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JP-2026077174-A - 液体吐出装置、その制御方法及びプログラム

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Abstract

【課題】タンク内の液体が使用限界を超えない状況においてもノズルの目詰まりを防止する。 【解決手段】プリンタのCPUは、サブタンク(タンク)内のインクのうち含有率が最も高いインクの種別である特定種の割合が閾値を超えるか否かを判断する(S5)。特定種の割合が閾値を超えると判断した場合(S5:YES)、CPUは、回収モードを回収実行モードとし(S6、S7)、回収ステップを実行することを決定する。特定種の割合が閾値を超えないと判断した場合(S5:NO)、CPUは、回収モードを回収停止モードとし(S8、S9)、回収ステップを実行しないことを決定する。 【選択図】図8

Inventors

  • 法亢 昌広
  • 木元 太一朗

Assignees

  • ブラザー工業株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (13)

  1. 液体を貯留するタンクと、 ノズルを含む液体流路を有するヘッドと、 前記液体流路内の液体を前記タンクを介して前記液体流路に戻す流路である回収流路と、 制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記回収流路に沿った液体の流れを生じさせる、回収ステップと、 前記タンク内の液体のうち含有率が最も高い液体の種別である特定種の割合が閾値を超えるか否かを判断する、第1判断ステップと、を実行可能であり、 前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えると判断した場合、前記回収ステップにおいて第1流量の前記液体の流れを生じさせることを決定し、 前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えないと判断した場合、前記回収ステップにおいて前記第1流量よりも少ない第2流量の前記液体の流れを生じさせること、及び、前記回収ステップを実行しないこと、の一方を決定することを特徴とする、液体吐出装置。
  2. 前記タンクは、液体を貯留するメインタンクから流入した液体を貯留するサブタンクであり、 前記制御部は、前記第1判断ステップにおいて、 前記メインタンクから前記サブタンクに液体が流入する前の、前記サブタンク内の液体の量(L0)と、 前記メインタンクから前記サブタンクに流入した液体の量(L1)と、 に基づいて、前記割合を算出することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 液体を貯留するメインタンクを収容可能な収容部をさらに備え、 前記タンクは、前記収容部に収容された前記メインタンクから流入した液体を貯留するサブタンクであり、 前記制御部は、 前記ノズルから記録媒体に対して液体を吐出させることで、記録媒体に画像を記録する、記録ステップをさらに実行可能であり、 前記第1判断ステップにおいて、 前記記録ステップで前記ノズルから液体が吐出される前の、前記サブタンク内の液体の量(L0’)と、 前記記録ステップで前記ノズルから吐出された液体の量(L2)と、 前記記録ステップで前記ノズルから液体が吐出されたことに応じて前記収容部に収容された前記メインタンクから前記サブタンクに流入した液体の量(L1’)と、 に基づいて、前記割合を算出することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  4. 前記制御部は、前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えないと判断した場合、前記回収ステップを実行しないことを決定することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  5. 前記制御部は、 前記回収ステップを実行しないことが設定された回収停止モード時に、前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えると判断し、前記回収ステップにおいて前記液体の流れを生じさせることを決定した場合、及び、 前記回収ステップを実行することが設定された回収実行モード時に、前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えないと判断し、前記回収ステップを実行しないことを決定した場合、の一方又は両方において、 前記ヘッドからの液体の消費量が、前記タンクと前記ノズルとの間に存在する液体の量である規定量に達した後に、前記回収実行モードと前記回収停止モードとの切替を行うことを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  6. 前記制御部は、 前記ノズルから記録媒体に対して液体を吐出させることで、記録媒体に画像を記録する、記録ステップをさらに実行可能であり、 前記記録ステップの実行中に、 前記記録ステップで前記ノズルから吐出された液体の量を前記消費量として取得する、取得ステップと、 前記取得ステップで取得された前記消費量が前記規定量に達したか否かを判断する、第2判断ステップと、を実行可能であり、 前記第2判断ステップにおいて前記消費量が前記規定量に達したと判断した場合、前記回収実行モードと前記回収停止モードとの切替を行い、 前記第2判断ステップにおいて前記消費量が前記規定量に達していないと判断した場合、再度前記取得ステップ及び前記第2判断ステップを実行することを特徴とする、請求項5に記載の液体吐出装置。
  7. 前記ノズルから吐出された液体を受ける受け部と、 廃液貯留部と、 前記受け部と前記廃液貯留部とを接続する排出流路と、をさらに備え、 前記回収流路は、前記受け部と前記液体流路とを前記タンクを介して接続し、 前記受け部からの液体が流れる流路として前記回収流路及び前記排出流路の一方を選択可能な選択部をさらに備え、 前記制御部は、 前記回収ステップを実行するとき、前記選択部に前記回収流路を選択させ、前記受け部から前記回収流路を介して前記液体流路に液体を送り、 前記回収ステップを実行しないとき、前記選択部に前記排出流路を選択させ、前記受け部から前記排出流路を介して前記廃液貯留部に液体を送ることを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  8. 前記収容部を外部に開放する開位置と前記収容部を外部から閉鎖する閉位置とを取り得るカバーと、 前記カバーの位置を示す検知信号を出力する検知部と、 報知部と、をさらに備え、 前記制御部は、 前記サブタンク内の液体の量が所定量以上であるか否かを判断する、第3判断ステップと、 前記検知部からの前記検知信号に基づいて前記カバーが前記閉位置から前記開位置に移行したか否かを判断する、第4判断ステップと、 前記報知部に報知を行わせる、報知ステップと、をさらに実行可能であり、 前記第3判断ステップにおいて前記サブタンク内の液体の量が前記所定量以上であると判断し、かつ、前記第4判断ステップにおいて前記カバーが前記閉位置から前記開位置に移行したと判断した場合に、前記報知ステップを実行することを特徴とする、請求項3に記載の液体吐出装置。
  9. 前記サブタンクを収容可能な収容部と、 前記収容部を外部に開放する開位置と前記収容部を外部から閉鎖する閉位置とを取り得るカバーと、 前記カバーの位置を示す検知信号を出力する検知部と、 報知部と、をさらに備え、 前記制御部は、 前記サブタンク内の液体の量が所定量以上であるか否かを判断する、第3判断ステップと、 前記検知部からの前記検知信号に基づいて前記カバーが前記閉位置から前記開位置に移行したか否かを判断する、第4判断ステップと、 前記報知部に報知を行わせる、報知ステップと、をさらに実行可能であり、 前記第3判断ステップにおいて前記サブタンク内の液体の量が前記所定量以上であると判断し、かつ、前記第4判断ステップにおいて前記カバーが前記閉位置から前記開位置に移行したと判断した場合に、前記報知ステップを実行することを特徴とする、請求項2に記載の液体吐出装置。
  10. 前記報知は、 前記メインタンクから前記サブタンクに流入する液体が前記特定種でない場合は、前記サブタンク内の液体が消費されてから、前記メインタンクから前記サブタンクに液体を流入すべき旨を示す報知であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の液体吐出装置。
  11. 液体を貯留するメインタンクから流入した液体を貯留するサブタンクと、 ノズルを含む液体流路を有するヘッドと、 前記液体流路内の液体を前記サブタンクを介して前記液体流路に戻す流路である回収流路と、 制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記回収流路に沿った液体の流れを生じさせる、回収ステップと、 前記メインタンク内の液体が、前記サブタンク内の液体のうち含有率が最も高い液体の種別である特定種であるか否かを判断する、第5判断ステップと、を実行可能であり、 前記第5判断ステップにおいて前記メインタンク内の液体が前記特定種であると判断した場合、前記回収ステップにおいて第1流量の前記液体の流れを生じさせることを決定し、 前記第5判断ステップにおいて前記メインタンク内の液体が前記特定種でないと判断した場合、前記回収ステップにおいて前記第1流量よりも少ない第2流量の前記液体の流れを生じさせること、及び、前記回収ステップを実行しないこと、の一方を決定することを特徴とする、液体吐出装置。
  12. 液体を貯留するタンクと、ノズルを含む液体流路を有するヘッドと、前記液体流路内の液体を前記タンクを介して前記液体流路に戻す流路である回収流路と、を備えた液体吐出装置の制御方法であって、 前記回収流路に沿った液体の流れを生じさせる、回収ステップと、 前記タンク内の液体のうち含有率が最も高い液体の種別である特定種の割合が閾値を超えるか否かを判断する、第1判断ステップと、を実行可能であり、 前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えると判断した場合、前記回収ステップにおいて第1流量の前記液体の流れを生じさせることを決定し、 前記第1判断ステップにおいて前記割合が前記閾値を超えないと判断した場合、前記回収ステップにおいて前記第1流量よりも少ない第2流量の前記液体の流れを生じさせること、及び、前記回収ステップを実行しないこと、の一方を決定することを特徴とする、制御方法。
  13. 液体を貯留するタンクと、ノズルを含む液体流路を有するヘッドと、前記液体流路内の液体を前記タンクを介して前記液体流路に戻す流路である回収流路と、を備えた液体吐出装置に用いられる制御部を、 前記回収流路に沿った液体の流れを生じさせる、回収手段、及び、 前記タンク内の液体のうち含有率が最も高い液体の種別である特定種の割合が閾値を超えるか否かを判断する、第1判断手段、として機能させ、 前記第1判断手段によって前記割合が前記閾値を超えると判断された場合、前記回収手段によって第1流量の前記液体の流れを生じさせることを決定し、 前記第1判断手段によって前記割合が前記閾値を超えないと判断された場合、前記回収手段によって前記第1流量よりも少ない第2流量の前記液体の流れを生じさせること、及び、前記回収手段を機能させないこと、の一方を決定することを特徴とする、プログラム。

Description

本開示は、タンクとヘッドと回収流路とを備えた液体吐出装置、その制御方法及びプログラムに関する。 特許文献1には、インクジェットヘッド内のインクを、ノズルから吐出させた後、インクタンクを介してヘッドに戻し、再利用することが示されている。また、特許文献1には、インクタンク交換後の経過時間や廃インク回収ポンプの駆動時間等に基づき、インクタンク内のインクが使用限界を超えたことが検出されると、インクを再利用せずに廃インクタンクに回収させることが示されている。 特開2002-86763号公報 本開示の第1実施形態に係るプリンタ100においてカバー1cが閉位置に配置された状態を示す斜視図である。プリンタ100においてカバー1cが開位置に配置された状態を示す斜視図である。プリンタ100の収容部50vにインクカートリッジ50が収容された状態を示す縦断面図である。プリンタ100の側面図である。プリンタ100に含まれるヘッド10の断面図である。プリンタ100の平面図である。プリンタ100の電気的構成を示すブロック図である。インクカートリッジ50の交換時にプリンタ100のCPUが実行する、回収モードの切替に関するプログラムを示すフロー図である。記録ステップの終了時にプリンタ100のCPU91が実行する、回収モードの切替に関するプログラムを示すフロー図である。記録ステップにおいて1回の走査動作が終了する毎にプリンタ100のCPU91が実行する、回収モードの切替に関するプログラムを示すフロー図である。プリンタ100のCPU91が実行する、インクカートリッジ50の交換時の報知に関するプログラムを示すフロー図である。本開示の第2実施形態において、インクカートリッジ50の交換時にプリンタのCPU91が実行する、回収モードの切替に関するプログラムを示すフロー図である。本開示の第3実施形態においてインクボトル350からサブタンク351にインクが注入される状況を示す斜視図である。 <第1実施形態> 以下の説明において、z方向は鉛直方向であり、x方向は左右方向であり、y方向は前後方向である。x方向及びy方向は共にz方向と直交する。x方向はy方向と直交する。 本開示の第1実施形態に係るプリンタ100は、図1に示すように、筐体1aと、給紙トレイ1xと、排紙トレイ1yと、操作ボタン4aと、ディスプレイ5aと、カバー1cと、を備えている。 給紙トレイ1xは、筐体1aに対して着脱可能である。給紙トレイ1xは、筐体1aに装着された装着位置と、筐体1aからy方向の一方である前方に引き出された引出位置と、を取り得る。図1は、給紙トレイ1xが装着位置にある状態を示す。給紙トレイ1xは、図6に示す1枚の用紙S、又は、z方向に積層された複数枚の用紙Sを収容可能である。用紙Sは、本開示の「記録媒体」に該当する。 排紙トレイ1yは、装着位置にある給紙トレイ1xの上方に配置されている。 操作ボタン4a及びディスプレイ5aは、筐体1aの前面に設けられている。操作ボタン4aは、プリンタ100のユーザの入力を受け付けるためのものであり、図7に示す入力部4を構成する。ディスプレイ5aは、ユーザに対して報知を行うためのものであり、図7に示す出力部5を構成する。出力部5は、本開示の「報知部」に該当する。 カバー1cは、筐体1aの前面の一部を構成する。カバー1cは、筐体1aに支持され、その下端に設けられたx方向に沿った軸を中心として回動可能である。カバー1cは、上記軸を中心として回動することにより、筐体1a内に設けられた収容部50vを外部から閉鎖する閉位置と、収容部50vを外部に開放する開位置と、を取り得る。図1は、カバー1cが閉位置にある状態を示す。図2は、カバー1cが開位置にある状態を示す。 収容部50vは、図2に示すように、インクカートリッジ50を収容可能である。インクカートリッジ50は、本開示の「メインタンク」に該当する。 インクカートリッジ50は、シアンのインクを貯留するインクカートリッジ50Cと、マゼンタのインクを貯留するインクカートリッジ50Mと、イエローのインクを貯留するインクカートリッジ50Yと、ブラックのインクを貯留するインクカートリッジ50Kと、を含む。収容部50vは、4つのインクカートリッジ50C,50M,50Y,50Kが一体となった1つのインクカートリッジ50を収容するよう構成されてもよい。また、収容部50vは、1つのインクカートリッジ50に含まれる4つのインクカートリッジ50C,50M,50Y,50Kを個別に収容するよう構成されてもよい。 インクカートリッジ50は、図3に示すように、収容部50vに収容された状態において、連通路55を介してサブタンク51と連通している。サブタンク51は、収容部50vに収容されたインクカートリッジ50から連通路55を介して流入したインクを貯留する。サブタンク51は、本開示の「タンク」に該当する。 サブタンク51は、シアンのインクを貯留するサブタンク51Cと、マゼンタのインクを貯留するサブタンク51Mと、イエローのインクを貯留するサブタンク51Yと、ブラックのインクを貯留するサブタンク51Kと、を含む。サブタンク51Cはインクカートリッジ50Cと連通している。サブタンク51Mはインクカートリッジ50Mと連通している。サブタンク51Yはインクカートリッジ50Yと連通している。サブタンク51Kはインクカートリッジ50Kと連通している。連通路55は、4つのサブタンク51C,51M,51Y,51Kのそれぞれに対して設けられている。 インクカートリッジ50が収容部50vに収容された状態において、インクカートリッジ50内のインクの水頭がサブタンク51内のインクの水頭よりも高いと、インクカートリッジ50から連通路55を介してサブタンク51にインクが流入する。図3に示すように、インクカートリッジ50内のインクの液面とサブタンク51内のインクの液面とが同一高さになり、水頭差のない平衡状態になると、インクカートリッジ50からサブタンク51にインクが流入しなくなる。 プリンタ100は、さらに、図4に示すように、筐体1a内に、ヘッド10と、キャリッジ19と、走査機構30と、キャップ60と、廃インクタンク70と、制御装置90と、を備えている。 ヘッド10は、バッファユニット11と、流路ユニット12と、を含む。 バッファユニット11は、シアンのインクを貯留するバッファユニット11Cと、マゼンタのインクを貯留するバッファユニット11Mと、イエローのインクを貯留するバッファユニット11Yと、ブラックのインクを貯留するバッファユニット11Kと、を含む。 流路ユニット12は、シアンのインクを流すための流路ユニットと、マゼンタのインクを流すための流路ユニットと、イエローのインクを流すための流路ユニットと、ブラックのインクを流すための流路ユニットと、を含む。図5に示すように、各色の流路ユニット12は、共通流路12aと、共通流路12aに連通する複数の個別流路12bと、を有する。流路ユニット12の共通流路12a及び個別流路12b並びにバッファユニット11の流路は、ヘッド10のインク流路であり、本開示の「液体流路」に該当する。 共通流路12aは、図4に示されるバッファユニット11と連通している。各個別流路12bは、共通流路12aの出口から圧力室12pを経てノズル12nに至る流路であり、共通流路12aに連通する一端と反対側の他端に、ノズル12nを有する。 流路ユニット12の下面12xは、図6に示すように、複数のノズル12nを有する。複数のノズル12nは、ノズル列を構成する。ノズル列は、シアンのインクを吐出する複数のノズル12nCが配列されたノズル列と、マゼンタのインクを吐出する複数のノズル12nMが配列されたノズル列と、イエローのインクを吐出する複数のノズル12nYが配列されたノズル列と、ブラックのインクを吐出する複数のノズル12nKが配列されたノズル列と、を含む。 ヘッド10は、さらに、図5に示すように、流路ユニット12上に配置されたアクチュエータユニット13を含む。 アクチュエータユニット13は、振動板13aと、圧電層13bと、個別電極13cと、を含む。振動板13aは、流路ユニット12の上面に複数の圧力室12pを覆うように配置された金属製の部材である。圧電層13bは、振動板13aの上面に配置されている。個別電極13cは、圧電層13bの上面に複数配置されている。複数の個別電極13cのそれぞれは、1つの圧力室12pと対向している。 振動板13a及び複数の個別電極13cは、ドライバIC14と電気的に接続されている。ドライバIC14は、振動板13aの電位をグランド電位に維持する一方、個別電極13cの電位をグランド電位と駆動電位との間で変化させる。具体的には、ドライバIC14は、図7に示す制御装置90から受信した波形信号FIRE及び選択信号SINに基づいて駆動信号を生成し、信号線14sを介して駆動信号を個別電極13cに供給する。これにより、個別電極13cの電位が駆動電位とグランド電位との間で変化する。このとき、振動板13a及び圧電層13bにおいて個別電極13cと圧力室12pとで挟まれたアクチュエータ13xが変形することにより、圧力室12pの容積が変化する。その結果、圧力室12p内のインクに圧力が付与され、ノズル12nからインクが吐出される。アクチュエータ13xは、個別電極13c毎、即ちノズル12n毎、に設けられている。アクチュエータ13xは、個別電極13cに供給される電位に応じて、独立して変形可能である。アクチュエータ13xは、駆動信号に応じて、ヘッド10の個別流路12b内のインクに、ノズル12nからインクを吐出させるためのエネルギーを付与する。 キャリッジ19は、ヘッド10を保持する。 走査機構30は、キャリッジ19をx方向に移動させる。走査機構30は、図4及び図6に示すように、x方向に延びる2本のガイド部材31,32と、図7に示す走査モータ30mと、を含む。制御装置90の制御により走査モータ30mが駆動されると、ガイド部材31,32に沿ってキャリッジ19及びヘッド10がx方向に移動する。 廃インクタンク70は、本開示の「廃液貯留部」に該当する。 プリンタ100は、さらに、図6に示すように、筐体1a内に、用紙Sをy方向に搬送する搬送機構40を備えている。 搬送機構40は、2つのローラ対41,42と、図7に示す搬送モータ40mと、を含む。y方向においてローラ対41とローラ対42との間に、ヘッド10及びキャリッジ19が配置されている。制御装置90の制御により搬送モータ40mが駆動されると、ローラ対41,42が用紙Sを挟持した状態で回転し、用紙Sがy方向に搬送される。 キャップ60は、図6に示すように、搬送機構40による用紙Sの搬送領域の外側であって、走査機構30によるヘッド10の可動領域のx方向の一端に配置されている。 キャップ60は、複数の凹部61を有する。凹部61は、ノズル12nCから吐出されたシアンのインクを受ける凹部61Cと、ノズル12nMから吐出されたマゼンタのインクを受ける凹部61Mと、ノズル12nYから吐出されたイエローのインクを受ける凹部61Yと、ノズル12nKから吐出されたブラックのインクを受ける凹部61Kと、を含む。凹部61は、本開示の「受け部」に該当する。ヘッド10がキャップ60の上方に位置するとき、凹部61Cはノズル12nCとz方向に重なり、凹部61Mはノズル12nMとz方向に重なり、凹部61Yはノズル12nYとz方向に重なり、凹部61Kはノズル12nKとz方向に重なる。 キャップ60は、図7に示すキャップ昇降モータ60mの駆動により、z方向に移動可能である。ヘッド10がキャップ60の上方に位置した状態で、制御装置90の制御によりキャップ昇降モータ60mが駆動され