JP-2026076941-A - 破砕供給装置および深海採鉱搬送システム
Abstract
【課題】破砕供給装置および深海採鉱搬送システム 【解決手段】本発明の破砕供給装置は、本体と、油圧モータと、を含み、本体は、少なくとも1つのローラを内部に含み、ローラは、対応するローラ軸に外嵌され、ローラ軸は、本体に回転可能に接続され、ローラの軸方向に等間隔の同仕様ディスクブレードが少なくとも3枚設けられ、各ディスクブレードには、少なくとも1つの刃部が設けられ、本体の前後立面ともにプラグが設けられ、プラグは、ローラから本体の立面までの隙間に適合し、油圧モータの動力出力軸は、ローラ軸に接続される。本発明の深海採鉱搬送システムは、中継ステーションと、斜流ポンプと、揚鉱管と、母船と、を含み、中継ステーションは、上から下まで順に接続される供給バレル、供給管、および前記破砕供給装置を含み、供給管の下部開口は揚鉱管に接続される。 【選択図】図1
Inventors
- 張 建
- 何 睿
- 凌 有臨
- 王 崎宇
- 晏 飛
- 殷 宝吉
Assignees
- 江蘇科技大学
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20250618
- Priority Date
- 20241024
Claims (15)
- 破砕供給装置であって、 本体と、油圧モータと、を含み、前記本体は、上部と下部とが連通しており、上端が入口、下端が出口である角筒状のものであり、前記本体は、少なくとも1つのローラを内部に含み、ローラは、対応するローラ軸に外嵌され、ローラ軸の両端が軸受けを介して本体の左右両端にある軸受け孔に支持され、前記ローラの軸方向には、等間隔の同仕様ディスクブレードが少なくとも3枚設けられ、各ディスクブレードには、少なくとも1つの刃部が設けられ、前記本体の前後立面ともにプラグが設けられ、プラグは、ローラから本体の立面までの隙間に適合し、前記油圧モータは、本体の外部に設けられ、その動力出力軸がローラ軸に接続される、ことを特徴とする破砕供給装置。
- 前記本体は、フロントローラとリアローラを内部に有し、前記フロントローラ、およびリアローラは、形状およびサイズが同じであり、フロントローラ、およびリアローラは、軸方向に左右反転して、それぞれ対応するフロントローラ軸、およびリアローラ軸に外嵌され固定して接続され、前記フロントローラ軸の右端のヘッド部は、本体の右側面を貫通して、前歯車が固定して接続されており、前記リアローラ軸の右端のヘッド部は、本体の右側面を貫通して、後歯車が固定して接続され、前記前歯車と後歯車との間には、動力を伝達するための中間歯車が設けられ、中間歯車の中間軸が本体に固定して接続され、前記油圧モータの動力出力軸は、フロントローラ軸に接続され、 前記フロントローラの軸方向には、等間隔の同仕様のフロントディスクブレードが少なくとも3枚設けられ、前記リアローラの軸方向には、等間隔の同仕様のリアディスクブレードが少なくとも3枚設けられ、隣接するフロントディスクブレードの間に前仕切り溝があり、隣接するリアディスクブレードの間に後仕切り溝があり、前仕切り溝、および後仕切り溝は、それぞれリアディスクブレード、およびフロントディスクブレードに嵌合し、各フロントディスクブレードには、少なくとも1つの前刃部が設けられ、各リアディスクブレードにも、少なくとも1つの後刃部が設けられ、前刃部、および後刃部の切削刃は、ディスクブレードの径方向に前収容溝、および後収容溝がそれぞれ設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の破砕供給装置。
- 前記フロントディスクブレードの頂部と後仕切り溝の溝底、リアディスクブレードの頂部と前仕切り溝の溝底との隙間は、いずれもδとする、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記前仕切り溝、および後仕切り溝の深さHが、前刃部、および後刃部の高さhよりも大きい、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記前歯車および後歯車は、歯数が同じである、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記フロントローラ、およびリアローラの刃部は、フロントローラ、およびリアローラの軸方向にマルチヘッド螺旋状に分布している、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記フロントディスクブレード、およびリアディスクブレードの前刃部、および後刃部の材料は、高強度鋼または合成ダイヤモンドである、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記フロントローラ、およびリアローラの左右両端にエンドキャップが設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の破砕供給装置。
- 前記本体は、フランジによって一体に接続される上部と下部の2つの部分を含み、前記フロントローラ、およびリアローラの左右両端のエンドキャップと本体上部との隙間εが、フロントローラ、およびリアローラの左右両端のエンドキャップと本体下部との隙間Εよりも小さい、ことを特徴とする請求項8に記載の破砕供給装置。
- 前記エンドキャップの外端面において、内径から外径にかけて、少なくとも1つの径方向突起が設けられ、その突起高さがエンドキャップと本体上部との隙間εよりも小さい、ことを特徴とする請求項9に記載の破砕供給装置。
- 前記本体は、フランジによって一体に接続される上部と下部の2つの部分を含み、前記破砕供給装置内のローラの数が奇数である場合、フロントプラグおよびリアプラグは、本体下部に設けられ、かつフロントプラグおよびリアプラグの上平面がローラ軸の軸線と面一である、ことを特徴とする請求項1に記載の破砕供給装置。
- 前記油圧モータは、油圧可変容量モータである、ことを特徴とする請求項1に記載の破砕供給装置。
- 中継ステーションと、斜流ポンプと、揚鉱管と、母船と、を含み、前記中継ステーションは、海底に配置され、中継ステーションは、揚鉱管、および斜流ポンプによって母船に接続される深海採鉱搬送システムであって、前記中継ステーションは、油圧ステーションと、供給バレルと、供給管と、請求項1~12のいずれか一項に記載の破砕供給装置と、を含み、供給バレル、破砕供給装置、および供給管は、上から下まで順次接続され、供給管の下部開口は、揚鉱管に接続され、油圧モータの作動油は、油圧ステーションから供給される、ことを特徴とする深海採鉱搬送システム。
- 前記供給バレルは、上が大きく下が小さい円錐管状のものであり、その下部開口は、フランジが設けられており、破砕供給装置の上端に接続される、ことを特徴とする請求項13に記載の深海採鉱搬送システム。
- 前記供給管は、上が大きく下が小さく、上が角形で下が円形である円錐管状のものであり、その上部開口は、フランジが設けられており、破砕供給装置の下端に接続され、下部開口は、フランジが設けられており、揚鉱管に接続される、ことを特徴とする請求項13に記載の深海採鉱搬送システム。
Description
本発明は、深海採鉱設備に関し、具体的には、破砕供給装置および深海採鉱搬送システムに関する。 深海採鉱搬送システムは、揚鉱管と斜流ポンプを利用して、海底中継ステーションから海面上の母船までパルプを搬送するものである。パルプは、海底から母船まで搬送するのには、高いところまで揚げる必要があり、揚鉱管の直径とパルプの流速による制限のため、搬送システムには、パルプ中の鉱石粒子の大きさとパルプの濃度に関する厳しい要件がある。鉱石粒子のサイズが大きく、パルプの濃度が高くなるほど、搬送中に揚鉱管や斜流ポンプが詰まりやすくなり、深海採鉱搬送システムの作業効率に影響を与える。 CN118179697Aは、可変ピッチツインスクリュークラッシャーを使用して鉱石を破砕してから揚鉱管に搬送し、その後供給バレルに送る深海採鉱システムを提供しており、鉱石粒子のサイズが大きすぎるために揚鉱管や斜流ポンプが詰まりやすいという問題を解決しているが、次のような欠点が依然として存在する。 第1に、可変ピッチツインスクリュークラッシャーは、螺旋状の可変ピッチを利用して潰し、切断、および破砕を行うため、大きな鉱石のサイズは、クラッシャーの最大ピッチとクラッシャーのシェルにより画定されるスペースを超えてはならない。そうしないと、鉱石がクラッシャーに入ることができず、破砕されない。さらに、可変ピッチツインスクリュークラッシャーは、ピッチを変えることで鉱石を潰したり切断したりするものであり、可変ピッチツインスクリュークラッシャーのピッチは、鉱石の入口端から鉱石の出口端までの変化が大きすぎてはならず、そうしないと、鉱石の出口端のスペースが小さすぎるため、鉱石がクラッシャーの出口を塞いでしまう。そのため、可変ピッチツインスクリュークラッシャーは、構造上の制限があり、破砕比が小さくなる。 第2に、開放された海底環境でクラッシャーを利用して鉱石を破砕する場合、鉱石の採取中に運ばれた海底泥と鉱石の破砕中に生成された大量の鉱石微細粒子が海底の流れに沿って周辺に広がり、海水を汚染し、近くの海底生物の生存に影響を与える。 第3に、揚鉱管内のパルプの固液比を効果的に制御することができない。鉱石を破砕して生成される鉱石粒子が不規則な形状をしており、粒子が蓄積されて互いに滑りにくくなっている。揚鉱管を鉱石山に直接挿入すると、鉱石は揚鉱管の開口部でアーチ状に隆起し、揚鉱ができなくなる。揚鉱管の下端にU字型の投入口を設け、鉱石自身の重力と投入口の負圧を利用する場合、U字型の投入口のサイズが小さいと、鉱石粒子が投入口の周囲にアーチ状に隆起しやすく、揚鉱管に落ちにくくなる。U字型の投入口が大きい場合、鉱石粒子は鉱石自身の重量の作用により崩壊して供給され、大量の鉱石粒子がU字型の投入口を通って揚鉱管内に滑り、揚鉱管の詰まりに直接つながる。上記の揚鉱管下端のU字型の投入口からの供給が制御されていないため、揚鉱管により供給されるパルプの固液比を制御することができない。 以上より、既存の深海採鉱搬送システムには、主に3つの問題がある。第1に、クラッシャーの破砕比が小さい。第2に、海底鉱石の破砕によって周囲の海水が汚染される。第3に、揚鉱管内の供給パルプの固液比が確保されない。 本発明の実施例で提供される深海採鉱搬送システムの構造模式図である。実施例1における破砕供給装置および供給バレル、供給管の組み立てを示す図である。実施例1における破砕供給装置の構造模式図である。図3のA-A矢視図である。実施例1における破砕供給装置の本体下部の分解構造模式図である。実施例1における破砕供給装置のフロントローラおよびリアローラの断面図である。実施例2におけるシングルローラ型破砕供給装置の構造模式図である。図7において本体の上半部を取り外したときの構造模式図である。図8の上面図である。 本発明の目的および技術的解決手段をより明確にするため、以下、図面および実施例を参照しながら本発明をさらに説明する。 当業者は、特に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、当業者の一般的な理解と同じ意味を有することを理解することができる。 本発明における「上、下、左、右、前、後」の意味は、読者が図1、図2、図3、図7に直面しているとき、読者の上側が上、読者の下側が下、読者の左側が左、読者の右側が右、読者紙の前側が前、読者紙の内側が後であることを意味し、本発明を特に限定するものではない。 (実施例1) 図1~図6に示すように、深海採鉱搬送システムは、母船1と、揚鉱管2と、斜流ポンプ3と、中継ステーション10と、を含み、中継ステーション10は、ホルダ12によって海底13に配置され、海底13に堆積された鉱石7は、採鉱設備により中継ステーション10に搬送され、中継ステーション10は、揚鉱管2を介して母船1に接続され、斜流ポンプ3は、揚鉱管2に向けられる。 中継ステーション10内には、供給バレル4、破砕供給装置5、供給管6、および油圧ステーション11が設けられ、供給バレル4は、上が大きく下が小さい円錐管状であり、その上部開口は、開放し、下部開口は、フランジが設けられており、本体507の上端に接続され、鉱石7を受けることに用いられる。供給管6は、上が大きく下が小さく、上が角形で下が円形である円錐管状であり、その上部開口は、フランジが設けられており、本体507の下端に接続され、その下部開口は、フランジが設けられており、揚鉱管2に接続される。 破砕供給装置5は、ダブルローラ構造であり、本体507、フロントローラ523、フロントローラ軸525、リアローラ513、リアローラ軸515、および油圧可変容量モータ502を含み、本体507は、四角形の筒体であり、上部と下部の2つの部分、すなわち、本体上部5071と本体下部5072に分けられ、本体上部5071および本体下部5072は、フランジによって一体に接続され、上部と下部とが連通しており、上端が入口、下端が出口である。本体507の左右両端の端面には、それぞれフロントローラ軸525、およびリアローラ軸515の軸受け孔が設けられ、軸受け孔の上下対称面は、本体507の上部と下部を分割する面となり、軸受け孔は、それぞれ、第1前軸受け孔521、第2前軸受け孔527、第1後軸受け孔511、および第2後軸受け孔517と記載される。 フロントローラ523およびリアローラ513は、形状およびサイズが同じである。フロントローラ523およびリアローラ513のそれぞれの軸方向には、等間隔の同仕様ディスクブレードが7枚設けられ、フロントローラ523は、フロントディスクブレード522に対応し、リアローラ513は、リアディスクブレード512に対応する。フロントディスクブレード522間に間隔を空けて形成された前仕切り溝526は、幅がリアディスクブレード512の幅に対応し、前仕切り溝526の深さはHとされる。リアディスクブレード512間に間隔を空けて形成される後仕切り溝516は、幅がフロントディスクブレード522の幅に対応し、後仕切り溝516の深さもHとされる。フロントディスクブレード522、およびリアディスクブレード512のそれぞれに12個の刃部が設けられ、各刃部の切削刃は、径方向の前部に収容溝が設けられ、フロントディスクブレード522は、前収容溝529に対応し、リアディスクブレード512は、後収容溝519に対応する。刃部の高さはhとされ、刃部の材料は、高強度鋼または合成ダイヤモンドである。 さらに、破砕供給装置5の破砕効果を高めるために、フロントディスクブレード522に設けられた前刃部528は、フロントローラ523の軸方向にマルチヘッド螺旋状に分布しており、各フロントディスクブレード522に前刃部528が12個設けられるため、フロントローラ523の螺旋ヘッドの数は12個である。リアローラ513の後刃部518は、フロントローラ523と同様に、螺旋状に分布している。刃部が螺旋状に分布することは、フロントローラ523、およびリアローラ513の各ディスクブレードの刃部が鉱石を破砕する際に一定の重なり角度を有し、フロントローラ523、およびリアローラ513の切削作業を安定的にし、破砕による衝撃力を低減させることを目的とする。 フロントローラ523の左右両端ともにフロントエンドキャップ530が設けられ、リアローラ513の左右両端ともにリアエンドキャップ531が設けられ、フロントローラ523およびリアローラ513の左右両端のキャビティは、フロントエンドキャップ530およびリアエンドキャップ531によって密閉される。フロントローラ523およびリアローラ513は、形状およびサイズが同じであり、軸方向に左右反転して、対応するフロントローラ軸525、およびリアローラ軸515に外嵌され、また、軸方向の固定ナットおよびキーによって一体に接続される。フロントローラ軸525の両端は、それぞれ軸受けを利用して本体507の左右両側にある第2前軸受け孔527および第1前軸受け孔521に支持され、フロントローラ軸525の右端ヘッド部は、軸受けによって本体507の右側面を貫通して、前歯車501に固定して接続される。リアローラ軸515の両端は、それぞれ軸受けを利用して本体507の左右両側にある第2後軸受け孔517および第1後軸受け孔511に支持され、リアローラ軸515の右端ヘッド部は、軸受けによって本体507の右側面を貫通して、後歯車506に固定して接続される。前歯車501と後歯車506との間に中間歯車503が設けられ、中間歯車503は、前歯車501および後歯車506の両方と噛み合う。中間歯車503の中心内孔に中間軸受け505が設けられ、中間軸受け505の孔内に中間軸504が設けられ、中間軸504は、本体507に固定して接続される。油圧可変容量モータ502は、本体507の外部に設けられ、その動力出力軸がフロントローラ軸525に接続され、油圧可変容量モータ502の動力作動油は、中継ステーション10に設けられた油圧ステーション11から供給される。 破砕供給装置5のフロントローラ523、およびリアローラ513に対応して設けられた前刃部528、および後刃部518に転削機能があるため、鉱石が破砕供給装置5の上端に入り、ローラに接触する限り、ローラの前刃部528および後刃部518によって下から上に向かって転削されて小さな鉱石粒子になる。そのため、破砕供給装置5は、破砕比が大きい。さらに、フロントローラ523、およびリアローラ513が動作時に相対的に回転し、すなわち、破砕供給装置5を右側から観察した場合、フロントローラ523は時計回りに回転し、リアローラ513は反時計回りに回転し、その刃部の刃先も相対的に配置される。破砕供給装置5が動作する際に、上記の前刃部528、および後刃部518を用いた大きな鉱石、中等サイズの鉱石の転削に加えて、中等サイズの鉱石に対する以下の3つの破砕方式がある。 第1に、前刃部528および後刃部518を利用して、これらの間にある鉱石をそのまま押しつぶす。 第2に、前刃部528および後仕切り溝516の左右両側の縁部、後刃部518および前仕切り溝526の左右両側の縁部を利用して鉱石をせん断して、押しつぶす。 第3に、前刃部528および後仕切り溝516の溝底、後刃部518および前仕切り溝526の溝底を利用して、鉱石を押しつぶす。 上記の転削、せん断、圧し潰しにより形成される小さな鉱石粒子は、フロントローラ523、リアローラ513の前収容溝529、後収容溝519、およびフロントローラ523とリアローラ513との隙間δが、本体507の出口に回転すると、供給管6に落ちる。破砕供給装置5の単位時間あたりの破砕量は、フロントローラ523およびリアローラ513の回転数により決まり、すなわち、油圧可変容量モータ502の回転数により決まる。破砕