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JP-2026077199-A - 人工骨収容器具

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Abstract

【課題】人工骨成形体の脱落を防ぎつつ、人工骨成形体による骨の欠損部分の補填を容易に行うことができる、新規な構造の人工骨収容器具を提供する。 【解決手段】スリーブ42の基端部に設けられて、骨の欠損部分に補填される人工骨成形体40を収容する収容空所22を備えた収容部12を有しており、収容部12は、筒状の周壁部16と、周壁部16の一方の開口部を塞ぐ先端壁部18と、周壁部16の他方の開口部を塞ぐ基端壁部20とを、備えており、収容部12の先端壁部18には、人工骨成形体40を収容空所22から排出するための人工骨排出孔26が形成されており、収容部12の基端壁部20には、収容空所22内の人工骨成形体40を人工骨排出孔26へ向けて押し込む押し子48が挿通される押し子挿通孔30が形成されており、収容部12の周壁部16には、人工骨成形体40を収容空所22へ挿入するための人工骨挿入窓36が形成されている。 【選択図】図1

Inventors

  • 清川 致
  • 菅原 吉克
  • 尾関 克哉

Assignees

  • ニプロ株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (11)

  1. 骨の欠損部分に挿入されるスリーブの基端部に設けられて、骨の欠損部分に補填される人工骨成形体を収容する収容空所を備えた中空の収容部を有しており、 該収容部は、筒状の周壁部と、該周壁部の軸方向一方の開口部を塞ぐ先端壁部と、該周壁部の軸方向他方の開口部を塞ぐ基端壁部とを、備えており、 該収容部の該先端壁部には、該人工骨成形体を該収容空所から排出するための人工骨排出孔が形成されており、 該収容部の該基端壁部には、該収容空所内の該人工骨成形体を該人工骨排出孔へ向けて押し込む押し子が挿通される押し子挿通孔が形成されており、 該収容部の該周壁部には、該人工骨成形体を該収容空所へ挿入するための人工骨挿入窓が形成されている人工骨収容器具。
  2. 前記スリーブの基端部に取外し可能に接続される接続部が、前記収容部から先端側へ突出して設けられている請求項1に記載の人工骨収容器具。
  3. 前記接続部の前記スリーブからの脱離を制限するロック機構が設けられている請求項2に記載の人工骨収容器具。
  4. 前記スリーブの基端部に対して取外し可能に接続される操作用ハンドルが組み合わされており、 該操作用ハンドルが該スリーブに対して選択的に接続可能とされている請求項2又は3に記載の人工骨収容器具。
  5. 前記収容空所の壁面は、該収容空所に収容された前記人工骨成形体の前記先端壁部側への投影領域において角部のない滑らかな連続面とされている請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  6. 前記押し子挿通孔の内周面は、前記押し子の外周面に摺接して該押し子を前記人工骨排出孔へ案内するガイド面を含んでいる請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  7. 前記収容部の前記周壁には、前記人工骨成形体を軸直角方向で位置決めしつつ該人工骨成形体の軸方向への移動を許容するガイド部が設けられている請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  8. 前記人工骨挿入窓を開閉可能な蓋体が前記収容部に設けられている請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  9. 前記スリーブの基端部に対して着脱可能とされており、 前記人工骨成形体の前記収容空所からの排出後に該スリーブから取り外されて廃棄される請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  10. 前記人工骨排出孔の孔径寸法が前記人工骨挿入窓の幅寸法よりも小さくされている請求項1~3の何れか一項に記載の人工骨収容器具。
  11. 前記人工骨挿入窓の最大幅寸法が前記人工骨成形体の最大幅寸法よりも大きくされており、 前記人工骨排出孔の孔径寸法が該人工骨成形体の最大外径寸法よりも小さくされている請求項10に記載の人工骨収容器具。

Description

本発明は、骨の欠損部分にスリーブを介して補填される人工骨を内部に収容する人工骨収容器具に関するものである。 従来から、骨の欠損部分を補填する人工骨が知られており、人工骨を骨の欠損部分へ挿入するための様々な器具が開発されている。このような人工骨の補填に用いられる器具の1つとして、例えば特許第6960133号公報(特許文献1)には、人工骨の挿入装置が開示されている。特許文献1では、中空の外筒(スリーブ)の先端が骨の欠損部分に挿入された状態で、外筒の内腔へ人工骨を挿入して、外筒の内腔へ挿入される押し子で人工骨を先端側へ押し込むことにより、人工骨が骨の欠損部分に補填される。 特許第6960133号公報 本発明の第一の実施形態としての人工骨収容器具を示す斜視図図1の人工骨収容器具を別の角度で示す斜視図図1に示す人工骨収容器具の平面図図1に示す人工骨収容器具の背面図図3のV-V断面図図1の人工骨収容器具をスリーブと共に示す斜視図図1の人工骨収容器具をスリーブ及び押し子と共に示す平面図本発明の第二の実施形態としての人工骨収容器具を示す斜視図図8に示す人工骨収容器具の横断面図本発明の第三の実施形態としての人工骨収容器具を示す斜視図図10に示す人工骨収容器具の右側面図図10に示す人工骨収容器具の縦断面図本発明の別の一実施形態としての人工骨収容器具を示す斜視図図13に示す人工骨収容器具の縦断面図本発明のまた別の一実施形態としての人工骨収容器具を示す斜視図本発明の第四の実施形態としての人工骨収容器具をスリーブと共に示す斜視図図16の人工骨収容器具をスリーブへの接続状態で示す縦断面図図16の人工骨収容器具と選択的にスリーブに接続される操作用ハンドルをスリーブと共に示す縦断面図 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 図1~図5には、本発明の第一の実施形態としての人工骨収容器具10が示されている。人工骨収容器具10は、中空の収容部12と、収容部12から先端側へ突出する接続部14とを、一体的に備えている。以下の説明では、原則として、上下方向とは図4中の上下方向を、前後方向とは図3中の上下方向を、左右方向とは図3中の左右方向を、それぞれ言う。なお、人工骨収容器具10は、手技での使用状態において、先端側が遠位であり、基端側が近位である。 収容部12は、略中空四角柱状とされており、前後方向に長尺とされた長細い形状とされている。収容部12は、硬質の部材とされており、例えば、鉄(ステンレス鋼)、アルミニウム合金、チタン合金等の金属製であることが望ましいが、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂で形成することもできる。収容部12は、略四角筒状の周壁部16と、周壁部16の先端側の開口部を塞ぐ先端壁部18と、周壁部16の基端側の開口部を塞ぐ基端壁部20とを、一体的に備えている。 収容部12の内部には、周壁部16と先端壁部18と基端壁部20とに囲まれた収容空所22が形成されている。収容空所22は、後述する人工骨成形体40を収容する空所である。本実施形態の収容空所22は、周壁部16の内周面である4つの平面と、先端壁部18と基端壁部20との対向面である2つの平面とで囲まれて画成されており、図5に示すように四角形断面で前後方向に延びる略直方体の空間とされている。もっとも、収容空所22は、例えば円筒状の空間であってもよく、形状が限定されるものではないが、後述する人工骨成形体40の前方へ向けて移動が許容されるように、前後方向に延びる形状とされていることが望ましい。また、収容空所22の壁面は、周壁部16と先端壁部18との接続部分が、角部のない滑らかな連続面(湾曲面)で構成されている。 収容空所22の先端部分の左右側壁面は、軸方向に対して傾斜して広がって、先端側へ向けて相互に接近する傾斜面24,24とされている。従って、収容空所22の先端部分は、先端側へ向けて左右方向の幅寸法が徐々に小さくなっている。また、先端壁部18で構成された収容空所22の先端側の壁面は、図1~図3に示すように、傾斜面24,24と連続する略半円筒形状の湾曲面で構成されている。 収容空所22は、人工骨排出孔26を通じて先端側へ開放されている。人工骨排出孔26は、後述する人工骨成形体40を収容空所22から前方へ排出するための孔であって、先端壁部18を貫通して形成されている。本実施形態の人工骨排出孔26は、略円形孔とされており、先端側へ向けて徐々に小径となるテーパ孔とされている。人工骨排出孔26の最大孔径寸法(基端開口の径寸法)φは、収容空所22の最小内法寸法(傾斜面24,24の先端における対向面間距離)よりも小さくされている。人工骨排出孔26の下端部は、後述する押し子48の外周面に摺接する第一摺接部28とされている。 収容空所22と人工骨排出孔26との壁面の接続部分は、人工骨排出孔26から収容空所22に向けて徐々に拡開する面取テーパ面29で構成されており、角部(エッジ)のない滑らかな連続面で構成されている。これにより、収容空所22の前側の壁面は、全体が角部のない滑らかな連続面で構成されている。特に本実施形態では、収容部12の先端壁部18で構成された収容空所22の先端側壁面が、傾斜面24,24に対して段差や不連続な角度変化等による角部をなすことなく、滑らかに連続している。 収容空所22は、押し子挿通孔30を通じて基端側へ開放されている。押し子挿通孔30は、後述する押し子48が挿通される孔であって、基端壁部20を貫通して形成されている。本実施形態の押し子挿通孔30は、略矩形孔とされており、基端壁部20の上端まで達している。従って、本実施形態の押し子挿通孔30は、上方へ向けて開放された溝状とされている。押し子挿通孔30の左右幅寸法W1は、収容空所22の左右幅寸法よりも小さくされており、図4に示すように、人工骨排出孔26の左右幅寸法(孔径寸法φ)と略同じとされている。なお、押し子挿通孔30の幅寸法W1は、人工骨排出孔26の孔径寸法φとは異なる大きさであってもよく、例えば、人工骨排出孔26の孔径寸法φよりも小さくされ得る。 押し子挿通孔30の下壁面は、上下方向と略直交して広がる平面で構成されたガイド面32とされている。ガイド面32は、上下方向での位置が人工骨排出孔26の下端位置と略同じとされている。ガイド面32の左右中央部分は、人工骨排出孔26の下端部と軸方向に直線的に並んで位置しており、後述する押し子48の外周面に摺接する第二摺接部とされている。 収容空所22の周壁部16には、図1~図5に示すように、人工骨挿入窓36が形成されている。人工骨挿入窓36は、収容空所22の上側壁部を上下方向に貫通して形成されており、収容空所22が人工骨挿入窓36を通じて上方へ開放されている。人工骨挿入窓36は、上下方向視において、収容空所22と略同じ形状及び大きさとされており、収容空所22に対して段差等で区分されることなく連続的に設けられている。人工骨挿入窓36の上側の開口周縁部には、上方へ向けて拡開するテーパ面38が設けられている。なお、人工骨挿入窓36は、上下方向視において、収容空所22よりも小さくされていてもよく、例えば収容空所22の基端部分に開口し、先端部分には開口しないように、長さ方向で部分的に設けることもできる。 人工骨排出孔26の孔径寸法φは、人工骨挿入窓36の左右方向の幅寸法W2よりも小さくされている。本実施形態では、押し子挿通孔30の左右幅寸法W1が人工骨排出孔26の孔径寸法φと略同じとされていることから、押し子挿通孔30の左右幅寸法W1は、人工骨挿入窓36の左右方向の幅寸法W2よりも小さくされている。なお、人工骨挿入窓36は、上下方向視において収容空所22と略同じ形状とされており、壁面が傾斜面24,24で構成された先端部分が、先端側へ向けて左右方向で徐々に幅狭とされていると共に、先端が上下方向視で半円状となっているが、ここで言う人工骨挿入窓36の幅寸法W2は、後述する人工骨成形体40の収容空所22への挿入に用いられる傾斜面24,24よりも基端側での幅寸法を言う。 このような構造とされた収容部12には、図5,図6に示すように、人工骨成形体40が収容される。人工骨成形体40は、例えば、公知の生体適合性を示す材料で形成されており、特に骨(人骨)に対する適合性に優れた材料で形成される。人工骨成形体40は、好適には、例えば、リン酸カルシウムの化合物であるハイドロキシアパタイト、加水分解によってハイドロキシアパタイトを生成する化合物等で形成される。また、人工骨成形体40は、変形可能であることが望ましい。 人工骨成形体40は、各種形状のブロック状に成形されている。本実施形態の人工骨成形体40は矩形ブロック状とされているが、人工骨成形体40は、円形ブロック状(円柱状や円板状)、矩形以外の多角形ブロック状、異形ブロック状等、他の形状に成形されていてもよい。 人工骨成形体40は、左右方向の幅寸法W3が人工骨挿入窓36の左右方向の幅寸法W2よりも小さくされており、人工骨挿入窓36の傾斜面24,24よりも基端側を通じて収容空所22へ挿入可能な大きさ及び形状とされている。また、図5に示すように、本実施形態の人工骨成形体40は、前後方向視での外径寸法が、周方向の少なくとも一部において、人工骨排出孔26の径寸法φよりも大きくされており、人工骨排出孔26を通じた収容空所22から前方への抜けが制限されている。人工骨成形体40の左右方向の幅寸法W3は、押し子挿通孔30の左右幅寸法W1よりも大きくされており、人工骨成形体40の押し子挿通孔30を通じた収容空所22から後方への抜けが制限されている。 人工骨成形体40は、人工骨挿入窓36を通じて収容空所22へ上方から挿入されて、収容空所22に収容される。人工骨成形体40は、人工骨挿入窓36における傾斜面24,24よりも基端側の左右幅寸法が略一定とされた部分を通じて、収容空所22へ挿入される。本実施形態では、図6に示すように、略立方体とされた人工骨成形体40が前後方向に3つ並んで収容される。もっとも、収容空所22に収容される人工骨成形体40の数は特に限定されず、例えば、略立方体の人工骨成形体40が1つ又は2つ収容されてもよいし、前後方向の長さがより短い人工骨成形体が4つ以上収容されてもよいし、前後方向長さがより長い人工骨成形体が1つ又は2つ収容されてもよい。 人工骨挿入窓36と対向する収容空所22の下壁部は、孔や窓がなく、人工骨挿入窓36を通過した人工骨成形体40が下方へ脱落することはない。それゆえ、人工骨挿入窓36を通過した人工骨成形体40が、より安定して収容空所22への収容状態に保持される。しかも、上記したように、収容空所22内の人工骨成形体40は、人工骨排出孔26を通じた先端側への脱落と、押し子挿通孔30を通じた基端側への脱落とが、何れも阻止されており、外部への脱落がより生じ難くなっている。 収容部12の先端壁部18から先端へ向けて突出する接続部14は、本実施形態では収容部12よりも小径の四角柱状とされている。接続部14が周方向に回転しない形状とされていることで、人工骨成形体40が収容空所22から脱落するリスクを低減することができる。本実施形態の接続部14は、収容部12と一体形成されており、収容部12と同じ材料で形成されている。収容部12の先端壁部18を貫通する人工骨排出孔26は、接続部14も前後方向に貫通しており、接続部14の先端面に開口している。人工骨排出孔26における接続部14を貫通する部分は、略一定断面で前後方向に直線的に延びている。人工骨排出孔26における接続部14の貫通部分は、人工骨排出孔26における収容空所22への接続端部よりも小径とされている。 このような構造とされた人工骨収容器具10は、図6,図7に示すようなスリーブ42の基端部に接続されて使用される。スリーブ