JP-2026076988-A - 試験測定システム及び方法
Abstract
【課題】独自言語を用いる試験測定装置を他の環境でも利用可能にする。 【解決手段】試験測定システムには、被試験デバイス(DUT)29に接続するためのポートと、ユーザ・インタフェースとを有する試験測定装置28がある。コンピューティング・デバイス11又は試験測定装置28のプロセッサは、生成人工知能(AI)モデル14をソフトウェアとして保有し、生成AIモデルのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供する。プロセッサは、プロトコル仕様を受信して生成AIモデルに提供する。また、プロトコルに従って動作するバスの設定をユーザ・インタフェースの1つを介して受けて、生成AIモデルに提供する。更に、生成AIモデルからデコーダ・ファイルを受信し、デコーダ・ファイルを試験測定装置28に展開し、試験測定装置28上でデコーダ・ファイルを使用してDUT29を試験する。 【選択図】図1
Inventors
- アルチャナ・アイ・アッカルコット
- アクシャイ・グプタ
- スバシス・ベラ
- ケイ・ティ・アヌラーグ
- スーシュリー・サンギタ・ダッシュ
Assignees
- テクトロニクス・インコーポレイテッド
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20251024
- Priority Date
- 20241024
Claims (12)
- 試験測定システムであって、 被試験デバイス(DUT)に接続するための1つ以上のポートを有する少なくとも1つの試験測定装置を含む1つ以上の試験測定装置と、 1つ以上のユーザ・インタフェースと、上記1つ以上の試験測定装置に接続された生成人工知能(AI)モデルと、 1つ以上のプロセッサと を具え、 該1つ以上のプロセッサは、 上記生成AIモデルのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供する処理と、 プロトコルのプロトコル仕様を受けて、上記APIを介して上記生成AIモデルに上記プロトコル仕様を提供する処理と、 上記1つ以上のユーザ・インタフェースの1つを介して、上記プロトコルに従って動作するバスの設定を受ける処理と、 上記生成AIモデルに上記設定を提供する処理と、 上記生成AIモデルからデコーダ・ファイルを受ける処理と、 上記デコーダ・ファイルを上記試験測定装置に展開する処理と、 上記試験測定装置上で上記デコーダ・ファイルを使用して、上記プロトコルに従って動作するバスを含む上記DUTを試験する処理と を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう構成される試験測定システム。
- コンピューティング・デバイスを更に具え、上記1つ以上のユーザ・インタフェース及び上記1つ以上のプロセッサが上記コンピューティング・デバイス上に存在する請求項1に記載の試験測定システム。
- 上記1つ以上のプロセッサが、 上記1つ以上のユーザ・インタフェースの1つとして編集ユーザ・インタフェースを提供する処理と、 上記編集ユーザ・インタフェース上に上記デコーダ・ファイルをレンダリングする処理と を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう更に構成される請求項1に記載の試験測定システム。
- 上記1つ以上のプロセッサが、上記デコーダ・ファイルへの編集情報を受ける処理と、上記編集情報を使って新しいデコーダ・ファイルを生成する処理とを上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう更に構成される請求項3に記載の試験測定システム。
- 上記1つ以上のプロセッサが、上記試験測定装置用のプラグインを生成するスクリプトを実行する処理を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう更に構成される請求項1に記載の試験測定システム。
- 上記デコーダ・ファイルを上記試験測定装置に展開する処理を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムが、上記デコーダ・ファイル及び上記プラグインを上記試験測定装置にロードする処理を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを含む請求項5に記載の試験測定システム。
- 上記1つ以上のプロセッサが、上記デコーダ・ファイルに関する情報を使用して上記生成AIモデルに学習させる処理を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう更に構成される請求項1に記載の試験測定システム。
- 上記デコーダ・ファイルに関する情報は、設定知識、デコーダ・ファイルの文法知識、デコーダ・ファイルの暗号化知識及びデコーダ・ファイルテンプレートの知識のうちの1つ以上を含む請求項7に記載の試験測定システム。
- 上記1つ以上のプロセッサが、上記生成AIモデルから受けた上記デコーダ・ファイルから暗号化されたデコーダ・ファイルを生成するようにする処理を上記1つ以上のプロセッサに行わせるプログラムを実行するよう更に構成される請求項1に記載の試験測定システム。
- 生成AIモデルにアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供する処理と、 プロトコルのプロトコル仕様を受けて上記APIを介して上記生成AIモデルに上記プロトコル仕様を提供する処理と、 ユーザ・インタフェースを介して、上記プロトコルに従って動作するバスの設定を受ける処理と、 上記生成AIモデルに上記設定を提供する処理と、 上記生成AIモデルからデコーダ・ファイルを受ける処理と、 上記デコーダ・ファイルを試験測定装置に展開する処理と、 試験測定装置上で上記デコーダ・ファイルを使用して、上記プロトコルに従って動作する上記バスを含む被試験デバイス(DUT)を試験する処理と を具える試験測定方法。
- 試験測定装置用のプラグインを生成するスクリプトを実行することを更に含む請求項10に記載の方法。
- 上記生成AIモデルから受けたデコーダ・ファイルから暗号化されたデコーダ・ファイルを生成する処理を更に具える請求項10に記載の方法。
Description
本開示は、試験測定システム及び方法に関し、特に電子信号用のプロトコル・デコーダの抽出、生成及び展開を加速させるAIベースのデコーダを用いる試験測定システム及び方法に関する。 シリアル通信は、コンピュータ上でもモバイル上でも、全ての電子デバイス間でデータを転送するために最も広く使用されているアプローチである。プロトコルは、送信機と受信機がアドレス指定する一連のルールに準拠した、安全で信頼性の高い通信形式を提供する。 今日、モビリティ(mobility)の向上、データ交換の高速化、安全なデータ交換、データ交換における消費電力の削減、データコネクタの使いやすさの向上の必要性により、多くのプロトコルが市場に出回っている。 これらの市場のニーズを満たし、顧客にデバッグ・ソリューションを提供するために、開発者がプロトコルをできるだけ早く開発及びリリースできるようにするツールが開発されてきている。米国テクトロニクス社の試験測定装置は、上記の問題を解決するためのプロトコル・デコーダを開発するための宣言型デコーダ言語(DDL:Declarative Decoder Language)の使用をサポートしている。 特表2021-518595号公報 「テクトロニクス社製オシロスコープ」の紹介サイト、テクトロニクス、[online]、[2025年10月23日検索]、インターネット<https://www.tek.com/ja/products/oscilloscopes> 図1は、試験測定システムの実施形態を示す。図2は、デコーダ・ファイルを自動生成する処理の実施形態を示す。図3は、カスタム・デコーダ動作の一実施形態のフローチャートを示す。図4は、試験測定システムにおけるメッセージ・フローの実施形態を示す。図5は、ユーザ・インタフェースの実施形態を示す。 図1は、試験測定システムの実施形態を示す。ユーザ10は、デコーダ・アシスタント生成AIモデル14のAPI12を介して、新しいプロトコルのプロトコル仕様をアップロードする。本願における実施形態では、生成AIモデルをデコーダ・アシスタント14と呼んでいる。ユーザがインタラクティブにやり取りするAIアシスタントとは異なるので、混同しないようにしてほしい。デコーダ・アシスタント14は、AI学習(トレーニング)を通じて設定(configuration:環境設定)知識16、DDL文法知識18、DDL暗号化知識20及びDDLテンプレート知識22を受け取っている。次に、モデルは、バスのプロトコルとバス構成仕様を取得し、DDLファイル24を生成する。図1の試験測定システム内のコンピューティング・デバイスは、デコーダ・アシスタント14からDDLファイルを受信して、26でプラグインを生成するスクリプトを実行する。試験測定装置の能力が増加し続けているので、試験測定システム内のコンピューティング・デバイスとしては、コンピューティング・デバイス11に加えて、試験測定装置28もコンピューティング・デバイスの1種と考えることができる。例えば、テクトロニクス社のオシロスコープ等の試験測定装置は、プロセッサを有し、パソコン等のコンピューティング・デバイスで採用されている米国マイクロソフト社のOSを採用した製品も多く、この場合、パソコンと共通のソフトウェアが利用できる。コンピューティング・デバイス及び試験測定装置は、1つ以上のプロセッサを含んでもよく、これは、試験測定システムで動作する、生成AIモデルなどのプログラムを実行する。 次に、試験測定システムは、DDLファイルを使用して、必要な「プラグイン」を生成する。本願で言う「プラグイン」という用語は、試験測定装置で使用するためにDDLファイルから自動的に生成されるファイルを意味しており、これにより、試験測定装置28は、DDLファイルを使用し、試験測定装置でデコードの結果を表示可能になる。1つの実施形態において、これらのプラグインは、XML(extended markup language)ファイル及びQML(Qt Modeling Language)ファイルを含む。もちろん、他のタイプのプラグインが生成されても良い。次に、コンピューティング・デバイス(例えば、11又は28)は、デコーダ・アシスタント14からDDLファイルを受信し、必要なプラグインを生成する。1つの実施形態では、プラグインは、コンピューティング・デバイスによって実行されるスクリプトによって生成される。あるいは、いくつかの実施形態では、デコーダ・アシスタントがプラグインを生成しても良い。これらファイルが生成されると、これらは試験測定装置28に展開され、その後、試験測定装置28は、これらファイルを使用して、これらプロトコルの下で動作するバスを被試験デバイスとしてデバッグすることができる。被試験デバイス(DUT)29は、試験フィクスチャ(test fixture:試験治具)を介して試験測定装置に接続されても良く、このとき、DUT29は、試験フィクスチャに接続され、バスのプロトコルに従ってパケットを試験測定装置に送信し、次いで、このパケットは、この新しいプロトコルについて、DDLファイルやプラグイン・ファイルを用いてデコードされる。 上述した実施形態例は、DDLファイルを生成するデコーダ・アシスタントに加えて、生成されたDDLファイルからプラグイン・ファイルを生成するコンピューティング・デバイスの具体的な例を使用している。しかし、このDDLは、テクトロニクス独自の言語であって、新たなソフトウェア抽象化レイヤ(層)としてプラグインを使用するのは、カスタム・デコーダをサポートするテクトロニクス製品での実装に特有なものとなる可能性がある。本開示技術の実施形態は、DDLファイルの生成又は使用に限定されないし、このDDLファイルから生成されるプラグイン・ファイルの生成又は使用に限定されない。本開示技術の実施形態は、試験測定装置の他のメーカー(製造業者)の独自のプロトコル・デコード言語やデコード・エンジンの実装とともに使用しても良い。本開示では、「デコーダ・ファイル」という用語は、一般的な意味で、また、同義語として、テクトロニクス社の試験測定装置で利用可能な「生成されたDDLファイル」を指すために使うことがあり、また、他のメーカーの試験測定装置で利用可能な同様のファイルを指すために使うこともある。 図2は、デコーダ・ファイルを自動生成する処理の実施形態を示す。工程30では、ユーザは、カスタム・デコーダを作成する必要があるプロトコル仕様書をデコーダ・アシスタントに割り当てる。ユーザは、信号を定義する電圧しきい値、バスへの入力、バスが複数のレートを使用する場合のボー・レートなどのバスの設定を提供する。デコーダ・アシスタントは、仕様からプロトコル要件を抽出し、システム・プロンプトを使用して内部的にデコーダ・アシスタントに渡す。これらの内部で生成されたプロンプトは、更にDDL文法の知識と、DDLファイル・テンプレートの知識もデコーダ・アシスタントへ渡すことで、デコーダ・アシスタントは、工程32において、DDLファイルを作成する。以下に説明するように、ユーザは、工程36に示すように、DDLファイルを編集しても良い。ユーザがDDLファイルを編集しない場合、デコーダ・アシスタント(即ち、AI)は、工程32で生成されたDDLファイルを使用する。次に、システムは、工程34において、プラグイン・ファイル及び暗号化されたDDLファイル(EDDL:encrypted DDL)を生成し、プラグイン・ファイルは、試験測定装置28に提供される。EDDLファイルを使用すると、テクトロニクスの試験測定装置でセキュアな機能を管理できるため、DDLファイルを改ざんされないようにしたり、許可されていない機能を使用したりできる。試験測定装置28が再起動されるか、又は、試験測定装置28上で実行されているアプリケーションが再起動されると、EDDLファイル及びプラグインを認識し、取り込むことが可能になる。ユーザが工程36でDDLファイルを編集すると決定した場合、デコーダ・アシスタント(AI)は、工程38で新しいDDLファイルとそれに付随するEDDLファイルを生成し、プロセスは工程34に戻る。 図3は、カスタム・デコーダを生成する一実施形態のフローチャートを示す。工程40では、デコーダ・アシスタントが、ユーザから仕様とバスの設定(configuration)を受ける。次に、デコーダ・アシスタントは、工程42において、仕様を「読み取り(reads)」、DDLファイルを生成するための要件を生成し、工程44でDDLファイルを生成する。次に、デコーダ・アシスタントは、工程46において、生成されたDLLファイルを確認や編集する機会をユーザに提供する。ユーザがファイルを確認するだけの場合、システムは、生成されたDDLファイルをそのままにして次へと進み、工程50では、暗号化されたDDL(EDDL)ファイルを生成する。ユーザがDDLファイルを工程48で編集した場合には、EDDLファイルが工程50で生成される前に、新しいDDLファイルが生成される。プラグイン・ファイルは、工程52で生成され、EDDLファイルとプラグイン・ファイルは、工程54で試験測定装置の指定されたパスに配置されて試験測定装置に展開される。その後、試験測定装置は56で再起動されるが、これには、試験測定装置を管理するアプリケーションのアプリケーションの再起動、試験測定装置のリブート、その他のアップデートが含まれていても良く、これにより、試験測定装置は、新しいDDLファイル及びプラグイン・ファイルにアクセスできるようになる。 図4は、試験測定システムにおけるメッセージ・フローの実施形態を示す。ユーザは、セットアップ設定、仕様をアップロードするためのプロンプト及びDDLファイルを生成する指示を提供する。次に、デコーダ・アシスタントは、設定知識、仕様知識、DDL文法知識及び暗号化知識をアップロードする。生成AIモデルは、パーサ(parser)を使用して、指定されたパスにDDLファイルを生成し、次いで、EDDLファイルを生成する。次に、デコーダ・アシスタントは、ユーザとやり取りして、ユーザがファイルを確認できるようにし、変更がある場合は、新しいDDLファイルと新しいEDDLファイルを生成する。次に、ユーザは、EDDLファイルを、特定のパスに保存するように指示する。 図5は、デコーダ・アシスタント用のユーザ編集インタフェース60の実施形態を示す。フィールド62及び64により、ユーザは、プロトコル名(この例ではI2C)と仕様「I2C_2_11.pdf」を入力できる。ユーザは、必要に応じて、参照ボタン68を利用することで、プロトコル仕様ファイルが保存されているフォルダへのパス(フォルダへのパス名)を参照できる。DDLファイルが生成されると、デコーダ・アシスタントは、DDLファイルを編集ウィンドウ70に表示する。完了したら、ユーザは、[DDL生成]ボタン80を選択できる。ステータス・ウィンドウ74がDDLファイルが生成されたことを示すと、ユーザは、[EDDL生成]ボタン82を選択する。次いで、[プラグイン生成]ボタン84を選択し、そして、[展開]ボタン86を用いて試験測定装置に展開する。 上述のように、ユーザは、デコーダ・アシスタントにDDLファイルを作成するように求める。デコーダ・アシスタントは、内部プロンプトを生成するが、その例を以下に示す。 prompt = f"Here is specification for {protocol_name} Protocol give as {spec} which has information the the " \ f"protocol layer