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JP-2026077144-A - 毛髪膨潤剤

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Abstract

【課題】毛髪に対するダメージを抑制しながら、毛髪を効果的に膨潤させることができる毛髪膨潤剤を提供する。 【解決手段】毛髪膨潤剤は、糖からなる。糖として、単糖、糖アルコールを含むことができ、糖は2種以上を含むことができ、糖アルコールとして、マンニトールを含むことができる。糖が、2種以上であり、少なくともマンニトールを含み、マンニトールの含有量をS(質量%)とし、マンニトール以外の糖の含有量をT(質量%)とした場合に、これらの比(T/S)は100以下とすることができる。 【選択図】なし

Inventors

  • ▲桑▼原 亮子
  • 名和 哲兵
  • 中島 慎一郎
  • 田中 宏明
  • 藤澤 祐希

Assignees

  • ホーユー株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (6)

  1. 糖からなることを特徴とする毛髪膨潤剤。
  2. 前記糖として、単糖を含む請求項1に記載の毛髪膨潤剤。
  3. 前記糖として、糖アルコールを含む請求項1に記載の毛髪膨潤剤。
  4. 前記糖が、2種以上である請求項1に記載の毛髪膨潤剤。
  5. 前記糖アルコールとして、マンニトールを含む請求項3に記載の毛髪膨潤剤。
  6. 前記糖が、2種以上であり、 少なくともマンニトールを含み、 前記マンニトールの含有量をS(質量%)とし、 前記マンニトール以外の糖の含有量をT(質量%)とした場合に、 これらの比(T/S)が80以下である請求項1に記載の毛髪膨潤剤。

Description

本発明は、毛髪膨潤剤に関する。更に詳しくは、糖を用いた及び毛髪膨潤剤に関する。 従来、毛髪を膨潤させる操作は多く利用されている。例えば、染毛時には、毛髪内に染料を浸透させる目的で毛髪の膨潤が行われる。このような毛髪膨潤について、下記特許文献1~5の開示がある。また、毛髪への所定の作用を目的として糖を利用する技術が特許文献6~8に開示されている。 特開2008-545624号公報特開2015-511626号公報特開2022-054418号公報特開2024-519822号公報特開2009-084168号公報特開2016-169177号公報特開2020-125263号公報特開2023-143738号公報 以下、本発明について詳しく説明する。 尚、別途に明記しない限り、「%」は「質量%」を意味し、「部」は「質量部」を意味し、「X~Y」の表記は「X以上且つY以下」を意味する。 また、一部の化合物の名称に関して、日本化粧品工業連合会成分表示名称リストに準じた名称、又は、INCI(INCI:International Nomenclature of Cosmetic Ingredient:化粧品原料国際命名法)に準じた名称を用いる。 更に、一部の化合物の名称に関して、ポリオキシアルキレン鎖について、ポリオキシエチレン鎖を「POE」、ポリオキシプロピレン鎖を「POP」と略記する場合がある。また、これらの略記に続くカッコ内の数字は、各々付加モル数を表す。更に、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸又はメタクリル酸を表す。 [1]毛髪膨潤剤 本発明の毛髪膨潤剤は、糖からなることを特徴とする。 前述の通り、本発明者らは、糖が毛髪に対する膨潤作用を発揮することを見出した。毛髪膨潤剤は、作用前の毛髪径よりも作用後の毛髪径を大きくすることができる剤を意味する。具体的には、水による毛髪膨潤作用よりも高い膨潤作用を有する剤である。この毛髪膨潤剤として用いる糖の種類は限定されない。例えば、単糖、二糖、三糖、四糖、オリゴ糖、多糖、糖アルコール等を用いることができる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、単糖としては、グリセルアルデヒド等の三炭糖;エリトルロース、エリトロース等の四炭糖;ケトトリオース、リブロース、キシルロース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリボース等の五炭糖;グルコース、マンノース、ガラクトース、フルクトース、ソルボース、アロース、アルトロース、グロース、イドース、タロース、フコース、フクロース、ラムノース、プシコース、タガトース等の六炭糖;マンノヘプツロース、セドヘプツロース等の七炭糖などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 これらのなかでは、毛髪に対する膨潤作用の観点から、四炭糖、五炭糖、六炭糖が好ましく、更には、六炭糖が好ましい。 上述のうち、二糖としては、スクロース、ラクツロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、セロビオース、イソマルトース、ゲンチオビオース、イソマルツロースなどが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、三糖としては、マルトトリオース、メレジトース、ラフィノースなどが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、四糖としては、スタキオースなどが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、オリゴ糖としては、フルクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、乳糖果糖オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ニゲロオリゴ糖などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、多糖としては、デンプン、アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキストリン、セルロース(結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等)、カードラン、パラミロン、キチン、デキストラン、カラギーナン、ヘパリン、アルギン酸、ヒアルロン酸、ペクチン、キシラン、グルコマンナン、レバン、グルカン、フルクタンなどが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述のうち、糖アルコールとしては、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、トレイトール、イソマルト、アラビニトール、リビトール、イジトール、ガラクチトール、ボレミトール、ペルセイトール、グリセロール、アリトール、タリトール等の単糖アルコール;マルチトール、ラクチトール等の二糖アルコール等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 これらのなかでは、毛髪に対する膨潤作用の観点から、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、ラクチトールが好ましく、更には、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、エリスリトールが好ましい。 尚、糖アルコールとしては、上述した各糖アルコールの誘導体、これらの塩も利用できる。このうち、糖アルコールの誘導体は、構造変化を伴った糖アルコールを意味し、具体的には、糖アルコールが有する置換基(例えば、ヒドロキシ基)のうちの少なくとも1つが他の置換基に置換された化合物が含まれる。他の置換基としては、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アミノ基及びシアノ基等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 また、糖アルコール及び/又は糖アルコールの誘導体の塩を構成する陽イオンとしては、Na、K、Li等のアルカリ金属イオンや、アンモニウムイオン(-NH3)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上述した各種糖のなかでも、毛髪に対する膨潤作用の観点からは、単糖及び/又は糖アルコールが好ましい。更に、毛髪のまとまりを向上させる効果、毛髪の指通りを向上させる効果をより強く得ることができるという観点から、糖アルコールが含まれることが好ましい。 また、単糖を用いる場合、上述した単糖のなかでも、四炭糖、五炭糖、六炭糖が好ましく、更には、六炭糖が好ましい。 更に、糖アルコールを用いる場合、上述した糖アルコールのなかでも、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、ラクチトールが好ましく、更には、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、エリスリトールが好ましい。 糖は、1種単独で用いてもよいが、毛髪に対する膨潤作用の観点からは、2種又はそれ以上を併用することが好ましい。具体的には、ソルビトールとマンニトールとの組合せ、ソルビトールとマルチトールとの組合せ、ソルビトールとエリスリトールとの組合せ、マンニトールとマルチトールとの組合せ、マンニトールとエリスリトールとの組合せ、マルチトールとエリスリトールとの組合せ、などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 これらのなかでも、糖は、マンニトールを含んだ2種以上の糖の組み合わせであることが好ましい。即ち、例えば、ソルビトールとマンニトールとの組合せ、マンニトールとマルチトールとの組合せ、マンニトールとエリスリトールとの組合せ等が挙げられる。 マンニトールを含む2種以上の糖を含む場合、マンニトールの含有量をS(質量%)とし、マンニトール以外の糖の含有量をT(質量%)とした場合、これらの比(T/S)は、毛髪に対する膨潤作用の観点から、80以下とすることが好ましい。 この比(T/S)は、更に75以下、更に70以下、更に60以下、更に50以下、更に40以下、更に30以下、更に20以下、更に15以下、更に10以下とすることができる。一方、その下限は限定されないが、通常、0.01以上であり、0.03以上とすることができ、更に0.05以上、更に0.07以上、更に0.15以上、更に0.5以上、更に1以上、更に2以上、更に3以上、更に4以上、更に5以上とすることができる。上述の上下限は各々の組合せとすることができる。従って、例えば、0.01~75、0.03~70、0.05~60、0.07~50、0.15~40、0.50~30、1~20、2~15、3~15、4~10、5~10等とすることができる。 上述の組み合わせのなかでも、毛髪に対する膨潤作用の観点からは、特にソルビトールとマンニトールとの組合せを含むことが好ましい。糖のなかでも、ソルビトール及びマンニトールは、各々を単独で用いても、毛髪に対する膨潤作用を示す成分であるが、ソルビトールとマンニトールとを組合せて用いた場合には、これらを単独で用いた場合と比較して、より優れた相乗的効果を得ることができる。また、両者の併用下において、ソルビトールは、毛髪のまとまりを向上させる効果により大きく寄与し、マンニトールは、毛髪の指通りを向上させる効果により大きく寄与していると考えられる。加えて、ソルビトールとマンニトールとを組合せて用いた場合、製剤安定性が向上される点においても優れる。 本発明の毛髪膨潤剤は、糖以外の他の成分とともに用いることができる。本発明において「ともに用いる」は、毛髪膨潤剤と他の成分とを同時に毛髪に対して適用する場合、先に毛髪膨潤剤を毛髪に対して適用したうえで、当該膨潤された毛髪に対して他の成分を適用する場合、及び、先に他の成分を毛髪に対して適用したうえで、当該他の成分が適用された毛髪に対して毛髪膨潤剤を適用する場合、を含む意味である。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 他の成分は限定されないが、例えば、毛髪へ浸透させることによって、毛髪に対して作用を及ぼす成分が挙げられる。本発明の毛髪膨潤剤とともに、他の成分を用いた場合、毛髪の膨潤によって他の成分の浸透性が向上されるため、他の成分によって得られる作用を向上させることができる。他の成分としては、毛髪補修成分(髪を補修する成分)、退色抑制成分(染毛された毛髪の退色を抑制する成分)、毛髪保護成分(毛髪を保護する成分)、毛髪質感向上成分(毛髪の質感を向上させる成分)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上記のうち、毛髪補修成分は、毛髪に対して補修効果を与える成分である。補修効果とは、毛髪のツヤを向上させる効果、毛髪の強度を向上させる効果、毛髪表面の滑りを向上させる効果、毛髪の指通りを向上させる効果、毛髪のタンパクの流出を防ぐ効果、毛髪のくせ付きを緩和する効果、毛髪のハリコシを向上させる効果、毛髪のまとまりを向上させる効果等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。毛髪補修成分としては、ペプチド、アミノ酸及びその誘導体、ビタミン及びその誘導体、植物エキス、ポリフェノール等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。 上記のうち、ペプチドは、複数のアミノ酸がペプチド結合を介して結合された構造を有する化合物である。換言すれば、ペプチドは、複数のアミノ酸残基から構成された構造を有する化合物である。ペプチドを構成するアミノ酸残基は、ペプチドを構成するアミノ酸の一単位に当たる構造であり、その種類は限定されず、α-アミノ酸残基、β-アミノ酸残基、γ-アミノ酸残基、δ-アミノ酸残基が含まれる。これらのアミノ酸残基は、天然であっても非天然であってもよく、更には、光学活性体である場合には、L体であってもよくD体であってもよい。 ペプチドの由来は限定されず、どのようなペプチドであってもよいが、例えば、タンパク質を加水分解して得ることができる。即ち、タンパク質加水分解物又はその一部として得ることができる。タンパク質加水分解物(「加水分解タンパク