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JP-2026077206-A - パネル用静電チャック及び絶縁性パネル

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Abstract

【課題】半導体チップが配置されたガラス基板などの絶縁性パネルを、確実に保持するための技術を提供する。 【解決手段】 静電チャック100は、絶縁性パネル200を載置するための主面である上面111を有するセラミックス基材110と、セラミックス基材110に埋設された複数の電極ペア120とを備えている。各電極ペア120は、2つの電極122、124を備えている。複数の電極ペア120は、上下方向5において、半導体チップ220と重なるように配置されている。半導体チップ220と電極122とが重なる面積と、半導体チップ220と電極124とが重なる面積とは同じである。 【選択図】 図2

Inventors

  • 北林 徹夫
  • 下嶋 浩正

Assignees

  • 日本特殊陶業株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (2)

  1. 複数の半導体チップを備える絶縁性パネルに用いられるパネル用静電チャックであって、 前記パネルを載置するための主面を有する板状のセラミックス焼結体と、 前記セラミックス焼結体に埋設された複数の電極ペアであって、各電極ペアが陽極と陰極を有する複数の電極ペアと、を備え、 前記複数の電極ペアは、前記主面に直交する上下方向において、各半導体チップが少なくとも一組の電極ペアと重なるように配置され、 各半導体チップと前記上下方向において重なる、前記陽極の面積の総和と前記陰極の面積の総和が互いに等しいことを特徴とするパネル用静電チャック。
  2. 第1主面及び第1主面と対向する第2主面を有する板状の絶縁部材と、 前記絶縁部材の前記第1主面に分散するように配置された複数の半導体チップと、を備え、 前記複数の半導体チップは、前記第1主面及び前記第2主面に対して露出していることを特徴とする絶縁性パネル。

Description

本発明は、パネル用静電チャック及び絶縁性パネルに関する。 特許文献1には、ガラス基板を吸着し保持するための技術として、ガラス基板の裏面のほぼ全面に吸着膜を形成することが開示されている。吸着膜は、電界の印加によって誘電分極を生じる膜、又は導電性を有する膜である。特許文献1においては、ガラス基板の裏面に吸着膜を形成することにより、従前の双極電極を内蔵した静電チャックでガラス基板を保持することが開示されている。 特開2000-208594号公報 図1は、絶縁性パネル200の一部を説明するための概略説明図である。図2は絶縁性パネル200を静電チャック100の上に配置した状態を説明するための概略説明図である。電極ペア120を構成する電極122、124を説明するための概略説明図である。図4は基材210の下面212において露出する半導体チップ220を備える絶縁性パネル200を静電チャック100の上に配置した状態を説明するための概略説明図である。図5は上面221の面積が下面222の面積より大きい半導体チップ220を備える絶縁性パネル200を静電チャック100の上に配置した状態を説明するための概略説明図である。(a)は1つの半導体チップ220が2つの電極ペア120と上下方向5に重なる例を説明するための概略説明図であり、(b)及び(c)は隣接する2つの半導体チップ220の間に電極ペア120の一部が配置されている例を説明するための概略説明図であり、(d)は電極ペア120を構成する電極122、124の一部が、1つの半導体チップ220と上下方向5において重なる例を説明するための概略説明図である。 本実施形態に係る静電チャック100と絶縁性パネル200について、図1、2を参照しつつ説明する。図1は絶縁性パネル200を説明するための概略説明図であり、図2は絶縁性パネル200を静電チャック100の上に配置した状態を説明するための概略説明図である。なお、図2においては、後述の複数の電極ペア120のうちの一部が図示されている。 本実施形態に係る静電チャック100は、絶縁性パネル200を保持するために用いられる。なお、以下の説明においては、絶縁性パネル200が静電チャック100の上に配置された状態(図2の状態)を基準として上下方向5が定義される。図1に示されるように、本実施形態に係る絶縁性パネル200は、基材210と、複数の半導体チップ220とを主に備える。なお、図1においては24個の半導体チップ220が図示されているが、半導体チップ220の個数は24個に限定されない。 <絶縁性パネル200> 図1に示されるように、絶縁性パネル200は、矩形の板状の部材である基材210と、基材210の上面211に配置された複数の半導体チップ220とを備えている。基材210は本発明の絶縁部材の一例である。基材210は絶縁性の材料で形成されている。基材210として、例えば、ガラスで形成されたガラス基板、樹脂で形成された樹脂基板、プリント基板などを用いることができる。本実施形態において、絶縁性パネル200の基材210は縦457mm、横610mmの長方形の板状の形状を有しており、厚さT1(上下方向5の長さ)は1.2mmである。なお、基材210の大きさ、形状、厚さは適宜にすることができる。例えば、基材210を縦600mm×横600mmの正方形の形状にすることができる。基材210の厚さT1は0.7mm~2mmが好適である。基材210の厚さT1が厚くなりすぎると、基材210の下面212と半導体チップ220までの距離が大きくなりすぎてクーロン力が小さくなるからである。基材210の下面212と半導体チップ220までの距離は0~1.3mmが好ましく、0~0.5mmがさらに好ましい。電極ペア120の間に印加する電圧をより小さくしてもクーロン力を発揮させることができるからである。 複数の半導体チップ220は、基材210の上面211において、複数の行と複数の列を構成するように、格子状に所定の間隔Gで配置されている。本実施形態において各半導体チップ220は1辺10mmの正方形の形状を有している。各半導体チップ220の厚さT2は0.7mmである。なお、各半導体チップ220の大きさ、形状は適宜にすることができる。また、半導体チップ220の数及び配置も適宜にすることができる。 各半導体チップ220は、各半導体チップ220の上面221と基材210の上面210とが同一平面になるように、基材210に埋め込まれている。本実施形態において、基材210の厚さT1は各半導体チップ220の厚さT2よりも大きい(T1>T2)。そのため、基材210の上面211において各半導体チップ220の上面221が露出しているが、基材210の下面212において、半導体チップ220の下面222は露出していない。 <静電チャック100> 図2に示されるように、セラミックス基材110は、略矩形の板状の部材であり、上下方向5に対向する2つの主面(上面111及び下面112)を備える。セラミックス基材110の上面111には、保持対象である絶縁性パネル200が載置される。本実施形態において、セラミックス基材110の上下方向5の長さ(厚さ)は20mmである。なお、セラミックス基材110の厚さは例えば5mm~50mmとすることができる。また、セラミックス基材110は、絶縁性パネル200の大きさに合わせて、適宜の大きさとすることができる。例えば、絶縁性パネル200の大きさが縦600mm×横600mmである場合には、それに合わせて、セラミックス基材110の大きさも縦600mm×横600mmとすることができる。本実施形態において、セラミックス基材110は、アルミナ(Al2O3)セラミックス焼結体により形成されている。例えば、Al2O3の含有率を80%以上にすることができる。 図2に示されるように、セラミックス基材110には、静電吸着用の電極ペア120が埋設されている。なお、図2においては、6個しか図示されていないが、本実施形態において電極ペア120の数は6個以上の複数(半導体チップ220の数と同じ)である。各電極ペア120は、絶縁性パネル200を静電チャック100に載置した際に、上下方向5において半導体チップ220と重なる位置にそれぞれ配置されている。各電極ペア120は、電極122と電極124を有している。各半導体チップ220に関して、半導体チップ220と電極122とが重なる面積と、半導体チップ220と電極124とが重なる面積とは同じである。電極ペア120は、セラミックス基材110の上面111から下方に0.1mm~2.0mm離れた位置に埋設することができる。つまり、セラミックス基材110の上面111から電極ペア120までのセラミックス絶縁層の厚さは0.1mm以上2.0mm以下にすることができる。 静電吸着用の電極ペア120を構成する電極122、124は印刷電極、金属のワイヤを織ったメッシュ、箔又は板材により形成することができる。なお、印刷電極は厚さ10μm以上の金属材料であり、箔は厚さ0.1mm未満の金属材料であり、板材は厚さ0.1mm以上の金属材料である。電極ペア120を構成する電極122、124を形成する金属材料として、例えば、タングステン(W)又はモリブデン(Mo)等の耐熱金属(高融点金属)を用いることができる。この場合において、タングステン、モリブデンの純度は99%以上であることが好ましい。また、電極ペア120を構成する電極122、124を形成する金属材料として、モリブデン及び/又はタングステンを含む合金を用いることもできる。なお、電極ペア120を構成する電極122、124は、後述のように、半導体チップ220と上下方向5において重なる面積の総和が互いに同じである限りにおいて、適宜の形状にすることができる。 図3に示されるように、各電極ペア120は2つの矩形の電極122、124が所定の間隔を隔てて向かい合うように配置されている。複数の電極ペア120に関して、電極122は互いに電気的に導通しており、電極124も互いに電気的に導通している。各電極ペア120の電極122と電極124との間に、所定の電圧(例えば、±500V~±5000V)を印加することにより、絶縁性パネル200を静電吸着することができる。なお、本実施形態において、セラミックス基材110と複数の電極ペア120とが静電チャックを構成している。 <実施形態の作用効果> 上記実施形態において、静電チャック100は、複数の半導体チップ220を備える絶縁性パネル200に用いられるパネル用静電チャックである。静電チャック100は、絶縁性パネル200を載置するための主面である上面111を有するセラミックス基材110と、セラミックス基材110に埋設された複数の電極ペア120とを備えている。各電極ペア120は、2つの電極122、124を備えている。複数の電極ペア120は、上下方向5において、半導体チップ220と重なるように配置されている。一般に、静電チャックは絶縁性の基板を静電吸着することは困難である。しかしながら、本実施形態の静電チャック100は、半導体チップ220と電極ペア120とが上下方向5において重なるように各電極ペア120が配置されているので、上下方向5において互いに重なった電極ペア120と半導体チップ220との間に働くクーロン力により、絶縁性パネル200を静電吸着することができる。さらに、各半導体チップ220に関して、半導体チップ220と電極122とが重なる面積と、半導体チップ220と電極124とが重なる面積とは同じである。これにより、電極ペア120と半導体チップ220との間に確実にクーロン力を生じさせることができ、絶縁性パネル200の基材210を安定に静電吸着することができる。またクーロン力が作用しているプロセス中に各半導体チップの電位が陽極と陰極の中間電位をもって安定しプロセスが安定化、均質化する。 <変更形態> 上述の実施形態は、あくまで例示に過ぎず、適宜変更しうる。例えば、セラミックス基材110は、必ずしもAl2O3セラミックスにより形成されていなくてもよい。例えば、セラミックス基材110は、AlN、窒化ケイ素等を主成分とするセラミックス焼結体により形成することができる。 なお、上記実施形態においては、絶縁性パネル200において、基材210の上面211において各半導体チップ220の上面221が露出していたが、基材210の下面212において半導体チップ220の下面222は露出していなかった。しかしながら、図4に示されるように、基材210の上面211において各半導体チップ220の上面221が露出し、且つ、基材210の下面212において半導体チップ220の下面222が露出していてもよい。このようなパネルの形態の場合には、半導体チップ220の下面222が基材210の下面212に露出していない場合と比べて、半導体チップ220の下面222と電極ペア120との間の距離が短くなる。これにより、電極ペア120と半導体チップ220との間のクーロン力を大きくすることができ、絶縁性パネル200の基材210を確実に静電吸着することができる。 また、図5に示されるように、半導体チップ220の上面221の面積が下面222の面積より大きくてもよい。このようなパネルの形態の場合には、静電吸着により、半導体チップ220が静電チャック100に向かって下方に引っ張られたとしても、半導体チップ220が基材210から外れて下方に落ちることを抑制することができる。 上記実施形態においては、図2に示されるように、1つの半導体チップ220と、1つの電極ペア120とが上下方向5に重なるように電極ペア120が配置されていた。しかしながら、本発明はそのような態様には限られず、1つの半導体チップ220が複数の電極ペア120と上下