JP-2026077091-A - 通信管理装置、通信管理方法、および通信管理システム
Abstract
【課題】管理対象の複数の通信端末の各々のスループットを向上させることを目的とする。 【解決手段】 通信管理装置1は、選択された、時間帯ごとの通信量の合計が最も大きい通信端末の通信量の時系列データを真の通信量の時系列データとして、真の通信量の時系列データに類似する疑似通信量の時系列データを生成する生成器131と、生成器131によって生成された疑似通信量の時系列データと真の通信量の時系列データとを識別する識別器132とを有する生成モデルの敵対的学習を行う学習部13と、学習部13によって構築された学習済み生成器131’を通信管理情報として複数の通信端末2に通知する通知部16とを備える。 【選択図】図1
Inventors
- 柿島 純
Assignees
- 株式会社インターネットイニシアティブ
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (11)
- 加入者識別子により各々が識別される複数の通信端末の時間帯ごとの通信量の時系列データを収集するように構成された収集部と、 収集された前記通信量の時系列データに基づいて、時間帯ごとの通信量の合計が最も大きい通信端末の通信量の時系列データを選択するように構成された選択部と、 選択された、前記時間帯ごとの前記通信量の合計が最も大きい通信端末の通信量の時系列データを真の通信量の時系列データとして、前記真の通信量の時系列データに類似する疑似通信量の時系列データを生成する生成器と、前記生成器によって生成された前記疑似通信量の時系列データと前記真の通信量の時系列データとを識別する識別器とを有する生成モデルの敵対的学習を行うように構成された学習部と、 前記学習部によって構築された学習済み生成器を通信管理情報として前記複数の通信端末に通知するように構成された通知部と を備える通信管理装置。
- 請求項1に記載の通信管理装置において、 前記複数の通信端末は、共通の識別情報が割り当てられた複数の通信端末である ことを特徴とする通信管理装置。
- 請求項2に記載の通信管理装置において、 前記収集部は、コアネットワークが備えるユーザプレーン機能から、前記共通の識別情報が割り当てられた前記複数の通信端末の前記時間帯ごとの前記通信量の時系列データを収集する ことを特徴とする通信管理装置。
- 請求項1に記載の通信管理装置において、 前記複数の通信端末は、同一の通信エリアに在圏する複数の通信端末である ことを特徴とする通信管理装置。
- 請求項1に記載の通信管理装置において、 前記疑似通信量の時系列データは、前記真の通信量の時系列データのデータ分布との統計的な距離が最小となるデータ分布を有する ことを特徴とする通信管理装置。
- 加入者識別子により各々が識別される複数の通信端末の時間帯ごとの通信量の時系列データを収集する収集ステップと、 収集された前記通信量の時系列データに基づいて、時間帯ごとの通信量の合計が最も大きい通信端末の通信量の時系列データを選択する選択ステップと、 選択された、前記時間帯ごとの前記通信量の合計が最も大きい通信端末の通信量の時系列データを真の通信量の時系列データとして、前記真の通信量の時系列データに類似する疑似通信量の時系列データを生成する生成器と、前記生成器によって生成された前記疑似通信量の時系列データと前記真の通信量の時系列データとを識別する識別器とを有する生成モデルの敵対的学習を行う学習ステップと、 前記学習ステップで構築された学習済み生成器を通信管理情報として前記複数の通信端末に通知する通知ステップと を備える通信管理方法。
- 請求項6に記載の通信管理方法において、 前記複数の通信端末は、共通の識別情報が割り当てられた複数の通信端末である ことを特徴とする通信管理方法。
- 請求項7に記載の通信管理方法において、 前記収集ステップは、コアネットワークが備えるユーザプレーン機能から、前記共通の識別情報が割り当てられた前記複数の通信端末の前記時間帯ごとの前記通信量の時系列データを収集する ことを特徴とする通信管理方法。
- 請求項6に記載の通信管理方法において、 前記複数の通信端末は、同一の通信エリアに在圏する複数の通信端末である ことを特徴とする通信管理方法。
- 請求項6に記載の通信管理方法において、 さらに、前記複数の通信端末の各々が、 前記通知ステップで通知された前記通信管理情報の前記学習済み生成器を取得する取得ステップと、 前記学習済み生成器を用いて、前記真の通信量の時系列データに類似する疑似通信量の時系列データを生成する生成ステップと、 生成された前記疑似通信量の時系列データに基づいて、各時間帯でのデータの送信を制御する通信ステップと を備える通信管理方法。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の通信管理装置と、 前記複数の通信端末と を備える通信管理システムにおいて、 前記複数の通信端末の各々は、 前記通信管理装置から通知された前記通信管理情報の前記学習済み生成器を取得するように構成された取得部と、 前記学習済み生成器を用いて、前記真の通信量の時系列データに類似する疑似通信量の時系列データを生成するように構成された生成部と、 生成された前記疑似通信量の時系列データに基づいて、各時間帯でのデータの送信を制御するように構成された通信部と を備える通信管理システム。
Description
本発明は、通信管理装置、通信管理方法、および通信管理システムに関する。 近年、モバイル通信ネットワークに接続する通信端末の数の増加に伴い、データをより効率よく通信することが求められている。例えば、特許文献1は、通信端末の受信信号強度など無線通信に関する情報を収集し、通信端末のスループットと受信信号強度などの情報とに基づいて、無線回線の混雑度を判定し、混雑度に応じて、通信端末との間で行うデータ通信のスケジュールを決定する通信管理システムを開示している。 しかし、IoT端末等のなかには、所定の周期でデータを送信する必要があるケースも存在するため、混雑を避ける通信が難しい場合がある。そのため、特許文献1に記載されているオフピーク通信を、所定の周期でデータを送信する必要があるIoT端末に採用することは困難である。また、特許文献1に記載されている通信管理技術では、モバイル通信ネットワークの全体で通信量の調整を行う。そのため、管理対象として選んだ特定の複数の通信端末の各々のスループットを向上させることも困難である。 国際公開第2016/079958号 図1は、本発明の実施の形態に係る通信管理装置を含む通信管理システムの構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態に係る通信端末の構成を示すブロック図である。図3は、本実施の形態に係る通信管理装置が収集する通信量の時系列データを説明するための図である。図4は、本実施の形態に係る通信管理システムが備える設定情報テーブルの構造を説明するための図である。図5は、本実施の形態に係る通信管理装置が備える学習部の構成を示すブロック図である。図6は、本実施の形態に係る通信管理装置が備える学習部を説明するための図である。図7は、本実施の形態に係る通信管理装置が備える学習部を説明するための図である。図8は、本実施の形態に係る通信管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図9は、本実施の形態に係る通信管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図10は、本実施の形態に係る通信管理システムの動作の概要を示すシーケンス図である。図11は、本実施の形態に係る通信管理システムの動作の概要を示すシーケンス図である。図12は、本実施の形態に係る通信管理装置による学習処理を示すフローチャートである。 以下、本発明の好適な実施の形態について、図1から図12を参照して詳細に説明する。 [通信管理システムの構成] まず、本発明の実施の形態に係る通信管理装置1および通信端末2を備える通信管理システムの概要について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信管理システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る通信管理システムは、例えば、5G通信規格に対応したモバイル通信ネットワークに設けられる。通信管理システムは、通信管理装置1、通信端末2、基地局3、コアネットワーク4、およびデータネットワーク5を備える。通信管理システムは、管理対象の複数の通信端末2の各々の最適なデータ送信のタイミングを管理する。 通信端末2は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータなどのモバイル通信端末、スマートメータ、ウェアラブルデバイス、産業用センサなど5Gモバイル通信ネットワークを用いるIoT端末により実現される。通信端末2は、SIM2aを備え、SIM2aの契約プロファイルには、ユーザの加入者識別情報が格納され、携帯電話の回線契約に割り当てられる加入者識別子(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)、加入者であるユーザの電話番号(MSISDN:Mobile Subscriber International Subscriber Directory Number)、SIMカード番号(ICCID:Integrated Circuit Card Identifier)などの識別子情報が含まれる。通信端末2は、IMSIによって一意に識別される。 通信端末2には、また、端末を一意に識別する端末IPアドレスが割り当てられる。IPアドレスは、セッション確立後にSMF42を通じて通信端末2に割り当てられる。本実施の形態では、通信端末2は、複数台存在し、同じ通信エリア3Aに在圏する複数の通信端末2は、グループID(共通の識別情報)が割り当てられる。グループIDは、同じ通信エリア3Aに在圏する複数の通信端末2のうち、通信やサービスに関する所定の属性が共通する端末に割り当てることができる。本実施の形態の通信管理処理は、同じグループIDの複数の通信端末2ごとに行われる。 例えば、通信端末2が産業用センサで構成される場合、同じ通信エリア3Aに存在する設備等に配置されている同様の用途に用いられ、一定周期で同じようなデータ量を送信する必要があるなど、通信パターンや要求が類似する複数の産業用センサに対して共通のグループIDを割り当てることができる。 基地局3は、5G通信規格に対応した無線基地局で構成され、通信エリア3Aに在圏する通信端末2とコアネットワーク4との間の通信を中継する。基地局3は、バックホールリンクを介してコアネットワーク4と接続する。基地局3は、事前に定義された無線リソースを用いて、通信端末2からのデータを受信する。 コアネットワーク4は、通信管理装置1とLAN、WANやインターネットなどのネットワークNWを介して接続されている。コアネットワーク4は、C-plane内のノードであるAMF(Access and Mobility Management Function)40、UDM(Unified Data Management)/UDR(Unified Data Repository)41、SMF(Session Management Function)42、およびPCF(Policy Control Function)43を備える。また、コアネットワーク4は、U-plane内の複数のUPF(User Plane Function)44を備える。コアネットワーク4が備える、上記以外のU-planeやC-plane内の機能ノードについては図示を省略している。 AMF40は、モビリティ制御機能を提供し、位置登録、ページング、およびハンドオーバ等の移動制御を行うノードである。 UDM/UDR41は、加入者プロファイルの管理、認証、モビリティ管理を行う。本実施の形態では、UDM/UDR41は、通信管理装置1の指示に応じて、図4に示すように、複数の通信端末2のIMSI、グループID、基地局ID、および複数の通信端末2のデータ通信において設定されたUPF44の通信パスを互いに関連付けた設定情報テーブルT2を作成し記憶する。通信管理装置1からの指示には、事前に指定されている管理対象の複数のIMSIとグループIDとが関連付けられたグループ化情報が含まれる。なお、設定情報テーブルT2のUPF44のIPアドレスの値は、後述のSMF42およびPCF43により通信パスが設定された後に登録される。 UDM/UDR41は、加入者プロファイルにグループIDのフィールドを追加することで設定情報テーブルT2を構成することができる。本実施の形態に係るUDM/UDR41は、通信管理装置1との通信を行うための通信インターフェース41aを備える。UDM/UDR41によって管理される設定情報テーブルT2は、通信管理装置1でも同期され、同一の内容が記憶される(第1記憶部14)。また、UDM/UDR41は、UDMとUDRとが一つの装置として構成される場合の他、UDM/UDR41は、UDMとUDRとが分離して配置された装置であってもよい。 SMF42は、セッション管理機能であり、通信端末2からインターネット等のデータネットワーク間のPDU(Packet Data Unit)セッションの確立、変更、リリース等を行う。SMF42は、PCF43からのPCC(Policy and Charging Control)ポリシーに基づいて、通信端末2とUPF44との間のデータ通信に対して適切な通信パスを設定する。 PCF43は、QoSやポリシーを決定しSMF42に提供する。PCF43は、3GPP(登録商標)の仕様によるPCCルールを適用し、通信管理装置1からの指示に応じて、通信端末2が通信するUPF44の通信パスの設定についてのPCCポリシーを作成する。 UPF44は、ユーザプレーン機能であり、基地局3と、インターネットなどのデータネットワーク5との間のデータを処理する。UPF44は、コアネットワーク4に複数設けられる。本実施の形態では、UPF44は、通信端末2の時間帯ごとの通信量の時系列データをメモリに記録する。本実施の形態では、UPF44は、通信管理装置1と通信するための通信インターフェース44aを備える。 図3は、各UPF44で記録され、後述の通信管理装置1の収集部11で収集される通信量の時系列データを説明するための図である。図3のテーブルT1に示すように、各UPF44は、メモリに、IMSIおよびグループIDごとに、時間帯ごとの通信量の時系列データのログを記録する。時間帯ti(i=1、2、・・・、N)は、本実施の形態の通信管理処理のために設定されたタイムスロットである。 また、通信量[bps]については、時間帯tiごとの通信量[bps]の値に対して、しきい値を設定することで、二値データに変換する。時間帯tiごとの通信量[bps]がしきい値を超える(データ通信あり)の場合には、「1」、しきい値を超えない(データ通信なし)の場合には、「0」の値をとる。なお、通信量[bps]に対するしきい値処理により通信量の時系列データを二値データに変換する処理は、UPF44ではなく、通信管理装置1の収集部11が行う構成としてもよい。 データネットワーク5は、インターネット、クラウドネットワーク等の外部ネットワークである。通信端末2は、基地局3およびコアネットワーク4のUPF44を経由して、データネットワーク5とデータ通信を行う。 [通信管理装置の機能ブロック] 図1に示すように、通信管理装置1は、設定部10、収集部11、選択部12、学習部13、第1記憶部14、第2記憶部15、および通知部16を備える。通信管理装置1は、複数の通信端末2のうち、スループットが最も良好な通信端末2のデータ送信のタイミングを真の通信量の時系列データとして、敵対的学習により生成モデルを学習し、学習により構築された学習済み生成器を通信管理情報として、管理対象の複数の通信端末2に通知する。 設定部10は、各通信端末2からの位置登録要求信号に基づいてIMSIおよびグループIDを指定し、各通信端末2のUPF44の設定を指示する。具体的には、設定部10は、事前に登録されている管理対象のIMSIとグループIDとが関連付けられたグループ化情報をUDM/UDR41に送信する。設定部10からのグループ化情報に基づいて、UDM/UDR41で設定情報テーブルT2(図4)が作成される。さらに、設定部10は、各通信端末2からの位置登録要求信号に含まれるIMSIに関連付けられたグループIDに基づいて、各通信端末2のデータ通信に対するユーザプレーン機能の設定を指示する。 設定部10は、コアネットワーク4のPCF43に対して、グループID、IMSI、通信管理装置1のIPアドレスを指定して、PCCポリシーの作成要求を行う。作成要求に応じて、コアネットワーク4のPCF43、SMF42、およびUDM/UDR41は連携して、通信端末2のデータ通信に対するUPF44の適切な通信パスを設定する。通信端末2のデータ通信に対してUPF44の通信パスが設定されると、UDM/UDR41で更新された設定情報テーブルT2は、例えば、第1記憶