JP-2026076963-A - 計時器用コンポーネントのための発光性の接着性装飾
Abstract
【課題】 発光性の接着性装飾を提供する。 【解決手段】 本発明は、計時器用コンポーネントのための発光性接着体(1)に関し、接着性材料によって作られた第1の層(10)と、バインダーを含み、UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~80重量%含有する、中間層である第2の層(11)と、紫外光に対して半透光性であり、バインダーを含み、可視スペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~50重量%含有する第3の層(12)とを含む。 【選択図】 図1
Inventors
- ニコラ・フランソワ
- ナタリー・テレス
- バンジャマン・シャルトレル
Assignees
- ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20250925
- Priority Date
- 20241024
Claims (11)
- 計時器用コンポーネントのための発光性接着体(1)であって、 接着性材料によって作られた第1の層(10)と、 バインダーを含み、UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~80重量%含有する、中間層である第2の層(11)と、 バインダーを含み、可視スペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~50重量%含有する第3の層(12)と を含む発光性接着体(1)。
- 前記第3の層(12)は、紫外線に対して半透光性である 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第1の層(10)は、エポキシ、アクリル、ポリウレタン又はゴム溶剤である 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料は、300~400nmの波長で発光ピークを有する 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第1の層(10)の厚みは、20~200μmである 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第2の層(11)の厚みは、50~500μmである 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第3の層(12)の厚みは、50~500μmである 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記可視スペクトルにおいて発光する蛍光性顔料は、ユーロピウム(Eu 2+ )又はジスプロシウム(Dy 3+ )を添加したアルミン酸ストロンチウム(SrAl 2 O 4 )である 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料は、LiScGeO 4 :Bi 3+ 、LiYGeO 4 :Bi 3+ 、Sr 2 MgGe 2 O 7 :Pb 2+ 、NaLuGeO 4 :Bi 3+ 、又はCaMgGeO 4 :Bi 3+ のような化合物である 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第2の層(11)の厚みは、前記第3の層(12)の厚みよりも大きい 請求項1に記載の接着体(1)。
- 前記第2の層(11)及び前記第3の層(12)の前記バインダーは、ポリ塩化ビニル又はポリウレタンによって作られている 請求項1に記載の接着体(1)。
Description
本発明は、計時器用コンポーネントのための発光性の接着性装飾に関する。 時を表す記号を形成するために、計時器の表盤の片方の面に、装飾性要素を付加することはよく知られている。 このような表盤を製造するための第1の技術として、通常はアップリケである装飾性要素を固定することを伴うものがあり、この装飾性要素にはそれぞれ、表盤に形成された穴に入れ込まれる少なくとも1つの足部がある。しかし、この技術には、非常に小さな部品を多数作って取り扱う必要があるという課題があり、このために、熟練した労働者が必要となり、製造コストが高くなってしまう。 平らなベース面がある装飾性要素を固定するための別の伝統的な技術として、液体又は半液体の接着剤を用いて、所定の位置に表盤の厚みに形成された凹部において装飾性要素をそのベース面を介して接着するものがある。この方法は上記技術よりも低コストであるが、この方法には多くの課題がある。 実際に、第1の課題は、装飾性要素の大きさが小さいために、装飾性要素の接着を自動化することが難しいことである。各装飾性要素を手作業で接着する必要があり、そのため表盤の製造コストが大幅に増加してしまう。 第2の課題は、満足できる接着を実現するために各凹部に堆積させる接着剤の量を正確に測定することが難しいことである。 本発明に係る接着体の概略断面図を示している。 本発明に係る計時器用コンポーネントのための発光性接着体1は、接着性材料によって作られた第1の層10と、バインダーを含み、UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~80重量%含有する、中間層である第2の層11と、バインダーを含み、可視スペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を10~50重量%含有する第3の層12とを含む。 第1の層に用いられる接着性材料は、必要に応じて接着体を再配置することができる接着性材料である。好ましくは、第1の層の接着性材料は、エポキシ、アクリル、ポリウレタン、又はゴム溶剤から選択される。 第1の層の厚みは、20~200μm、好ましくは20~50μmである。 接着体の第2の層11は、UVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料を含む。この顔料は、300~400nmの波長で発光ピークを有する。 第2の層の厚みは、50~500μmであり、好ましくは200~300μmである。第2の層は、顔料から第3の層の方へと発光するように、十分に不透明で反射性があるように十分に厚くなければならない。 好ましくは、第2の層に用いられるUVAスペクトルにおいて発光する蛍光性顔料は、LiScGeO4:Bi3+、LiYGeO4:Bi3+、Sr2MgGe2O7:Pb2+、NaLuGeO4:Bi3+、又はCaMgGeO4:Bi3+のような化合物である。 第2の層11及び第3の層12に用いられるバインダーは、ポリ塩化ビニル又はポリウレタンによって作られている。 第3の層の厚みは、50~500μmであり、好ましくは150~250μmである。 有利なことに、紫外線が第2の層11まで到達するために十分な透光性を実現するように、第3の層の厚みは第2の層の厚みよりも薄い。 第3の層において用いられる可視スペクトルにおいて発光する蛍光性顔料は、ユーロピウム(Eu2+)又はジスプロシウム(Dy3+)を添加したアルミン酸ストロンチウムファミリー(SrxAlyOz)を含有するものである。 このような本発明の様々な態様によって、より長い期間にわたって光を発することができる発光性接着体が提供される。 当然、本発明は、図示している例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱することなく、当業者に明らかな様々な変異形態や変更が可能である。