JP-2026077223-A - クーラント処理装置
Abstract
【課題】クーラントを効率よくろ過する。 【解決手段】クーラント装置10は、クーラントCが貯留されるタンク1に設けられた流路11と、流路からクーラントを取り出してろ過する二次ろ過装置4と、流路の下流端11Dからクーラントを取り出して二次ろ過装置に送る取出部3と、二次ろ過装置からろ過されたクーラントを流路の上流11Uに戻す再供給部5と、を備え、クーラントが流路および二次ろ過装置で還流する。 【選択図】図1
Inventors
- 藤田 修司
- 伊庭 有希成
Assignees
- 株式会社ニイガタマシンテクノ
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (6)
- クーラントが貯留されるタンクに設けられた流路と、 前記流路からクーラントを取り出してろ過する二次ろ過装置と、 前記流路の下流端からクーラントを取り出して前記二次ろ過装置に送る取出部と、 前記二次ろ過装置からろ過されたクーラントを前記流路の上流端に戻す再供給部と、 を備え、 クーラントが前記流路および前記二次ろ過装置で還流する、 クーラント処理装置。
- 前記流路の下流端は、上流端付近よりも狭幅に絞られる、 請求項1記載のクーラント処理装置。
- 前記流路の下流端は、側壁との接続位置に曲面のR面壁を有する、 請求項1記載のクーラント処理装置。
- 前記流路の下流端は、底壁との接続位置に曲面のR壁面を有する、 請求項1記載のクーラント処理装置。
- 前記取出部は、前記流路の下流端と略同等の幅である、 請求項1記載のクーラント処理装置。
- 前記流路の下流端よりも上流位置に一次ろ過装置からクーラントを供給する供給部が接続される、 請求項1記載のクーラント処理装置。
Description
本発明はクーラント処理装置に関する。 従来、工作機械において切削に用いられたクーラント(切削油剤)から、切屑や切粉等の異物を除去するクーラント処理装置が知られている(例えば、特許文献1,2)。 特許文献1,2のクーラント処理装置は、クーラントを貯留するタンクを備え、タンク内でクーラントが還流している。 クーラント処理装置において異物が除去され清浄化されたクーラントは、工作機械へ送られて切削に再利用される。 特許第6754714号公報特許第6133528号公報 本発明に係るクーラント処理装置の第1実施形態を示す模式斜視図である。本発明に係るクーラント処理装置の第1実施形態における流路の上下流端を示す模式側面図である。本発明に係るクーラント処理装置の第1実施形態におけるクーラントの流れを示す模式上面図である。本発明に係るクーラント処理装置の第1実施形態における他の例を示す模式上面図である。本発明に係るクーラント処理装置の第2実施形態を示す模式上面図である。 以下、本発明に係るクーラント処理装置の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。 図1は、本実施形態におけるクーラント処理装置を示す模式斜視図である。図2は、本実施形態のクーラント処理装置における流路の下流端を示す模式斜視図である。図において、符号10は、クーラント処理装置である。 本実施形態に係るクーラント処理装置10は、図1に示すように、クーラント処理装置10は、クーラントCが貯留されるタンク1と、水流発生部2と、取出部3と、二次ろ過装置4と、再供給部5と、一次ろ過装置6と、供給部7と、を備える。 クーラント処理装置10は、マシニングセンタなどの工作機械MCにおいて切削に用いられたクーラントから、スラッジを回収し清浄化する装置である。清浄化されたクーラントは、工作機械MCへ送られて、再び切削に利用される。クーラント処理装置10は、例えば、工作機械MCに併設される。 一次ろ過装置6は、工作機械MCからタンク1へ送られるクーラントC中の切屑等を除去し搬送するチップコンベアと、タンク1への切屑等の流入を阻止するドラムフィルタと、を備える。工作機械MCから一次ろ過装置6を通過して供給部7からタンク1に流入するクーラントCには、切屑よりも細かな切粉等からなるスラッジが含まれている。なお、チップコンベアは、図示していない。 タンク1は、槽などと言い換えてもよい。タンク1は、クーラントCが流れる流路11を有する。流路11は、例えば、タンク1の内部を壁材等で区画することにより形成されている。本実施形態では流路11が、環状の概形をなしており、具体的には、上面視で四角形状の輪郭をなしている。上面視して矩形である流路11の中央内側位置には、一次ろ過装置6が配置されている。 本実施形態においては、上面視して流路11が周回する方向を周方向と呼ぶ。クーラントCは、環状の流路11に沿って周回するように循環して流れており、本実施形態においては、図1において時計回りに循環している。 流路11は、互いに間隔をあけて向かい合う一対の側壁11aと、一対の側壁11aの下端部に接続されて上側を向く底壁(底部)11bと、仕切壁11cと、を有する。一対の側壁11a及び底壁11bは、流路11の壁面を構成している。仕切壁11cは、流路11をすくなくとも一か所で分断し、クーラントCの流れを完全に止めるように形成される。仕切壁11cは、水平面に沿って見た流路11において、行き止まりとなっている。 流路11は、上面視で直線状に延びて四角形の4辺となる直線部12と、周方向に隣り合う直線部12の端部同士を繋ぐコーナ部13と、を有する。直線部12及びコーナ部13は、それぞれ、複数設けられる。直線部12及びコーナ部13は、周方向に交互に並んで配置される。 コーナ部13に位置する一対の側壁11aのうち、外側に位置する側壁11aには、上面視で滑らかな凹曲面状、つまり、R形状をなす内側R面壁11a1が形成される。すなわち、コーナ部13の外側の側壁11aは、凹曲面からなる内側R面壁11a1を有している。 4辺となる直線部12は、図1において左側の直線部12aと、上側の直線部12bと、右側の直線部12cと、下側の直線部12dと、を有する。左側の直線部12aでは、クーラントCが上向きに流れる。上側の直線部12bでは、クーラントCが右向きに流れる。右側の直線部12cでは、クーラントCが下向きに流れる。下側の直線部12dでは、クーラントCが左向きに流れる。 下側の直線部12dは、左側の直線部12aと上側の直線部12bと右側の直線部12cとに比べて、流路幅が狭い。ここで、流路幅とは、流路11の流れ方向と直交する方向の幅である。流路幅とは、クーラントCの深さが同じ場合は流路11の断面積である。流路幅とは、クーラントCの流量である。したがって、下側の直線部12dでは、左側の直線部12aと上側の直線部12bと右側の直線部12cとに比べて、流れFの速さが大きい。 下側の直線部12dには、図1,図2に示すように、仕切壁11cが設けられる。下側の直線部12dは、仕切壁11cの右側が下流端11Dである。下側の直線部12dは、仕切壁11cの左側が上流端11Uである。流路11は、仕切壁11cによって、クーラントCの流れが完全に分離されている。 仕切壁11cは、その高さが一対の側壁11aよりも低くてもよいが、クーラントCが仕切壁11cを越えて流れない高さに設定される。 下流端11Dにおいて、仕切壁11cと、仕切壁11cに接続される側壁11aとの間には、上面視でR形状、つまり、凹曲線状をなす内側R面壁(R面壁)11a2が形成されている。同様に、下流端11Dにおいて、仕切壁11cと、仕切壁11cに接続される底壁11bとの間には、側面視でR形状、つまり、凹曲面状をなすR面壁11b2が形成されている。これらR面壁11a2およびR面壁11b2のR形状により、下流端11Dの仕切壁11cの周囲は、クーラントCが滞留しないようになっている。 下流端11Dの近傍には、取出部3が配置される。取出部3は、二次ろ過装置4に接続される。取出部3の上方には、クーラントポンプ3aが接続される。取出部3は、クーラントポンプ3aの吸い込み口となる配管である。クーラントポンプ3aは、二次ろ過装置4に接続される。取出部3は、下流端11D付近のクーラントCを取り出す。クーラントポンプ3aは、取出部3から取り出されたクーラントCを二次ろ過装置4へと送る。取出部3の下端は、下流端11D付近の底壁11bに近接して配置される。上面視した取出部3の径寸法は、下流端11Dにおける流路11の幅寸法とほぼ等しいか、若干小さい。 下流端11Dの近傍には、取出部3よりも上流位置に供給部7が接続される。供給部7は、上面視して矩形の流路11内側から下側の直線部12dへと接続されている。供給部7は、一次ろ過装置6が接続される。供給部7から、スラッジを含むクーラントCが下側の直線部12dへと供給される。 二次ろ過装置4には、クーラントポンプ3aによって取出部3から吸引されたクーラントCが送られる。二次ろ過装置4は、遠心力の作用等により、クーラントCとスラッジとを分離する。分離されたスラッジは、ドレンカップ等に溜められ、例えば一定の期間ごとにオペレーターによって回収される。二次ろ過装置4は、サイクロンろ過装置とすることができる。二次ろ過装置4は、スラッジ回収機構である。クーラントポンプ3aは、スラッジ回収ポンプであるとともに、クーラント循環機構である。 二次ろ過装置4には、再供給部5が接続される。再供給部5は、二次ろ過装置4においてスラッジが分離されて再生されたクーラントCを流路11に戻す。再供給部5は、二次ろ過装置4からの吐出口となる配管である。再供給部5は、上流端11Uの近傍に配置される。再供給部5は、仕切壁11cから離間する方向に向けてクーラントCを吐出することが好ましい。再供給部5は、クーラント循環機構である。 下流端11Dおよび上流端11Uからいずれも流路11に沿って離間する位置、つまり、上側の直線部12bには、ポンプ8が配置される。ポンプ8は、上側の直線部12bにおいて浄化されたクーラントCを吸い出して工作機械MCに送り、切削等に再利用可能とする。ポンプ8は、用途に応じて複数配置することができる。 水流発生部2は、流路11にクーラントCを吐出する噴出孔2aを有する。噴出孔2aは、流路11内に複数設けられる。噴出孔2aからは、クーラントCが流路11の周方向に沿って噴出される。噴出孔2aは、側壁11aおよび/または底壁11bに開口する。噴出孔2aは、流路11内で流れ方向に向けて傾斜して開口する。 水流発生部2として、ポンプ8が噴出孔2aに接続されて、流路11にクーラントCを吐出するように構成することもできる。 水流発生部2として、再供給部5から流路11に噴出されるクーラントCを利用するように構成することもできる。 図3は、本実施形態のクーラント処理装置におけるクーラントの流れを示す模式上面図である。 本実施形態のクーラント処理装置10では、水流発生部2が、タンク1の流路11にクーラントCの流れ(液流)Fを発生させる。ここで、流路11は仕切壁11cによって分断されているため、流れFは、上流端11Uから下流端11Dまで形成される。 仕切壁11cの両側では、流路11内でクーラントCが移動していない。下流端11Dにおいては、取出部3からクーラントポンプ3aによってクーラントCが吸い出される。取出部3から吸い出されたクーラントCは、二次ろ過装置4を経て再供給部5から上流端11Uに戻される。 このように、タンク1内では、流路11および二次ろ過装置4を経てクーラントCの全量が還流している。この還流するクーラントCの流れFは、図3に示すように、再供給部5、下側の直線部12dの上流端11U側、左側の直線部12a、上側の直線部12b、右側の直線部12c、下側の直線部12dの下流端11D側、取出部3の順に、時計回りに循環する。さらに、流れF4として、二次ろ過装置4を経て仕切壁11cを跨いてクーラントCの全量が移動する。 この状態で、供給部7からスラッジを含むクーラントCが下側の直線部12dへと供給される。下側の直線部12dにおいては、タンク1全体で時計回りに一方向の流れFが形成されているため、右側の直線部12cへと、スラッジを含むクーラントCが逆流することはない。 スラッジを含むクーラントCは、クーラントポンプ3aによって取出部3から吸い込まれ、二次ろ過装置4へと送られる。二次ろ過装置4においては、遠心力の作用等により、スラッジと分離される。分離されたスラッジは、ドレンカップ等に溜められ、例えば一定の期間ごとにオペレーターによって回収される。スラッジと分離され清浄化されたクーラントCは、再供給部5から流路11に戻される。 タンク1は、上流端11U側がクリーン槽、下流端11D側がダーティー槽となる。 本実施形態のクーラント処理装置10では、タンク1内の流路11が仕切壁11cによって分割されているため、取出部3、二次ろ過装置4、再供給部5を経ることなくクーラントCが還流することがない。このため、タンク1内を還流するクーラントCの全量が二次ろ過装置4を通過する。 したがって、クーラント処理装置10では、還流するクーラントCの全量を二次ろ過装置4によって確実に処理することができる。つまり、タンク1内を還流するクーラントCは、タンク1内を還流する間に、確実に二次ろ過装置4を通過する。このため、クーラントCから確実にスラッジを除去することができる。二次ろ過装置4によって清浄化されたクーラントCは、充分な清浄度を維持する。したがって、清浄化されたクーラントCは、ポンプ8等により工作機械MCに送られて切削等