す概略図である。本発明の一実施形態に係る初期消去電圧の設定方法を示すステップフローチャートである。本発明の他の実施形態に係る初期消去電圧の設定方法を示すステップフローチャートである。本発明の他の実施形態に係るメモリストレージデバイスを示すブロック図である。本発明の他の実施形態に係る初期消去電圧の設定方法を示すステップフローチャートである。本発明の他の実施形態に係る初期消去電圧の設定方法を示すステップフローチャートである。 図1を参照すると、メモリストレージデバイス100は、メモリアレイ110、センスアンプ回路120、電圧発生回路130、カウンタ回路140及び制御回路150を含む。メモリアレイ110は複数のメモリセル(cell)を含む。メモリストレージデバイス100は、例えばNOR型フラッシュメモリであるが、本発明ではメモリストレージデバイス100の種類は限定されない。 制御回路150は、メモリアレイ110に対してプリプログラミング(Pre-program)操作、消去操作、または消去検証操作を実行するために使用される。たとえば、制御回路150は消去操作の初期消去電圧を設定し、消去検証操作の検証電圧を設定するために使用できる。制御回路150は、消去コマンドに従ってメモリアレイ110に対してブロック(block)またはセクター(sector)消去操作を実行するために使用される。消去操作を実行する前に、制御回路150はまず選択したブロックまたはセクターに対してプリプログラミング操作を実行し、消去操作の初期消去電圧を設定してから、選択したブロックまたはセクターに対して消去操作を実行する。 一実施形態では、制御回路150は、デジタル論理回路とすることができ、例えば、ハードウェア記述言語(Hardware Description Language,HDL)または当業者が熟知している他の任意のデジタル回路設計方法によって設計され、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)、または特定用途向け集積回路(Application-specific Integrated Circuit,ASIC)によって実現されるハードウェア回路であってもよい。あるいは、制御回路150は演算機能を備えたプロセッサまたはコントローラでもよい。 さらに、メモリアレイ110、センスアンプ回路120、電圧発生回路130及びカウンタ回路140のハードウェア構造は、関連する技術分野の一般的知識から十分な教示、示唆及び実施の説明を得ることができる。 以下、図1から図3を参照して、制御回路150が消去操作の初期消去電圧をどのように設定するかについて説明する。図2において、横軸はメモリセルの閾値(threshold)電圧、縦軸はメモリセルの数、PPVはプリプログラミング検証に用いる検証電圧、EV、EV1、EV2は消去検証に用いる検証電圧である。そのうち、検証電圧EV2(第2検証電圧)は検証電圧EV1(第1検証電圧)より大きく、検証電圧EV1は検証電圧EVより大きい。 この実施形態では、制御回路150は、例えば、図3の方法フローを使用して、各セクターの初期消去電圧を設定することができる。各セクターの初期消去電圧の設定は同じであっても異なっていてもよい。一般的に、ブロック消去コマンドでは、すべてのセクターの初期消去電圧は同じである。本発明の実施形態のアルゴリズムは、調整された消去電圧を探し出し、消去されるブロックのすべてのセクターに同時に適用する。消去コマンドがセクター消去コマンドである場合、本発明の実施形態のアルゴリズムは調整された消去電圧を探し出し、このセクターに適用する。図2において、分布曲線200は、選択されたセクター(以下、対象セクターという)に対してプリプログラミング操作を行った後の対象セクター全体のメモリセルの閾値電圧分布である。 ステップS100では、制御回路150は対象セクターから第1対象メモリセルを選択して、プリプログラミング操作を実行する。一実施形態では、第1対象メモリセルの数は、例えば、32個、64個、128個、または他の適切な数であり、本発明は、第1対象メモリセルの数を制限しない。ステップS100では、制御回路150は対象セクター全体に対してプリプログラミング操作を実行することもできる。 センスアンプ回路120では、対応する数のセンスアンプ122が第1対象メモリセルに対してセンシング操作を実行し、消去検証操作を完了する。電圧発生回路130は、同じ信号線L1を介して検証電圧EV、EV1、EV2をセンスアンプ122に提供できる。 ステップS110では、制御回路150は第1消去電圧を設定し、設定された第1消去電圧を使用して第1対象メモリセルに対する消去操作を実行する。ステップS120では、制御回路150は検証電圧EV1を使用して第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行する。次に、ステップS130では、制御回路150は検証電圧EV2を使用して第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行する。つまり、本実施形態では、制御回路150は検証電圧EV1とEV2を使用して、第1対象メモリセルに対して消去検証操作を順に実行する。 ステップS140では、制御回路150は、検証電圧EV1の検証に合格しなかったが検証電圧EV2の検証に合格した第1対象メモリセルの数が基準量より大きいかどうかを判断する。 検証電圧EV1の検証に合格しなかったが、検証電圧EV2の検証に合格した第1対象メモリセルの数が基準量より大きい場合、制御回路150がステップS110で設定した第1消去電圧は初期消去電圧として適切であることを意味する。よって、ステップS150において、制御回路150は第1消去電圧を対象セクターの初期消去電圧として設定する。この実施形態では、基準量は予め設定してもよく、基準量は基準比率であってもよい。 一方、検証電圧EV1の検証に合格した第1対象メモリセルの数が基準量以上である場合(図2の分布曲線210)、第1消去電圧が高すぎることを意味し、制御回路150はステップS100に戻り、第1対象メモリセルに対して再度プリプログラミング操作を実行する。ステップS110では、制御回路150は第1消去電圧を第2消去電圧に下げ、第2消去電圧を使用して対象メモリセルに対する消去操作を実行する。次に、ステップS120、S130において、制御回路150は検証電圧EV1、EV2を使用して、第1対象メモリセルに対して消去検証操作を順に実行する。ステップS140において、第2消去電圧が検証電圧EV1の検証に合格しないが、検証電圧EV2の検証に合格する第1対象メモリセルの数を基準量より大きくできる場合、ステップS150において、制御回路150は第2消去電圧を対象セクターの初期消去電圧として設定する。 あるいは、検証電圧EV2の検証に合格しなかった第1対象メモリセルの数が基準量以上(例えば、図2の分布曲線220)の場合、第1消去電圧が低すぎることを意味し、制御回路150はステップS100に戻り、第1対象メモリセルに対してプリプログラミング操作を再度実行する。ステップS110では、制御回路150は第1消去電圧を第3消去電圧に上げ、第3消去電圧を使用して対象メモリセルに対する消去操作を実行する。次に、ステップS120、S130において、制御回路150は検証電圧EV1、EV2を使用して、第1対象メモリセルに対して消去検証操作を順に実行する。ステップS140において、第3消去電圧が検証電圧EV1の検証に合格しないが、検証電圧EV2の検証に合格する第1対象メモリセルの数を基準量より大きくできる場合、ステップS150において、制御回路150は第3消去電圧を対象セクターの初期消去電圧として設定する。 図1の実施形態では、カウンタ回路140は第1カウンタ回路142および第2カウンタ回路144を含む。第1カウンタ回路142は、検証電圧EV1の検証に合格した第1対象メモリセルの数をカウントし、カウント結果を制御回路150に提供するために使用される。第2カウンタ回路144は、検証電圧EV2の検証に合格しなかった第1対象メモリセルの数をカウントし、カウント結果を制御回路150に提供するために使用される。 図3の実施形態では、制御回路150は、ステップS140での判断が「YES」になるまで、ステップS100からS140を繰り返し実行してから、ステップS150を実行するが、本発明はこれに限定されない。別の実施形態では、第1対象メモリセルに対して所定回数(たとえば2回)の消去操作を実行しさえすれば、制御回路150はステップS150を実行して、調整された消去電圧を対象セクターの初期消去電圧とすることもできる。 具体的には、図4を参照すると、図4の実施形態では、制御回路150はステップS200からS240を繰り返し実行し、また第1対象メモリセルに対して所定回数の消去操作を行った後、ステップS250を実行する。つまり、ステップS260では、制御回路150は第1対象メモリセルに対して実行された消去操作が所定の回数を超えたかどうかを判断する。消去回数が所定回数を超えると、制御回路150はステップS270で消去電圧を調整した後にステップS250を実行して、調整された消去電圧を対象セクターの初期消去電圧とすることができる。本実施形態では、所定回数は、例えば2回としているが、本発明はこれに限定されるものではない。 したがって、図3または図4の方法を使用して、各セクターの消去操作に必要な初期消去電圧を設定することができる。また、図3または図4の方法により、各ブロックに対して同じまたは異なる初期消去電圧を設定することもできる。 図1および図5を参照すると、図1の実施形態では、制御回路150は検証電圧EV1、EV2を順に使用して第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行する。さらに、電圧発生回路130は同じ信号線L1を介して検証電圧EV、EV1、EV2をセンスアンプ124に提供する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。 図5の実施形態では、制御回路150は検証電圧EV1を使用して第1対象メモリセルに対して消去検証操作を実行し、同時に検証電圧EV2を使用して第2対象メモリセルに対して消去検証操作を実行することができ、これにより消去検証時間を短縮する