JP-2026076993-A - 高域強調量制御装置
Abstract
【課題】画像の高域成分を自動的に適切な強調量で強調することができる高域強調量制御装置を提供する。 【解決手段】第1の離散フーリエ変換部11は、入力画像信号を2次元離散フーリエ変換して第1の周波数スペクトルを生成する。第2の離散フーリエ変換部21は、高域強調回路30より出力された出力画像信号を2次元離散フーリエ変換して第2の周波数スペクトルを生成する。第1及び第2の高域成分指標生成部(総和算出部13及び23)は、それぞれ、第1及び第2の周波数スペクトルに基づいて、高域成分の総量を示す第1及び第2 の高域成分指標を生成する。高域成分強調比算出部4は、第1の高域成分指標と第2の高域成分指標との比である高域成分強調比を算出する。強調量制御部5は、高域成分強調比と目標強調比との比較結果に応じた強調量制御値を生成して高域強調回路30に供給する。 【選択図】図1
Inventors
- 竹下 浩
Assignees
- 株式会社JVCケンウッド
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20251225
Claims (1)
- 入力画像信号を2次元離散フーリエ変換して、第1の周波数スペクトルを生成する第1 の離散フーリエ変換部と、 高域強調回路より出力された出力画像信号を2次元離散フーリエ変換して、第2の周波 数スペクトルを生成する第2の離散フーリエ変換部と、 前記第1の周波数スペクトルに基づいて、高域成分の総量を示す第1の高域成分指標を 生成する第1の高域成分指標生成部と、 前記第2の周波数スペクトルに基づいて、高域成分の総量を示す第2の高域成分指標を 生成する第2の高域成分指標生成部と、 前記第1の高域成分指標と前記第2の高域成分指標との比である高域成分強調比を算出 する高域成分強調比算出部と、 前記高域成分強調比と目標強調比との比較結果に応じた強調量制御値を前記高域強調回 路に供給する強調量制御部と、 を備える高域強調量制御装置。
Description
本発明は、高域強調量制御装置に関する。 画像表示装置に表示される画像の鮮鋭度を向上させるために、画像の高域成分を強調す る高域強調回路が用いられている(特許文献1参照)。 特開2001-16480号公報 第1実施形態の高域強調量制御装置を示すブロック図である。図1、図9、図12における重み付け演算部12及び22が周波数スペクトルに乗算する重み付けフィルタを示す概念図である。円形ゾーンプレートを表示するフレームを示す図である。図3Aの中央部を抽出した部分領域を示す図である。図1における離散フーリエ変換部11が図3Bの部分領域を2次元離散フーリエ変換した周波数スペクトルを示す図である。図1における重み付け演算部12が周波数スペクトルに乗算する重み付けフィルタを示す図である。図1における重み付け演算部12が図3Cに示す周波数スペクトルに図3Dに示す重み付けフィルタを乗算した周波数スペクトルマップを示す図である。円形ゾーンプレートを縮小して中央に配置したフレームを示す図である。図4Aの中央部を抽出した部分領域を示す図である。図1における離散フーリエ変換部11が図4Bの部分領域を2次元離散フーリエ変換した周波数スペクトルを示す図である。図1における重み付け演算部12が周波数スペクトルに乗算する重み付けフィルタを示す図である。図1における重み付け演算部12が図4Cに示す周波数スペクトルに図4Dに示す重み付けフィルタを乗算した周波数スペクトルマップを示す図である。図1、図9、図12における高域強調回路30の概略的な構成例を示すブロック図である。図1、図9、図12における高域強調回路30が強調量制御値を変化させるときの時定数を示す特性図である。図1、図9、図12における高域強調回路30が強調量制御値を変化させるときのヒステリシス特性を示す特性図である。医用モニタにDICOMビューワによって表示される医用画像の一例を示す図である。第2実施形態の高域強調量制御装置を示すブロック図である。図9における重み付け演算部12より出力される周波数スペクトルマップの一例を示す図である。図9における水平・垂直周波数成分除去部14によって水平及び垂直周波数成分が除去された周波数スペクトルマップの一例を示す図である。図9における重み付け演算部22より出力される周波数スペクトルマップの一例を示す図である。図9における水平・垂直周波数成分除去部24によって水平及び垂直周波数成分が除去された周波数スペクトルマップの一例を示す図である。第3実施形態の高域強調量制御装置を示すブロック図である。 以下、各実施形態の高域強調量制御装置について、添付図面を参照して説明する。 <第1実施形態> 図1は、第1実施形態の高域強調量制御装置101を示す。高域強調量制御装置101 は、離散フーリエ変換部11(第1の離散フーリエ変換部)、重み付け演算部12(第1 の重み付け演算部)、総和算出部13(第1の総和算出部)を備える。また、高域強調量 制御装置101は、離散フーリエ変換部21(第2の離散フーリエ変換部)、重み付け演 算部22(第2の重み付け演算部)、総和算出部23(第2の総和算出部)、高域成分強 調比算出部4、強調量制御部5を備える。高域強調量制御装置101は、高域強調回路3 0が入力画像信号の高域成分を強調するときの強調量を制御する。 図1に示す高域強調量制御装置101及び高域強調回路30は、任意の画像表示装置に 搭載することができる。一例として、画像表示装置は、医師がX線撮影装置、コンピュー タ断層撮影装置(CT)、または磁気共鳴診断装置(MRI)等の撮影装置によって人体 を撮影した撮影画像を見て患者を診断する医用モニタであるとする。医師が診断のために 用いる撮影画像を医用画像と称することとする。 医用画像はPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバに記憶さ れていて、ワークステーションがPACSサーバより医用画像を読み出して医用モニタに 表示する。通常、医用画像はDICOM(Digital Imaging and Communications in Medi cine)規格に準拠しており、DICOMビューワと称されるソフトウェアによって医用モ ニタに表示される。 図1において、離散フーリエ変換部11は、医用モニタに表示される医用画像である入 力画像信号を2次元離散フーリエ変換する。離散フーリエ変換部21は、高域強調回路3 0より出力された出力画像信号を2次元離散フーリエ変換する。典型的には、離散フーリ エ変換部11及び21は、それぞれ、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transfo rm)のアルゴリズムを用いて入力画像信号及び出力画像信号を離散フーリエ変換する。 重み付け演算部12及び22は、それぞれ、離散フーリエ変換部11及び21より出力 された2次元の周波数スペクトルに、高域成分を抽出する重み付けフィルタを乗算して、 評価用の周波数スペクトルマップを生成する。離散フーリエ変換部11より出力された周 波数スペクトルは第1の周波数スペクトルであり、離散フーリエ変換部21より出力され た周波数スペクトルは第2の周波数スペクトルである。重み付け演算部12によって生成 された周波数スペクトルマップは第1の周波数スペクトルマップであり、重み付け演算部 22によって生成された周波数スペクトルマップは第2の周波数スペクトルマップである 。 図2は、重み付け演算部12及び22が周波数スペクトルに乗算する重み付けフィルタ を概念的に示している。図2に示すように、重み付けフィルタは、入力画像信号及び出力 画像信号のフレームFの中心が値0であり、中心から離れるに従って値が大きくなる逆円 錐状のフィルタを用いるのが好適である。 重み付け演算部12及び22が周波数スペクトルに図2に示す逆円錐状のフィルタを乗 算すると、周波数スペクトルに含まれている低域成分が除去され、高域成分が増加するこ とにより、高域成分が支配的となるように加工された周波数スペクトルマップを得ること ができる。 図3A~図3E及び図4A~図4Eを用いて、重み付け演算部12及び22によって生 成される周波数スペクトルマップを説明する。図3Aは、高域成分が比較的に少ない画像 の一例として、円形ゾーンプレート(CZP:Circular Zone Plate)を表示するフレー ムFを示している。図4Aは、高域成分が比較的に多い画像の例として、円形ゾーンプレ ートを縮小して中央に配置したフレームFを示している。図3A及び図4Aに示すフレー ムFは、水平方向の画素数1920画素、垂直方向の画素数1080画素のフルHDの解 像度を有する場合を例としている。 図3Bは、図3Aに示すフレームFの中央部の水平方向の画素数800画素程度、垂直 方向の画素数800画素程度の範囲を抽出した部分領域を示している。図3Cは、離散フ ーリエ変換部11が図3Bの部分領域を2次元離散フーリエ変換した周波数スペクトルを 示している。図3Cに示す周波数スペクトルの中心部は低域成分を示し、周辺部は高域成 分を示す。周辺部において、周波数が高くなるほど値が大きくなり白っぽく表示されてい る。 図3Dは、重み付け演算部12が周波数スペクトルに乗算する重み付けフィルタを示し ている。図3Dは図2に示す重み付けフィルタに相当する。図3Dにおいて、黒っぽくな るほど値は0に近付き、白っぽくなるほど値が大きくなる。図3Eは、重み付け演算部1 2が図3Cに示す周波数スペクトルに図3Dに示す重み付けフィルタを乗算した周波数ス ペクトルマップを示している。周波数スペクトルの中心部における低域成分が除去されて 、値が小さくなって黒っぽく表示されている。 図4Bは、図4Aに示すフレームFの中心の水平方向の画素数800画素程度、垂直方 向の画素数800画素程度の範囲を抽出した部分領域を示している。図4Cは、離散フー リエ変換部11が図4Bの部分領域を2次元離散フーリエ変換した周波数スペクトルを示 している。図3Cと図4Cとを比較すれば分かるように、図4Bに示す部分領域は図3B に示す部分領域よりも高域成分が多いため、図4Cに示す周波数スペクトルは全体として 値が大きく白っぽく表示されている。図4Dは、図3Dと同じ重み付けフィルタを示して いる。 図4Eは、重み付け演算部12が図4Cに示す周波数スペクトルに図4Dに示す重み付 けフィルタを乗算した周波数スペクトルマップを示している。図3Eと図4Eとを比較す れば分かるように、図4Eに示す周波数スペクトルマップは図3Eに示す周波数スペクト ルマップよりも値が大きくなり白っぽく表示されている。 このように、重み付け演算部12によって生成される周波数スペクトルマップは、入力 画像信号に含まれる高域成分が多くなればなるほど各画素においてより大きな値となる。 同様に、重み付け演算部22によって生成される周波数スペクトルマップは、出力画像信 号に含まれる高域成分が多くなればなるほど各画素においてより大きな値となる。 図1に戻り、総和算出部13及び23は、それぞれ、フレームF内で、重み付け演算部 12及び22より出力された周波数スペクトルマップの各画素の値の総和を算出する。総 和算出部13は第1の総和算出部であり、総和算出部23は第2の総和算出部である。総 和算出部13及び23によって算出された周波数スペクトルマップの各画素の値の総和は 、周波数スペクトルマップの高域成分の総量を示す高域成分指標である。 総和算出部13は、離散フーリエ変換部11より出力された周波数スペクトルに基づい て高域成分指標(第1の高域成分指標)を生成する第1の高域成分指標生成部として機能 する。総和算出部23は、離散フーリエ変換部21より出力された周波数スペクトルに基 づいて高域成分指標(第2の高域成分指標)を生成する第2の高域成分指標生成部として 機能する。 重み付け演算部12及び22を設けることは必須ではないが、設けることが好ましい。 重み付け演算部12及び22を設けると、総和算出部13及び23は高域成分が支配的と なるように加工された周波数スペクトルマップに基づいて高域成分指標を生成するので、 高域強調回路30によって入力画像信号の高域成分を強調する割合が判定しやすくなる。 高域成分強調比算出部4は、総和算出部13より出力された高域成分指標と総和算出部 23より出力された高域成分指標との比である高域成分強調比を算出する。高域成分強調 比算出部4は、総和算出部23より出力された高域成分指標を総和算出部13より出力さ れた高域成分指標で除算して、高域成分強調比を算出するのがよい。高域成分強調比は、 入力画像信号の高域成分に対する、高域強調回路30によって入力画像信号の高域成分を 強調することによって増加した高域成分の割合を示している。高域成分強調比は強調量制 御部5に供給される。 強調量制御部5には、ユーザが設定した目標強調比が入力される。目標強調比は、例え ば1.1である。目標強調比1.1とは、高域強調回路30によって入力画像信号の高域 成分を1.1倍に強調することを意味する。強調量制御部5は、高域成分強調比算出部4 より供給される高域成分強調比と目標強調比との比較結果に応じた強調量制御値を生成し て、高域強調回路30に供給する。 目標強調比1.1を例とすれば、強調量制御部5は、高域成分強調比が目標強調比1. 1より小さければ、高域強調回路30による高域成分の強調量を増加させるよう制御する 強調量制御値を高域強調回路30に供給する。高域成分の強調量を増加させるよう制御す る強調量制御値は、例えば、強調量を増加させる程度が大きくなるほど値が大きくなる正 の値とすればよい。 強調量制御部5