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JP-2026077128-A - 車両前部構造

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Abstract

【課題】エンジン側からラジエータの車両前側への熱風の回り込みを抑制するとともに、エンジンの前側であってラジエータの後側に配置されたエキゾーストマニホールドを効率的に冷却できる車両前部構造を提供する。 【解決手段】車両前部構造は、ラジエータ2と外装パネル1との間に配置され、エンジン側からラジエータの車両前側への熱風の回り込みを抑制する遮蔽部材10と、遮蔽部材に一体的に形成され、エンジンの車両前側かつラジエータの車両後側であって、車幅方向においてラジエータと部分的に重なる位置に配置されたエキゾーストマニホールドに向けて外気を導く導入部20と、を備え、遮蔽部材は、車両前後方向に延びる側面部を有し、導入部には、側面部に対して車幅方向においてラジエータとは反対側に開口部が設けられ、導入部は、外気を遮蔽部材の側面部およびラジエータの側面に沿ってエキゾーストマニホールドへ導くように構成されている。 【選択図】図3

Inventors

  • 河原 駿也
  • 有満 海志

Assignees

  • スズキ株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (6)

  1. 車両の前部において車両上下方向に延び、車両外側の意匠面を構成する外装パネルを有する車両前部構造であって、 車両上下方向に延びてラジエータと前記外装パネルとの間に配置され、エンジン側から前記ラジエータの車両前側への熱風の回り込みを抑制する遮蔽部材と、 前記遮蔽部材に一体的に形成され、前記エンジンの車両前側かつ前記ラジエータの車両後側であって、車幅方向において前記ラジエータと部分的に重なる位置に配置されたエキゾーストマニホールドに向けて外気を導く導入部と、を備え、 前記遮蔽部材は、車両前後方向に延びて前記車幅方向における前記ラジエータの側面と整列する側面部を有し、 前記導入部には、前記側面部に対して前記車幅方向において前記ラジエータとは反対側に開口部が設けられ、前記導入部は、前記外装パネルを通過して前記開口部から流入した外気を、前記遮蔽部材の前記側面部および前記ラジエータの前記側面に沿って前記エキゾーストマニホールドへ導くように構成されている、車両前部構造。
  2. 前記導入部は、前記車両上下方向において前記ラジエータの上端と下端の間に配置され、 前記導入部は、前記開口部を挟んで前記側面部に対向し、車両後側へ向かうにつれて前記側面部側に傾斜する第1壁部を有する、請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記遮蔽部材は、前記側面部から前記ラジエータの前記側面を経由して前記エキゾーストマニホールドまで延びる仮想線が、前記エキゾーストマニホールドの前記車幅方向における中央部を通るように配置されている、請求項2に記載の車両前部構造。
  4. 前記導入部は、前記開口部の下端が、前記車両上下方向において前記ラジエータの前記側面に設けられたヘッダーの上端に対して上方に位置するように配置されている、請求項3に記載の車両前部構造。
  5. 前記導入部は、前記開口部を部分的に取り囲む前記第1壁部、第2壁部、および第3壁部を有し、 前記第1壁部は、前記開口部の一側部に位置し、前記第2壁部は、前記開口部の上部に位置し、前記車両後側へ向かうにつれて下方に傾斜し、前記第3壁部は、前記開口部の下部に位置し、前記車両後側へ向かうにつれて上方に傾斜し、 前記第2壁部に沿って前記車両後側に延びる第1延長線と、前記第3壁部に沿って前記車両後側に延びる第2延長線との交点は、前記エキゾーストマニホールド上に位置するように設定されている、請求項3に記載の車両前部構造。
  6. 前記遮蔽部材は、前記導入部の下方に車両後側に凹んだ凹部を有し、前記凹部は、前記導入部に対して前記車幅方向における外側に配置された電子機器に接続されるハーネスが前記凹部内を通って前記車幅方向に延びるように形成されている、請求項3に記載の車両前部構造。

Description

本発明は、車両前部構造に関する。 エンジンを備える自動車等の車両の前部には、一般に、エンジンを冷却するクーラント液を冷やすための放熱装置であるラジエータが設けられている。ラジエータは、エンジン内部を通って高温になったクーラント液を、冷却ファンによる送風と走行風によって冷やすように構成されている。高温のクーラント液によって温められた風が冷却ファンを通してエンジン側に流入すると、エンジンルーム内が高温になってしまう。 そこで、例えば、特許文献1には、ラジエータを支持するシュラウドパネルの枠部に導風ダクト部材を設け、走行風を直接、車両前方からエンジンルーム後方に向けて導入するように構成された車体前部構造が開示されている。シュラウドパネルの枠部に形成されたスリットおよび導風ダクト部材の前端開口部を介して、ラジエータ通過風を取り込むことなく、シュラウドパネルの前方側から導風ダクト部材に走行風が取り込まれる。導風ダクト部材の後端開口部には冷却ダクトが連結され、冷却ダクトはエンジンよりもさらに後方位置まで延び、エンジン後方位置の排気系を冷却するように構成されている。 特開2007-55274号公報 図1は、本発明の一実施形態に係る車両前部構造を車両上方から見た平面図である。図2は、図1のA-A線に沿って車両前部構造を切断して車両右前方から見た断面斜視図である。図3は、図1の車両前部構造をエンジンを省略した状態で車両右後方から見た斜視図である。図4は、図3に示すラジエータおよび車体構造部材を、外装パネルを省略した状態で車両左前方から見た斜視図である。図5は、図3に示すエアガイド部周辺を車両後方から見た後面図である。図6は、エアガイド部を車両後方から見た後面図である。図7は、エアガイド部に設けられた導入部周辺を拡大して車両右後方から見た斜視図である。図8は、図3のB-B線における部分断面図である。図9は、図3のB-B線で切断してエアガイド部周辺を車両右後方から見た部分断面斜視図である。図10は、図3のC-C線に沿った部分端面図である。 以下、本発明の一実施形態に係る車両前部構造について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両前部構造を車両上方から見た平面図である。図2は、図1のA-A線に沿って車両前部構造を切断して車両右前方から見た断面斜視図である。図3は、図1の車両前部構造を、エンジンを省略した状態で車両右後方から見た斜視図である。なお、以下で参照する各図面において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示し、矢印U方向は車両上下方向における上方を示し、矢印R方向および矢印L方向は、車室内から車両前方を見たときの車幅方向における右方および左方をそれぞれ示す。 図1~図3に示すように、本実施形態における車両前部構造は、例えば自動車等の車両の前面部に設けられる外装パネル1を有する。外装パネル1は、車幅方向および車両上下方向に概ね広がっており、車両外側の意匠面を構成している。車両の前部において、外装パネル1の車両後側のパワーユニットルームPRには、ラジエータ2およびエンジン3が配置されている。ラジエータ2は、外装パネル1の車両後側であってパワーユニットルームPRの最前部に配置されている。エンジン3は、ラジエータ2の車両後側に配置されている。 車両前後方向においてラジエータ2とエンジン3の間には、エキゾーストマニホールド4aおよびNOxを低減する触媒部4b等を含むエンジン3の排気系4が配置されている。すなわち、本実施形態における車両前部構造が適用される車両は、いわゆる前方排気レイアウトを採用している。図1~図3に示す例においては、ラジエータ2は車幅方向において左方に配置され、エキゾーストマニホールド4aは車幅方向において右方に配置されている。エキゾーストマニホールド4aは、正面視で車幅方向において、ラジエータ2と部分的に重なる位置に配置されている。 前方排気レイアウトにおいては、パワーユニットルームPRにおけるエキゾーストマニホールド4aが配置されるラジエータ2とエンジン3との間の温度が非常に高温になる。パワーユニットルームPRから非常に高温の空気が熱風としてラジエータ2の前側に回り込むことを抑制するために、本実施形態における車両前部構造は、外装パネル1とラジエータ2との間に配置されたエアガイド部10と、エキゾーストマニホールド4aを外気によって効率的に冷却するための導入部20とを備えている。エアガイド部10および導入部20については、後述する。 外装パネル1は、第1外装パネル11と、第2外装パネル12と、第3外装パネル13とを有する。第1~第3外装パネル11,12,13は、不図示の連結点において互いに連結(固定)されている。第1外装パネル11は、サイドパネルとも呼ばれ、車両の前部の意匠面のうち、主に車幅方向の両側部の意匠面を構成する。第2外装パネル12は、アッパパネルとも呼ばれ、車両の前部の意匠面のうち、車幅方向中央部の上部の意匠面を構成する。第2外装パネル12は、後述する導入部20の開口部30に対向する位置に複数の貫通孔12aを有している。第3外装パネル13は、第2外装パネル12の下方に形成されたバンパ開口を塞ぐ樹脂製のグリルであり、車両の前部の意匠面のうち、車幅方向中央部の下部の意匠面を構成する。第3外装パネル13は、バンパロアネットとも呼ばれ、車両前後方向に第3外装パネル13を貫通する複数の通気口を有している。 車体構造部材5は、車両の骨格を構成する高剛性の部材であり、外装パネル1に対して車両後側に配置される。外装パネル1は車体構造部材5に固定されて支持される。車体構造部材5は、さらに、車外環境を検出するミリ波レーダ等のセンサ装置を外装パネル1の車両後側の所定位置に配置するためのセンサブラケット6を固定して支持する。 図4は、図3に示すラジエータ2および車体構造部材5を、外装パネル1を省略した状態で車両左前方から見た斜視図である。図4に示すように、本実施形態における車体構造部材5は、第1クロスメンバ51、第2クロスメンバ52、第3クロスメンバ53、第4クロスメンバ54、左右一対の柱メンバ55L,55R、および左右一対のサイドメンバ等を有する。第1~第4クロスメンバ51,52,53,54は、車幅方向にそれぞれ延び、車両上下方向に互いに間隔を空けて配置されている。左右の柱メンバ55L,55Rは、それぞれ車両上下方向に延び、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。図において、左柱メンバ55Lの下部は図示を省略している。第1~第4クロスメンバ51,52,53,54のそれぞれの車幅方向の両端部は、左右の柱メンバ55L,55Rに接合されている。 第1クロスメンバ51は、左右の柱メンバ55L,55Rの上端間に配置され、フードロックメンバとも呼ばれる。第2クロスメンバ52は、第1クロスメンバ51の下方に配置され、ラジエータサポートメンバとも呼ばれる。第1クロスメンバ51の車幅方向中央部と第2クロスメンバ52の車幅方向中央部は、連結ブラケット57によって互いに連結されている。第3クロスメンバ53は、第2クロスメンバ52の下方に配置され、バンパメンバとも呼ばれる。第4クロスメンバ54は、左右の柱メンバ55L,55Rの下端間に配置され、ロアクロスメンバとも呼ばれる。 左右のサイドメンバは車両前後方向にそれぞれ延び、車幅方向に互いに間隔を空けて配置される。左右のサイドメンバはエプロンサイドメンバとも呼ばれる。図においては、左右のサイドメンバのうち、右サイドメンバ56Rのみを示し、左サイドメンバは図示を省略している。右サイドメンバ56Rの前端部は右柱メンバ55Rに接合されている。図示は省略するが、左サイドメンバの前端部は左柱メンバ55Lに接合されている。 パワーユニットルームPR内のエンジン3を冷却するラジエータ2は、車両上下方向および車幅方向に延びる矩形状であり、第3クロスメンバ53の車両後側に配置されている。ラジエータ2は、車両後側に不図示の冷却ファンを有する。ラジエータ2の上端部は第2クロスメンバ52に支持され、ラジエータ2の下端部は第4クロスメンバ54に支持されている。ラジエータ2は、車幅方向側面201にヘッダー202を有する(図5参照)。ヘッダー202は、車両上下方向に延びるパイプ状の部材であり、内部をクーラント液が流通するように構成されている。ヘッダー202の上端203は、車両上下方向においてラジエータ2の上端部よりも低い位置に配置されている。 ラジエータ2の車両前側、すなわちラジエータ2と外装パネル1の間にはエアガイド部10が配置されている。エアガイド部10は、外装パネル1を通過する外気をラジエータ2に導くとともに、エンジン3側からラジエータ2の車両前側への熱風の回り込みを防止するように構成されている。エアガイド部10には、外装パネル1を通過する外気を効率的にエキゾーストマニホールド4aに導くための導入部20が設けられている。以下に、エアガイド部10と導入部20について詳細に説明する。 図5は、図3に示すエアガイド部10周辺を車両後方から見た後面図である。図6は、エアガイド部10を車両後方から見た後面図である。図7は、エアガイド部10に設けられた導入部20周辺を拡大して車両右後方から見た斜視図である。エアガイド部10は、車両上下方向に延びて車両前後方向におけるラジエータ2と外装パネル1との間を塞いでおり、遮蔽部材とも呼ばれる。エアガイド部10は、車両上下方向に延びる柱状の部材であり、第1部分110、第2部分120、および第3部分130を有する。 第1部分110は、エアガイド部10において上方に位置する部分である。第1部分110は、車両前後方向に延びる第1側面部111、第1側面部111の前端から車幅方向外側に延びる第1前面部112、第1側面部111の後端から車幅方向内側に延びる第1後面部113、および第1側面部111の下端から車幅方向外側に延びる下面部114等を有する。第1前面部112の上部には第1取付部115および第2取付部116が設けられている。第1側面部111は、車両前後方向において、ラジエータ2の車幅方向における側面201と整列するように構成されている。すなわち、第1側面部111から車両後側に延びる仮想線上にラジエータ2の側面201が配置される。なお、第1側面部111とラジエータ2の側面201は、完全に整列していなくてもよく、第1側面部111に対して、ラジエータ2の側面201が車幅方向に若干ずれて配置されてもよい。 第2部分120は、エアガイド部10において下方に位置する部分である。第2部分120は、車両前後方向に延びる第2側面部121、第2側面部121の前端から車幅方向外側に延びる第2前面部122、第2側面部121の後端から車幅方向内側に延びる第2後面部123、第2前面部122の下端から車両前側に突出し、前端で下方に折れ曲がる下端部124等を有する。下端部124には、第3取付部125および第4取付部126が設けられ、第2前面部122の上方には第5取付部127が設けられている。 第3部分130は、エアガイド部10において中間に位置する部分であり、第1部分110と第2部分120とを連結している。第3部分130は、第1部分110の第1後面部113に対して車両前側に凹んだ第1凹部131、第1部分110の第1前面部112に対して車両後側に凹んだ第2凹部132、車両前後方向に延びて第1凹部131の車幅方向外側の端部と第2凹部132の車幅方向内側の端部を接続する第3側面部133、第2凹部132の車幅方向外側端部から車両後側に延びる側端部134、および第2凹部132の下端から車両後側に延びる下端部135等を有する。第2凹部132の上方には第6取付部136が設けられ、第1凹部131の車幅方向内側には第7取付部13