JP-2026077123-A - 発光装置
Abstract
【課題】電力変換効率が向上した発光装置を提供する。 【解決手段】発光装置は、活性層を含み、導波構造を有する半導体積層部を有し、前端面を有する半導体レーザ素子であって、前記半導体積層部は、(i) 前記前端面を含み、上面視で、コア部分と該コア部分の両側に設けられたクラッド部分とを有し、前記前端面の法線方向である第1方向に延伸する第1部分と、(ii) 回折格子を含み、上面視で、前記回折格子の前記第1方向に垂直な第2方向における幅が前記コア部分よりも大きい、第2部分と、を含む、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子が配置されるサブマウントと、を備え、上面視で、前記半導体レーザ素子の前記前端面は、前記サブマウントと重ならず、前記半導体レーザ素子の前記第2部分は、前記サブマウントと重なる。 【選択図】図7
Inventors
- 廣瀬 量平
- 山田 勉
- 小川 尚史
Assignees
- 日亜化学工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (10)
- 活性層を含み、導波構造を有する半導体積層部を有し、前端面を有する半導体レーザ素子であって、 前記半導体積層部は、 (i) 前記前端面を含み、上面視で、コア部分と該コア部分の両側に設けられたクラッド部分とを有し、前記前端面の法線方向である第1方向に延伸する第1部分と、 (ii) 回折格子を含み、上面視で、前記回折格子の前記第1方向に垂直な第2方向における幅が前記コア部分よりも大きい、第2部分と、 を含む、半導体レーザ素子と、 前記半導体レーザ素子が配置されるサブマウントと、を備え、 上面視で、前記半導体レーザ素子の前記前端面は、前記サブマウントと重ならず、前記半導体レーザ素子の前記第2部分は、前記サブマウントと重なる、発光装置。
- 前記半導体レーザ素子は、複数の横モードでレーザ光を伝播させる、請求項1に記載の発光装置。
- 前記第2部分は、後端面を有し、前記後端面には反射膜が設けられている、請求項1に記載の発光装置。
- 更に第1電極を有し、前記第1電極は、前記コア部分及び前記回折格子の下部に設けられている、請求項1に記載の発光装置。
- 前記コア部分の下部に設けられている前記第1電極と、前記回折格子の下部に設けられている前記第1電極と、は一体的に形成されている、請求項4に記載の発光装置。
- 前記半導体積層部は、第1導電側半導体層と、前記活性層に対して前記第1導電側半導体層とは反対側に設けられた第2導電側半導体層を更に含み、前記回折格子は、前記第1導電側半導体層側に設けられている、請求項1に記載の発光装置。
- 前記半導体レーザ素子は、前記第2導電側半導体層側で前記サブマウントに配置されている、請求項6に記載の発光装置。
- 更に第2電極を有し、前記第2電極は、前記第1電極の下部に設けられている、請求項4に記載の発光装置。
- 前記回折格子は周期的な凸部と凹部から形成されており、上面視で前記凸部と前記凹部との境界の形状は曲がっている、請求項1に記載の発光装置。
- 前記回折格子の前記第2方向における幅は前記第1方向にわたり一定であり、かつ、前記後端面におけるレーザ光のビーム径より大きい幅に設定されている、請求項3に記載の発光装置。
Description
本開示は、発光装置に関する。 近年、半導体レーザ素子のレーザ光の高出力化が求められている。高出力な半導体レーザ素子は、例えば、加工用の光源に用いられるようになってきている。例えば、特許文献1は、ストライプサイドにおける光学損傷を防ぐことができる多重横モードレーザを開示している。 特開2011-151238号公報 本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子の模式的な上面図である。本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子の導波構造を示す模式図である。図1の半導体レーザ素子のIII-III線における概略断面図である。図1の半導体レーザ素子のIV-IV線における概略断面図である。本開示の実施形態1に係る発光装置の模式的な上面図である。本開示の実施形態1に係る発光装置から蓋部を取り除いた模式的な上面図である。図6の発光装置のVII-VII線における概略断面図のうち、サブマウントと半導体レーザ素子のみを示した図である。本開示の変形例1に係る半導体レーザ素子の導波構造を示す模式図である。図7における回折格子の一部の拡大図である。本開示の変形例2に係る半導体レーザ素子の導波構造を示す模式図である。図9における回折格子の一部の拡大図である。 以下、図面を参照しながら、本開示を実施するための実施形態を説明する。以下の説明は、本開示の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示を以下の記載に限定するものではない。本開示では、説明の分かりやすさのために、「上方」や「下方」といった名称を用いることがあるが、このことは、発光装置の使用時における向きを制限するわけではなく、発光装置の向きは任意である。各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明又は理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態に分けて示す場合があるが、異なる実施形態や実施例1で示した構成の部分的な置換又は組み合わせは可能である。後に示す実施形態では、先に示した実施形態との異なる事項について主に説明し、先に示した実施形態と共通の事柄について重複する説明を省略することがある。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合がある。 <実施形態1> 図1は、本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子100の模式的な上面図である。図2は、本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子100の導波構造を示す模式図である。図3は、図1の半導体レーザ素子100のIII-III線における概略断面図である。図4は、図1の半導体レーザ素子100のIV-IV線における概略断面図である。以下、実施形態1の発光装置10における各構成について具体例を挙げて詳細に説明する。なお、実施形態1の発光装置10は上記効果が得られる基本的な構成を有している限り、以下の具体例に限定されるものではない。 (発光装置10) 発光装置10は、活性層203を含み、導波構造を有する半導体積層部を有し、前端面を有する半導体レーザ素子100を含む。半導体積層部は、(i) 前端面111を含み、上面視で、コア部分115とコア部分115の両側に設けられたクラッド部分116とを有し、前端面111の法線方向である第1方向に延伸する第1部分110と、(ii) 回折格子125を含み、上面視で、回折格子125の、第1方向に垂直な第2方向における幅がコア部分115よりも大きい、第2部分120と、を含む。また、発光装置10は、半導体レーザ素子100が配置されるサブマウント310と、を備える。上面視で、半導体レーザ素子100の前端面111は、サブマウント310と重ならず、半導体レーザ素子100の第2部分120は、サブマウント310と重なる。 図1に示すように、半導体レーザ素子100は、第1部分110と、第2部分120と、有する。図に示す例では、半導体レーザ素子100は、第1リッジ210aと第2リッジ210bとを含む、リッジ210を有する。また、第1部分110は、前端面111を含む。前端面111には、反射防止膜112が設けられてもよい。第2部分120は、後端面121を含む。更に、後端面121には、反射膜126が設けられている。図に示す例では、図2に示すように、半導体レーザ素子100は、コア部分115と、コア部分115の両側に設けられたクラッド部分116を有し、レーザ光を伝播させる第1部分110と、回折格子125を含む第2部分120と、を備える。但し、図7においては、反射防止膜112及び反射膜126を省略して図示している。また、図3及び図4に示すように、半導体レーザ素子100は、基板201と、第1導電側半導体層と、活性層203と、第2導電側半導体層と、を有する。半導体積層部は、第1導電側半導体層と、活性層203に対して第1導電側半導体層とは反対側に設けられた第2導電側半導体層を含む。第1導電側半導体層は、第1導電型の不純物を含む層を有する、1又は複数の層からなる構造体である。但し、第1導電側半導体層は、不純物を意図的にドープしていないアンドープの層を有していてもよい。アンドープの層におけるn型不純物及びp型不純物の濃度は、例えば、二次イオン質量分析法(Secondary Ion Mass Spectroscopy;SIMS)等の分析結果において検出限界以下の濃度である。第2導電側半導体層は、第2導電型の不純物を含む層を有する、1又は複数の層からなる構造体である。但し、第2導電側半導体層は、不純物を意図的にドープしていないアンドープの層を有していてもよい。第1導電側半導体層は、例えば、n型不純物を含む層を有する、n側半導体層である。第2導電側半導体層は、例えば、p型不純物を含む層を有する、p側半導体層である。以下、第1導電側半導体層をn側半導体層202、第2導電側半導体層をp側半導体層204として、説明を行う。図に示す例では、半導体レーザ素子100は、基板201と、n側半導体層202、活性層203と、p側半導体層204と、を有する。半導体レーザ素子100は、n側電極と、第1電極205と、第2電極206と、絶縁膜207と、端面に形成されたミラーと、を有していてもよい。但し、図3においては、n側電極を省略して図示している。図4においては、n側電極、第1電極205、第2電極206、及び絶縁膜207を省略して図示している。半導体レーザ素子100は、例えば、端面発光レーザ素子である。半導体レーザ素子100の積層方向を下方と呼んでもよく、下方の反対方向を上方と呼んでもよい。半導体レーザ素子100の積層方向とは、n側半導体層202に対する、p側半導体層204の方向である。半導体レーザ素子100は、例えば、窒化物半導体、リン化物半導体、ヒ化物半導体からなる。以下、半導体レーザ素子100が、窒化物半導体である例を取り上げて説明する。 (基板201) 実施形態1の半導体レーザ素子100の基板201は、例えば半導体基板である。基板201は、例えばGaN基板等の窒化物半導体基板である。窒化物半導体基板は、n型不純物を含んでよい。n型不純物となる元素は、例えば、O、Si、又はGeであってよい。基板201は、窒化物半導体基板を用いて、その上面又は下面を+c面(すなわち、(0001)面)とすることができる。実施形態1において、c面は、厳密に(0001)面と一致する面に限らず、±1度以下、好ましくは±0.03度以下のオフ角を有する面も含む。半導体レーザ素子100は基板201を有していなくてもよい。基板の上面又は下面としては、m面、a面、又はr面などを用いてもよい。 (n側半導体層202) n側半導体層202は、n型不純物を含有する半導体層を1以上有する。n側半導体層202は、例えば、n側クラッド層2021とn側ガイド層2022を含んでよい。n側半導体層202はさらに、不純物を意図的にドープしていないアンドープの層を有していてもよい。アンドープの層は、例えば、Siがn型不純物として含まれる場合は、1×1016cm-3以下であり、Geがn型不純物として含まれる場合は、1×1017cm-3以下である。n側クラッド層2021の屈折率は、n側ガイド層2022の屈折率よりも小さいことが好ましい。これにより、n側ガイド層2022側へ光が閉じ込められやすくなる。n側クラッド層2021は、活性層203と基板201との間に配置されている。 n側クラッド層2021は、例えば、窒化物半導体層であってよい。窒化物半導体は、例えば、AlGaN又はGaNが挙げられる。n側クラッド層2021の膜厚は、0.45μm以上3.0μm以下であってよい。n型不純物の含有率は、1×1017cm-3以上5×1018cm-3以下であってよい。n側ガイド層2022は、活性層203とn側クラッド層2021との間に配置されている。n側ガイド層2022は、例えば、窒化物半導体層であってよい。窒化物半導体は、例えば、AlGaN、GaN、又はInGaNが挙げられる。n側ガイド層2022の膜厚は、例えば0.05μm以上0.5μm以下であってよい。n型不純物の含有率は、1×1017cm-3以上5×1018cm-3以下であってよい。 (活性層203) n側ガイド層2022の下には活性層203が形成されている。活性層203は、例えば、波長が360nm以上530nm以下の光を発する。活性層203は、1以上の井戸層と複数の障壁層とにより構成される量子井戸構造をとってよい。井戸層及び障壁層は、例えばGaN、InGaN、AlGaN、AlInGaNである。井戸層は、例えばAlGaN、GaN、InGaNであり、障壁層よりバンドギャップエネルギーの小さい窒化物半導体である。活性層203は、多重量子井戸構造又は単一量子井戸構造であってよい。なお、井戸層及び障壁層のいずれか一方又は両方に不純物を含有させてもよい。 (p側半導体層204) p側半導体層204は、p型不純物を含有する半導体層を1以上有する。p側半導体層204は、活性層203の下に形成されている。p側半導体層204は、例えば、基板201側から(すなわち活性層203側から)順に、p側ガイド層2041とp側クラッド層2042を含んでよい。なお、p側半導体層204は、p側クラッド層2042を含んでいなくてもよい。p側半導体層204は、これら以外の層を含んでいてもよい。p側半導体層204は、不純物を意図的にドープしないアンドープの層を有していてもよい。p側クラッド層2042の屈折率は、p側ガイド層2041の屈折率よりも小さいことが好ましい。これにより、p側ガイド層2041側へ光が閉じ込められやすくなる。 p側ガイド層2041は、例えば、窒化物半導体層であってよい。窒化物半導体は、例えば、AlGaN又はGaNが挙げられる。p側ガイド層2041の膜厚は、0.05μm以上0.25μm以下であってよい。また、p側ガイド層2041はアンドープの層であってよく、1×1016cm-3以上1×1018cm-3以下の範囲でp型不純物が含有されていてもよい。p側クラッド層2042は、例えば、窒化物半導体層であってよい。窒化物半導体は、例えば、AlGaN又はGaNが挙げられる。単層構造であってもよく、互いに組成が異なる窒化物半導体層を積層した多層構造であってもよい。p型不純物の含有率は、1×1017cm-3以上1×1020cm-3以下であってよい。p側クラッド層2042は、p側コンタクト層を含んでいてもよい。p側コンタクト層は、例えば、窒化物半導体であってよい。 (リッジ210) 半導体レーザ素子100は、下面に形成されたリッジ210を有する。リッジ210は、例えば、p側半導体層204の下面の一部に設けられる。図に示す例では、リッジ210は、第1リッジ210aと、第2リッジ210bとを含む。第1リッジ210aは、上面視で第1部