JP-2026077125-A - 車両構造
Abstract
【課題】車体構造部材から離れた位置にセンサ装置が支持されている場合においても、外装パネルの裏面側に配置されたセンサ装置の変位を抑制する。 【解決手段】車両構造は、車両外側の意匠面を構成する外装パネル10と、外装パネル10の車両内側に配置され、車外環境を検出するセンサ装置Sを支持するセンサ支持部材と、を備え、センサ支持部材が車体構造部材に固定されている。センサ支持部材は、外装パネル10側へ車両内外方向に突出し、センサ装置Sを支持する突出部24を有し、外装パネル10は、突出部24の外周面と隣接して配置される隣接部15を有する。 【選択図】図7
Inventors
- 河原 駿也
- 有満 海志
Assignees
- スズキ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (12)
- 車両外側の意匠面を構成する外装パネルと、 前記外装パネルの車両内側に配置され、車外環境を検出するセンサ装置を支持するセンサ支持部材と、を備え、 前記センサ支持部材が車体構造部材に固定されている車両構造であって、 前記センサ支持部材は、前記外装パネル側へ車両内外方向に突出し、前記センサ装置を支持する突出部を有し、 前記外装パネルは、前記突出部の外周面と隣接して配置される隣接部を有する、ことを特徴とする車両構造。
- 前記外装パネルは、前記隣接部を有する第1外装パネルと、前記第1外装パネルの一部を車両外側から覆い、車両外側の意匠面を構成する第2外装パネルと、を含み、 前記突出部は、前記第1外装パネルの前記一部の車両内側に配置され、 前記第2外装パネルは、前記センサ装置によって検出される検出波が通過可能である検出波通過領域を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両構造。
- 前記外装パネルの側端部及び下端部の少なくとも一方が、前記車体構造部材に支持されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記隣接部は、前記突出部の前記外周面を取り囲むように形成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記突出部は、当該突出部の壁厚方向の外側へ向かって膨出する膨出部を有し、 前記隣接部は、前記膨出部の前記車両内外方向の端面に当接する当接壁を有する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記外装パネルは、前記隣接部を有する第1外装パネルと、前記第1外装パネルの一部を車両外側から覆い、車両外側の意匠面を構成する第2外装パネルと、を含み、 前記センサ支持部材の少なくとも一部は、前記第1外装パネルの前記一部及び前記第2外装パネルの両方と重なって連結されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記センサ支持部材は、前記センサ装置が取り付けられるセンサ周辺領域であって、前記突出部を含む環状のセンサ周辺領域を有し、 前記センサ周辺領域は、前記第1外装パネルの前記一部及び前記第2外装パネルの両方と重なって連結されている、ことを特徴とする請求項2に記載の車両構造。
- 前記センサ周辺領域は、前記第1外装パネル及び前記第2外装パネルの両方と連結される複数の第1パネル連結点と、前記センサ装置が固定される複数のセンサ固定点と、を有し、 前記複数の第1パネル連結点は、前記突出部又は前記突出部の周りに前記センサ周辺領域の周方向に配列され、 前記複数のセンサ固定点の各々は、前記周方向について前記第1パネル連結点同士の間に位置する、ことを特徴とする請求項7に記載の車両構造。
- 前記センサ支持部材は、前記車体構造部材に固定される複数の車体固定点と、前記第1外装パネル及び前記第2外装パネルのいずれか一方と連結される複数の第2パネル連結点と、を有し、 前記複数の第2パネル連結点のうちの少なくとも1つが、前記複数の車体固定点のうちのいずれかの周辺に位置する車体周辺連結点である、ことを特徴とする請求項8に記載の車両構造。
- 前記センサ周辺領域の周辺に、少なくとも1つの前記車体周辺連結点が位置し、 前記センサ支持部材は、少なくとも1つの前記第1パネル連結点、少なくとも1つの前記センサ固定点、及び前記少なくとも1つの車体周辺連結点が一方向に並ぶ整列部を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の車両構造。
- 前記センサ支持部材に、当該センサ支持部材を補強する補強部材が連結され、 前記補強部材は、前記整列部に沿って配置されている、ことを特徴とする請求項10に記載の車両構造。
- 前記センサ支持部材は、 前記車体構造部材に固定されるベース部と、 前記センサ装置が取り付けられるセンサ周辺領域であって、前記突出部を含む環状のセンサ周辺領域と、を備え、 前記センサ周辺領域は、前記ベース部に対して車両外方且つ上下方向にオフセットした位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
Description
本発明は、車両の前部又は後部にセンサ装置を配置するための構造を含む車両構造に関する。 自動車等の車両の前部や後部には、車外環境を検出するセンサ装置が設けられている。センサ装置としては、ミリ波帯域の電磁波を検出波として用いるミリ波レーダ、音波を検出波として用いる音波センサ(超音波センサ/ソナー)、カメラ(撮像装置)等がある。センサ装置は、車両外側の意匠面を構成するバンパやグリル等の外装パネルの裏面に配置される。 センサ装置を外装パネルの裏面側に取り付けるための構造を有する従来の車両構造の一例として、特許文献1に開示された構造が知られている。特許文献1に開示された構造は、センサを保持するセンサブラケットを前後方向に沿って後退可能に保持する第1吸収機構と、センサブラケットを揺動可能に保持する第2吸収機構と、を備える。センサブラケットは、第1吸収機構及び第2吸収機構を介して、車体構造部材であるアッパービームから吊り下げられつつ、外装パネルであるエンブレムの裏側に固定されている。 特開2021-148607号公報 本発明の一実施形態に係る車両構造が適用される車両の前部の斜視図である。第2外装パネルが取り外された状態の車両の前部の斜視図である。センサ支持部材及び車体構造部材の分解斜視図である。車両の前部を車両後方から見た斜視図である。車両後方から見た車両構造の平面図である。枠部を含むセンサ周辺領域の斜視図である。枠部の外側に取り付けられた隣接部の斜視図である。図5のA-A線における部分断面図である。図5の領域Bの拡大図である。車両後方から見たセンサ周辺領域の部分斜視図である。センサ支持部材が取り外された状態の、車両後方から見た第1外装パネル及び第2外装パネルの平面図である。参考例に係る車両構造の変形例が適用される車両の前部の斜視図である。外装パネルが取り外れた図12の車両の前部の斜視図である。車両後方から見た変形例に係る車両構造の平面図である。 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図面において、矢印Fr方向は、車両前後方向における車両前方を示し、矢印Rr方向は、車両前後方向における車両後方を示す。矢印L方向は、車両を後方から前方に向かって見た状態での、車両の車幅方向の左方を示す。矢印U方向は、車両上下方向における車両上方を示す。以下の説明における「前」及び「後」は車両前後方向における前及び後にそれぞれ対応し、「上」及び「下」は車両上下方向における上及び下にそれぞれ対応する。「左」及び「右」は、車両後方側から車両前方側に向かって見た状態での、車幅方向における左及び右にそれぞれ対応する。 本実施形態に係る車両構造100は、自動車等の車両の前部に適用される。図1から図4に示されるように、車両の前部には、外装パネル10と、センサ支持部材20と、車体構造部材30と、が設けられている。図1は、車両前方から見た車両の前部の斜視図である。図2は、車両前方から見た、第2外装パネル2(後述)が取り外された車両の前部の斜視図である。図3は、車両前方から見たセンサ支持部材20及び車体構造部材30の分解斜視図である。図4は、車両後方から見た、第3外装パネル3(後述)が取り外れた車両の前部の斜視図である。 図1に示されるように、外装パネル10は、車両の前部において車両外側の意匠面を構成するバンパパネルであり、車両上下方向及び車幅方向に延びる。外装パネル10は、第1外装パネル1と、第2外装パネル2と、第3外装パネル3と、を有する。3つの外装パネル1,2,3は、後述する連結点P1,P5,P6を含む複数の連結点において互いに連結(固定)されている。第1外装パネル1は、サイドパネルとも呼ばれ、車両の前部の意匠面のうち、主に車幅方向の両側部の意匠面を構成する。第2外装パネル2は、アッパパネルとも呼ばれ、車両の前部の意匠面のうち、車幅方向中央部の上部の意匠面を構成する。第2外装パネル2の下方には、バンパ開口14(図4参照。)が大きく開口されている。第3外装パネル3は、バンパ開口14を塞ぐ樹脂製のグリルであり、第3外装パネル3を車両前後方向に貫通する複数の通気孔を有する。第3外装パネル3は、車両の前部の意匠面のうち、車幅方向中央部の下部の意匠面を構成する。 センサ支持部材20は、車外環境を検出するセンサ装置S(図6及び図7参照。)を外装パネル10の車両内側の所定位置に配置するための部材である。所定位置は、車体構造部材30(車体)に対して意図した位置である。センサ装置Sは、例えば、ミリ波帯域の電磁波を検出波として用いるミリ波レーダである。センサ装置Sは、検出波を送信(照射)及び受信(検出)する。第2外装パネル2には、検出波が通過可能である検出波通過領域2aが設けられている。センサ装置Sは、音波を検出波として用いる音波センサ(超音波センサ/ソナー)、又は可視光帯域の電磁波や赤外線帯域の電磁波を検出波として用いるカメラ(撮像装置)等であってもよく、この場合、検出波通過領域2aは、貫通孔(開口)を有していてもよい。検出波は、太陽光であるか、又はセンサ装置Sとは別に設けられる検出波送信装置から送信されてもよく、この場合、センサ装置Sは検出波を送信しなくてもよい。 車体構造部材30は、鋼板等が用いられ車両の骨格を構成する高剛性の部材であり、外装パネル10に対して車両内側に配置される。外装パネル10及びセンサ支持部材20は、車体構造部材30に固定され支持される。図3に示されるように、本実施形態において、車体構造部材30は、第1クロスメンバ31、第2クロスメンバ32、第3クロスメンバ33及び第4クロスメンバ34、左右一対の柱メンバ35L,35R、及び左右一対のサイドメンバ36L,36R等を有する。第1、第2、第3及び第4クロスメンバ31,32,33,34は、車幅方向にそれぞれ延び、上下方向に互いに間隔を空けて配置されている。左右の柱メンバ35L,35Rは、上下方向にそれぞれ延び、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。第1、第2、第3及び第4クロスメンバ31,32,33,34のそれぞれの車幅方向の両端部は、左右の柱メンバ35L,35Rに接合されている。第1クロスメンバ31は、左右の柱メンバ35L,35Rの上端間に配置される。第1クロスメンバ31は、不図示のフードパネルの開閉をロックするフードロック機構が設けられる場合、フードロックメンバとも呼ばれる。第2クロスメンバ32は、第1クロスメンバ31の下方に配置されている。第1クロスメンバ31の車幅方向中央部と第2クロスメンバ32の車幅方向中央部は、連結ブラケット37によって互いに連結されている。第3クロスメンバ33は、第2クロスメンバ32の下方に配置され、バンパビームとも呼ばれる。第4クロスメンバ34は、左右の柱メンバ35L,35Rの下端間に配置され、ロアクロスメンバとも呼ばれる。左右のサイドメンバ36L,36Rは、前後方向にそれぞれ延び、車幅方向に互いに間隔を空けて配置される。左右のサイドメンバ36L,36Rの前端部は、左右の柱メンバ35L,35Rにそれぞれ接合されている。 図1から図4に示されるように、本実施形態に係る車両構造100は、外装パネル10(具体的には第1外装パネル1)と、センサ支持部材20と、を備える。第1外装パネル1は、車両の前部又は後部において車両外側の意匠面を構成する部材であり、本実施形態では、前述のように、車両の前部において意匠面を構成する。なお、車両の前部とは、車両前方を臨む部分のみでなく、第1外装パネル1の左右の側部11,11(後述)のような、前方斜め側方を臨む部分も含む。 本実施形態において、サイドパネルである第1外装パネル1は、車幅方向に互いに間隔を空けて配置される一対の側部11,11と、第1外装パネル1の下端部を構成するロア部12と、一対の側部11,11間に設けられ第2外装パネル2が取り付けられる取付部13と、を有する。一対の側部11,11の前面及びロア部12の前面が、意匠面である。側部11,11は、車両幅方向外側に行くに従い車両後側に傾斜して延びている。ロア部12は、側部11,11の下端に接続され、左の側部11の左端と右の側部11の右端との間で車幅方向に延びる。取付部13は、一対の側部11,11間で車幅方向に延び、且つ、車両上下方向に延びる。取付部13は、ロア部12から車両上方に間隔を空けて配置されており、第1外装パネル1の車幅方向中央部に、一対の側部11,11、ロア部12及び取付部13によって囲まれたバンパ開口14が形成されている。 センサ支持部材20は、第1外装パネル1の車両内側に配置され、車体構造部材30に固定され、車外環境を検出するセンサ装置Sを支持する。具体的には、センサ支持部材20は、車体構造部材30に固定されるベース部21と、センサ装置Sが取り付けられる(固定される)センサ周辺領域22と、を有する。センサ支持部材20は、例えば樹脂製射出成形品であり、ベース部21及びセンサ周辺領域22は、一体的に形成されている。センサ支持部材20のうち少なくとも枠部24(後述)を含む部分は、第1外装パネル1の車両内側(後側)に第1外装パネル1と隣接して配置されている。 図5に示されるように、本実施形態において、センサ支持部材20は、概ね車両前方を臨むように配置され、車両前後方向の一方から見た平面視において概ねT字状である。図5は、車両後方から見た車両構造100の平面図である。ベース部21は、前記平面視において車幅方向に長い概ね四角形であり、センサ周辺領域22は、ベース部21の幅方向中央部の下端から下方に張り出している。ベース部21は、第2外装パネル2の上側部分の車両内側に当該上側部分と隣接して配置され、第2外装パネル2の上側部分の概ね全体を車両内側(後側)から覆う。ベース部21の下端部及びセンサ周辺領域22は、第1外装パネル1の車両内側に配置される。 第1クロスメンバ31及び第2クロスメンバ32は、センサ支持部材20(ベース部21)の車両内側(後側)にセンサ支持部材20と隣接して配置されている。センサ支持部材20は、車体構造部材30のうち、第1クロスメンバ31及び第2クロスメンバ32に固定されている。具体的には、幅方向の一方から見た側面視において、ベース部21は、その下端から車両上方へ延びた後に車両後方へ屈曲する概ね逆L字状である。ベース部21は、後述する車体固定点P4(P41,P42)において第1クロスメンバ31及び第2クロスメンバ32に固定され、センサ支持部材20は、第1クロスメンバ31から下方に吊り下げられている。 図6は、センサ周辺領域22を車両前方から見た斜視図である。図6に示されるように、センサ支持部材20は、第1外装パネル1側(外装パネル10側)である車両前側へ車両内外方向である車両前後方向に突出し、センサ装置Sを支持する枠部(突出部)24を有する。ここでの「車両前側」とは、車両内外方向における車両外側である。なお、車両内外方向は、センサ支持部材20の車両内側とセンサ支持部材20の車両外側とを結ぶ方向であり、換言すると、枠部24(センサ周辺領域22)と第1外装パネル1とが互いに対向する方向である。本実施形態では、前述のように、車両内外方向は車両前後方向である。本実施形態において、枠部24が、本発明に係る「突出部」に相当する。 本実施形態において、枠部24は、センサ装置Sが配置されるセンサ収容空間Vを囲む枠状に形成されている。具体的には、センサ周辺領域22は、概ね車両前方(車両外方)を臨み上下方向及び車幅方向に延びる縦壁22aを有し、枠部24は、縦壁22aから車両前方(車両外方)に突出する。なお、車両外方とは、センサ支持部材20の車両内側からセンサ支持部材20の車両外側へ向かう方向であり、本実施形態では車両前方である。枠部24は、センサ収容空間Vを少なくと