JP-2026077096-A - 文法情報表示システム
Abstract
【課題】言語を問わず同一の仕組みで、各言語に用いられる文章の構成要素の分類を可能とする文法情報を表示する文法情報表示システムを提供する。 【解決手段】文章の中で働きのある単位に区切った各構成要素を単語とし、単語について性質を表す構成要素を本辞とし、本辞と組み合わせて単語とするための構成要素を副辞とし、本辞同士や単語同士を結ぶ構成要素を副合辞とし、構成要素が、単語、本辞、副辞、および、副合辞のいずれか又は2つ以上の組み合わせで構成されることとし、単語は、文章の中心要素としての心子と、心子以外の単語とに分類し、心子以外の単語は、修飾する 対象に対応した複数の種類に分類し、本辞は、組み合わせることが可能な副辞の種類に基づいて複数の種類に分類することを可能とする分類基準に関する情報を文法情報として表示する。 【選択図】図4
Inventors
- 今井 聖一郎
Assignees
- 今井 聖一郎
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (1)
- 文章を構成する構成要素の分類に利用可能な文法情報を表示する制御が可能な文法情報 表示システムであって、 文章の中で働きのある単位に区切った各構成要素を単語とし、単語について性質を表す 構成要素を本辞とし、本辞と組み合わせて単語とするための構成要素を副辞とし、本辞同 士や単語同士を結ぶ構成要素を副合辞とし、構成要素が、単語、本辞、副辞、および、副 合辞のいずれか又は2つ以上の組み合わせで構成されることとし、 単語は、文章の中心要素としての心子と、心子以外の単語とに分類し、 心子以外の単語は、修飾する対象に対応した複数の種類に分類し、 本辞は、組み合わせることが可能な副辞の種類に基づいて複数の種類に分類する、こと を可能とする分類基準に関する情報を、前記文法情報として表示することを可能とする表 示手段を備え、 前記表示手段によって表示される分類基準に関する情報を参照することにより、学習者 が、複数の言語に用いられる文章を構成する構成要素を分類するための分類基準を確認す ることが可能に構成されていることを特徴とする文法情報表示システム。
Description
本発明は、複数の言語に用いられる文章の構成要素に対して共通の基準を用いた分類を 可能とする文法情報を表示することが可能な文法情報表示システムに関する。 従来、英語などの外国語を学習するために利用可能な学習システムが知られている。例 えば、学習対象の外国語の文章を複数の文節に区切って音声や文字により出力し、各文節 に対応した学習者の母国語に対応する言語を用いた訳語を、音声や文字により出力する手 法が知られている(例えば、特許文献1参照)。 特許第6231510号公報 本発明の文法情報表示システムを示すブロック図。外国語を学習するための入出力画面を例示した図。共通分類基準で分類された構成要素を文法記号で表す文法図の説明図。共通分類基準の分類方式を示すフローチャートに日本語の例示を付加した図。共通分類基準の分類方式を示すフローチャートに英語の例示を付加した図。日本語に対応する副辞の分類を示す付転表。英語に対応する副辞の分類を示す付転表。ネノワ表記を説明するための図。文字表記を識別する記号を示した図。ネノワ表記を用いた言葉を例示した図。文法記号及び用語を示した図。用語に対応する文法図を例示した図。用語に対応する文法図を例示した図。日本語に対する構成要素の融合を示した融合表。英語に対する構成要素の融合を示した融合表。融和を示した融和表。日本語の文章に対する文法図を例示した図。日本語と英語の文法図を対比して例示した図品詞理論によって混乱が生じる状況を例示した図 以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の文法情報表示シ ステム10を示すブロック図である。文法情報表示システム10は、言語の文法構造を視 覚的に認識することが可能であって、言語を問わず同一の仕組みで文章の構成要素を分類 することが可能な文法情報を表示する制御を実行可能なシステムである。また、文法情報 表示システム10は、1つの言語(例えば、学習対象の言語)の文法構造を他の言語(例 えば、母国語)の文法構造と対比して一の言語の学習を補助することが可能なシステムで ある。 文法情報表示システム10は、各種の処理(制御)を実行する制御部11と、入力操作 情報や音声データ、画像データ、テキストデータなどを入力可能な入力部12と、文法情 報を出力可能な出力部13とを備えたシステムとして構成することができる。文法情報と しては、例えば、文章の文法構造を表す文法図と、文章の構成要素の分類基準を表現した フローチャート(以下「要素分類フロー」と称す。)と、要素分類フローに則って副辞を 分類した結果としての付転表と、その分類に用いられる用語とを含む。 制御部11は、制御装置(演算装置)と各種データや制御プログラムを記憶する記憶装 置とを含めて構成することができる。制御部11を構成する記憶装置には、例えば、制御 データとして、各種の言語データ、文法図を構成する記号(以下「文法記号」と称す。) を表示するためのデータ、文法図のサンプルに対応したデータ、各言語の要素分類フロー や付転表に対応したデータなどが記憶されている。 また、記憶装置には、制御プログラムとして、例えば、文法図を表示する文法図表示プ ログラム、要素分類フローを表示する要素分類フロー表示プログラム、付転表を表示する 付転表表示プログラムなどの文法情報表示プログラムが記憶されている。なお、文章の構 成要素の分類をプログラムにより実行可能に構成してもよいし、文章の構成要素の分類結 果を学習システムの提供者がデータとして入力し、学習者が入力されたデータを参照する ように構成してもよい。 制御部11は、文法情報の表示に必要な情報(例えば、日本語の文章)が入力部12か ら入力されることで、例えば、文法図や要素分類フロー、付転表、文法を解説する解説情 報などに関する出力用のデータを出力部13に出力する制御を実行し、例えば、表示装置 14を通じて学習者が文法図や要素分類フローを確認可能とする。 制御部11は、1つのコンピュータを利用して構成することもできるし、情報サーバと クライアントの組み合わせとして複数のコンピュータを利用して構成することもできる。 例えば、クライアントとしてのパーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンなどの 情報端末をインターネット回線で情報サーバに接続し、学習者が所持する入力部12とし ての各種装置から入力された情報に基づいて情報サーバで生成した文法情報の表示画像を クライアントPCの表示装置14に表示して学習者が確認可能に構成することもできる。 入力部12は、入力操作によって文法情報を表示するための操作検出装置(例えば、キ ーボードやマウスなど)を含めて構成することができる。また、入力部12は、集音装置 (例えば、マイク)、文字読取装置(例えば、カメラ)、その他の入力装置(例えば、ス マートフォンやタブレット、USBメモリを接続するための入力ポートなど)を含めて構 成することができる。入力された操作情報やテキストデータなどは、入力部12から制御 部11に入力されることで、文法情報の表示に利用することができる。 出力部13は、文法情報を出力することができるものであればよく、例えば、表示装置 14は、画像表示装置(例えば、液晶表示装置)やプロジェクターなどの装置により構成 することができる。また、出力部13には、文法情報を紙媒体に出力するプリンター、音 響装置(例えば、スピーカやヘッドホン)、外部機器との通信が可能な通信装置などを含 めることができる。 図2は、外国語を学習するめの入出力画面を例示した図である。入出力画面は、文法情 報を含む各種情報を表示可能な表示装置14の表示画面により構成することができる。制 御部11の制御による表示装置14の表示制御については一般的な制御を用いることがで きるために説明を省略する。 表示装置14に表示される文法情報として、図2には、文法図と要素分類フローが表示 された場合が例示されている。文法図は、文章を、単語毎に区分し、単語は本辞と副辞に 分解し、心子といった各種用語に対応するように表現した図であり、修飾関係を理解し易 く表現されている。文法図の詳細については、主に図3(A)を参照して、後述する。 表示装置14に表示される文法情報には、分類基準を示す情報としての要素分類フロー (図4参照)や、付転表(図6参照)が含まれる。要素分類フローは、各種の言語を共通 の基準によって文章の構成要素に分類することを可能とする分類基準(以下「共通分類基 準」と称す。)を表現したものであり、各言語に対応するように本辞や副辞の例を含めて 図示したものである。付転表は、要素分類フローで示した共通分類基準に則って、分類の 対象とする言語の副辞や副合辞を分類した表である。 入出力画面は、図2に例示するように、入力文章部21と、選択操作部22と、文法情 報部23とを含めて構成することができる。文法情報部23は、上下に並んだ3つの枠部 分により構成される上側情報部23A、中央情報部23B、下側情報部23Cが表示され た状況を例示している。文法情報部23は、選択操作部22の選択操作として、「文法図 」、「分類フロー」、「付転表」のいずれかが選択操作されると、選択操作に対応した枠 部分が1つ追加して表示される。文法情報部23の各枠部分の右上の×印をクリック操作 すると、操作された対象としての文法情報部23が消去される。 入力文章部21は、入力部12からの入力操作に基づいて、文法構造の表示対象として 入力される文章が表示される部位である。図2には、「日曜日にケンが公園に行く。」と いう日本語の文章が表示された場合が例示されている。なお、入力文章部21に表示され る文章は、予め入力されたサンプルデータを選択操作する構成としてもよいし、任意の文 章の入力操作によって入力された文章を解析し、解析結果としての文法図を表示可能に構 成してもよい。 選択操作部22は、学習者によって操作可能な操作ボタンを表示する部位であり、操作 ボタンに対する操作に応じて、文法情報部23に表示させる内容を選択可能に構成してい る。図2において、選択操作部22には、「文法図」、「分類フロー」、「付転表」の操 作ボタンと、「日本語」、「その他言語」、「?」の操作ボタンが表示されている。 選択操作部22の右側部分に配置された「日本語」と「その他言語」の操作ボタンは、 文法情報を表示する言語を選択するために利用することができる。「日本語」が選択され ている場合には、「日本語」の操作ボタンの枠部分が太く表示される。この状況において 、「文法図」、「分類フロー」、「付転表」のいずれかがクリック操作されると、その操 作に対応した文法情報が、日本語に対応して表示される。 「その他言語」をクリック操作すると、選択可能な言語のリストが表示され、そのリス ト内の言語をクリックすることで、英語やフランス語などの別の言語を選択することがで きる。いずれかの言語が選択された状況において「文法図」、「分類フロー」、「付転表 」のいずれかがクリック操作されると、その操作に対応した文法情報が、選択された言語 に対応して表示される。 図2には、母国語が日本語である学習者が、学習対象の言語として英語を学習している 状況を例示している。上側情報部23Aには、日本語に対応する文法情報としての文法図 が表示され、中央情報部23Bには、英語に対応する文法図が表示され、下側情報部23 Cには、要素分類フローが表示されている状況が例示されている。 「?」の操作ボタンは、文法図や要素分類フローや付転表とは異なる文法情報を表示し たり、使用方法などの補助情報を表示したりするために利用することができる。例えば、 「?」の操作ボタンをクリックすると、「用語説明」、「使用方法」、「ヘルプ」の項目 を含む選択可能なリストが表示され、そのリスト内の項目をクリックすることで、選択し た項目に応じた情報が、文法情報部23に表示される。 なお、表示装置14の表示の方式や、選択操作部22に表示される操作ボタンの数や種 類などは、図2に一例を示しており、複数の言語に対応した文法情報が表示可能であれば 、例示した態様とは異なる構成とすることができる。 ここで、文法情報部23には、文法情報として、母国語に対応する文法情報と、学習対 象の言語に対応する文法情報とを並べて表示することができる。例えば、複数の言語の文 法図を並べて表示することができ、要素分類フローや付転表を並べて表示することもでき る。これにより、文章全体の文法構造における言語間での類似点や相違点を把握し易くす ることができる。 また、文法情報部23には、要素分類フローを表示することができるので、学習者が、 共通分類基準を確認することもできる。これにより、文章を構成する各構成要素に対する 文章の中での働き(能)や性質(質)に基づいた分類を確認することができるし、複数の 言語における要素分類フローを比較することもできる。 また、文法情報部23には、言語の構成要素としての副辞を、共通分類基準に則って分 類した結果を図表化した付転表(図6及び図7参照)を表示することもできる。これによ り、副辞による働き(能)や性質(質)の変化を確認することができるし、複数の言語に おける副辞の類似点や相違点を把握し易くすることができる。なお、付転表は、言語ごと に予め作成しておき、制御部11にデータとして記憶させておくことができる。 また、入力文章部21に表示される文章の中の一部の文字や、上側情報部23Aに表示 されている文法情報(例えば、文法図の一部の構成要素)を学習者がクリック操作した場 合、要素分類フローにおいては、選択操作された分類に対応する箇所を色付けして表示す るように構成することもできる。すなわち、文法情報部23に表示された複数種類の