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JP-2026077149-A - ワイヤ、シートパッド及び成形型

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Abstract

【課題】活用の幅が広がるワイヤ、シートパッド及び成形型を提供する。 【解決手段】ワイヤは、直線状の第1部と、第1部の2つの端にそれぞれ隣接し互いに同じ向きに曲がる2つの第2部と、第2部の端にそれぞれ隣接し第2部が曲がる向きと反対の向きに曲がる2つの第3部と、第3部の端にそれぞれつながり、第1部および第2部を含む平面と交わる方向に延びる2つの第4部と、を含み、第1部と第2部とのなす角は鈍角であり、第2部と第3部とのなす角は鈍角である。シートパッドはワイヤが埋設されている。 【選択図】図2

Inventors

  • 山田 強
  • ▲高▼木 啓至

Assignees

  • 株式会社東洋クオリティワン

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. シートパッドに埋設されるワイヤであって、 直線状の部分を含む第1部と、 前記第1部の2つの端にそれぞれ隣接し互いに同じ向きに折れ曲がる2つの第2部と、 前記第2部の端にそれぞれ隣接し前記第2部が折れ曲がる向きと反対の向きに折れ曲がる2つの第3部と、 前記第3部の端にそれぞれつながり、前記第1部および前記第2部を含む平面と交わる方向に延びる2つの第4部と、を含み、 前記第1部と前記第2部とのなす角は鈍角であり、前記第2部と前記第3部とのなす角は鈍角であるワイヤ。
  2. 前記第2部は、前記第2部の前記端に向かうにつれて前記第1部から下降し、 前記第3部は、前記第2部の2つの前記端を通る直線と交わり、前記第3部の前記端に向かうにつれて前記第2部から下降している請求項1記載のワイヤ。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤが埋設されたシートパッド。
  4. 第1型および第2型を含み、前記第1型に前記第2型をかぶせてできる空間でシートパッドを成形する成形型であって、 前記第1型は、請求項1又は2に記載のワイヤを前記空間に配置する固定部を含み、 前記固定部は、前記第2部の2つの前記端を通る直線に沿う方向の前記第3部の変位を制限する第1の制限部と、 前記直線の周りに回転する方向の前記第4部の変位を制限する第2の制限部と、を含む成形型。
  5. 前記固定部は、前記空間を作るときに前記第1型に前記第2型が近づく方向であって前記第1の制限部の周りに回転する方向の、前記第2部の前記端の変位を許容する請求項4記載の成形型。

Description

本発明はシートパッドに埋設されるワイヤ、シートパッド及び成形型に関する。 シートパッドに埋設したワイヤを使って、シートパッドを覆う表皮を固定する技術は知られている。特許文献1に開示された先行技術は、端が開放された2つの縦線状部分と、縦線状部分をつなぐ横線状部分と、からなる平面視略コの字状のワイヤがシートパッドに埋設されている。ワイヤの縦線状部分は表皮を固定する機能があり、横線状部分は縦線状部分をつないで一体化する機能がある。 特開2005-453号公報 (a)は一実施の形態におけるシートパッドの平面図であり、(b)は図1(a)のIb-Ib線におけるシートパッドの断面図である。(a)はワイヤの平面図であり、(b)はワイヤの正面図であり、(c)はワイヤの側面図である。(a)は第1実施の形態における成形型の断面図であり、(b)は第1型の斜視図である。(a)は第2実施の形態における成形型(第1型)の斜視図であり、(b)は図4(a)の矢印IVb方向から見た固定部の正面図であり、(c)は変形例における固定部の正面図である。(a)は第3実施の形態における成形型(第1型)の斜視図であり、(b)は図5(a)の矢印Vb方向から見た固定部の正面図である。 以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1(a)は一実施の形態におけるシートパッド10の平面図である。図1(b)は図1(a)のIb-Ib線におけるシートパッド10の断面図である。シートパッド10は、自動車などの乗物用シートのためのパッドである。本実施形態では背凭れ用のバックパッドを例示してシートパッド10を説明するが、これに限られるものではない。シートパッドの他の用途は、使用者の臀部を支えるクッション、ソファー、椅子のひじ掛け、足のせ台が例示される。 シートパッド10は、軟質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂発泡体からなる弾性を有する本体11と、本体11に埋設されたワイヤ12と、を備えている。シートパッド10は、本体11の裏面13のほぼ全体に亘って補強布(図示せず)が一体化されていてもよい。補強布は、フレーム(図示せず)と本体11の裏面13との間に介在して本体11を補強し、フレームと本体11とが擦れて生じる異音を低減する。補強布は粗毛布、フェルト、不織布などが例示される。 本体11は、幅方向の中央に位置する中央部14と、中央部14の左右両側に位置するサイド部15と、を含む。本体11の表面16には中央部14とサイド部15との境界に沿って延びる2本の縦溝17と、縦溝17同士をつなぐ横溝18と、が設けられている。シートパッド10は、織編物や皮革などからなる表皮(図示せず)が、装飾や使用者を快適にするために被せられる。表皮は縦溝17や横溝18に一部が吊り込まれて本体11の表面16に固定される。ワイヤ12は縦溝17と横溝18に沿って本体11に埋設されている。ワイヤ12の一部は本体11の裏面13の近くに配置されている。 図2(a)はワイヤ12の平面図であり、図2(b)はIIb方向から見たワイヤ12の正面図であり、図2(c)はIIc方向から見たワイヤ12の側面図である。ワイヤ12は硬鋼線などの金属製の線材からなり、線材の複数か所を折り曲げて作られている。ワイヤ12の太さは2mm-3mmが例示される。 ワイヤ12は、直線状の部分を含む第1部19と、第1部19の2つの端20にそれぞれ隣接する第2部21と、第2部21の端22にそれぞれ隣接する2つの第3部23と、第3部23の端24にそれぞれつながる2つの第4部25と、を含む。2つの第4部25は、第1部19及び第2部21を含む平面26と交わる方向に延び、平面26に対して同じ方向に延びている。第1部19、第2部21、第3部23、第4部25を長い順に並べると、第1部19、第4部25、第2部21、第3部23である。本実施形態では第1部19は全長に亘って直線形状である。 ワイヤ12は、第1部19に垂直な平面であって第1部19の中点を含む平面(対称面)に関して面対称である。平面図(図2(a)参照)は、水平面と平面26とのなす角が57°となるようにワイヤ12を水平面に置いたときに、水平面に直角にワイヤ12を見た図であり、正面図(図2(b)参照)は、水平面に置いたワイヤ12を水平面に平行に見た図である。 正面視(図2(b)参照)において第2部21は第1部19に対し互いに同じ向きに折れ曲がり(山折り)、第3部23は第2部21が折れ曲がる向きと反対の向きに折れ曲がっている(谷折り)。正面視において第1部19と第2部21とのなす角θ1は鈍角であり、θ1は130-165°が好ましい。正面視において第2部21と第3部23とのなす角θ2は鈍角であり、θ2は130-170°が好ましい。正面視において第2部21の2つの端22を通る直線27と第3部23とのなす角θ3は165-180°が例示される。 平面視(図2(a)参照)において第1部19と第2部21とのなす角θ4は130-180°が例示される。平面視において第2部21と第3部23とのなす角θ5は130-180°が例示される。平面視において直線27と第3部23とのなす角θ6は150-180°が例示される。側面視(図2(c)参照)において第2部21と第4部25とのなす角θ7は90-130°が例示される。 ワイヤ12はインサート成形により本体11(図1(a)参照)に埋設される。ワイヤ12の第1部19、第2部21及び第3部23は本体11の横溝18に沿って配置され、第4部25は縦溝17に沿って配置される。 図3(a)は第1実施の形態における成形型30の断面図である。成形型30は、ワイヤ12のインサート成形のための金型であり、第1型(下型)31と、第1型31にかぶせて第1型31との間で空間(キャビティ)33を作る第2型32と、を含む。第2型32は上型と中子型とを含む複数の型が一体化していてもよい。第1型31と第2型32はヒンジ(図示せず)を介して回動可能に接続されており、第2型32は第1型31に対し開閉する。第1型31と第2型32とをつなぐヒンジは、第1型31及び第2型32のうち本体11の下端部(図1(a)下部)を成形する部分の近くに接合されている。 ワイヤ12は、第1型31に設けられた固定部34によって空間33に配置される。第2型32を開いた状態で第1型31にワイヤ12を配置し、第2型32に補強布(図示せず)を配置し、第1型31に本体11(図1(b)参照)の原料を注入した後、第2型32を閉じ、空間33の中で原料を発泡硬化させ、本体11、ワイヤ12及び補強布を一体化したシートパッド10が得られる。第1型31により本体11の表面16が成形され、第2型32により本体11の裏面13が成形される。 図3(b)は第1型31の斜視図である。図3(b)は第1型31のうち固定部34の付近が図示され、それ以外の図示が省略されている。固定部34は、ワイヤ12が載る台35と、台35の天面36に設けられた突起37と、天面36にワイヤ12を固着する固着部38と、を含む。固定部34は、さらに台35と間隔をあけて配置された台39と、台39の天面にワイヤ12を固着する固着部40と、を含む。 隆起部41はシートパッド10(図1(a)参照)の縦溝17を作るための筋であり、台35,39の間をつないでいる。シートパッド10の縦溝17は2本あるため、台35,39及び隆起部41は第1型31にもう一組存在するが、もう一組の台35,39及び隆起部41の図示は図3(b)に省略されている。本実施形態ではワイヤ12の材料は強磁性体であり、固着部38,40は磁石である。 台35,39の上にワイヤ12の第4部25が置かれると、固着部38,40は第4部25を吸着する。突起37はワイヤ12の第3部23と第4部25とが作る隅に配置される。突起37の高さはワイヤ12の太さよりも大きいため、突起37は、固着部38,40に第4部25が固着されたワイヤ12の、台39側への第3部23の移動を制限し、もう一組の台35,39及び隆起部41側への第4部25の移動を制限する。本実施形態ではワイヤ12の第4部25は天面36に載るが、第3部23は天面36から外れるように台35が作られている。 図3(a)に示すように第2型32を閉じた状態において第2型32の近くにワイヤ12の第1部19が配置されるため、ワイヤ12の曲げ角度のばらつきによって第3部23に対する第1部19の高さが大きなワイヤ12は、第2型32を閉じるときに、ヒンジ(図示せず)を中心に第2型32が回転して第1部19に当たることがある。そうすると第2型32によって第1部19が斜め下(図3(b)左斜め上)に押されるが、突起37(第1の制限部の一部)に第3部23と第4部25が引っ掛かるため、隆起部41に沿っている第4部25が変位しないようにできる。また第4部25を固着した固着部38(第2の制限部の一部)により、直線27の周りに回転する方向の第4部25の変位が制限され、第4部25が台35から浮き上がらないようにできる。台35と間隔をあけて配置された台39の固着部40(第2の制限部の一部)に第4部25が固着しているため、第4部25の台35からの浮き上がりをさらに低減できる。 ワイヤ12の第1部19が第2型32に押され、第1部19、第2部21及び第3部23に下向きの力が加わったときは、第4部25が固着部38(第1の制限部の一部)に吸着されているため、第3部23の、直線27が両側に延びる方向への変位が制限される。第1部19と第2部21とのなす角θ1(図2(b)参照)及び第2部21と第3部23とのなす角θ2は鈍角のため、第1部19に加わる下向きの力により角θ1,θ2が変形して第1部19の撓みが低減し、第1部19がほぼ平行に変位する。そのためシートパッド10の本体11(図1(b)参照)の裏面13と第1部19との間の距離が、第1部19の全長に亘ってほぼ一定になる。これによりシートパッド10に被せられた表皮(図示せず)を本体11の裏面13で第1部19に固定したり、フレーム(図示せず)を本体11の裏面13で第1部19に固定したりするときの、表皮やフレームと第1部19とを接続するホグリング等の部品の配置を容易にできる。ワイヤ12の第1部19を表皮やフレームの固定に利用できるため、ワイヤ12の活用の幅を広げることができる。 ワイヤ12の第3部23が天面36から外れるように台35が作られているため、第2型32に第1部19が押されて第1部19、第2部21及び第3部23に下向きの力が加わったときは、天面36に固定された第4部25と天面36との接点を中心に第3部23が下向きに回転する。第3部23の回転を台35が妨げることがなく、第2部21の端22(図2(b)参照)の変位を台35が許容しているため、第1部19の撓みをさらに低減できる。 図4を参照して第2実施の形態を説明する。第1実施形態ではワイヤ12の第3部23が天面36から外れるように台35が作られている成形型30(第1型31)について説明した。第2実施形態ではワイヤ12の第3部23の端24が天面53に載るように台52が作られている第1型50について説明する。第2実施形態において第1実施形態で説明した部分と同一の部分は、第1実施形態と同じ符号を付して以下の説明を省略する。 図4(a)は第2実施の形態における第1型50の斜視図である。図4(a)は第1型50のうち固定部51の付近が図示され、それ以外の図示が省略されている。固定部51は、ワイヤ12が載る台52と、台52の天面53に設けられた突起37と、天面53にワイヤ12を固着する固着部38と、を含む。固定部51は、さらに台52と間隔をあけて配置された台39と、台39の天面にワイヤ12を固着する固着部40と、を含む。本実施形態ではワイヤ12の第3部23及び第4部25が天面53に載るよう