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JP-2026077181-A - 成形品の成形方法

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Abstract

【課題】本成形品のコーナー部の割れを抑制可能な成形品の成形方法を実現する。 【解決手段】本開示の成形品の成形方法は、予成形工程において、予角筒部(9)の縦稜線(9i)の長さが本角筒部(2)の縦稜線(2g)の長さに対して長く、予角筒部(9)の底部(9a)の辺(9f)の長さが本角筒部(2)の底部(2a)の辺(2d)の長さと等しく、予角筒部(9)の底部(9a)の辺(9f)の中央の深さが当該辺(9f)の端部の深さに対して浅い予成形品(8)を成形する。本成形工程において、予成形品(8)の予角筒部(9)を本成形用ダイ(12)に押し込んで、本角筒部(2)の底部(2a)を成形しつつ予角筒部(9)の底部(9a)の材料を予角筒部(9)のコーナー部(9j)に流動させる。 【選択図】図3

Inventors

  • 石田 健二郎

Assignees

  • トヨタ自動車株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. ブランクを角筒深絞り成形して多角形状の底部を有する角筒部とフランジ部とを備える成形品を成形する方法であって、 予成形用パンチと予成形用ダイとを用いて前記ブランクを予成形し、予角筒部を有する予成形品を成形する予成形工程と、 本成形用パンチと本成形用ダイとを用いて前記予成形品を本成形し、本角筒部を有する本成形品を成形する本成形工程と、 を備え、 前記予成形工程において、前記予角筒部の縦稜線の長さが前記本角筒部の縦稜線の長さに対して長く、前記予角筒部の底部の各々の辺の長さが前記本角筒部の底部の各々の辺の長さと等しく、前記予角筒部の底部の各々の辺の中央の深さが当該各々の辺の端部の深さに対して浅い前記予成形品を成形し、 前記本成形工程において、前記本成形用パンチによって前記予成形品の予角筒部を前記本成形用ダイに押し込んで、前記本成形用パンチによって前記予角筒部の底部の各々の辺の端部を前記本成形用ダイに接触させ、前記本角筒部の底部を成形しつつ前記予角筒部の底部の材料を当該予角筒部のコーナー部に流動させる、成形品の成形方法。
  2. 前記予成形工程において、前記予角筒部の底部の各々の辺の端部の深さが前記本角筒部の底部の各々の辺の深さに対して深くなるように、前記予成形品を成形する、請求項1の成形品の成形方法。
  3. 前記予成形工程において、前記予角筒部のコーナー部における底部の側の部分に対して大きな傾斜角度で、前記予角筒部のコーナー部におけるフランジ部の側の部分に当該フランジ部の側に向かうのに従って前記コーナー部の径方向の外側に向かって傾斜する予つまみ部を成形し、 前記本成形工程において、前記本成形用パンチと前記本成形用ダイとによって前記予つまみ部を絞って、前記本角筒部のコーナー部における底部の側の部分に対して大きな傾斜角度で、前記本角筒部のコーナー部におけるフランジ部の側の部分に当該フランジ部の側に向かうのに従って前記コーナー部の径方向の外側に向かって傾斜する本つまみ部を成形する、請求項1又は2に記載の成形品の成形方法。
  4. 前記予つまみ部は、前記本成形用パンチと前記本成形用ダイとによって前記予つまみ部が絞られた際に、前記予つまみ部の材料が前記フランジ部の側に流動するように、前記フランジ部の側に向かうのに従って前記予つまみ部の断面積が徐変する、請求項3に記載の成形品の成形方法。
  5. 前記予つまみ部における底部の側の外周半径は、前記予つまみ部におけるフランジ部の側の外周半径に対して大きく、且つ前記本つまみ部における底部の側の外周半径に対して大きく、 前記予つまみ部におけるフランジ部の側の外周半径は、前記本つまみ部におけるフランジ部の側の外周半径に対して大きい、請求項4に記載の成形品の成形方法。

Description

本開示は、成形品の成形方法に関し、例えば、ブランクを角筒深絞り成形して多角形状の底部を有する角筒部とフランジ部とを備える成形品を成形する方法に関する。 例えば、特許文献1の成形品の成形方法は、ブランクに本成形品よりも成形深さが浅い角筒形状を予成形して予成形品を成形する予成形工程と、予成形品を本成形して本成形品を成形する本成形工程と、を備えている。 このとき、予成形工程において、予成形品の底部の各々の辺の長さを本成形品の底部の各々の辺の長さに対して0.9倍以上1.1倍以下とし、予成形品の底部の各々の辺の中央の深さを当該各々の辺の端部の深さに対して浅くしている。 そして、予成形工程において、予成形品の深さを本成形品の深さに対して80%以下とし、予成形品の縦稜線の傾斜角度を本成形品の縦稜線の傾斜角度に対して大きくしている。このように予成形品の縦稜線の傾斜角度を本成形品の縦稜線の傾斜角度に対して大きくすることで、本成形品の成形深さを深くすることを試みている。 特許第7070820号公報 (a)は、実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品を示す斜視図であり、(b)は、実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品のコーナー部周辺を示す斜視図である。実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品のコーナー部の径方向での断面図である。(a)は、実施の形態の成形品の成形方法における予成形工程を示す断面図であり、(b)は、実施の形態の成形品の成形方法における本成形工程の途中の様子を示す断面図であり、(c)は、実施の形態の成形品の成形方法における本成形工程の完了の様子を示す断面図である。(a)は、実施の形態の成形品の成形方法の予成形工程で成形された予成形品を示す斜視図であり、(b)は、実施の形態の成形品の成形方法の予成形工程で成形された予成形品のコーナー部周辺を示す斜視図である。実施の形態の成形品の成形方法の本成形工程での底部からの材料の流動を説明するための図である。実施の形態の成形品の成形方法の本成形工程でのコーナー部での材料の流動を説明するための図である。 以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。 図1(a)は、本実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品を示す斜視図であり、図1(b)は、本実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品のコーナー部周辺を示す斜視図である。 図2は、本実施の形態の成形品の成形方法で成形される本成形品のコーナー部の径方向での断面図である。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。 本成形品1は、例えば、図1(a)及び(b)に示すように、本角筒部2及び本フランジ部3を備えており、後述するように角筒深絞りによって成形される。本角筒部2は、例えば、Z軸方向から見て矩形状であって、Z軸+側に凹形状である。本角筒部2は、底部2a、側壁部2b及び本つまみ部2cを備えている。 底部2aは、図1(a)及び(b)に示すように、Z軸方向から見て略矩形状であり、XY平面と略平行に配置されている。側壁部2bは、底部2aの各々の辺2dからZ軸-側に垂れ下がっており、Z軸+側に向かうのに従って本角筒部2の内方の側に傾斜している。 側壁部2bのZ軸+側の辺2e(即ち、底部2aの辺2d)及び側壁部2bのZ軸-側の辺2fは、図1(a)及び(b)に示すように、大凡、XY平面上に配置されている。また、隣接する側壁部2bの間には、縦稜線2gが配置されている。 側壁部2bは、図1(a)及び(b)に示すように、側壁部2bのZ軸+側の辺2eと、側壁部2bのZ軸-側の辺2fと、隣接する縦稜線2gと、でZ軸方向と直交する方向から見てZ軸+側の辺2eがZ軸-側の辺2fに比べて短い略等脚台形状に形成されている。 本つまみ部2cは、図1(b)及び図2に示すように、本角筒部2のコーナー部2hのZ軸-側の部分に形成されている。本つまみ部2cは、例えば、本角筒部2のコーナー部2hのZ軸方向の深さの約1/2の部分に配置されているとよい。 本つまみ部2cは、図1(b)及び図2に示すように、本角筒部2のコーナー部2hのZ軸+側の部分に対して大きな傾斜角度で、Z軸-側に向かうのに従って本角筒部2のコーナー部2hの径方向の外側に傾斜している。本つまみ部2cは、例えば、本角筒部2のコーナー部2hのZ軸+側の部分の傾斜角度に対して約5°傾斜しているとよい。 本つまみ部2cは、Z軸-側に向かうのに従って本つまみ部2cの断面積が徐変しており、例えば、XY平面において、本つまみ部2cのZ軸+側の外周半径は約10mmで、本つまみ部2cのZ軸-側の外周半径は約8mmであるとよい。 本フランジ部3は、図1(a)及び(b)に示すように、Z軸方向から見て略矩形環形状であり、各々の側壁部2bのZ軸-側の辺2fからZ軸方向と直交する方向において本角筒部2の外方の側に突出している。本フランジ部3は、XY平面と略平行に配置されている。 本成形品1は、例えば、本角筒部2のZ軸方向の深さが125mm、側壁部2bのZ軸-側の辺2fのX軸方向及びY軸方向の長さが夫々1200mm、本フランジ部3のZ軸方向と直交する方向での幅寸法が30mm、コーナー部Rが10mm、フランジ部R並びに底部Rが3mm、側壁部2bの傾斜角度が95°に成形されているとよい。 このような本成形品1は、以下の成形品の成形方法によって成形することができる。図3(a)は、本実施の形態の成形品の成形方法における予成形工程を示す断面図であり、図3(b)は、本実施の形態の成形品の成形方法における本成形工程の途中の様子を示す断面図であり、図3(c)は、本実施の形態の成形品の成形方法における本成形工程の完了の様子を示す断面図である。なお、図3(a)から(c)では、本成形品1の本つまみ部2c及び予成形品8の予つまみ部9cを省略している。 先ず、Z軸方向から見て略矩形状の板体のブランク4をXY平面と略平行に配置し、図3(a)に示すように、ブランク4の周縁部を予成形用ダイ5とブランクホルダ6とで挟みつつ、ブランク4を予成形用パンチ7で予成形用ダイ5のキャビティー5aに押し込んで、予成形品8を予成形する。ここで、ブランク4は、例えば、板厚1mmのSCGA270Dなどを用いることができる。 図4(a)は、本実施の形態の成形品の成形方法の予成形工程で成形された予成形品を示す斜視図であり、図4(b)は、本実施の形態の成形品の成形方法の予成形工程で成形された予成形品のコーナー部周辺を示す斜視図である。 予成形品8は、図4(a)及び(b)に示すように、予角筒部9及び予フランジ部10を備えている。予角筒部9は、底部9a、側壁部9b、及び予つまみ部9cを備えている。底部9aは、Z軸方向から見て略矩形状であり、大凡、底部9aの各々の角部がXY平面上に配置されている。 底部9aの略中央部には、例えば、図4(a)及び(b)に示すように、Z軸-側に凹む凹み部9dが形成されている。凹み部9dのZ軸-側の部分9eは、Z方向から見て略矩形状であり、XY平面と略平行に配置されている。 底部9aの各々の辺9f(即ち、側壁部9bのZ軸+側の辺9g)は、本角筒部2の底部2aの辺2dの長さと略等しく、底部9aの辺9fの略中央のZ軸方向の深さが当該辺9fの両端部のZ軸方向の深さに対して浅い。 つまり、底部9aの辺9fの略中央部は、図4(a)及び(b)に示すように、当該辺9fの両端部に比べてZ軸-側に配置されている。そのため、底部9aの辺9fは、例えば、当該辺9fの略中央部がZ軸-側の凹んだ湾曲形状である。 このとき、底部9aの辺9fの端部のZ軸方向の深さは、本角筒部2の底部2aの辺2dの端部のZ軸方向の深さに対して深いとよい。底部9aの辺9fの端部のZ軸方向の深さは、例えば、本角筒部2の底部2aの辺2dの端部のZ軸方向の深さに対して、4mm~10mm程度深いとよい。 側壁部9bは、図4(a)及び(b)に示すように、底部9aの各々の辺9fからZ軸-側に垂れ下がり、Z軸+側に向かうのに従って予角筒部9の内方の側に傾斜している。側壁部9bのZ軸-側の辺9hは、大凡、XY平面上に配置されている。また、隣接する側壁部9bの間には、縦稜線9iが配置されている。 側壁部9bは、図4(a)及び(b)に示すように、側壁部9bのZ軸+側の辺9gと、側壁部9bのZ軸-側の辺9hと、隣接する縦稜線9iと、でZ軸方向と直交する方向から見て側壁部9bのZ軸+側の辺9gが凹み、XY平面において、側壁部9bのZ軸+側の辺9gの端部の間の長さが側壁部9bのZ軸-側の辺9hの端部の間の長さに対して短い略等脚台形状に形成されている。 このとき、予角筒部9のコーナー部Rが本角筒部2のコーナー部Rに比べて大きく、予角筒部9のフランジ部R並びに底部Rが本角筒部2のフランジ部R並びに底部Rに対して大きいとよい。このように予角筒部9の各部の半径を本角筒部2の各部の半径に対して大きくすることで、予フランジ部10へのシワの発生や当該各部の割れを抑制することができる。 予つまみ部9cは、図4(b)に示すように、予角筒部9のコーナー部9jのZ軸-側の部分に形成されている。このとき、予つまみ部9cは、例えば、予角筒部9のコーナー部9jのZ軸方向の深さの略1/2の部分に配置されているとよい。 予つまみ部9cは、ブランク4を予成形した際に予フランジ部10における予角筒部9のコーナー部9j周辺でのシワの発生を抑制できるように、図4(b)に示すように、予角筒部9のコーナー部9jのZ軸+側の部分に対して大きな傾斜角度で、Z軸-側に向かうのに従って予角筒部9のコーナー部9jの径方向の外側に向かって傾斜している。 例えば、予つまみ部9cは、予角筒部9のコーナー部9jのZ軸+側の部分の傾斜角度に対して約5°傾斜しているとよい。また、本成形した際に予つまみ部9cの材料をZ軸-側に流動させることができ、且つ、予成形工程と本成形工程との間で、予角筒部9の側壁部9bにおける予つまみ部9cの近傍領域での材料の流動が抑制されるように、Z軸-側に向かうのに従って予つまみ部9cの断面積が徐変しているとよい。 例えば、予つまみ部9cのXY平面での外周半径は、予つまみ部9cのZ軸+側の端部で本角筒部2の本つまみ部2cのZ軸+側の端部の外周半径に対して大きく、予つまみ部9cのZ軸-側の端部で本角筒部2の本つまみ部2cのZ軸-側の端部の外周半径に対して大きいとよい。 予フランジ部10は、図4(a)及び(b)に示すように、ブランク4を予成形した際に予角筒部9の周辺に形成される。予フランジ部10は、XY平面と略平行に配置されている。 上述のように予角筒部9のコーナー部9jのZ軸-側の部分に傾斜する予つまみ部9cを備えているので、予つまみ部9cを形成していない場合に比べて、予成形した際に予フランジ部10からの予角筒部9のコーナー部9jへの材料の流動を抑制でき、予フランジ部10にシワが生じることを抑制できる。 次に、図3(b)に示すように、予成形品8の予フランジ部10をブランクホルダ6に載置し、本成形用パンチ11をZ軸+側に移動させて当該本成形用パンチ11を予角筒部9における底部9aの凹み部9dのZ軸-側の部分9eに接触させつつ、本成形用ダイ12をZ軸-側に移動させて、本成形用パンチ11によって予成形品8の予角筒部9を本成形用ダイ12のキャビティー12aに押し込む。 そして、図3(c)に示すように、予成形品8の予フランジ部10をブランクホルダ6と本成形用ダイ12とで挟み込みつつ、本成形用パンチ11をZ軸+側に移動させて、本成形用パンチ11によって本成形用ダイ12のキ