JP-2026077253-A - 果菜引継ぎ搬送装置及び果菜箱詰め装置
Abstract
【課題】 移送ユニットに向けて搬送される果菜載せ体間に隙間が生じにくい果菜引継ぎ搬送装置及び果菜箱詰め装置を提供する。 【解決手段】 本発明の果菜引継ぎ搬送装置は、果菜載せ体を移送する移送ユニットと、移送ユニットによって移送された果菜載せ体を搬送する第一搬送体と、第一搬送体から送り出された果菜載せ体を回収する回収体と、回収体で回収された果菜載せ体を搬送する第二搬送体を備え、移送ユニットは、上流側回転体と、下流側回転体と、当該上流側回転体と当該下流側回転体の外周に巻回される無端回転体を備え、無端回転体に果菜載せ体に設けられた係合突材に係止する係止爪が設けられたものである。本発明の果菜箱詰め装置は、本発明の果菜引継ぎ搬送装置と、果菜引継ぎ搬送装置の第一搬送体上の果菜載せ体から果菜を取り出して箱詰めする箱詰めユニットを備えたものである。 【選択図】図1
Inventors
- 宮田 和男
Assignees
- 日本協同企画株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (9)
- コンベア上の果菜を引き継いで搬送する果菜引継ぎ搬送装置において、 果菜載せ体を移送する移送ユニットと、 前記移送ユニットによって移送された果菜載せ体を搬送する第一搬送体と、 前記第一搬送体から送り出された果菜載せ体を回収する回収体と、 前記回収体で回収された果菜載せ体を搬送する第二搬送体を備え、 前記移送ユニットは、上流側回転体と、下流側回転体と、当該上流側回転体と当該下流側回転体の外周に巻回される無端回転体を備え、 前記無端回転体に、前記果菜載せ体に設けられた係合突材に係止する係止爪が設けられた、 ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
- 請求項1記載の果菜引継ぎ搬送装置において、 係止爪が間隔をあけて二以上設けられた、 ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
- 請求項2記載の果菜引継ぎ搬送装置において、 二以上の係止爪の突設間隔が、密接した二つの果菜載せ体の係合突材の間隔と同一又は略同一である、 ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
- 請求項1記載の果菜引継ぎ搬送装置において、 果菜を検知する検知器を備え、 移送ユニットは前記検知器からの出力信号に基づいて動作する、 ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
- 請求項1記載の果菜引継ぎ搬送装置において、 第一搬送体上の果菜載せ体を、当該第一搬送体上で停止させるストッパーを備えた、 ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
- 果菜を箱詰めする果菜箱詰め装置において、 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の果菜引継ぎ搬送装置と、 前記果菜引継ぎ搬送装置の第一搬送体上の果菜載せ体から果菜を取り出して箱詰めする箱詰めユニットを備えた、 ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
- 請求項6記載の果菜箱詰め装置において、 箱詰めユニットは、二以上の果菜取出し体を備えた、 ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
- 請求項7記載の果菜箱詰め装置において、 箱詰めユニットは、二以上の果菜取出し体の間隔を調整する間隔調整機を備えた、 ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
- 請求項6記載の果菜箱詰め装置において、 第一搬送体の搬送方向先方に、当該第一搬送体上に残存した果菜を取り出して搬送する残存果菜搬送体が設けられた、 ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
Description
本発明は、果菜を搬送する果菜引継ぎ搬送装置と、当該果菜引継ぎ搬送装置で搬送された果菜を箱詰めする果菜箱詰め装置に関する。 従来、キュウリ、茄子、ゴーヤ、人参、ズッキーニ等の長物果菜(長尺果菜)や、トマト、柿、桃、リンゴ、マンゴー、梨、デコポン等の丸物果菜(丸玉果菜)を等階級別に選別する装置として、本件発明者が先に開発した果菜選別装置(特許文献1及び2)がある。 図11に示すように、前述の果菜選別装置は、果菜を載せて搬送するバケットAと、搬送中の果菜のサイズや形状等を計測する計測装置Bと、計測装置Bでの計測結果に基づいて等階級が判別された果菜をバケットAから取り出す果菜取出しコンベアCと、果菜取出しコンベアC上の果菜を引き継いで搬送する引継ぎ搬送体Dを備えている。 この果菜選別装置では、バケットAに載せて搬送中の果菜のサイズや形状等が計測装置Bで計測され、その計測結果に基づいて等階級が判別された果菜が果菜取出しコンベアCで取り出され、その果菜取出しコンベアC上の果菜が引継ぎ搬送体Dで引き継がれる。 等階級別に選別された果菜は等階級別に箱詰めされて出荷されるが、従来の果菜選別装置は果菜を等階級ごとに選別するところまでを行う装置であり、その後の箱詰め作業は手作業で行われていた。 このような状況下、本件出願人は、果菜の箱詰め作業の自動化をするため、果菜引継ぎ搬送装置と当該果菜引継ぎ搬送装置を備えた果菜箱詰め装置を開発した(特許文献3)。 前記果菜引継ぎ搬送装置は、コンベア上の果菜を検知する検知器と、検知器からの出力信号に基づいて動作する第一回転体と、第一回転体の回転に伴って移動する果菜載せ体と、第一回転体の先方で第一回転体から送り出された果菜載せ体を引き継いで搬送する第一搬送体と、第一搬送体から送り出される果菜載せ体を回収する第二回転体と、第二回転体で回収された果菜載せ体を第一回転体に向けて搬送する第二搬送体を備えている。 特開2016-153119号公報特開2020-186132号公報特開2024-132779号公報 本発明の果菜箱詰め装置の一例を示す概要説明図。(a)は果菜引継ぎ搬送装置の一例を示す側面図、(b)は(a)のIIb部の拡大図。(a)は果菜載せ体の一例を示す説明図、(b)は果菜載せ体の他例を示す説明図。(a)は果菜載せ体がストッパーに到達する前の状態の説明図、(b)は果菜載せ体がストッパーで停止した状態の説明図。(a)は箱詰めユニットの果菜取出し体が離れた状態の説明図、(b)は箱詰めユニットの果菜取出し体が接近した状態の説明図。本発明の果菜箱詰め装置の他例を示す概要説明図。(a)は果菜引継ぎ搬送装置の他例を示す側面図、(b)は(a)のVIIb部の拡大図。(a)は果菜載せ体の他例を示す説明図、(b)は(a)の果菜載せ体を異なる角度から見た場合の説明図。(a)は果菜載せ体の他例を示す説明図、(b)は(a)の果菜載せ体を異なる角度から見た場合の説明図。脱落防止突条の一例を示す説明図。従来の果菜選別装置の一例を示す説明図。 (実施形態1) 本発明の果菜引継ぎ搬送装置及び果菜箱詰め装置の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明の果菜引継ぎ搬送装置及び果菜箱詰め装置は各種果菜の箱詰めに用いることができるが、ここでは、果菜が長物果菜であるキュウリの場合を一例として説明する。 一例として図1に示す果菜箱詰め装置10は、等階級別に選別された果菜をコンベアXから引き継いで搬送する果菜引継ぎ搬送装置20と、果菜引継ぎ搬送装置20で搬送された果菜を取り出して箱詰めする箱詰めユニット30を備えている。 はじめに、前記果菜引継ぎ搬送装置20について説明する。前記果菜引継ぎ搬送装置20は、コンベアX上の果菜を引き継いで搬送する装置である。図1に示すように、この実施形態の果菜引継ぎ搬送装置20は、検知器21、移送ユニット22、果菜載せ体23、第一搬送体(上段搬送体)24、回収体25及び第二搬送体(下段搬送体)26を主要構成として備えている。 前記検知器21は、コンベアX上の果菜を検知するものである。検知器21は、近接センサやフォトセンサ、光電センサ、レーザセンサをはじめとする、既存の各種センサで構成することができる。検知器21はコンベアXの終端側の上方に配置されている。 前記移送ユニット22は、果菜載せ体23を先方に移送するためのユニットである。一例として図1及び図2(a)(b)に示す移送ユニット22は、上流側回転体22aと、下流側回転体22bと、上流側回転体22aと下流側回転体22bの外周に巻回される無端回転体22cと、上流側回転体22aを回転させる動力源としてのモータ(図示しない)を備えている。 上流側回転体22aは、間隔をあけて対向配置された二つの上流側スプロケット22d、22eと、両上流側スプロケット22d、22eを連結する上流側連結ドラム22fを備えている。 下流側回転体22bは、間隔をあけて対向配置された二つの下流側スプロケット22g、22hと、両下流側スプロケット22g、22hを連結する下流側連結ドラム22iを備えている。下流側連結ドラム22iは、下流側回転体22bに沿って移動する果菜載せ体23が沈み込まないように支持しつつ、先方へ案内する役割を果たす。 この実施形態では、上流側スプロケット22d、22eとして、下流側スプロケット22g、22hよりも直径の大きなものを用いている。また、下流側スプロケット22g、22hと上流側スプロケット22d、22eは、下端側の位置が同じ又は略同じ高さとなるようにしてある。 第一搬送体24による搬送方向右側の上流側スプロケット22dと下流側スプロケット22gの外周には、無端回転体として無端チェーン(以下「第一チェーン」という)22jが巻回され、第一搬送体24による搬送方向左側の上流側スプロケット22eと下流側スプロケット22hの外周には、無端回転体として無端チェーン(以下「第二チェーン」という)22kが巻回されている。 第一チェーン22j及び第二チェーン22kは、上流側回転体22aと下流側回転体22bの上側では第一搬送体24と同方向に、下側では第二搬送体26と同方向に移動するようにしてある。 また、第一チェーン22j及び第二チェーン22kは同方向に同期回転するようにして、対になる係止爪22mの位置が揃う(対になる係止爪22mで一つの果菜載せ体23を係止できる)ようにしてある。 この実施形態では、第一チェーン22j及び第二チェーン22kのうち、上流側スプロケット22d、22eと下流側スプロケット22g、22hの下側に位置する部分が、第二搬送体26と平行又は略平行になるようにしてある。 このように、第一チェーン22j及び第二チェーン22kの一部が第二搬送体26と平行又は略平行になるようにすることで、第二搬送体26の早い段階で果菜載せ体23にラインプレッシャをかけることができ、果菜載せ体23間に隙間が生じるのを防止しやすくなる。 また、第二搬送体26と平行又は略平行な部分が、第二搬送体26の下流側の半分又は三分の一程度重なるようにすることで、第二搬送体26上を移動中の複数(例えば、5~10個)の果菜載せ体23が、移送ユニット22の係止爪22mで係止されることになる。 このように、第二搬送体26上を移動中の複数(例えば、5~10個)の果菜載せ体23が、移送ユニット22の係止爪22mで係止されることで、複数の果菜載せ体23にラインプレッシャをかけることができ、果菜載せ体23間に隙間が生じるのを防止しやすくなる。 第一チェーン22j及び第二チェーン22kの外周には、果菜載せ体23の係合突材23e(後述する)に係止する係止爪22mが間隔をあけて二以上設けられている。各係止爪22mは外向きに突設されている。 二以上の係止爪22mの突設間隔は、密接した果菜載せ体23の係合突材23eのピッチ(間隔)と同一又は略同一となるようにしてある。このような間隔で係止爪22mを設けることで、果菜載せ体23同士を密接(押圧)させながら移動させることができる。 第一チェーン22j及び第二チェーン22kが回転すると、第一チェーン22j及び第二チェーン22kに取り付けられた係止爪22mによって果菜載せ体23が先方に移送される。係止爪22mによって移送された果菜載せ体23は、移動方向先方に押圧され、第二搬送体26上を移動する果菜載せ体23にラインプレッシャ(押圧力)がかかる。 このように、係止爪22mで押されて果菜載せ体23にラインプレッシャがかかることで、果菜載せ体23が詰まった状態(密接した状態)で移送され、果菜載せ体23を隙間なく送ることができる。これにより、果菜載せ体23が所定位置に到達していないにも関わらずコンベアXが回転し、当該コンベアX上の果菜が落下する等の事故を防ぐことができる。 この実施形態の移送ユニット22は、検知器21からの出力信号に基づいて間欠回転するようにしてある。具体的には、検知器21によって所定位置に果菜があることが検知されると、移送ユニット22が予め設定された1ピッチ分回転し、果菜載せ体23が1ピッチ分前進することで、コンベアX上の所定位置にある果菜が果菜載せ体23上に移載される。 なお、動作不良により二以上の果菜載せ体23の間に隙間が生じてしまった場合に備え、果菜を検知する検知器21と果菜載せ体23を検知する検知器(以下「載せ体検知器」という)の二つの検知信号によって、移送ユニット22が回転するような構成とすることもできる。 前記果菜載せ体23は、コンベアX上の果菜を取り出して引き継ぐ部材(バケット)である。一例として図3(a)に示す果菜載せ体23は、ベース部23bとベース部23bの上面側に立設した立設壁23cを備えている。ベース部23bは横長方形状の肉厚部材であり、その長手方向両外側のそれぞれには外向きに突設された二つの走行車輪23dが設けられている。二つの走行車輪23dは走行方向前後に間隔をあけて設けられている。 前記走行車輪23dは、後述する第一搬送体24及び第二搬送体26上に載置される部材である。走行車輪23dには、ベアリングローラのほか、ゴムローラや樹脂ローラ等を用いることができる。 走行車輪23dの形状に特に限定はないが、たとえば、第一搬送体24及び第二搬送体26上に載る載置部23fと、載置部23fよりも外径の大きな突状リング部23gを備えたものを用いることができる。突状リング部23gを備えたものとすることで、当該突状リング部23gが第一搬送体24及び第二搬送体26の内面に当接し、脱輪を防止することができる。なお、走行車輪23dには、図3(b)のような突状リング部23gのないものを用いることもできる。 二つの走行車輪23dの間には、係合突材23eが走行車輪23dと同方向に突設されている。係合突材23eは、ベース部23bの長手方向両外側のそれぞれに設けられている。前記係合突材23eは、移送ユニット22の係止爪22mが果菜載せ体23を引き継ぐ際に、当該係止爪22mが係止する部材である。係合突材23eは、走行車輪23dよりも外側に突き出る長さであり、その突き出した部分に移送ユニット22の係止爪22m及び回収体25の係止爪25b(後述する)が係合するようにしてある。 前記立設壁23cは、果菜が載置される載置凹部23hを構成する部分である。この実施形態では、立設壁23cはベース部23bの長手方向に間隔をあけて八枚設けられている。立設壁23cの間の間隔は、コンベアX上の果菜を取り出す際に、コンベアXと干渉しないようにする通路として機能する。 立設壁23cの枚数はコンベアXの本数に応じて設定することができ、八枚より多くても少なくても良い。各立設壁23cの間隔の広さも、果菜が載置されたコンベアXの幅に応じて適宜設定することができる。 各立設壁23cの上面には果菜が載る載置凹部23hが設