JP-2026077197-A - 電池冷却システム
Abstract
【課題】車両の電池を効率的に冷却することができる電池冷却システムを提供する。 【解決手段】電池冷却システムは、電池を冷却するように構成された冷却装置と、冷却装置を制御する制御装置とを備える。制御装置200は、車両が走行する道路種別と車両の走行場所の気温とに基づいて、車両の電池の到達温度を予測する到達温度予測部202と、到達温度に基づいて、冷却装置の冷却レベルを決定する冷却レベル決定部203と、冷却装置の冷却レベルに基づいて、冷却装置の冷却能力を制御する冷却制御部204とを含む。 【選択図】図3
Inventors
- 小林 綾乃
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (3)
- 車両の電池を冷却するように構成された冷却装置と、 前記冷却装置を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、 前記車両が走行する道路種別と前記車両の走行場所の気温とに基づいて、前記電池の到達温度を予測する予測部と、 前記到達温度に基づいて、前記冷却装置の冷却レベルを決定する冷却レベル決定部と、 前記冷却装置の前記冷却レベルに基づいて、前記冷却装置の冷却能力を制御する冷却制御部と、を含む、電池冷却システム。
- 前記冷却制御部は、前記電池の温度が所定温度以下となるように制御する、請求項1記載の電池冷却システム。
- 前記冷却制御部は、前記電池の温度の頻度分布が所定の頻度分布となるように制御する、請求項1記載の電池冷却システム。
Description
本開示は、電池冷却システムに関する。 特許文献1には、車両走行風による放熱量と電池発熱量とから電池到達温度を推定し、電池到達温度が冷却開始温度よりも高い場合に、電池冷却装置を作動させて、電池を冷却する技術が開示されている。 特開2020-126785号公報 第1の実施形態の車両の電池の冷却手順を表わすフローチャートである。冷却装置40の構成の一例を示す図である。冷却制御装置200の構成を表わす図である。予想到達温度および電池冷却レベルを説明するための図である。第1の実施形態の車両の電池21の冷却制御手順を表わすフローチャートである。目標温度頻度分布の例を表わす図である。 以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は、本開示の実施の形態に係る電池冷却システムが搭載された車両の全体構成の一例を示す図である。車両1は、たとえば、車両1の外部から供給される電力による充電(プラグイン充電)が可能に構成されたプラグインハイブリッド車両である。ただし、車両1は、走行用の電池が搭載された車両であればよく、プラグイン充電に対応していない通常のハイブリッド車両であってもよい。車両1は、電気自動車または燃料電池車であってもよい。 車両1は、走行ユニット10と、電池パック20と、充電ユニット30と、冷却装置40と、空調経路50と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。走行ユニット10は、モータジェネレータ11,12と、PCU13と、エンジン14と、動力分割装置15と、駆動輪16とを含む。電池パック20は、電池21と、電流センサ24とを含む。充電ユニット30は、インレット31と、AC/DCコンバータ32と、充電リレー(CHR:Charge Relay)33とを含む。 モータジェネレータ11,12の各々は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。モータジェネレータ11は、主として、動力分割装置15を経由してエンジン14により駆動される発電機として用いられる。モータジェネレータ11が発電した電力は、PCU13を介してモータジェネレータ12または電池21に供給される。また、モータジェネレータ11は、エンジン14のクランキングを行うことも可能である。 モータジェネレータ12は、主として電動機として動作し、駆動輪16を駆動する。モータジェネレータ12は、電池21からの電力およびモータジェネレータ11の発電電力の少なくとも一方を受けて駆動される。モータジェネレータ12の駆動力は駆動軸に伝達される。一方、車両1の制動時または下り斜面での加速度低減時には、モータジェネレータ12は、発電機として動作して回生発電を行う。モータジェネレータ12が発電した電力は、PCU13を介して電池21に供給される。 PCU13は、ECU100からの制御指令に従って、電池21とモータジェネレータ11およびモータジェネレータ12との間、または、モータジェネレータ11とモータジェネレータ12との間で、双方向の電力変換を実行可能に構成されている。 エンジン14は、空気と燃料との混合気を燃焼させたときに生じる燃焼エネルギーを運動子(ピストンまたはロータなど)の運動エネルギーに変換することによって動力を出力する。 動力分割装置15は、たとえば遊星歯車装置である。動力分割装置15は、いずれも図示しないが、サンギヤと、リングギヤと、ピニオンギヤと、キャリアとを含む。キャリアはエンジン14に連結されている。サンギヤはモータジェネレータ11に連結されている。リングギヤは、駆動軸を介してモータジェネレータ12および駆動輪16に連結されている。ピニオンギヤは、サンギヤとリングギヤとに噛合する。キャリアは、ピニオンギヤを自転かつ公転自在に保持する。 電池21は、複数(典型的には数十個~数百個)のセルを含む組電池である。各セルは、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの二次電池である。電池21は、モータジェネレータ11,12を駆動するための電力を蓄え、PCU13を通じてモータジェネレータ11,12に電力を供給する。また、電池21は、モータジェネレータ11,12の発電時にPCU13を通じて発電電力を受けて充電される。 電流センサ24は、電池21とPCU13とを電気的に接続する電力線を介して電池21に入出力される電流Iを検出し、その検出結果をECU100に出力する。 インレット31は、嵌合等の機械的な連結を伴って充電ケーブルの充電コネクタ(図示せず)を挿入可能に構成されている。 AC/DCコンバータ32は、インレット31と充電リレー33との間に電気的に接続されている。AC/DCコンバータ32は、ECU100からの制御指令に従って、外部電源(充電スタンドなど)からインレット31を介して供給される交流電力を直流電力に変換する。AC/DCコンバータ32に代えてまたは加えてDC/DCコンバータが設けられていてもよい。 充電リレー33は、AC/DCコンバータ32と電池パック20との間に電気的に接続されている。ECU100からの制御指令に応じて充電リレー33が閉成されると、インレット31と電池パック20との間での電力伝送が可能な状態となる。 冷却装置40は、ECU100からの制御指令に従って、電池パック20を冷却するように構成されている。 ECU100は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ101と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリ102と、各種信号を入出力するためのI/Oポート(図示せず)とを含む。ECU100は、各センサから受ける信号ならびにメモリ102に記憶されたプログラムおよびマップ等に基づいて、車両1を所望の状態に制御する。本実施の形態においてECU100により実行される主要な制御として、冷却装置40による電池21の冷却制御が挙げられる。この冷却制御については後に詳細に説明する。ECU100は、本開示に係る「制御装置」に相当する。ECU100は、機能毎に複数のECUに分割して構成されていてもよい。 図2は、冷却装置40の構成の一例を示す図である。図2には、冷却装置40に加えて、電池パック20、PCU13およびECU100も併せて示されている。冷却装置40は、冷媒回路41と、チラー42と、冷却液回路43とを含む。 冷媒回路41は、冷却液回路43を循環する冷媒(液相冷媒または気相冷媒)の温度を調整するための回路である。冷媒の流通方向を矢印で表す。冷媒回路41は、たとえば一般的なヒートポンプシステムと同等の構成を有し、コンプレッサ71と、コンデンサ72と、膨張弁73,74と、エバポレータ75とを含む。以下では車室内の冷房運転時を例に説明する。 コンプレッサ71は、冷媒回路41を循環する気相冷媒を圧縮する。コンプレッサ71により圧縮されて高温高圧となった気相冷媒はコンデンサ72へと送られる。 コンデンサ72は、コンプレッサ71により圧縮されて高温高圧となった気相冷媒から熱を放出することによって気相冷媒を液相冷媒に凝縮する。 膨張弁73は、コンデンサ72により圧縮された高圧の液相冷媒を膨張させることによって液相冷媒を減圧する。膨張弁73により減圧された液相冷媒はエバポレータ75へと送られる。 膨張弁74は、膨張弁73と同様に、コンデンサ72により圧縮された高圧の液相冷媒を膨張させることによって液相冷媒を減圧する。膨張弁74により減圧された液相冷媒はチラー42へと送られる。 エバポレータ75は、エバポレータ75に吹きつけられた空気と液状冷媒との間で熱交換する。これにより、エバポレータ75に吹きつけられた空気の温度が調整(冷房運転時には冷却)される。液状冷媒は、周囲の空気の熱を吸収して気化することで気相冷媒へと変化する。この気相冷媒はコンプレッサ71に戻る。なお、エバポレータ75の暖房動作と冷却動作との切り替えは、コンプレッサ71の出力方向の切り替えにより実現される。 チラー42は、冷媒回路41を循環する冷媒と、冷却液回路43を循環する冷却液との間で熱交換を行う。より具体的には、膨張弁74により減圧された液相冷媒がチラー42内で蒸発することによって、冷却液回路43を循環する冷却液から熱が奪われる。これにより、冷却液回路43を循環する冷却液が冷却される。 冷却液回路43は、冷却経路8と、ラジエータ91と、リザーブタンク(R/T)92と、ウォータポンプ(W/P)93と、オイルクーラ(O/C)94と、ウォータポンプ95と、五方弁96とを含む。 冷却経路8は、冷却液の流通経路を構成する配管である。冷却液は、たとえば、エチレングリコールなどを含むLLC(Long Life Coolant)である。冷却液回路43においてウォータポンプ93,95を駆動させると、ウォータポンプ93,95から供給された冷却液は、五方弁96を介して電池パック20、PCU13またはラジエータ91等を通過した後、ウォータポンプ93,95へと戻る。これにより、冷却経路8内で冷却液が循環する。冷却液の循環方向を矢印で表す。冷却経路8は、第1経路81~第5経路85を含む。 第1経路81は、五方弁96とリザーブタンク92との間を連結する。第1経路81にはラジエータ91が接続されている。 第2経路82は、五方弁96とリザーブタンク92との間を連結する。第2経路82にはラジエータ91等の機器は接続されておらず、ラジエータ91をバイパスするように構成されている。第1経路81と第2経路82とはリザーブタンク92内で接続されている。 第3経路83は、リザーブタンク92への接続箇所の上流(手前)における第2経路82と、五方弁96との間を連結する。第3経路83にはウォータポンプ93、PCU13およびオイルクーラ94が接続されている。 第4経路84は、五方弁96とリザーブタンク92との間を連結する。第4経路84には電気ヒータ23、ジャンクションボックス22および電池21が接続されている。つまり、この例では、第4経路84を流れる冷却液がジャンクションボックス22の冷却と電池21の冷却とに共通して使用される。しかし、冷却経路8は、ジャンクションボックス22を冷却する冷却液と電池21を冷却する冷却液とが別々の経路を流れるように構成されていてもよい。 第5経路85は、リザーブタンク92と五方弁96との間を連結する。第5経路85にはウォータポンプ95およびチラー42が接続されている。第4経路84と第5経路85とはリザーブタンク92内で接続されている。 ラジエータ91は、車両1の外気と冷却液との間で熱交換することにより冷却液を冷却する。リザーブタンク92は、冷却経路8内の冷却液を貯留する。 ウォータポンプ93は、電動ウォータポンプであって、ECU100からの制御指令に従って冷却液を吐出する。第3経路83においてウォータポンプ93よりも下流には、PCU13が接続されている。ウォータポンプ93から吐出された冷却液によってPCU13を冷却できる。 オイルクーラ94は、第3経路83においてPCU13よりも下流に接続されている。図示しないが、オイルクーラ94には電動オイルポンプ(EOP:Electrical Oil Pump)が接続されている。オイルクーラ94は、第3経路83を流通する冷却液とオイルクーラ94との間で熱交換することにより、走行ユニット10のトランスアクスルを冷却する。 ウォータポンプ95は、電動ウォータポンプであって、ECU100からの制御指令に従って冷却液を吐出する。ウォータポンプ95が接続された第5経路85の上流には第4経路84が接続されている。ウォータポンプ93を駆動することによって、第4経路84に設けられた電気ヒータ23、ジャンクションボ