JP-2026077237-A - 部品実装基板及びその製造方法
Abstract
【課題】低抵抗なビア導体を有する信頼性の高い部品実装基板を提供する。 【解決手段】部品実装基板100は、回路基板10と、回路基板10の実装面10Aに搭載された電子部品20と、回路基板10と電子部品20を接続するハンダ30とを備える。回路基板10は、絶縁層11,12と、実装面10Aに設けられたパッド電極パターン141と、表面11aに設けられた導体パターン121と、パッド電極パターン141と導体パターン121の間に位置し、絶縁層11,12を貫通するビア160と、ビア160の内壁を覆う金属膜170とを含む。電子部品20は端子電極22を有する。ハンダ30は、ビア160の外部に位置し、端子電極22に接続される第1の部分31と、ビア160の内部において金属膜170に囲まれた領域に位置する第2の部分32とを含み、第1の部分31と第2の部分32が一体的である。 【選択図】図1
Inventors
- 公文 幹宏
- 花田 玲央
Assignees
- TDK株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (9)
- 実装面を有する回路基板と、 前記回路基板の前記実装面に搭載された電子部品と、 前記回路基板と前記電子部品を接続するハンダと、 を備え、 前記回路基板は、前記実装面及び前記実装面の反対側に位置する表面を有する絶縁層と、前記実装面に設けられたパッド電極パターンと、前記パッド電極パターンと重なるよう、前記表面に設けられた導体パターンと、前記パッド電極パターンと前記導体パターンの間に位置し、前記絶縁層を貫通するビアと、前記ビアの内壁を覆う金属膜と、を含み、 前記電子部品は、端子電極を有し、 前記ハンダは、前記ビアの外部に位置し、前記端子電極に接続される第1の部分と、前記ビアの内部において前記金属膜に囲まれた領域に位置する第2の部分とを含み、 前記第1の部分と前記第2の部分が一体的である、 部品実装基板。
- 前記ビアは、平面視で少なくとも一部が前記端子電極と重ならない、 請求項1に記載の部品実装基板。
- 前記ビアは、平面視で前記端子電極と重なる第1の領域と、平面視で前記端子電極と重ならない第2の領域とを含む、 請求項2に記載の部品実装基板。
- 前記パッド電極パターンに複数の前記ビアが設けられている、 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の部品実装基板。
- 実装面及び前記実装面の反対側に位置する表面を有する絶縁層と、前記実装面に設けられたパッド電極パターンと、前記パッド電極パターンと重なるよう、前記表面に設けられた導体パターンと、前記パッド電極パターンと前記導体パターンの間に位置し、前記絶縁層を貫通するビアと、前記ビアの内壁を覆う金属膜と、を含み、前記金属膜で囲まれた前記ビアの内部が空洞である回路基板を用意する第1の工程と、 前記空洞を閉塞しないよう、前記パッド電極パターンにハンダを供給する第2の工程と、 端子電極を有する電子部品を前記回路基板に搭載する第3の工程と、 前記ハンダを溶融させることにより、前記端子電極と前記ハンダを接続するとともに、前記空洞を前記ハンダで埋め込む第4の工程と、を備える、 部品実装基板の製造方法。
- 前記第3の工程は、前記端子電極と前記ハンダが接するよう、前記電子部品を前記回路基板に搭載する、 請求項5に記載の部品実装基板の製造方法。
- 前記第2の工程は、前記空洞に入り込まないよう前記ハンダを供給する、 請求項5に記載の部品実装基板の製造方法。
- 前記第2の工程は、一部が前記空洞に入り込み、残りの部分が前記空洞に入り込まないよう、前記ハンダを供給する、 請求項5に記載の部品実装基板の製造方法。
- 前記第2の工程は、前記パッド電極パターンに対して、複数のハンダを供給する、 請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の部品実装基板の製造方法。
Description
本開示は部品実装基板及びその製造方法に関し、特に、回路基板の実装面に電子部品が表面実装された構成を有する部品実装基板及びその製造方法に関する。 特許文献1には、基板の表面から露出するよう、ビアの内部に導電性ペーストを埋め込んだ後、導電性ペーストと接するよう、電子部品を基板に搭載することによって、部品実装基板を作製する方法が開示されている。 国際公開第2010/103695号 図1は、本開示に係る技術の一実施形態による部品実装基板100の構成を説明するための模式的な断面図である。図2は、部品実装基板100の模式的な上面図である。図3は、変形例による部品実装基板100Aの構成を説明するための模式的な断面図である。図4は、部品実装基板100の製造方法を説明するための模式的な上面図である。図5は、部品実装基板100の製造方法を説明するための模式的な断面図である。図6(a)~(d)は、パッド電極パターン141上に供給するペースト状のハンダ30Aとビア160の位置関係のいくつかの例について説明するための模式図である。図7(a)~(f)は、電子部品20と、パッド電極パターン141,142及びビア160と、ペースト状のハンダ30Aの供給位置との関係のいくつかの例について説明するための模式図である。 以下、添付図面を参照しながら、本開示に係る技術の実施形態について詳細に説明する。 図1は、本開示に係る技術の一実施形態による部品実装基板100の構成を説明するための模式的な断面図である。図2は、部品実装基板100の模式的な上面図である。 図1及び図2に示すように、本実施形態による部品実装基板100は、回路基板10と、回路基板10に搭載された電子部品20と、回路基板10と電子部品20を接続するハンダ30,40とを備える。電子部品20は、半導体デバイスなどの能動部品であっても構わないし、インダクタやキャパシタなどの受動部品であっても構わないし、フィルターなどのLC複合部品であっても構わない。図1及び図2に示す例の場合、電子部品20は、素体部21及び端子電極22,23を有する2端子型の電子部品であるが、電子部品20に設けられた端子電極の数については特に限定されない。 回路基板10は、複数の絶縁層が積層された構造を有する多層基板であっても構わない。図1に示す例の場合、回路基板10が絶縁層11~13からなる3層構造である。絶縁層11は、ガラスクロスなどの芯材を含まない樹脂材料からなるものであっても構わない。絶縁層12,13は、ガラスクロスなどの芯材を含む樹脂材料からなるものであっても構わない。図1に示す例では、絶縁層11にICチップ14が埋め込まれている。つまり、回路基板10は、ICチップ内蔵基板である。回路基板10がICチップ内蔵基板である点は必須でない。 回路基板10は、4つの配線層を有している。最下層に位置する配線層L1は、絶縁層13の外表面13aに位置する。配線層L2は、絶縁層11と絶縁層13の間に位置する。つまり、配線層L2は、絶縁層11の内表面11aと絶縁層13の内表面13bとの間に位置する。配線層L3は、絶縁層11と絶縁層12の間に位置する。つまり、配線層L3は、絶縁層11の内表面11bと絶縁層12の内表面12bとの間に位置する。最上層に位置する配線層L4は、絶縁層12の外表面12aに位置する。絶縁層12の外表面12aは、回路基板10の実装面10Aを構成する。 配線層L1は、導体パターン111,112を含んでいる。配線層L2は、導体パターン121,122を含んでいる。配線層L3は、導体パターン131を含んでいる。配線層L4は、パッド電極パターン141,142及び導体パターン143,144を含んでいる。導体パターン111と導体パターン121は、絶縁層13を貫通する複数のビア導体151を介して接続されている。導体パターン112と導体パターン122は、絶縁層13を貫通する大径のビア導体152を介して接続されている。導体パターン122は、絶縁層11に設けられた大径のビア導体153を介して、ICチップ14の端子電極14aに接続されている。導体パターン131と導体パターン143は、絶縁層12を貫通するビア導体154を介して接続されている。 パッド電極パターン141は、平面視で導体パターン121と重なりを有している。そして、パッド電極パターン141と導体パターン121の間には、絶縁層11,12を貫通するビア160が設けられている。図1に示す例では、ビア160が2つの絶縁層11,12を貫通して設けられているが、単一の絶縁層を貫通して設けられていたものであっても構わないし、3層以上の絶縁層を貫通して設けられていたものであっても構わない。また、図1に示す例では、ビア160の断面がテーパー状であるが、ビア160の断面はほぼ垂直であっても構わない。ビア160の内壁は金属膜170で覆われている。金属膜170は、パッド電極パターン141及び導体パターン121と一体化していても構わない。 ハンダ30は、ビア160の外部に位置し、実装面10Aに搭載された電子部品20の端子電極22に接続される第1の部分31と、ビア160の内部において金属膜170に囲まれた領域に位置する第2の部分32とを含む。ハンダ30の第1の部分31は、端子電極22とパッド電極パターン141の間に挟まれた部分や、端子電極22の側面を覆うフィレット部分を含む。ハンダ30の第1の部分31と第2の部分32は一体的である。これにより、電子部品20の端子電極22は、ハンダ30を介してパッド電極パターン141に接続されるとともに、ハンダ30及び金属膜170を介して導体パターン121に接続される。 図2に示す例では、端子電極22の一部がビア160と重なりを有している。つまり、ビア160は、平面視で端子電極22と重なる第1の領域161と、平面視で端子電極22と重ならない第2の領域162とを含んでいる。図2に示す例では、第1の領域161よりも第2の領域162の方が平面視における面積が大きい。このように、端子電極22とビア160の第1の領域161が重なるレイアウトを用いれば、端子電極22と導体パターン121との間の電気抵抗が低下するだけでなく、電子部品20によって生じる熱が、ハンダ30及び金属膜170を介して効率よく外部に放熱される。しかも、ビア160の第1の領域161が電子部品20の搭載領域として用いられることから、実装面10A上における集積度を高めることも可能となる。 但し、端子電極22の一部とビア160の一部が平面視で重なりを有する点は必須でなく、図3に示す変形例による部品実装基板100Aのように、平面視で、端子電極22とビア160が重なりを有していなくても構わない。 次に、本実施形態による部品実装基板100の製造方法について説明する。 まず、図1に示した回路基板10を用意する。この時点では、ビア160の内壁を覆う金属膜170で囲まれた領域はまだ空洞である。この状態で、模式的な断面図である図4及び模式的な平面図である図5に示すように、ペースト状のハンダ30A,40Aをそれぞれパッド電極パターン141,142に供給する。図4及び図5に示す例では、パッド電極パターン141に供給するハンダ30Aを、2箇所に分けて供給している。2箇所に分けて供給されたハンダ30Aは、いずれも一部がパッド電極パターン141上に供給され、残りの部分がビア160の内部の空洞に入り込むように供給されるが、この時点では、ビア160の内部の空洞が完全に閉塞されず、外部に開放された空間が残るよう、ハンダ30Aを供給する。 次に、端子電極22がハンダ30Aと接し、端子電極23がハンダ40Aと接するよう、回路基板10の実装面10Aに電子部品20を搭載する。そして、加熱を行うことにより、ペースト状のハンダ30A,40Aを溶融させる。これにより、ハンダに対する濡れ性の高い金属膜170に沿って、ビア160の内部にハンダ30Aが流入し、図1に示すように、ビア160の内部が流動したハンダ30で埋め込まれる。その結果、ハンダ30は、ビア160の外部に位置し、端子電極22に接続される第1の部分31と、ビア160の内部に位置する第2の部分32が一体化された状態となる。 このように、本実施形態においては、ビア160の内部の空洞を閉塞しないよう、ペースト状のハンダ30Aを供給した後、加熱によりハンダ30Aを流動させていることから、ビア160の内部にボイドが残りにくい。しかも、流動したハンダ30は、端子電極22と接するとともに、ビア160の内部に埋め込まれることから、あらかじめビア160を導電性ペーストなどで埋め込む工程が不要となる。 尚、図4及び図5を用いて説明した方法では、1つのパッド電極パターン141に対してハンダ30Aを2箇所に供給しているが、この点は必須でなく、1箇所にまとめて供給しても構わない。しかしながら、ビア160の内部の空洞を閉塞しないよう、十分な量のハンダを供給するためには、複数箇所に分けてハンダ30Aを供給することが有利である。また、図4及び図5を用いて説明した方法では、一部がビア160の空洞に入り込むようハンダ30Aを供給しているが、この点は必須でなく、ビア160の空洞に入り込まないようハンダ30Aを供給しても構わない。この場合であっても、パッド電極パターン141及び金属膜170の濡れ性により、流動したハンダ30がビア160の空洞に流入し、図1に示す構造を得ることができる。 以下、パッド電極パターン141上に供給するペースト状のハンダ30Aとビア160の位置関係のいくつかの例について説明する。 図6(a)に示す例では、1つのパッド電極パターン141に対して2つのビア160が割り当てられており、2つのビア160のそれぞれ一部と重なるよう、2つのビア160の間にペースト状のハンダ30Aを供給している。これによれば、加熱により流動したハンダ30が2つのビア160に入り込みやすくなる。また、ペースト状のハンダ30Aの一部は、パッド電極パターン141外に位置しているが、パッド電極パターン141の外側はハンダに対する濡れ性の低いソルダーレジストで覆われているため、加熱によりハンダ30を流動させると、表面張力によって、ハンダ30がパッド電極パターン141上に凝集する。 図6(b)に示す例では、1つのパッド電極パターン141に対して2つのビア160が割り当てられており、ビア160と重ならないよう、ペースト状のハンダ30Aを2箇所に供給している。このように、平面視でビア160を挟むよう、ペースト状のハンダ30Aを2箇所に供給すれば、より多くのハンダを供給することが可能となる。 図6(c)に示す例では、1つのパッド電極パターン141に対して2つのビア160が割り当てられており、一部がビア160と重なるよう、ペースト状のハンダ30Aを、2つのビア160の配列方向に対して垂直な方向にオフセットして供給している。図6(c)に示す例ではビア160の平面形状が略矩形である。このように、ビア160の平面形状を略矩形とすれば、ビア160のボリュームが増大することから、端子電極22と導体パターン121との間の電気抵抗がより低下するとともに、電子部品20によって生じる熱をより効率よく外部に放熱することが可能となる。 図6(d)に示す例は、ビア160の内部にもペースト状のハンダ30Aを供給している点において、図6(b)に示した例と相違している。但し、ビア160の内部に供給したペースト状のハンダ30Aは、ペースト状態においてビア160の内部を閉塞するものではなく、且つ、ビア160の内部の空洞よりもボリュームが小さい。このように、ビア160の内部にペースト状のハンダ30Aを付加的に供給しても構わない。 次に、電子部品20と、パッド電極パターン141,142及びビア160と、ペースト状のハ