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JP-2026077180-A - 車両の下部構造

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Abstract

【課題】外部から入力された荷重に対して、バッテリパック内に配置される部品を適切に保護できる車両の下部構造を提供する。 【解決手段】車両の下部構造は、車体1と、車体1の下部に取り付けられるバッテリパック10と、を備える。バッテリパック10は、バッテリケース12と、バッテリケース12に収容されたバッテリ11と、バッテリケース12に収容され、且つ、車幅方向に延在する左右一対のクロスメンバ6L、6Rの間に配置された配策部品40と、を有する。配策部品40は、少なくとも一部が車幅方向から視たときにクロスメンバ6L、6Rに重なって設けられており、バッテリパック10は、車幅方向においてクロスメンバ6L、6Rと配策部品40との間に配置された保護部材30をさらに有する。 【選択図】図5

Inventors

  • 松嶋 佑樹
  • 中山 紳哉

Assignees

  • 本田技研工業株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (10)

  1. 車体と、 前記車体の下部に取り付けられるバッテリパックと、を備える車両の下部構造であって、 前記バッテリパックは、 バッテリケースと、 前記バッテリケースに収容されたバッテリと、 前記バッテリケースに収容され、且つ、車幅方向に延在する左右一対のクロスメンバの間に配置された所定部品と、を有し、 前記所定部品は、少なくとも一部が前記車幅方向から視たときに前記クロスメンバに重なって設けられており、 前記バッテリパックは、前記車幅方向において前記クロスメンバと前記所定部品との間に配置された保護部材をさらに有する、 車両の下部構造。
  2. 請求項1に記載の車両の下部構造であって、 前記車体は、前記左右一対のクロスメンバの間に配置されたトンネル部を有し、 前記トンネル部は、前記所定部品及び前記保護部材を上方から覆い、且つ、少なくとも一部が前記車幅方向から視たときに前記クロスメンバに重なって設けられている、 車両の下部構造。
  3. 請求項2に記載の車両の下部構造であって、 前記トンネル部には、前記クロスメンバに対して荷重が入力される場合に前記保護部材よりも変形しやすい変形部が設けられている、 車両の下部構造。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の下部構造であって、 前記保護部材は、前記車幅方向において前記所定部品から離間して設けられている、 車両の下部構造。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の下部構造であって、 前記保護部材は、 前記車幅方向において前記左右一対のクロスメンバと前記所定部品との間に配置された左右一対の壁部と、 前記左右一対の壁部を連結する連結部と、を有する、 車両の下部構造。
  6. 請求項5に記載の車両の下部構造であって、 前記左右一対の壁部及び前記連結部は、上方又は下方が開口した空間を区画形成し、 前記所定部品は、前記空間に配置されている、 車両の下部構造。
  7. 請求項5に記載の車両の下部構造であって、 前記左右一対の壁部及び前記連結部は、閉断面を構成する空間を区画形成し、 前記所定部品は、前記空間に配置されている、 車両の下部構造。
  8. 請求項5に記載の車両の下部構造であって、 前記連結部は、前記車幅方向から視たとき、前記クロスメンバに重なって配置されている、 車両の下部構造。
  9. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の下部構造であって、 前記保護部材は、アルミニウム押出材により構成される、 車両の下部構造。
  10. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の下部構造であって、 前記バッテリは、前記バッテリケースの前側に配置された第1バッテリと、前記バッテリケースの後側に配置された第2バッテリと、を含み、 前記所定部品及び前記保護部材は、前記第1バッテリと前記第2バッテリとの間に配置されている、 車両の下部構造。

Description

本発明は、車両の下部構造に関する。 近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。 また、二次電池がバッテリパックとして車体に取り付けられた車両においては、車両の衝突安全性能に関する研究開発が注力されている。例えば、特許文献1や特許文献2には、車両の側面衝突により入力される側突荷重から、バッテリパック内に配置されたバッテリモジュールや補機、高圧電線を保護する構造が記載されている。 特開2017-196942号公報特開2022-083731号公報 図1は、本発明の一実施形態の車両の下部構造の斜視図である。図2は、バッテリパック10の斜視図である。図3は、バッテリパック10の分解斜視図である。図4は、図1のA-A線断面図である。図5は、図1のB-B線断面図である。図6は、図5における保護部材30の拡大断面図である。 以下、本発明の車両の下部構造の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単且つ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、車両の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。 図1は、車両の下部構造の斜視図である。車両の下部構造は、車体1と、車体1の下部に取り付けられるバッテリパック10と、を備える。車両は、例えば、バッテリ式電気自動車やハイブリッド車(プラグイン・ハイブリッド車を含む)、燃料電池車などの電動車両である。バッテリパック10には、車両の駆動源となるモータ等に供給する電力が蓄電される。 車体1は、車両の骨格を構成し、図1は骨格の一部を図示している。車体1は、例えば、前後方向に延在する左右一対のサイドシル2(2L、2R)と、左右一対のサイドシル2の間に設けられ、前後方向に延在するセンタートンネル4と、左右一対のサイドシル2の間に設けられ、左右方向に延在する複数のクロスメンバ6と、を有する。各クロスメンバ6は、センタートンネル4の左右両側に設けられた左右一対のクロスメンバ6L、6Rにより構成される。左側のクロスメンバ6Lは、左側のサイドシル2Lとセンタートンネル4との間に設けられ、右側のクロスメンバ6Rは、右側のサイドシル2Rとセンタートンネル4との間に設けられている。 バッテリパック10は、複数のクロスメンバ6の下方に配置される。バッテリパック10は、左右一対のサイドシル2に対して取り付けられ、ボルト等の締結部材により固定される。 図2は、バッテリパック10の斜視図である。図3は、バッテリパック10の分解斜視図である。バッテリパック10は、バッテリ11と、バッテリ11を収容するバッテリケース12と、発泡ポリプロピレン等の断熱材により形成され、バッテリケース12を下方から覆うアンダーカバー18と、を有する。 バッテリ11は、バッテリケース12に複数収容されている。バッテリ11は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池である。各バッテリ11は、複数のバッテリセルを含んで構成される。図示は省略するが、バッテリセルは、正極、負極、電解質、及びこれらを収容する外装体を含み、例えば、パウチ型セルや、角型セル、円筒型セルである。電解質は、液体であってもよいし、固体であってもよい。バッテリ11は、複数のバッテリセル(例えばパウチ型セルや角型セル)が積層されてモジュール化されたバッテリモジュールとして構成されてもよいし、モジュール化されない複数のバッテリセルとして構成されてもよい。 バッテリケース12は、バッテリ11が載置されるケース本体13と、ケース本体13を上方から覆うバッテリカバー14と、を有する。 ケース本体13は、バッテリ11が載置されるベースプレート21と、ベースプレート21に対して接合されたフレーム部材22と、を有する。ケース本体13は、バッテリ11を収容可能なトレイ形状を有する。 ベースプレート21は、上面視で略矩形状を有する。ベースプレート21は、金属材料をプレス加工することにより形成される。ベースプレート21の金属材料は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金であり、バッテリケース12の軽量化を図ることができる。なお、ベースプレート21は、鉄製であってもよい。 ベースプレート21の下部には、ウォータジャケット50が設けられており、ウォータジャケット50を流通する冷媒によりバッテリ11の温度が調節(冷却又は加温)される。アンダーカバー18は、ウォータジャケット50を下方から覆うように設けられている。 フレーム部材22は、金属材料に対して押出成形を施すことで作製される。フレーム部材22は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金に対して押出成形を施して作製されたアルミニウム押出材である。フレーム部材22がアルミニウム押出材により形成されているので、フレーム部材22は高剛性且つ軽量に構成されている。フレーム部材22は、ベースプレート21の上面に溶接等により接合され、ケース本体13の側壁部を構成する。 ケース本体13は、前側に設けられ、バッテリ11を収容する前側収容空間24と、後側に設けられ、バッテリ11を収容する後側収容空間25と、前側収容空間24と後側収容空間25との間に設けられ、バスバー41やハーネス42等(図5参照)が配策される配策空間26と、を有する。以下の説明においては、配策空間26に配策される部品を、配策部品40ともいう。前側収容空間24、後側収容空間25、及び配策空間26は、フレーム部材22により区画形成される。 前側収容空間24及び後側収容空間25はそれぞれ、フレーム部材22により上面視で略矩形状に区画形成されている。前側収容空間24には、バッテリ11が1段で収容されている。後側収容空間25には、ブラケット16を介してバッテリ11が上下2段で収容されている。なお、前側収容空間24及び後側収容空間25には、バッテリ11の他に、例えば、バッテリ11に接続される電気部品(入出力回路やヒューズ等)が搭載された電気接続箱や、ECU(Electronic Control Unit)のような制御装置等が収容されていてもよい。また、前側収容空間24及び後側収容空間25に収容されるバッテリ11の上下方向の段数は任意に設定でき、例えば後側収容空間25にバッテリ11が1段で収容されていてもよいし、前側収容空間24にバッテリ11が2段で収容されていてもよい。 配策空間26は、車幅方向におけるケース本体13の中央部において、前側収容空間24と後側収容空間25とを繋ぐように前後方向に延設されている。配策空間26は、上面視でセンタートンネル4に重なる位置に設けられている。 配策空間26には、前側収容空間24に収容されたバッテリ11と後側収容空間25に収容されたバッテリ11とを電気的に接続する高電圧配線であるバスバー41や、バッテリケース12に収容される各種電気機器に接続されるハーネス42等の配策部品40が配置(配策)されている。なお、配策部品40は、バスバー41やハーネス42の他、ウォータジャケット50に接続され、冷媒が流通するパイプやホース等を含んでもよく、電気部品に限られない。 配策空間26には、前後方向に配策される配策部品40に変えて又は配策部品40に加えて、電気接続箱や制御装置等の部品が配置されていてもよい。即ち、配策空間26には、所定部品(配策部品40、電気接続箱、制御装置等)が配置される。以下では、配策空間26に配置される所定部品が配策部品40(具体的にはバスバー41やハーネス42)である一例を挙げて説明する。 フレーム部材22のうち配策空間26を区画形成する部分は、外部からの衝撃から配策部品40を保護する保護部材30として機能する。保護部材30の詳細については後述する。 配策空間26の左右両側には、複数のクロスメンバ6のうちの一つのクロスメンバ6(6L、6R)が配置されるクロスメンバ配置空間27が設けられている。バッテリパック10を車体1に取り付けるとき、クロスメンバ6がクロスメンバ配置空間27に配置される。このクロスメンバ6は、センタートンネル4に接合される。バッテリパック10は、左右一対のサイドシル2の他に、クロスメンバ配置空間27に配置されるクロスメンバ6に対してもボルト等の締結部材により固定される。 バッテリパック10が車体1に取り付けられた状態において、保護部材30及び配策部品40は、車幅方向から視たときにクロスメンバ6に重なって設けられている。このような構成によると、バッテリパック10を取り付けた車両の下部構造の高さ寸法を短くでき、結果として、車両の全高を低くすることができる。 また、クロスメンバ配置空間27に配置されるクロスメンバ6の上部には、車両のシート(不図示)が搭載される。このクロスメンバ6の下方にはバッテリ11が配置されていないので、シートからバッテリ11へ荷重が伝達されることを抑制できる。 バッテリカバー14は、フレーム部材22の上面に固定され、バッテリケース12の内部を密閉する。詳しく説明すると、バッテリカバー14は、前側収容空間24、後側収容空間25、及び配策空間26を区画形成するフレーム部材22の上面に沿った形状を有し、これらを上方から覆う。バッテリカバー14は、クロスメンバ配置空間27が設けられた部分は覆わない。即ち、バッテリカバー14は、前後方向の中央部部分が車幅方向に細い形状を有する。 続いて、配策部品40を保護する保護部材30の構成について図4から図6を参照して詳述する。 図4は、図1のA-A線断面図であり、車幅方向から視たクロスメンバ6、センタートンネル4、及び保護部材30の配置関係を示した図である。図5は、図1のB-B線断面図であり、前後方向から視たクロスメンバ6、センタートンネル4、及び保護部材30の配置関係を示した図である。図6は、図5における保護部材30近傍の拡大断面図である。図6中の白抜き矢印は、車両の側面衝突等により入力された衝突荷重の伝達を表す。 保護部材30は、車幅方向において左右一対のクロスメンバ6L、6Rと配策部品40との間に配置されている。具体的には、保護部材30は、車幅方向において左側のクロスメンバ6Lと配策部品40の間、及び、右側のクロスメンバ6Rと配策部品40との間に配置されている。換言すると、車幅方向から視たとき、左右一対のクロスメンバ6L、6R、保護部材30、及び配策部品40が互いに重なるようにして配置されている。 このような構成によると、車両の側面衝突等によりサイドシル2からクロスメンバ6に衝突荷重が入力される場合に、クロスメンバ6により伝達される衝突荷重を保護部材30が受け止めることができるので、配策部品40を保護することができる。 センタートンネル4は、配策部品40及び保護部材30を上方から覆い、且つ、少なくとも一部が車幅方向から視たときにクロスメンバ6L、6Rに重なって設けられている。より具体的には、センタートンネル4の少なくとも一部は、車幅方向から視たときに、クロスメンバ6L、6R及び保護部材30に重なって設けられている。換言すると、センタートンネル4の少なくとも一部は、車幅方向において左側のクロスメンバ6Lと保護部材30との間、及び、右側のクロスメンバ6Rと保護部材30との間に設けられている。 このような構成によると、車両の側面衝突時、クロスメンバ6により伝達される衝突荷重を保護部材30が受け止める前にセンタートンネル4に衝突荷重が入力されるので、配策部品40の保護性能を高めることができる。 センタートンネル4には、クロスメンバ6に対して衝突荷重が入力される場合に保護部材30よりも変形しやすい変形部4aが設けられている。具体的には