JP-2026076997-A - 測定装置
Abstract
【課題】 溶液に含まれている物質の測定精度が向上した測定装置を提供する。 【解決手段】 測定装置は、基板と、照射部と、受光素子と、を有する。基板は、第1面を有し、第1面上に所定物質が含まれた対象溶液が配される。照射部は、基板の下方に位置し、第1面上の対象溶液へ、所定物質が吸収する波長を含む照射光を照射可能である。受光素子は、基板に位置しており、照射光が対象溶液と対象溶液の外部との界面で反射した光を受光可能である。基板は、対象溶液と第1面で直接接する。 【選択図】図1
Inventors
- 小林 児太朗
- 仲光 翔
- 神田 栄二
Assignees
- 京セラ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20230324
Claims (15)
- 第1面上に所定物質が含まれた対象溶液が配される基板と、 前記基板の下方に位置しており、前記第1面上の対象溶液へ、前記所定物質が吸収する波長を含む照射光を照射可能である照射部と、 前記基板に位置しており、前記照射光が前記対象溶液と前記対象溶液の外部との界面で反射した光を受光可能である受光素子と、を有し、 前記基板は、前記対象溶液と第1面で直接接する測定装置。
- 前記受光素子は、前記照射光が前記対象溶液で散乱した光を受光可能である、請求項1に記載の測定装置。
- 複数の前記受光素子と、 前記複数の前記受光素子の出力の中央値又は平均値に基づいて、前記対象溶液中の前記所定物質の濃度に関する第1情報を算出する算出部を有する、請求項2に記載の測定装置。
- 前記照射部は、ピーク波長が第1波長である第1光を発光可能である第1発光素子と、ピーク波長が前記第1波長と異なる第2波長である第2光を発光可能である第2発光素子と、を有する請求項1に記載の測定装置。
- 前記受光素子の前記第1波長の光に起因する出力及び前記第2波長の光に起因する出力に基づいて、前記対象溶液中の前記所定物質の濃度に関する第1情報を算出する算出部を有する、請求項4に記載の測定装置。
- 前記対象溶液は試料を含んでおり、 前記第2波長の光に起因する出力に基づいて、前記試料に関する第2情報を算出することができる算出部を有する、請求項4に記載の測定装置。
- 前記第2情報は、前記対象溶液中の前記試料の画像又は動画である、請求項6に記載の測定装置。
- 前記照射部が、前記第1発光素子が発光する時間と、前記第2発光素子が発光する時間と、をそれぞれ異なる時間に制御する制御部を有する、請求項4に記載の測定装置。
- 前記照射部において、前記第1発光素子と前記第2発光素子とが交互に位置している、請求項4に記載の測定装置。
- 前記照射光の照度を検出可能な照度センサと、 前記受光素子の出力及び前記照度センサの出力に基づいて、前記対象溶液中の前記所定物質の濃度に関する第1情報を算出することができる算出部と、を有する、請求項1に記載の測定装置。
- 前記照度センサは、前記照射部の下方に位置する、請求項10に記載の測定装置。
- 前記受光素子の出力に基づいて前記対象溶液中の前記所定物質に関する第1情報を算出することができる算出部を有し、 前記第1情報は、前記対象溶液のpHである、請求項1に記載の測定装置。
- 前記所定物質はpH応答性を有し、 前記算出部は、前記所定物質の吸光度に基づいて、前記第1情報を算出する、請求項12に記載の測定装置。
- 前記基板は保護膜を有し、 前記保護膜の上面が第1面である、請求項1に記載の測定装置。
- 前記基板の前記第1面上に位置する遮光壁を有する、請求項1に記載の測定装置。
Description
本発明は、測定装置に関する。 溶液に含まれている物質に関する情報を測定できる装置が知られている。例えば、特許文献1には、培養容器に収容された培地に含まれているpH指示薬により、pHを測定する装置が開示されている。 特開2019―106945号公報 第1実施形態に係る測定装置の概略的構成を示す断面図である。第1実施形態に係る測定装置を図1のA-A線で切断した断面の部分拡大図である。第1実施形態に係る測定装置を図1のB-B線で切断した断面の部分拡大図である。第1実施形態に係る測定装置の部分拡大図である。第2実施形態に係る測定装置の概略的構成を示す断面図である。第3実施形態に係る測定装置の概略的構成を示す断面図である。第4実施形態に係る測定装置の概略的構成を示す断面図である。第1実施形態に係る測定装置を含む測定システムの概略図である。 以下、図面を参照して本開示に係る実施形態を説明する。 <第1実施形態> 以下、図面を適宜用いて、第1実施形態に係る測定装置1について説明する。測定装置1は、光によって、対象溶液7に含まれる所定物質に関する第1情報を取得することができる装置である。例えば、所定物質が光を吸収することができる物質である場合、第1情報として、対象溶液7に含まれる所定物質の濃度に関する情報を測定することができる。 例えば、所定物質が対象溶液7のpHに応じて吸光度が変化する物質である場合、第1情報として、所定物質の吸光度の変化により、対象溶液7のpHを測定することができる。 測定装置1の構成を、図1、図2、図3、及び図4を用いて説明する。図1に示す通り、測定装置1は、基板10、照射部20、及び受光素子30を有する。測定装置1を用いて対象溶液7に含まれる所定物質に関する第1情報を取得する場合、基板10上に所定物質が含まれる対象溶液7を配し、照射部20により、対象溶液7に対し、所定物質が吸収する波長の光が含まれる照射光ILを照射し、受光素子30が対象溶液7と対象溶液7の外部との界面で反射した光を受光することで、第1情報を取得する。 図1に示す通り、測定装置1は、基板10上に位置する側壁40と、側壁40上に位置する蓋体50と、を更に有する。測定装置1は側壁40を有することで、基板10と側壁40とが形成する空間Rに、対象溶液7を収容することができる。蓋体50は、空間Rを覆うことができる。 図1に示す通り、測定装置1は、測定装置1の各構成の少なくともいずれかを制御することができる制御部60を有する。制御部60は、第1情報を算出する算出部61を更に有する。測定装置1は算出部61を有することで、受光素子30の出力に基づき、第1情報を算出することができる。 (基板10) 基板10は、対象溶液7と直接接する。基板10は、受光素子30を収容する。基板10は、内部に空間を配置し、空間内に受光素子30を有していてもよい。基板10は、受光素子30の上方にのみ、空間を配置していてもよい。基板10は、複数の受光素子30のそれぞれを接続する配線を有していてもよい。基板10には、対象溶液7が配されることができる。基板10は板状の形状である。例えば、基板10を上面視した際の外形は、略長方形である。例えば、基板10を上面視した際の外形は、多角形状、円形状、又は楕円形状であってよい。例えば、基板10を上面視した際の外形は、正方形、楕円形、又は六角形であってもよい。 基板10は、対象溶液7が配される第1面10Aを有する。第1面10Aは、対象溶液7と直接接する。第1面10Aは、基板10の上側に位置している。第1面10Aは、平面である。第1面10Aは、曲面又は凹凸形状の領域を有していてもよい。第1面10Aは、第2面10B又は側壁40が配される領域よりも粗い粗面の領域を有していてもよい。例えば、第1面10Aの粗面の領域は、ブラスト処理などにより形成されてよい。 基板10は、第1面10Aの反対側に位置する第2面10Bを有する。第2面10Bは、基板12の下方に面している。第2面10Bは、平面である。第2面10Bは、曲面又は凹凸形状の領域を有していてもよい。第2面は、照射光ILが入射する面である。第2面10B上には、膜状の部材が配されていてもよい。 基板10は、透光性を有する。「透光性を有する」とは、所定の波長領域のみの光を透過させることができれば足り、例えば、所定の波長領域以外の光の強度が、基板10を透過する過程で、大幅に減少する場合も含むものとする。例えば、基板10は、照射部20から照射された照射光ILの一部を透過させることができる。例えば、基板10は、照射光ILのうち、主に、470nm以上及び490nm以下の波長領域の光を透過させることができる。例えば、基板10は、照射光ILのうち、主に、470nm以上及び490nm以下の波長領域の光を透過させることができる。例えば、基板10は、照射光ILのうち、主に、550nm以上及び570nm以下の波長領域の光を透過させることができる。例えば、基板10は、受光素子30が検出可能な波長領域の光を、最も透過させるこ とができる。例えば、基板10の480nmの光に対する透過率は15%以上である。例えば、基板10の560nmの光に対する透過率は15%以上である。 基板10は、ガラス基板又はプラスチック基板等の透明な基板から構成されている。例えば、基板10は、五酸化タンタル(Ta2O5)、五酸化ニオブ(Nb2O5)、又は二酸化チタン(TiO2)で構成された層を有しており、少なくとも特定の波長領域の光を透過させることができればよい。基板10は積層体であってもよい。 (照射部20) 照射部20は、対象溶液7に向けて照射光ILを照射することができる。照射部20は、第1面10A上に位置する対象溶液7に向けて照射光ILを照射することができる。照射部20は、照射光ILとして、所定物質が吸収する波長の光を含む光を照射することができる。照射部20は、上方に、照射光ILを照射することができる。照射部20は、照射光ILとして、所定の波長における強度が最も高い光を照射することができてもよい。照射部20は、照射光ILとして、所定の方向における輝度が大きい光を照射することができてもよい。 照射部20は、基板10の下方に位置する。照射部20は、基板10の第2面10Bに面している。照射部20は、基板10の第2面10Bに対し、照射光ILを照射することができる。照射部20の少なくとも一部は、側壁40の下方に位置する。照射部20の各構成は、筐体の内部に収容されていてもよい。例えば、筐体の材料は、金属又は樹脂などであってよい。 照射部20は、複数の発光素子21を有する。図2に示す通り、複数の発光素子21のそれぞれは、一定の間隔を置いて、配されている。複数の発光素子21は、二次元的に配されている。複数の発光素子21は、格子状に配されている。 照射部20は、発光素子21として、ピーク波長が第1波長である、第1光L1を発光可能である第1発光素子21Aを有する。第1光L1は、所定物質が吸収する波長帯の光である。第1光L1は、所定物質が吸収しやすい波長帯の光である。例えば、第1光L1は、所定物質の濃度に応じて、吸光度が大きく変化する波長帯の光である。例えば、第1波長は、所定物質の極大吸収波長であってよい。第1光L1は、可視光領域の波長帯の光である。例えば、第1光L1は、紫外領域又は赤外領域の波長帯の光であってよい。例えば、第1発光素子21Aは、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)、電界発光装置(Electroluminescence装置、EL装置)、蛍光灯、レーザ光発光装置などから構成されてよい。 照射部20は、発光素子21として、ピーク波長が第2波長である、第2光L2を発光可能である第2発光素子21Bを有する。第2波長は、第1波長とは異なる波長である。例えば、第2光L2は、所定物質が吸収しない波長帯の光である。例えば、第2光L2は、所定物質の濃度に応じた吸光度の変化が、第1光L1よりも小さい波長帯の光である。第2光L2は、可視光領域の波長帯の光である。例えば、第2光L2は、紫外領域又は赤外領域の波長帯の光であってよい。例えば、第2発光素子21Bは、LED、EL装置、蛍光灯、又はレーザ光発光装置などから構成されてよい。 例えば、所定物質がフェノールレッドである場合、第1光L1のピーク波長である第1波長は560nmであり、第2光L2のピーク波長である第2波長は480nmであってよい。第1波長が520nm以上及び580nm以下である場合、フェノールレッドの濃度に応じて、第1光L1の吸光度が大きく変化する。第2波長が460nm以上及び510nm以下である場合、フェノールレッドの濃度に応じた第2光L2の吸光度の変化が、 第1光L1よりも小さい。 第1発光素子21A及び第2発光素子21Bは隣り合って位置している。第1発光素子21A及び第2発光素子21Bは交互に位置している。照射部20が有する第1発光素子21A及び第2発光素子21Bは同じ数である。照射部20が有する第1発光素子21Aの数及び第2発光素子21Bの数は異なっていてもよい。第1発光素子21Aは、一部の領域のみに配されていてもよい。 (受光素子30) 受光素子30は、上方から入射する光を受光することができる。受光素子30は、対象溶液7と対象溶液7の外部との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、基板10と対象溶液7との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、基板10の第1面10Aと、対象溶液7との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、対象溶液7と、空気との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、対象溶液7の液面における界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、対象溶液7と、側壁40との界面で反射した光を受光することができる。 受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7と、対象溶液7の外部との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、照射光ILが、第1面10Aと、対象溶液7との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7と、空気との界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7の液面における界面で反射した光を受光することができる。例えば、受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7と、側壁40との界面で反射した光を受光することができる。受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7において反射又は散乱した光を受光することができてよい。受光素子30は、照射光ILが、対象溶液7中の所定物質により反射又は散乱した光を受光することができてよい。 受光素子30は、受光した光の強度に応じた信号を出力することができる。例えば、受光素子30は、受光した光の強度に応じた電気信号を出力することができる構成であってよい。例えば、受光素子30は、受光した光の強度に応じて電気抵抗が変化する構成であってよい。受光素子30は、受光した光の輝度に応じた信号を出力することができる構成であってもよい。例えば、受光素子30は、フォトダイオード又はフォトレジスタなどで構成されてよい。 受光素子30の上面は、基板10に覆われている。例えば、受光素子30の上面は、基板10が有する絶縁膜などに覆われている。受光素子30は、基板10の内部に位置する。受光素子30の上面は、基板10の第1面10Aとの距離が、受光素子30の下面と基板10の第2面10Bとの距離よりも短い。受光素子30の上面は、基板10の第1面10Aに対し、傾いていてもよい。 受光素子30は、検出素子31及び下部電極32を有する。検出素子31は、下部電極32上