JP-2026077204-A - 列車制御システムおよび列車制御方法
Abstract
【課題】本発明は、駅から加速するのに必要な時間を考慮しつつ、不足した停車時分を補い、しかも必要な警報時間が確保できるように列車の速度制御を行う技術を提供する。 【解決手段】本発明の列車制御システムは、駅から駅近傍の踏切までの区間を、所定のランカーブに従って列車を走行させる列車制御シスムにおいて、列車が駅から定刻よりも早く出発した時間に対応する追加時間を算出する追加時間算出部と、区間を走行するのに、列車が駅を定刻で出発する場合の第一のランカーブよりも追加時間分遅くなるような第二のランカーブを算出する速度制限算出部とを備えるものである。第二のランカーブは、区間の距離の中に、列車が第一のランカーブで踏切を通過する第一の速度よりも低い定速の第二の速度で走行する第二の距離と、第二の速度から加速して第一の速度で前記踏切を通過する第一の距離とを含んでよい。 【選択図】図1
Inventors
- 前川 景示
- 新妻 研作
Assignees
- 株式会社日立製作所
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (12)
- 駅から前記駅の近傍の踏切までの区間を、所定のランカーブに従って列車を走行させる列車制御システムにおいて、 前記列車が前記駅から定刻よりも早く出発した時間に対応する追加時間を算出する追加時間算出部と、 前記区間を走行するのに、前記列車が前記駅を定刻で出発する場合の第一のランカーブよりも前記追加時間分遅くなるような第二のランカーブを算出する速度制限算出部とを備える ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項1記載の列車制御システムであって、 前記第二のランカーブは、前記区間の距離の中に、前記列車が前記第一のランカーブで前記踏切を通過する第一の速度よりも低い定速の第二の速度で走行する第二の距離と、前記第二の速度から加速して前記第一の速度で前記踏切を通過する第一の距離とを含む ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項1に記載の列車制御システムであって、 前記追加時間算出部において、前記列車の前記駅での停車時分を算出し、算出した前記停車時分が予め設定した所定の停車時分に対して不足する場合に、不足している停車時分を前記追加時間とする ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項2に記載の列車制御システムであって、 前記速度制限算出部において、前記列車が前記第一のランカーブに従って前記第二の距離に相当する距離を走行する時間と、前記第二のランカーブに従って前記第二の距離を走行する時間の差が前記追加時間となるように前記第二の距離または前記第二の速度を決定する ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項2に記載の列車制御システムであって、 前記速度制限算出部において、前記第二の速度を予め設定し、前記第一の速度と前記第二の速度と前記追加時間とを用いて前記第二の距離を算出する ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項2に記載の列車制御システムであって、 前記速度制限算出部において、前記第二の距離を予め設定し、前記第一の速度と前記第二の距離と前記追加時間とを用いて前記第二の速度を算出する ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項5に記載の列車制御システムであって、 前記速度制限算出部において、前記列車が停車状態から前記第一の速度まで加速するのに必要な距離と前記第二の距離との和が、前記区間の距離よりも長い場合には、前記第二の速度を予め設定された速度よりも下げるように調整する ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項1~7のいずれかに記載の列車制御システムであって、 前記第二のランカーブに関する情報または前記第二のランカーブに従って運転するための操作情報について前記列車の運転台に表示する ことを特徴とする列車制御システム。
- 請求項1~7のいずれかに記載の列車制御システムであって、 前記第二のランカーブに従って自動運転装置により速度制御を行う ことを特徴とする列車制御システム。
- 駅から前記駅の近傍の踏切までの区間を、所定のランカーブに従って列車を走行させる列車制御方法において、 追加時間算出部により、前記列車が前記駅から定刻よりも早く出発した時間に対応する追加時間を算出し、 速度制限算出部により、前記区間を走行するのに、前記列車が前記駅を定刻で出発する場合の第一のランカーブよりも前記追加時間分遅くなるような第二のランカーブを算出する ことを特徴とする列車制御方法。
- 請求項10に記載の列車制御方法であって、 前記第二のランカーブに関する情報または前記第二のランカーブに従って運転するための操作情報について前記列車の運転台に表示する ことを特徴とする列車制御方法。
- 請求項10に記載の列車制御方法であって、 前記第二のランカーブに従って自動運転装置により速度制御を行う ことを特徴とする列車制御方法。
Description
本発明は、列車制御システムおよび列車制御方法に関する。 鉄道分野における踏切の制御は一般に、列車の位置に基づいて行われている。すなわち、列車が予め定められた位置である踏切制御点を通過したときに踏切の警報を開始する。ところで、駅近傍の踏切には、列車が駅を発車してから踏切の警報を開始すると、警報開始から列車到達までに必要な警報時間を確保できないものもある。そのような踏切については、駅停車中に警報を開始する必要があるために、駅の停止位置手前に踏切制御点を設定し、さらに踏切制御点通過から警報開始までの時間を時素として設定することで、駅停車中に踏切制御を開始し、必要な警報時間を確保している。このとき、時素は列車が予め定めた所定停車時分以上の時間、駅に停車することを前提に設定される。 一方で、列車の現在位置から踏切までの距離と必要な警報時間を考慮して、必要な警報時間が確保できるように制限速度を設定して列車の制御を行う方式が知られている。例えば、特許文献1には、指示された警報開始時刻に、警報開始から列車到達までに必要な警報時間を加算した時刻を踏切通過予定時刻とし、踏切通過予定時刻に列車が踏切に到達する速度として指示速度を算出し、指示速度に従って列車の速度制御を行うことで、踏切の警報開始後に必要な警報時間を確保する技術が開示されている。 また、特許文献2には、警報開始後に必要な警報時間を確保しつつ、踏切に進入する速度を許容される最高速度とする技術が開示されている。 特開2020-196369号公報特許第7045287号公報 図1は、本実施例における列車制御システムの構成例を示す図である。図2は、本実施例における列車制御システムの概要を示す図である。図3は、本実施例における速度制限算出部の処理のフロー例を示す図である。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。