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JP-2026077135-A - 二次電池

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Abstract

【課題】充電時に、外部端子及びその周辺とセルケース内部の電極体との温度差を抑制する。 【解決手段】二次電池は、1以上の電池セルを備える。1以上の電池セルのそれぞれは、セルケースと、複数の電極体と、集電端子と、外部端子と、熱伝導性部材とを含む。複数の電極体は、セルケースに収容されている。集電端子は、セルケースに収容され、複数の電極体に電気的に接続されている。外部端子は、集電端子に電気的に接続され、セルケースの第1の壁を貫通してセルケースの外側に突出している。熱伝導性部材は、複数の電極体のうちの隣り合う電極体の間に介在し、且つ隣り合う電極体のそれぞれと集電端子とに接触するように配置されている。 【選択図】図2

Inventors

  • 宮崎 航大

Assignees

  • トヨタ自動車株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. 1以上の電池セルを備える二次電池であって、 前記1以上の電池セルのそれぞれは、 セルケースと、 前記セルケースに収容された複数の電極体と、 前記セルケースに収容され、前記複数の電極体に電気的に接続された集電端子と、 前記集電端子に電気的に接続され、前記セルケースの第1の壁を貫通して前記セルケースの外側に突出した外部端子と、 前記複数の電極体のうちの隣り合う電極体の間に介在し、且つ前記隣り合う電極体のそれぞれと前記集電端子とに接触するように配置された熱伝導性部材と、 を含む 二次電池。
  2. 請求項1に記載の二次電池であって、 前記第1の壁の反対側に位置する前記セルケースの第2の壁を介して前記複数の電極体の加熱及び冷却の少なくとも一方を行う温度調整装置を更に備え、 前記熱伝導性部材は、前記第2の壁に接触するように配置されている 二次電池。
  3. 請求項1又は2に記載の二次電池であって、 前記熱伝導性部材は、シート状に形成されている 二次電池。
  4. 請求項1又は2に記載の二次電池であって、 前記熱伝導性部材は、前記複数の電極体よりも高い熱伝導率を有する 二次電池。
  5. 請求項4に記載の二次電池であって、 前記熱伝導性部材は、ファインセラミックスである 二次電池。

Description

本開示は、二次電池に関する。 特許文献1は、電池モジュールを開示している。この電池モジュールは、底面を各々含み第1の方向に配列された複数の電池セルと、複数の電池セルの底面と対向する冷却プレートと、電池セルと冷却プレートとの間に設けられた伝熱性部材とを備える。 特開2023-116166号公報 実施の形態に係る二次電池に含まれる電池セルの概略構成を示す斜視図である。図1中のY方向から見た電池セルの内部構造を示す図である。比較例に係る電池セルの内部構造を示す図である。実施の形態に係る二次電池の効果を説明するための図である。 添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略又は簡略する。 1.二次電池の構成 図1は、本実施の形態に係る二次電池1に含まれる電池セル10の概略構成を示す斜視図である。二次電池1(図2参照)は、1以上の電池セル10を含んでいる。二次電池1は、複数の電池セル10を含む電池モジュールを含んでいてもよい。二次電池1は、例えば車両に搭載され、車両に電力を供給する。電池セル10は、一例としてリチウムイオン電池である。 電池セル10は、セルケース12、複数の電極体14、一対の集電端子(正極集電端子及び負極集電端子)16、及び一対の外部端子(正極外部端子及び負極外部端子)18を含んでいる。セルケース12は、例えば直方体形状を有している。セルケース12は、例えば、アルミニウム等の金属材料により形成されている。なお、図1において、Z方向は電池セル10の高さ方向である。X方向はZ方向と垂直なセルケース12の短辺方向である。Y方向はZ方向と垂直なセルケース12の長辺方向である。 セルケース12には、複数の(例えば、4つの)電極体14が収容されている。各電極体14は、板状に形成されている。図1に示すように、複数の電極体14は、例えば、X方向を自身の厚さ方向とする向きで並んで配置されている。電極体14は、正極及び負極を含み、正極と負極との間に電解液を保持するように形成されている。電極体14は、積層型であってもよいし、巻回型であってもよい。 図2は、図1中のY方向から見た電池セル10の内部構造を示す図であり、より詳細には、一方の外部端子(例えば、正極外部端子)18の位置における電池セル10の内部構造を示している。なお、もう一方の外部端子(例えば、負極外部端子)18の位置における電池セル10の内部構造も、図2に示されるものと同様である。 セルケース12には、一対の集電端子16が収容されている。各電極体14は、一対の電極タブ(正極タブ及び負極タブ)22を介して、一対の電極タブ22のそれぞれに対応する一対の集電端子16に電気的に接続されている。Z方向(高さ方向)の上方側に位置するセルケース12の上壁(第1の壁)は、例えば蓋20として形成されている。外部端子18は、電気的に絶縁された状態で蓋20に取り付けられている。そして、外部端子18は、セルケース12の内部において各集電端子16に電気的に接続され、且つ蓋20を貫通してセルケース12の外側に突出している。 二次電池1は、温度調整装置24を含んでいてもよい。温度調整装置24は、例えば、蓋20(第1の壁)の反対側に位置するセルケース12の底壁26(第2の壁)と接触するように配置されている。温度調整装置24は、底壁26を介して各電極体14を加熱及び冷却する加熱器/冷却器として機能する。なお、底壁26と温度調整装置24との間には、熱伝導性部材が介在していてもよい。また、温度調整装置24は、加熱器及び冷却器のいずれか一方のみとして機能するように構成されていてもよい。 電池セルの充電時(特に、大電流が流れる急速充電時)には、ジュール発熱により電池セルの外部端子の温度が高くなる。その結果、外部端子及びその周辺(セルケースの壁(例:蓋))とセルケース内部の電極体との温度差ΔTが大きくなり易い。付け加えると、車両に搭載された二次電池では、当該温度差ΔTは次のような影響を及ぼし得る。すなわち、搭載された二次電池の外部充電が可能な車両(例:バッテリ電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV))に対し、近年、充電時間短縮の要求が高まっている。急速充電時における充電電流は、例えば安全保護のために電池セルの電極体温度に基づいて決定される。また、急速充電中に電極体温度が低い場合、上記の温度調整装置24のような装置を利用して外部から電極体を昇温させるという対策が取られることがあるが、電極体への熱抵抗に起因して電極体を効果的に温めることは難しい。また、上述のようにジュール発熱により外部端子の温度が高くなった場合、熱は外部端子から熱抵抗の低い上記壁(例:蓋)の側に伝達し易くなる。その結果、当該壁に取り付けられている電池温度センサの位置の温度が上昇することで、充電電流を抑制する保護機能が働く場合がある。このことは、充電時間の短縮に関して不利に働いてしまう。 二次電池では、上記の温度差ΔTを抑制できることが望まれる。そこで、本実施の形態に係る二次電池1に含まれる電池セル10は、熱伝導性部材28を更に含んでいる。 図2に示すように、熱伝導性部材28は、隣り合う電極体14の間に介在している。より詳細には、図2に示す電池セル10の例では、隣り合う電極体14の組が3つ存在している。熱伝導性部材28は、一例として、当該3組のそれぞれにおいて隣り合う電極体14の間に介在している。そして、熱伝導性部材28は、各組において隣り合う電極体14のそれぞれと集電端子16とに接触するように配置されている。より詳細には、各熱伝導性部材28は、一対の集電端子16のそれぞれに接触するように配置されている。一対の集電端子16と各熱伝導性部材28との接触は、接着等の接合により行われている。 また、本実施の形態では、各熱伝導性部材28は、セルケース12の底壁26(第2の壁)の内壁面30(セルケース12の内側底面)にも接触するように配置されている。底壁26と各熱伝導性部材28との接触も、接着等の接合により行われている。その結果、各熱伝導性部材28は、隣り合う電極体14のそれぞれと接触しながら、Z方向に関しては一対の集電端子16から底壁26までをつないでいる。 熱伝導性部材28は、一例としてシート状に形成されている。そして、Z方向において、シート状に形成された熱伝導性部材28の一方の端は一対の集電端子16のそれぞれと接触しており、当該一方の端の反対側に位置する当該熱伝導性部材28の他方の端は底壁26と接触している。また、図1中のX方向から電池セル10を見たとき、熱伝導性部材28は、一例として、隣り合う電極体14において互いに対向し合う電極体14の表面を全体的に覆うように配置されている。 熱伝導性部材28は、非導電性と高い熱伝導率とを有する材料によって形成されている。より具体的には、熱伝導性部材28は、例えば、電極体14よりも高い熱伝導率を有している。一例として、当該材料は、窒化アルミニウム又は炭化ケイ素などのファインセラミックスである。 2.効果 図3は、比較例に係る電池セル100の内部構造を示す図である。比較例に係る電池セル100は、本実施の形態に係る電池セル10とは異なり、熱伝導性部材28を備えていない。つまり、電池セル100では、外部端子18から各電極体14への伝熱経路が少ない。このため、課題として上述されたように、充電時に外部端子18において生じた熱は、蓋20の側に逃げ易くなる(図4中の矢印AR1参照)。その結果、図3に示されるように、外部端子18及びその周辺(蓋20)とセルケース12の内部の各電極体14との温度差ΔTが大きくなってしまう。 図4は、本実施の形態に係る二次電池1の効果を説明するための図である。本実施の形態に係る電池セル10は、熱伝導性部材28を備えている。上述されたように、熱伝導性部材28は、隣り合う電極体14の間に介在し、且つ隣り合う電極体14のそれぞれと一対の集電端子のそれぞれとに接触するように配置されている。これにより、図4中に矢印AR2及びAR3によって表されるように、熱伝導性部材28が伝熱経路となり、充電時に各外部端子18において生じた熱を各電極体14の各部に輸送することを効果的に促進できる。その結果、比較例と比べて、図5に示されるように、各外部端子18及びその周辺(蓋20)の温度が低下する。一方、各外部端子18側からの受熱により、各電極体14の温度が上昇し、且つ、各電極体14の各部の温度のばらつきが抑制される。このように、熱伝導性部材28を備える電池セル10によれば、充電時に、外部端子18の発熱を有効活用して温度差ΔTを効果的に抑制できる。そして、温度差ΔTの抑制は、充電中の平均電流値の向上による充電時間の短縮(充電効率の向上)につながる。 広く言えば、「本開示に係る熱伝導性部材」は、集電端子16とセルケース12の底壁26(内壁面30)のうちの少なくとも集電端子16に接触するように配置されていればよい。そのうえで、本実施の形態に係る熱伝導性部材28は、集電端子16と底壁26の双方と接触している。すなわち、熱伝導性部材28は、隣り合う電極体14のそれぞれと接触しながら、集電端子16から底壁26までをつないでいる。これにより、図4中に矢印AR4によって表されるように、温度調整装置24からの熱を利用して、各電極体14の各部を均等に温め易くすることができる。すなわち、温度調整装置24による各電極体14の昇温効率が向上する。このことも、充電効率の向上につながる。付け加えると、熱伝導性部材28を有することにより、充電時とは関係なく電極体14の温度が上昇した際に、温度調整装置24による電極体14の冷却効率も向上する。