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JP-2026077184-A - 電極および非水電解質二次電池

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Abstract

【課題】反応抵抗の増加を抑制することができる新たな電極を提供すること。 【解決手段】集電体と、活物質層と、を有する電極であって、前記活物質層は、前記集電体の上に形成された第1活物質層と、前記第1活物質層を覆うように前記第1活物質層およびその周囲の前記集電体の上に形成された第2活物質層と、を含み、前記第2活物質層の反応抵抗が前記第1活物質層の反応抵抗よりも低く、前記第1活物質層の拡散抵抗が前記第2活物質層の拡散抵抗よりも低い。 【選択図】図1

Inventors

  • 伊藤 慎一郎

Assignees

  • トヨタ自動車株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (6)

  1. 集電体と、活物質層と、を有する電極であって、 前記活物質層は、前記集電体の上に形成された第1活物質層と、前記第1活物質層を覆うように前記第1活物質層およびその周囲の前記集電体の上に形成された第2活物質層と、を含み、 前記第2活物質層の反応抵抗が前記第1活物質層の反応抵抗よりも低く、 前記第1活物質層の拡散抵抗が前記第2活物質層の拡散抵抗よりも低い、電極。
  2. 前記第1活物質層は、第1活物質を含み、 前記第2活物質層は、第2活物質を含み、 前記第2活物質の平均粒子径が前記第1活物質の平均粒子径よりも小さい、請求項1に記載の電極。
  3. 前記第1活物質層は、第1バインダを含み、 前記第2活物質層は、第2バインダを含み、 前記第2活物質層の前記第2バインダの含有率は、前記第1活物質層の前記第1バインダの含有率よりも低い、請求項1に記載の電極。
  4. 前記第2活物質層の単位面積当たりの目付量は、前記第1活物質層の単位面積当たりの目付量よりも小さい、請求項1に記載の電極。
  5. 前記活物質層が間欠的に形成されている、請求項1に記載の電極。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電極を含む、非水電解質二次電池。

Description

本開示は、電極および非水電解質二次電池に関する。 特許文献1(特開2013-149403号公報)には、負極集電体上に形成された負極第一層および負極第一層上に形成された負極第二層を含み、負極第二層に含まれる負極活物質の平均粒径が負極第一層に含まれる負極活物質の平均粒径よりも小さいリチウムイオン二次電池用負極が開示されている。 特開2013-149403号公報 図1は、本実施形態における非水電解質二次電池の一例を示す概念図である。図2は、本実施形態における電極の一例を示す概略断面図である。図3は、本実施形態における電極の別の一例を示す概略断面図である。図4は、実施例における負極の構成を示す概略断面図である。図5は、実施例における負極の構成および実験結果を示す表である。 以下、本開示の一実施形態(以下「本実施形態」と略記され得る。)、および、本開示の一実施例(以下「本実施例」と略記され得る。)が説明される。ただし、本実施形態および本実施例は、本開示の技術的範囲を限定しない。本実施形態および本実施例は、全ての点で例示である。本実施形態および本実施例は、非制限的である。本開示の技術的範囲は、請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内における全ての変更を包含する。例えば、本実施形態から任意の構成が抽出され、それらが任意に組み合わされることも当初から予定されている。 本明細書において、例えば「LiCoO2」等の化学量論的組成式によって化合物が表現されている場合、該化学量論的組成式は、代表例に過ぎない。例えば、コバルト酸リチウムが「LiCoO2」と表現されている時、特に断りのない限り、コバルト酸リチウムは「Li/Co/O=1/1/2」の組成比に限定されず、任意の組成比でLi、CoおよびOを含み得る。組成比は、非化学量論的であってもよい。 「反応抵抗」は、抵抗のうち電池反応開始後の0~1秒間に支配的な抵抗を示す。「拡散抵抗」は、抵抗のうち電池反応開始後の1秒以降に支配的な抵抗を示す。 「平均粒子径(D50)」は、体積基準の粒度分布(積算分布)において、積算が50%になる粒子径を示す。粒度分布は、レーザ回折法により測定され得る。 「電極」は、正極、負極またはバイポーラ電極であってもよい。「非水電解質二次電池」は「電池」とも略記され得る。「電池」は、モノポーラ電池またはバイポーラ電池であってもよい。 <非水電解質二次電池> 図1は、本実施形態における非水電解質二次電池の一例を示す概念図である。電池100は、発電要素50を含む。電池100は、外装体を含んでいてもよい。外装体が発電要素50を収納していてもよい。外装体は、例えば、金属製のケース、または、アルミニウムラミネートフィルム製のパウチ等であってもよい。外装体に、正極端子および負極端子が設けられていてもよい。発電要素50は、負極10、セパレータ30および正極20を含む。発電要素50は、正極端子および負極端子に接続されていてもよい。 負極10は、負極集電体11および負極活物質層12を含む。負極集電体11は、例えば、銅(Cu)箔等を含んでいてもよい。負極活物質層12は、負極活物質およびバインダを含む。負極活物質層12は、例えば、導電材等をさらに含んでいてもよい。導電材は、例えば、カーボンナノチューブ(CNT)等を含んでいてもよい。導電材の配合量は、質量分率で、例えば、0.1~10%であってもよい。 正極20は、正極集電体21および正極活物質層22を含む。正極集電体21は、例えば、Al箔等を含んでいてもよい。正極活物質層22は、正極活物質およびバインダを含む。正極活物質層22は、例えば、導電材等をさらに含んでいてもよい。導電材は、例えば、アセチレンブラック(AB)等を含んでいてもよい。導電材の配合量は、質量分率で、例えば、0.1~10%であってもよい。 セパレータ30は、多孔質である。セパレータ30は、電解液を透過し得る。セパレータ30は、負極10と正極20とを分離している。セパレータ30は、電気絶縁性である。セパレータ30は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂等を含んでいてもよい。セパレータ30は、例えば、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。セパレータ30は、例えば、実質的にPE層からなっていてもよく、PP層とPE層とPP層とがこの順に積層されることにより形成されていてもよい。 電解液は、溶媒およびLi塩を含む。溶媒は、非プロトン性である。溶媒は、任意の成分を含み得る。溶媒は、例えば、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)からなる群より選択される少なくとも一種を含んでいてもよい。 Li塩は、支持電解質である。Li塩は、溶媒に溶解している。Li塩は、例えば、LiPF6、LiTFSIおよびLiBF4からなる群より選択される少なくとも一種を含んでいてもよい。Li塩は、例えば、0.5mоl/L以上2.0mоl/L以下のモル濃度を有していてもよい。 電解液は、任意の添加剤をさらに含んでいてもよい。電解液は、例えば、0.01質量%以上5質量%以下の添加剤を含んでいてもよい。添加剤は、例えば、ビニレンカーボネート(VC)およびビニルエチレンカーボネート(VEC)等からなる群より選択される少なくとも一種を含んでいてもよい。なお、電解液に代えて、ゲル電解質や固体電解質が用いられてもよい。 <電極> 図2は、本実施形態における電極の一例を示す概略断面図である。図2では、電極が負極である場合を例示している。負極10は、負極集電体11および負極活物質層12を含む。負極活物質層12は、第1負極活物質層13および第2負極活物質層14を含む。第1負極活物質層13は、負極集電体11の上に形成されている。第2負極活物質層14は、第1負極活物質層13を覆うように第1負極活物質層13およびその周囲の負極集電体11の上に形成されている。第2負極活物質層14は、第1負極活物質層13が露出しないように、第1負極活物質層13全体を覆っている。 第2負極活物質層14の反応抵抗は、第1負極活物質層13の反応抵抗よりも低い。第1負極活物質層13の拡散抵抗は、第2負極活物質層の拡散抵抗よりも低い。 このような条件を満たす負極活物質層12は、例えば、以下の(1)および(2)の少なくとも一方を満たすことにより得られる。 (1)第1負極活物質層13は、第1負極活物質を含み、第2負極活物質層14は、第2負極活物質を含み、第2負極活物質のD50が第1負極活物質のD50よりも小さい。 (2)第1負極活物質層13は、第1バインダを含み、第2負極活物質層14は、第2バインダを含み、第2負極活物質層14の第2バインダの含有率は、第1負極活物質層13の第1バインダの含有率よりも低い。 ((1)について) 一般的に、D50の大きい活物質は、拡散抵抗やサイクル特性の確保に、D50の小さい活物質は、反応抵抗の確保に、それぞれ使用され得る。また、電極(負極)の端部(図2中、X方向の両端部)は、電池反応中に電流が集中する傾向がある。そのため、D50の小さい第2負極活物質を含む第2負極活物質層14を第1負極活物質層13を覆うように形成することにより、反応抵抗の増加が抑制されることが期待される。 また、第1負極活物質のD50は第2負極活物質のD50よりも大きいため、第1負極活物質層13では、第2負極活物質層14よりも空隙が多いと考えられ、電解液が拡散しやすい。さらに、第2負極活物質層14では、空隙が多い第1負極活物質層13よりも電解液が負極外に拡散しにくい。そのため、電池反応が進むにつれて第1負極活物質層13が電池反応に使用され易くなる。これにより、拡散抵抗の増加が抑制されることが期待される。 第2負極活物質のD50は、第1負極活物質のD50よりも小さければ、特に制限はない。例えば、第1負極活物質のD50は、0.5μm以上、1μm以上、または、2.5μm以上であってもよい。例えば、第1負極活物質のD50は、10μm未満、8μm以下、または、6μm以下であってもよい。例えば、第2負極活物質のD50は、10μm以上、15μm以上、または、20μm以上であってもよい。例えば、第2負極活物質のD50は、30μm以下、25μm以下、または、20μm以下であってもよい。 第1負極活物質および第2負極活物質は、同じ活物質であってもよく、異なる活物質であってもよい。第1負極活物質および第2負極活物質は、同じ活物質であることが好ましい。負極活物質は、例えば、黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボンからなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。(2)においても同様の負極活物質が使用され得る。 第1負極活物質層13および第2負極活物質層14における各負極活物質の含有率は、質量分率で、例えば、50%以上、60%以上、70%以上、80%以上、90%以上、95%以上、または、97%以上であってもよい。各負極活物質層における各負極活物質の含有率は、同じであってもよく、異なっていてもよい。(2)においても同様の含有率であり得る。 第1負極活物質層13は、第1バインダを含んでいてもよく、第2負極活物質層14は、第2バインダを含んでいてもよい。第1バインダおよび第2バインダは、同じバインダであってもよく、異なるバインダであってもよい。このようなバインダとしては、例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)、スチレンブタジエンゴム(SBR)等が挙げられる。(2)においても同様のバインダが使用され得る。各バインダの配合量は、質量分率で、例えば、0.1~10%であってもよい。 ((2)について) 一般的に、バインダの含有率が低い場合、活物質表面のバインダ被覆率は低くなる。そのため、バインダの含有率が低い第2負極活物質層14を第1負極活物質層13を覆うように形成することにより、反応抵抗の増加が抑制されることが期待される。 また、第1負極活物質層13の第1バインダの含有率は第2負極活物質層14の第2バインダの含有率よりも高いため、第1負極活物質層13では、第2負極活物質層14よりも空隙が多いと考えられ、電解液が拡散しやすい。したがって、上記(1)と同様の理由により、拡散抵抗の増加が抑制されることが期待される。 第2負極活物質層14の第2バインダの含有率は、第1負極活物質層13の第1バインダの含有率よりも低ければ、特に制限はない。例えば、第1負極活物質層13の第1バインダの含有率は、質量分率で、1%以上、2%以上、3%以上、または、5%以上であってもよい。例えば、第1負極活物質層13の第1バインダの含有率は、質量分率で、10%以下、8%以下、6%以下、または、5%以下であってもよい。例えば、第2負極活物質層14の第2バインダの含有率は、質量分率で、0.1%以上、0.5%以上、1%以上、または、2%以上であってもよい。例えば、第2負極活物質層14の第2バインダの含有率は、質量分率で、5%以下、4%以下、3%以下、または、2%以下であってもよい。 第1バインダおよび第2バインダは、同じバインダであってもよく、異なるバインダであってもよい。第1バインダおよび第2バインダは、同じバインダであることが好ましい。 第1負極活物質層13には第1負極活物質が、第2負極活物質層14には第2負極活物質が、それぞれ含まれ得る。各負極活物質のD50は、例えば、0.5~30μmであってもよい。 (目付量) 第2負極活物質層14の単位面積当たりの目付量(第2目付量)は、第1負極活物質層13の単位面積当たりの目付量(第1目付量)よりも小さくてもよい。これにより、反応抵抗の増加の抑制が期待される。第1目付量と第2目付量との比率は、50:50~95:5、または、55:45~85:15であってもよい。