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JP-2026077178-A - 加飾パネル

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Abstract

【課題】反射層を用いることなく異なる意匠を視認させる。 【解決手段】加飾パネルは、光を透過する第1部材と、前記第1部材の裏面に表面が接し、前記第1部材と屈折率が同じ又は略同じであって、透過率が前記第1部材より低く、表面に凹凸が形成されている第2部材と、前記第2部材の表面側から光を照射するように配置された光源と、を備える。光源が消灯している場合、第1部材での正反射光及び拡散反射光の強度が第2部材での拡散反射光の強度より強いため、加飾パネルを視認する視認者は、第2部材の表面の形状を視認できない。光源が点灯している場合、第2部材での拡散反射光の強度が第1部材での正反射光及び拡散反射光の強度より強くなるため、加飾パネルを視認する視認者は、第2部材の表面の形状を視認できる。 【選択図】図2

Inventors

  • 鈴木 浩介
  • 野口 尚克
  • 長嶺 豊
  • 中西 佑介

Assignees

  • 小島プレス工業株式会社
  • トヨタ自動車九州株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (3)

  1. 光を透過する第1部材と、 前記第1部材の裏面に表面が接し、前記第1部材と屈折率が同じ又は略同じであって、透過率が前記第1部材より低く、表面に凹凸が形成されている第2部材と、 前記第2部材の表面側から光を照射するように配置された光源と、 を備える加飾パネル。
  2. 前記第2部材が黒色である 請求項1に記載の加飾パネル。
  3. 前記光源が点灯したときと消灯したときとで見栄えが変化する 請求項1に記載の加飾パネル。

Description

本発明は、加飾パネルに関する。 装飾を目的とした加飾用積層体として例えば特許文献1に開示された加飾用積層体がある。この加飾用積層体は、周囲環境の光及び背後に配置された光源からの光とで意匠が変化するものであり、光源側に配置されて凹凸を有する第1凹凸層と、第1凹凸層に対して光源と逆側に配置されて0.7~1.7のOD値を有する反射層を備えている。この加飾用積層体は、背後の光源が消灯している状態では、上面から入射した光が反射層で反射され、反射層に基づく意匠が観察者に視認される。また、この加飾用積層体は、背後の光源が点灯した場合、光源からの光が第1凹凸層と反射層を透過し、第1凹凸層によるプリズム上の光分散効果によって、光源が消灯している状態とは異なる意匠が観察者に視認される。 特開2020-157671号公報 図1は、実施形態に係る加飾パネルの外観の一例を示した図である。図2は、図1のA-A線断面図である。図3は、光源が点灯したときの光の状態を模式的に示した図である。図4は、光源が点灯したときに視認者に視認される意匠の一例を示す図である。図5は、第2部材の透過率を高くしたときの光の状態を模式的に示した図である。図6は、光源の配置位置の変形例を示す図である。図7は、変形例に係る加飾パネルの断面の一例を示す図である。 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。さらに、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。 また、図中で適宜X軸、Y軸、及びZ軸の直交座標系を示し、これにより方向を説明する。直交座標系で示される空間においてX成分が増加する方向を+X方向といい、X成分が減少する方向を-X方向という。同様に、Y、Z成分についても、+Y方向、-Y方向、+Z方向、-Z方向と定義する。 [実施形態] 図1は、本発明の実施形態に係る加飾パネル1の外観の一例を示した図である。また、図2は、図1のA-A線断面図である。加飾パネル1は、例えば自動車のコンソール、インストルメントパネル、ドアオーナメント、天井、フロアなど、自動車の内装に用いられるパネルであり、+Z方向側が車内に向かうようにして自動車内に配置される。加飾パネル1は、カバー11、基部12、第1部材21、第2部材22、及び光源31を備えている。加飾パネル1は、+Z方向側が表側であり、-Z方向側が裏側となる。また、第1部材21及び第2部材22は、+Z方向側の面が表面であり、-Z方向側の面が裏面である。 基部12は、例えば合成樹脂で形成されており、-Z方向に所定の深さで光源31を収納する凹部12aと、凹部12aより深く第1部材21及び第2部材22を収容する凹部12bとが設けられている。カバー11は、例えば合成樹脂で形成されている。カバー11は、基部12の+Y方向側の端部に被せられて凹部12aを覆い、基部12に結合される。 第2部材22は、色が黒色であり、第1部材21より透過率が低くなっている。第2部材22は、凹部12b内に配置されている。第2部材22の+Z方向側の面は、+Z方向側に突出した凸部22aと、凸部22aの頂点より-Z方向側の凹部22bを有している。第1部材21は、透明であって第2部材22より透過率が高く、-Z方向側の面が第2部材22の+Z方向側の面に接して第2部材22に積層されている。 第1部材21及び第2部材22は、例えば合成樹脂で形成されている。第1部材21と第2部材22の素材は、例えば、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、又はポリスチレンである。第1部材21と第2部材22は、同じ素材であって屈折率が略同じであるのが好ましく、屈折率が同じであるのがより好ましい。なお、第1部材21と第2部材22とで屈折率が略同じとなる場合は、第1部材21の屈折率と第2部材22との屈折率の差が0.1以下であるのが好ましい。 光源31は、例えばLED(Light Emitting Diode)である。光源31は、例えば図示省略したスイッチによって点灯と消灯が行われ、スイッチがオンとなって電流が流れた場合には点灯し、第1部材21の側面へ光を照射する。光源31は、図示省略したスイッチがオフとなって電流が流れなくなったときには消灯する。光源31の数は一つに限定されるものではなく、X軸方向へ複数が間隔を空けて配置されていてもよい。 光源31が消灯している場合、図2に示すように+Z方向側から第1部材21に到達した光L1は、第1部材21の表面で一部が正反射して正反射光R11となり、第2部材22の表面で一部が拡散反射して拡散反射光R12となる。また、第1部材21の+Z方向側の面で反射せずに第1部材21に入射した光L1は、第1部材21と第2部材22は屈折率が同じであるため、第2部材22の+Z方向側の面で正反射せず、一部は第2部材22に吸収され、第2部材22の凸部22aで拡散反射した光は拡散反射光R21となり、第2部材22の凸部22aで拡散反射した光は拡散反射光R31となる。 光源31が消灯している場合、正反射光R11の強度や拡散反射光R12の強度は、拡散反射光R21や拡散反射光R31の強度より強く、また、第2部材22で光L1が吸収されて拡散反射光R21と拡散反射光R31の強度が弱いため、加飾パネル1を視認する視認者は、拡散反射光R21と拡散反射光R31との差による陰影を認識できず、第2部材22の+Z方向側の面の形状を視認できないこととなる。また、空気中にある物体に光が当たると、正反射光(ハイライト)と拡散反射光(色)とが発生する。視認者は、この2種類の反射光によって物体の形状を認識しているが、第1部材21と第2部材22の屈折率は同じであり、第2部材22の表面には正反射光が発生しないため、より第2部材22の+Z方向側の面の形状が認識しづらい方向になる。 図3は、光源31が点灯したときの光の状態を模式的に示した図である。また、図4は、光源31が点灯したときに視認者に視認される意匠の一例を示す図である。光源31が点灯している場合、図3に示すように、第1部材21に入射した光L1と、光源31から第1部材21の側面に照射され、第1部材21内に入射した光L2とが第2部材22の凸部22aで拡散反射して拡散反射光R22となる。ここで、光L2は、外部から入射する光L1より強度が強く、拡散反射光R22の強度が正反射光R11の強度や拡散反射光R12の強度より強くなる。このため、加飾パネル1を視認する視認者は、拡散反射光R22と拡散反射光R31との差による陰影を認識することができ、図4に示すように、第2部材22の+Z方向側の面の形状を視認できるようになる。 以上説明したように本実施形態によれば、光の反射と透過を行なう反射層を有していなくても、光源31の消灯時と点灯時で異なる意匠を視認者に視認させることができる。また、特許文献1に開示された加飾用積層体は、観察される側とは反対側に光源を設ける必要があり、厚さが厚くなるが、本実施形態では、観察される側とは反対側に光源31が配置されないため、加飾パネル1の厚さを薄くすることができる。 [変形例] 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。上述した各実施形態及び各変形例の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態や変形例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。 上述した実施形態では、第2部材22の色が黒色であるが、第2部材22の色は黒色に限定されるものではなく、他の色であってもよい。例えば、第2部材22の色は、赤、青、白やグレーなど、黒より明度を上げた色であってもよい。 そこで、第2部材22の明度を高くする場合には、第2部材22の透過率を高くするのが好ましい。第2部材22の透過率については、例えば、第2部材22を着色している顔料を調整することにより第2部材22の透過率を変えることができる。 図5は、第2部材22の透過率を高くしたときの光の状態を模式的に示した図である。第2部材22を着色する顔料41を少なくすることにより、第2部材22における光の透過率が高くなり、顔料41が多い場合と比較すると、光L1のうち第2部材22を透過する光が多くなる。第2部材22を透過する光が多くなることにより、拡散反射光R21の強度が弱くなる。また、第2部材22の内部で光が矢印で示すように拡散し、凸部22aの近傍に生じる影51が薄くなるため、拡散反射光R22と拡散反射光R31との差による陰影を視認者が認識できなくなり、光源31を消灯させた状態でも第2部材22の+Z方向側の面の形状を隠すことができる。即ち、第2部材22の明度に応じて第2部材22の透過率を調整することで、光源31を消灯させたときに第2部材22の+Z方向側の面の形状を視認させないようにすることができる。 上述した実施形態では、第1部材21の+Y方向側に光源31が配置されているが、光源31の配置位置は、実施形態の位置に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。図6は、光源31の配置位置の変形例を示す図である。図6に示すように、光源31を第1部材21より+Z方向側に配置し、第1部材21及び第2部材22に対して+Z方向側から光を照射してもよい。また、光源31は、第1部材21に対して-Y方向側、+X方向側、-X方向側に配置してもよい。 上述した実施形態においては、加飾パネル1は、第1部材21と第2部材22とが積層された構成であるが、積層される樹脂部は二層に限定されるものではなく、三層であってもよい。図7は、樹脂部が三層である変形例に係る加飾パネル1Aの断面の一例を示す図である。図7に示すように、第2部材22において光源31からの光が当たる面と第1部材21との間に第2部材22とは色が異なる第3部材61を配置してもよい。第3部材61の素材は、例えば、第2部材22と同じ素材である。この変形例によれば、第1部材21より-Z方向側において光源31からの光が当たる面と光が当たらない面との色が異なるため、光源31が点灯したときに第2部材22の+Z方向側の面の形状を視認しやすくなる。