JP-2026076966-A - レゾルバーのための構造部品群、および、レゾルバーの製造のための方法
Abstract
【課題】本発明は、レゾルバー1のための構造部品群2、3に関し、この構造部品群が、軸線Aに沿って配置された基礎本体4.1、4.2と、複数の金属薄板成層鉄心セグメント5a~5pおよびワイヤー巻線6と、金属薄板成層鉄心セグメント5a~5pと連結された少なくとも1つの閉鎖手段7a~7pとを備える。 【解決手段】基礎本体4.1、4.2が、リング形状に形成されており、且つ、この基礎本体の内側周囲に沿って、収容手段4.1.1を有しており、この収容手段内に、金属薄板成層鉄心セグメント5a~5pが、形状的な係合状態で収容されている。収容手段4.1.1の間、基礎本体4.1、4.2の外側周囲に、巻線スペース8が配置されており、これら巻線スペースの内側で、ワイヤー巻線6が部分的に延びている。 【選択図】図2
Inventors
- ニコライ・ヴァングラー
- ゲルハルト・ピーロク
- ルッツ・リシング
Assignees
- ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20251016
- Priority Date
- 20241024
Claims (15)
- レゾルバー(1)のための構造部品群(2、3)であって、この構造部品群が、 軸線(A)に沿って配置された基礎本体(4.1、4.2)と、 複数の金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)およびワイヤー巻線(6)と、 金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)と連結された少なくとも1つの閉鎖手段(7a~7p)とを備え、 基礎本体(4.1、4.2)が、リング形状に形成されており、且つ、この基礎本体の内側周囲に沿って、収容手段(4.1.1)を有しており、この収容手段内に、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)が、形状的な係合状態で収容されており、 収容手段(4.1.1)の間、基礎本体(4.1、4.2)の外側周囲に、巻線スペース(8)が配置されており、これら巻線スペースの内側で、ワイヤー巻線(6)が部分的に延びている、 ことを特徴とする構造部品群。
- 構造部品群(3)は、レゾルバー(1)のステーターであることを特徴とする請求項1に記載の構造部品群。
- 基礎本体(4.1、4.2)は、この基礎本体の少なくとも1つの端側面において、半径方向及び/または軸線方向に整向された方向成分を備える、周囲方向(U)に延びる少なくとも1つのタブ(4.1.2、4.1.3、4.1.4、4.2.2)を有していることを特徴とする請求項1から2のいずれか一つに記載の構造部品群。
- 基礎本体(4)は、複数の部材から成るように、且つ、非磁性の材料から成形されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の構造部品群。
- 基礎本体(4.1、4.2)は、射出成形プロセス、または、積層プロセスによって製造されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の構造部品群。
- 請求項1から5のいずれか一つに記載の構造部品群であり、 ・金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)が、それぞれに、半径方向内側に位置する周囲部分(5.1)と、半径方向外側に位置する結合部分(5.3)と、これらの間に配置された担持部分(5.2)とを有し、 ・閉鎖手段(7a~7p)が、結合手段(7.4.1、7.4.2)を有しており、 これら結合手段が、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の結合部分(5.3)に対して相補的に形成されており、 ・金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の結合部分(5.3)が、閉鎖手段(7a~7p)の結合手段(7.4.1、7.4.2)と、互いに係合するように組み合わせられている、 ことを特徴とする構造部品群。
- 金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)は、結合部分(5.3)の幅(B V )が、周囲部分(5.1)の幅(B U )よりも小さいように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の構造部品群。
- 少なくとも1つの閉鎖手段(7a~7p)は、金属薄板成層鉄心として形成されており、且つ、周囲にわたって閉鎖されたリングとして形成されているか、または、複数のリングセグメントを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の構造部品群。
- 少なくとも1つの閉鎖手段(7a~7p)のそれぞれのリングセグメントは、周囲方向(U)において、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の2つの結合部分(5.3)に連結されていることを特徴とする請求項6および8に記載の構造部品群。
- 金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)は、基礎本体(4.1)内に埋設されており、 従って、周囲部分(5.1)と基礎本体(4.1)とが、平らな面を形成し、且つ、 基礎本体(4.1)が、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の担持部分(5.2)に至るまで延在している、 ことを特徴とする請求項6に記載の構造部品群。
- 基礎本体(4.1、4.2)は、半径方向の方向成分を備える、複数の第1のタブ(4.1.4)と、複数の第2のタブ(4.1.2、4.1.3)を有しており、 第1および第2のタブ(4.1.4;4.1.2、4.1.3)が、周囲方向Uに沿って、交互に配置されている、 ことを特徴とする請求項3に記載の構造部品群。
- 相対的に軸線(A)を中心として回転可能な2つの構造部品群(2、3)を備えているレゾルバー(1)を製造するための方法であって、 これら構造部品群(2、3)の内の少なくとも1つの構造部品群の製造のために、以下のステップ:即ち、 ・射出成形プロセス、または、積層プロセスによって形成された基礎本体(4.1)内への、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の少なくとも部分的な埋設、 ・金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の間に形成されている巻線スペース(8)内における、基礎本体(4.1)の外側周囲上への、ワイヤー巻線(6)の載置、 ・少なくとも1つの閉鎖手段(7a~7p)でもっての、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の露出している部分の組み合わせ、 のステップが行われることを特徴とする方法。
- 金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の埋設は、基礎本体(4.1)の収容手段(4.1.1)内への、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の挿入によって行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の埋設は、金属薄板成層鉄心セグメント(5a~5p)の押出し被覆によっての、基礎本体(4.1、4.2)の形成によって行われることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- ワイヤー巻線(6)の載置は、半径方向外側から、および、構造部品群(2、3)の外側周囲に沿って、行われることを特徴とする請求項12から14のいずれか一つに記載の方法。
Description
電気技術において、電気的な量もしくは電気的な信号への、ローターの角度位置の変換のための電磁式の測定変換器は、レゾルバーと称せられる。概念「レゾルバー」は、この使用において、ンクロ(Synchro)または回転変位検出器(Drehmelder)、もしくは、回転式可変差動変圧器(RVDT(Rotary Variable Differential Transformer))と称される、測定変換器をも包括する。 アブソリュートな位置の検知のために、レゾルバーは、例えば、ステーター巻線とローター巻線とを備えており、これらステーター巻線とローター巻線とが向かい合って位置して配置されている。大抵の場合に銅線から製造されたこれらワイヤー巻線は、1つの部材から成るように形成された金属薄板成層鉄心の上に巻回され、これら金属薄板成層鉄心が、ワイヤー巻線のための空洞部を有している。 ローターの空洞部は、通常、外側に位置するようにローターの金属薄板成層鉄心に配置されており、且つ、相応して、良好に自動化されて外側から載置され得る。上記のことに対して、ステーター巻線の載置に関して、大抵の場合に、内側周囲において位置している空洞部の巻線が、複雑な機械的な巻線方法または手動でだけ、実現可能であることの問題が判明した。 この様式のレゾルバーは、大抵の場合、大量生産され、従って、ここで、ステーターとローターとの、簡単な、可能な限り高自動化可能な製造が求められている。 特許文献1から、ステーター構造を有するレゾルバーが公知であり、このレゾルバーの場合、ワイヤー巻線の載置が外側から行われる。この目的のために、先ず第一に、1つの部材から成るように形成されたステーターコアには、このステーターコアの外側周囲側面において、凹状部が備えられている。 外側の周囲側面からの凹状部内へのステーター巻線の載置の後、ハウジングリングが、外側から、ステーター成層鉄心の上に組み付けられる。最後に、ステーターコアが、内側の周囲側面上で切削加工削剥され、従って、それ以前に装入された凹状部が露出される。 この様式のステーター構造は、粗悪品率に関して欠点を有している。何故ならば、ワイヤー巻線が、凹状部の露出の際に損傷され得るからである。 それに加えて、ステーター構造部品群の記載されている構造は、製造において比較的に手間暇がかかり、且つ、同様に測定精確性に関して不利である。 特開平05-292721A号公報 ステーターとローターを有するレゾルバーの実施例の図である。分解図における、レゾルバーの構造部品群の実施例の図である。透視図における、レゾルバーの第1の基礎本体部材の実施例の図である。透視図における、レゾルバーの第2の基礎本体部材の実施例の図である。前面図における、金属薄板成層鉄心セグメントの実施例の図である。前面図における、閉鎖手段の実施例の図である。レゾルバーの構造部品群の組み合わせのための、第1の作業ステップの図である。図7のレゾルバーの構造部品群の組み合わせのための、更に別の作業ステップの図である。図7および図8のレゾルバーの構造部品群の組み合わせのための、更に別の作業ステップの図である。レゾルバーの構造部品群の断面図である。 本発明の特有な実施形態を、以下で、図との関連のもとで、より精確に説明する。 その際、図1は、ステーター3とローター2とを備えるレゾルバー1を示しており、これらステーターとローターとが、軸線Aに対して同心的に配置されている。示されたレゾルバー1の場合に、ステーター3は、複数の部材から成るように形成されており、従って、このステーターの製造の際に、巻回が外方から可能であり、このことに関しては、以下で、更により詳細に説明される。 示されたローター2は、単に例示的に、変化する輪郭を有するローターコアとして形成されている。図1内において示されたロータータイプの代わりに、しかしながら、更に別のロータータイプ、例えば巻線磁場タイプ(Typ Wickelfeld)も考慮可能であり、この巻線磁場タイプの場合に、励磁巻線は、ローター2の上に配置されている。 図2は、本発明に従うステーター3を、分解図において示しており、このステーターが、軸線Aに沿って配置されている。 ステーター3は、複数の部材から成るように形成された基礎本体4.1、4.2と、金属薄板成層鉄心セグメント構造部品群(Blechpaketsegmentebaugruppe)5と、閉鎖手段構造部品群(Schlussmittelbaugruppe)7と、および、ワイヤー巻線(Drahtwicklungen)6(図2内において図示されていない)とを備えている。 基礎本体は、第1の基礎本体部材4.1と、第2の基礎本体部材4.2とから成っており、これらが、互いに連結可能である。 金属薄板成層鉄心セグメント構造部品群5は、複数の金属薄板成層鉄心セグメント5aから5pまでを備えており、これらが、軸線Aを中心として同心的に、且つ、軸線Aに対して同じ間隔を有して配置されている。 より良好な見通し性のために、金属薄板成層鉄心セグメントのそれぞれの金属薄板成層鉄心セグメントは、図2内において、固有の参照符号を備えていない。しかしながら、周囲方向Uにおける英数字併用式の参照符号が、更に別の金属薄板成層鉄心セグメント毎に論理的に継続されることは、自明のことである。 閉鎖手段構造部品群7は、示された実施例に従い、複数の閉鎖手段7aから7pまでを備えており、これらが、軸線Aを中心として同心的に、且つ、軸線Aに対して同じ間隔を有して配置されている。 より良好な見通し性のために、閉鎖手段のそれぞれの閉鎖手段は、図2内において、固有の参照符号を備えていない。しかしながら、周囲方向Uにおける英数字併用式の参照符号が、更に別の閉鎖手段毎に論理的に継続されることは、自明のことである。 示されたステーターは、図2内において図示された、16個の金属薄板成層鉄心セグメント5aから5pまで、もしくは、16個の閉鎖手段7aから7pまでの数に限定されていなく、即ち、より多くのまたはより少ない金属薄板成層鉄心セグメント、もしくは、閉鎖手段が設けられていることも可能である。 特に、その際、閉鎖手段の数は、強制的に、金属薄板成層鉄心セグメントの数に相応する必要はない。 ステーター3の個々の構造部品群は、組み立てられた状態において、互いに連結されており、このことに関しては、図7から9まで内にいける製造プロセスの範囲内において、より詳細に説明される。 第1および第2の基礎本体部材4.1、4.2を備える、基礎本体の実施形態は、図3および図4内において示されている。 第1の基礎本体部材4.1は、リング形状の射出成形部材として形成されており、且つ、軸線方向に延びる、複数の矩形状の収容手段4.1.1を備えており、これら収容手段が、第1の基礎本体部材の全周囲にわたって、離間されて延在している。 それぞれに2つの、直接的に隣接する収容手段4.1.1は、周囲方向Uにおいて延びるウェブ4.1.5を介して、互いに、近似的にU字形に結合されており、従って、これら収容手段の間で、巻線スペース8(図10を参照)が形成されている。 ウェブ4.1.5は、これらウェブの両側の端部において、軸線方向に、収容手段4.1.1を越えて突出しており、且つ、一方の端部において、半径方向に整向された第2のタブ4.1.2と、他方の端部において、半径方向に整向された、更に別の第2のタブ4.1.3とを備えている。 両方の、第2のタブ4.1.2、4.1.3は、巻線スペース制限部として利用されるか、もしくは、ウェブ4.1.5の突出する部分との組み合わせにおいて、周囲方向Uに整向されているワイヤー巻線6の当該の部分のための、敷設通路として利用される。 それぞれに、ウェブ4.1.5によって結合されていない、隣接する2つの収容手段4.1.1の間に、第1のタブ4.1.4が設けられている。この第1のタブ4.1.4は、矩形状に形成されており、且つ、収容手段4.1.1に対して垂直方向に、且つ、周囲方向Uにおいて延びている。これら第1のタブ4.1.4は、有利には、半径方向に、収容手段4.1.1を越えて突出している。 それに加えて、第1のタブ4.1.4は、周囲方向Uにおいて、ウェブ4.1.5によって結合されていない、隣接する2つの収容手段4.1.1の間に位置する領域だけにわたって延在している。 半径方向は、1つの方向として定義されており、この方向が、軸線A(中心点)を起点として外方へと指向している。 収容手段4.1.1と、ウェブ4.1.5と、第1のタブ4.1.4と、並びに、第2のタブ4.1.2および4.1.3とは、全て、連結して形成されており、従って、これらが、共に、1つの部材から成る第1の基礎本体部材4.1を形成している。 図4は、第2の基礎本体部材4.2を示しており、この第2の基礎本体部材が、同様に、リング形状の射出成形部材として形成されており、且つ、リング状円板4.2.0の形態での、周囲方向Uにおいて閉鎖された第1のタブを備えている。 リング状円板4.2.0の端側面の内の1つの端側面において、および、半径方向内側に位置して、矩形状に形成されている複数の第2のタブ4.2.2が配置されている。これら第2のタブ4.2.2は、リング状円板4.2.0の端側面に対して垂直に、軸線方向に突出しており、且つ、周囲方向Uにおいて互いに離間されて配置されている。 第2の基礎本体部材4.2は、付加的に、心合せピン4.2.1(Ausrichtestiften)の形態での、更に別の第2のタブを備えており、これら心合せピンが、軸線方向に、および、当該の端側面に対して垂直に配置されており、この端側面上に、第2のタブ4.2.2も位置している。 心合せピン4.2.1は、リング状円板4.2.0の端側面上で、半径方向外側に配置されている。有利には、その場合に、それぞれ1つの心合せピン4.2.1は、1つの第2のタブ4.2.2と向かい合って、および、周囲方向において、この第2のタブに対して心合せするように配置されている。 心合せピン(Zentrierstifte)4.2.1は、図4内において図示されている、半円形状の断面と並んで、同様に適宜の他の断面幾何学的形状を備えていることは可能であり、この断面幾何学的形状が、閉鎖手段7aから7pまでの凹状部7.3に対して相補的である。 リング状円板4.2.0と、第2のタブ4.2.2と、心合せピン4.2.1とは、全て、連結して形成されており、従って、これらが、共に、1つの部材から成る第2の基礎本体部材4.2を形成している。 本発明に従う金属薄板成層鉄心セグメントの構造は、以下で、例示的に、図5内において示された金属薄板成層鉄心セグメント5aにおいて説明され、その際、残りの金属薄板成層鉄心セグメント5bから5pまでが、同一に形成されている。 T字形に形成された金属薄板成層鉄心セグメント5aは、周囲部分5.1と、結合部分5.3と、および、周囲部分5.1と結合部分5.3との間に配置された担持部分5.2とを備えている。 担持部分5.2は、半径方向に整向されており、且つ、近似的に、矩形状の断面を有している。担持部分5.2は、第1の側面5.2.1と第2の側面5.2.2とを有しており、これら側面が、基礎本体4.1、4.2内への金属薄板成層鉄心セグメント5aの埋設の後に、相応する収容部分4.1.1との接触状態にある。 担持部分5.2に、結合部分5.3が配置されており、この結合部分は、軸線Aに関して、半径方向外側に位置している。結合部分5.3は、第1の側面5.3.1と第2の側面5.3.2とを有しており、これら第1および第2の側面が、それぞれに1つの閉鎖手段7a~7pのための接触面として利用される。 結合部分5.3の第1の側面5.3.1と第2の側面5.3.