JP-2026077131-A - 車両構造
Abstract
【課題】検出波通過部を有する外装部材の変位を抑制する。 【解決手段】車両構造10は、センサ装置によって検出される検出波が通過する検出波通過部11を有し、車両外側の意匠面を構成する第1外装部材1と、第1外装部材1を車両内側又は車両外側から支持する第2外装部材2と、を備える。第2外装部材2は、第1外装部材1側に、互いに交差する方向に延びる第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1を有し、第1外装部材1は、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1において支持されている。 【選択図】図3
Inventors
- 河原 駿也
- 有満 海志
Assignees
- スズキ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (7)
- センサ装置によって検出される検出波が通過する検出波通過部を有し、車両外側の意匠面を構成する第1外装部材と、 前記第1外装部材を車両内側又は車両外側から支持する第2外装部材と、 を備える車両構造であって、 前記第2外装部材は、前記第1外装部材側に、互いに交差する方向に延びる第1支持壁面及び第2支持壁面を有し、 前記第1外装部材は、前記第1支持壁面及び前記第2支持壁面において支持されている、ことを特徴とする車両構造。
- 前記第1外装部材は、 前記第1支持壁面に対応する第1被支持部と、 前記第2支持壁面に対応する第2被支持部と、を有し、 前記第1被支持部及び前記第2被支持部は、互いに隣接して配置されており、 前記第1被支持部及び前記第2被支持部のうちの一方は、前記検出波通過部を含み、 前記検出波通過部は、前記第1被支持部と前記第2被支持部との間の境界寄りの位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両構造。
- 前記第1外装部材は、 前記第1支持壁面に対応する第1被支持部と、 前記第2支持壁面に対応する第2被支持部と、を有し、 前記第1被支持部及び前記第2被支持部は、互いに離れて配置されており、 前記検出波通過部は、前記第1被支持部と前記第2被支持部との間に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両構造。
- 前記第1外装部材は、 前記第1支持壁面に対応する第1被支持部と、 前記第2支持壁面に対応する第2被支持部と、を有し、 前記第1被支持部及び前記第2被支持部のうちの少なくとも一方は、 前記第2外装部材及び前記センサ装置を支持するセンサ支持部材の両方と重なって連結される3枚連結部と、 前記第2外装部材及び前記センサ支持部材の両方に対して位置決めされる3枚位置決め部と、のうちの少なくとも一方を有する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記第1被支持部及び前記第2被支持部の両方が、前記3枚連結部及び前記3枚位置決め部のうちの少なくとも一方を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の車両構造。
- 前記第1外装部材は、前記検出波通過部を取り囲むように環状に配列された複数の外装連結位置決め部を有し、 前記複数の外装連結位置決め部のそれぞれは、前記第2外装部材に連結されるか、又は前記第2外装部材に対して位置決めされる、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
- 前記第1外装部材は、前記検出波通過部を取り囲むように前記検出波通過部の周辺に環状に配列された複数のセンサ連結位置決め部を有し、 前記複数のセンサ連結位置決め部のそれぞれは、前記センサ装置を支持するセンサ支持部材に連結されるか、又は、前記センサ支持部材に対して位置決めされる複数のセンサ連結位置決め部を有する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両構造。
Description
本発明は、自動車等の車両構造に関し、詳しくは、車両の前部又は後部の車両構造に関する。 自動車等の車両の前部や後部には、車外環境を検出するセンサ装置が設けられている。センサ装置としては、ミリ波帯域の電磁波を検出波として用いるミリ波レーダ、音波を検出波として用いる音波センサ(超音波センサ/ソナー)、カメラ(撮像装置)等がある。センサ装置は、車両外側の意匠面を構成するバンパやグリル等の外装部材の裏面に配置され、外装部材は、検出波が通過する検出波通過部を有する。 車両の前部又は後部にセンサ装置を配置するための構造を有する従来の車両構造の一例として、特許文献1に開示された構造が知られている。特許文献1に開示された構造は、レーダモジュールの車体外側に配置されたロアグリルと、ロアグリルの開口部に取り付けられレーダモジュールを覆う保護カバーと、を備える。保護カバーは、レーダモジュールによって送受信されるミリ波又はマイクロ波を透過させる。 特開2021-25849号公報 本発明の一実施形態に係る車両構造が適用される車両の前部の分解斜視図である。車両前側から見た車両構造の部分前面図である。車両前側から見た車両構造の部分斜視図である。車両前側から見た、第1外装部材が取り外された車両構造の部分斜視図である。車両構造を模式的に示す断面図である。変形例の車両構造を模式的に示す断面図である。車両後側から見た車両構造の部分後面図である。車両後側から見た、第2外装部材に連結されたセンサ支持部材の部分後面図である。外装連結位置決め部の配置を説明する、車両構造の部分後面図である。他の変形例の車両構造を模式的に示す断面図である。検出波通過部及び凹部の変形例を模式的に示す図である。第1外装部材の変形例を示す、車両前側から見た車両構造の部分前面図である。 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図面において、矢印Fr方向は、車両前後方向における車両前方を示す。矢印L方向は、車両を後方から前方に向かって見た状態での、車両の車幅方向の左方を示す。矢印U方向は、車両上下方向(以下、上下方向という。)における車両上方を示す。以下の説明において、「前」及び「後」は車両前後方向における前及び後にそれぞれ対応し、「上」及び「下」は車両上下方向における上及び下にそれぞれ対応する。「左」及び「右」は、車両後方から車両前方に向かって見た状態での、車幅方向における左及び右にそれぞれ対応する。 図1に示されるように、本実施形態に係る車両構造10は、自動車等の車両の前部に適用される。車両構造10は、車両の前部に配置される第1外装部材1及び第2外装部材2を備える。第1外装部材1及び第2外装部材2は、車両の前部の外装パネル20を構成する部品であり、車両の前部において車両外側の意匠面を構成する。本実施形態において、第2外装部材2は、車両前後方向に貫通する複数の通気孔を有する大型のグリルである。第2外装部材2の車幅方向中央部且つ上下方向中間部には、ナンバプレート(又はライセンスプレート)が取り付けられるプレート支持部22が設けられている。第1外装部材1は、第2外装部材2と比較して小型の加飾パネルであり、プレート支持部22の上方において第2外装部材2の一部に車両前側から取り付けられている。第1外装部材1及び第2外装部材2は、例えば樹脂製射出成形品である。 外装パネル20は、第1及び第2外装部材1,2に加えて、第2外装部材2の車幅方向両側に配置されるサイドパネル等の他の外装部材をさらに有していてもよい。なお、本発明での車両の前部とは、車両前方を臨む車幅方向中央部のみでなく、前方斜め側方を臨む車幅方向両側の側端部も含む。 車両の前部には、車外環境を検出するセンサ装置Sを支持するセンサ支持部材30と、車体構造部材40と、が設けられる。センサ支持部材30は、外装パネル20(第1外装部材1及び第2外装部材2)の車両後側(車両内側)に配置され、センサ支持部30aにおいてセンサ装置S(図1及び図4参照。)を支持する。センサ装置Sは、例えば、ミリ波帯域の電磁波を検出波として用いるミリ波レーダであり、検出波を送信(照射)及び受信(検出)する。車体構造部材40は、鋼板等が用いられ車両の骨格を構成する高剛性の部材であり、複数のクロスメンバ40a、左右一対の柱メンバ40b、及び左右一対のサイドメンバ40c等を有する。センサ支持部材30は、車体構造部材40に固定され、車体構造部材40によって車両後側から支持される。 第2外装部材2は、第1外装部材1を車両後側(車両内側)から支持している。具体的には、第1外装部材1及び第2外装部材2はそれぞれ、上下方向及び車幅方向に延び、概ね車両前方を臨むように配置される。第2外装部材2は、第1外装部材1の車両後側に隣接して配置され、車両後側から第1外装部材1と連結されている。第2外装部材2は、センサ支持部材30と連結され、センサ支持部材30を介して車体構造部材40によって支持される。なお、本実施形態において、本発明に係る「車両外側」は車両前側であり、本発明に係る「車両内側」は車両後側である。 図1から図3に示されるように、第1外装部材1は、センサ装置Sによって検出される検出波が通過する検出波通過部11を有する。図1及び図4に示されるように、第2外装部材2は、検出波通過部11に対応する部分に、車両前後方向に貫通し検出波が通過するセンサ開口21が形成されている。センサ装置Sは、センサ開口21を通じて検出波通過部11と車両前後方向に対向する。検出波通過部11は、概ね車両前方を臨む薄い板状の部分であり、検出波が透過可能な特性を有する材料、例えば合成樹脂等から形成されている。センサ装置Sから送信された検出波は、検出波通過部11を透過(通過)して車両前方に照射される。車両前方に障害物がある場合、障害物において反射され検出波通過部11を透過(通過)した検出波がセンサ装置Sによって受信及び検出される。 なお、センサ装置Sは、ミリ波レーダに限らず、音波を検出波として用いる音波センサ(超音波センサ/ソナー)、又は可視光帯域の電磁波や赤外線帯域の電磁波を検出波として用いるカメラ(撮像装置)等であってもよい。この場合、検出波通過部11は、貫通孔(開口)を有していてもよい。検出波は、太陽光であるか、又はセンサ装置Sとは別に設けられる検出波送信装置から送信されてもよく、この場合、センサ装置Sは検出波を送信しなくてもよい。 図示する例において、上下方向について検出波通過部11とプレート支持部22との間に、カメラを保護するためのカバー部材5が設けられている。カメラは、カバー部材5の車両後側に配置され、カメラ露出孔5aを通じて車両前方の障害物等を撮像する。センサ開口21は、車両前後方向の一方から見た平面視において概ねT字状であり、車幅方向に延びる横部21aと、上下方向に延びる縦部21bと、を有する。横部21aは、センサ開口21の上側部分である。縦部21bは、センサ開口21の下側部分であり、横部21aの車幅方向中央部から連続して下方に延びている。検出波通過部11は、横部21aの少なくとも一部を車両前側から覆い、カバー部材5は、縦部21bに車両後側から挿入されている。 第2外装部材2は、第1外装部材1側である車両前側に、互いに交差する方向に延びる第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1を有する。第1外装部材1は、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1において支持されている。 図5は、第1外装部材1及び第2外装部材2を模式的に示す、左側から見た上下方向の断面図である。なお、図5及び図6における第2外装部材2に関して、第2外装部材2のうち、支持壁面2A1,2B1を有する上部のみが図示されており、第2外装部材2の下部は省略されている。図5に示されるように、本実施形態において第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1は、車幅方向の一方から見た側面視において互いに交差する方向に延びており、換言すると、当該側面視において互いに傾斜している。第1外装部材1は、第1支持壁面2A1と第2支持壁面2B1とに跨って配置されている。 具体的には、第2外装部材2は、車幅方向にそれぞれ延びる第1壁部2A及び第2壁部2Bを有する。第1壁部2Aのうちの車両前側の壁面が第1支持壁面2A1であり、第2壁部2Bのうちの車両前側の壁面が第2支持壁面2B1である。第2外装部材2は、第1壁部2Aと第2壁部2Bとの間の車幅方向に延びる境界2Cに沿って車両前後方向に屈曲しており、それにより、第1壁部2A及び第2壁部2Bは互いに交差する方向に延び、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1も互いに交差する方向に延びている。 図示する例において、第2壁部2Bは、第2外装部材2の全体のうち、センサ開口21を含む上下方向中間部である。第1壁部2Aは、第2外装部材2のうち、第2壁部2Bよりも上側の部分であり、第2壁部2Bの上側に隣接している。第2外装部材2は、第1壁部2Aが上方に向かうに従って車両後方に傾斜するように、境界2Cに沿って車両後方に屈曲している。第2支持壁面2B1は、上下方向に概ね平行な方向に延びており、第1支持壁面2A1は、上方に向かうに従って車両後方に傾斜するように、上下方向に対して斜め方向に延びている。第1外装部材1のうち検出波通過部11を含む下部は、第2支持壁面2B1に位置し、第1外装部材1のうち上部は、第1支持壁面2A1に位置している。また、図示する例において、グリルの一部である第1壁部2A及び第2壁部2Bは、凹凸や挿通孔等の構造を有しており、それに対応して、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1は凹凸や開口等の構造を有している。 このように、本実施形態によれば、第1外装部材1は、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1において支持されている。これにより、第1外装部材1が第1支持壁面2A1と重なる方向(換言すると第1壁部2Aの厚み方向。詳しくは図5の矢印d1参照。)についての第1外装部材1の変位が規制され、さらに、第1外装部材1が第2支持壁面2B1と重なる方向(換言すると第2壁部2Bの厚み方向。詳しくは図5の矢印d2参照。)についての第1外装部材1の変位が規制される。第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1は互いに交差する方向に延びているので、2方向(具体的には上下方向及び車両前後方向)の第1外装部材1の変位が、第1支持壁面2A1及び第2支持壁面2B1によって規制される。換言すると、第1外装部材1は、互いに異なる方向に延びる2面(2A1,2B1)によって拘束されている。その結果、走行時の車両の振動や車両の軽衝突等による外力が作用したときの第1外装部材1の変位を抑制することができ、それにより、センサ装置Sの検出精度を維持することができる。 次に、図6から図11をさらに参照して車両構造10を詳細に説明する。 図1から図3及び図5に示されるように、本実施形態において、第1外装部材1は、第1支持壁面2A1に対応する第1被支持部1Aと、第2支持壁面2B1に対応する第2被支持部1Bと、を有する。第1被支持部1A及び第2被支持部1Bは、上下方向に互いに隣接して配置されている。第1被支持部1A及び第2被支持部1Bのうちの一方は、検出波通過部11を含み、検出波通過部11は、上下方向について第1被支持部1Aと第2被支持部1Bとの間の境界1C寄りの位置に配置されている。 具体的には、第1被支持部1Aは、第1外装部材1のうち、第1支持壁面2A1と対向し第1支持壁面2A1に重なる部分である。第2被支持部1Bは、第1外装部材1のうち、第2支持壁面2B1と対向し第2支持壁面2B1に重なる部分である。図5に示されるように、第1外装部材1は、第1被支持部1Aと第2被支持部1Bとの間の車幅方向に延びる境界1Cに沿って車両前後方向に屈曲しており、それにより、第