JP-2026077261-A - 荷物収容構造
Abstract
【課題】荷物収容構造の十分な容量を確保し重量やコストの増大を抑える。 【解決手段】荷物収容構造が、フロア部材1の平面部4と立壁部5と第1および第2の可動ボード2,3を有する。第1の可動ボード2は、平面部4に間隔をおいて向かい合う第1の位置と、平面部4に近接して向かい合う第2の位置に配置できる。第2の可動ボード3は、第1の位置の第1の可動ボード2の前側の端部と隣接して立ち上がり、立壁部5に間隔をおいて向かい合う第1の位置と、第2の位置の第1の可動ボード2と重なり合う第2の位置に配置できる。第1の位置の第1および第2の可動ボード2,3と立壁部5と平面部4によって収容空間10が形成される第1の形態と、第2の位置の第1および第2の可動ボード2,3と平面部4とからなる積層体と立壁部5によって部分的に区画された収容空間11が形成される第2の形態とを選択し得る。 【選択図】図1
Inventors
- 福田 将彦
- 木村 太弥
Assignees
- 林テレンプ株式会社
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (5)
- 車両の床に置かれるフロア部材の平面部と、 前記床から車両の内部に向かって延びる立壁部と、 前記平面部に沿って、前記平面部に対して間隔をおいて前記平面部に向かい合う第1の位置と、前記第1の位置よりも前記平面部に近接して前記平面部に向かい合う第2の位置と、に選択的に配置可能な第1の可動ボードと、 前記第1の位置にある前記第1の可動ボードの立壁部側と反対側の端部と隣接し、前記平面部と交差する方向に立ち上がり、前記立壁部に対して間隔をおいて前記立壁部に向かい合う第1の位置と、前記平面部に沿って、前記平面部および前記第2の位置にある前記第1の可動ボードと重なり合う第2の位置と、に選択的に配置可能な第2の可動ボードと、を有し、 前記第1の位置にある前記第1の可動ボードと、前記第1の位置にある前記第2の可動ボードと、前記立壁部と、前記平面部と、によって囲まれた収容空間が形成される第1の形態と、 前記第2の位置にある前記第1の可動ボードと前記第2の位置にある前記第2の可動ボードと前記平面部とからなる積層体と、前記立壁部とによって、2つの方向において少なくとも部分的に区画されている収容空間が形成される第2の形態と、を選択的にとることができる荷物収容構造。
- 前記立壁部は前記フロア部材の前記平面部と一体的に形成されている、請求項1に記載の荷物収容構造。
- 前記第1の位置にある前記第1の可動ボードは、前記立壁部側の端部または前記立壁部側と反対側の端部を中心として回動することにより開閉可能である、請求項1または2に記載の荷物収容構造。
- 車両の内装材と前記フロア部材の少なくとも一方に、前記第1の可動ボードを前記第1の位置と前記第2の位置とに保持可能な凹凸部と、前記第2の可動ボードを前記第1の位置と前記第2の位置とに保持可能な凹凸部と、がそれぞれ設けられている、請求項1または2に記載の荷物収容構造。
- 前記第1の可動ボードと前記第2の可動ボードはそれぞれ、複数の板状部材からなり、当該板状部材同士は互いに非連結で独立している、請求項1または2に記載の荷物収容構造。
Description
本発明は荷物収容構造に関する。 乗用車等の車両における荷物収容構造として、特許文献1には、車両の荷室内に、2つのサイドボックスと、2つのサイドボックスに挟まれる位置にあるセンターボックスとが並べて配置された構成が開示されている。サイドボックスとセンターボックスはいずれも、上部の少なくとも一部が開口しているボックス部材であり、センターボックスは、サイドボックスから独立して、車両の荷室に対して取り外しおよび取り付け可能である。この構成では、センターボックスおよびサイドボックスの下方に、スペアタイヤ等が収容される下部収納スペースが設けられている。この下部収納スペースの上方に配置されるセンターボックスおよびサイドボックスが、それぞれ上部収納スペースを構成している。 特許第7032960号公報 本発明の荷物収容構造の第1の形態を示す側面図である。図1に示す荷物収容構造の第2の形態を示す側面図である。(A)は図1に示す荷物収容構造の第1の可動ボードが開いた状態を示す側面図、(B)は図1に示す荷物収容構造の第1の可動ボードが開いた他の状態を示す側面図である。図1に示す荷物収容構造の第2の形態の、収容空間をより大きくした状態を示す側面図である。図1に示す荷物収容構造の第2の形態の、収容空間をより大きくした状態を示す斜視図である。図1に示す荷物収容構造の第1の可動ボードの下方から見た斜視図である。図1に示す荷物収容構造の第1の形態の要部を拡大して示す斜視図である。図1に示す荷物収容構造の第2の可動ボードの下方から見た斜視図である。(A)は図1に示す荷物収容構造の第2の可動ボードの要部を拡大して示す斜視図、(B)は図1に示す荷物収容構造のフロア部材の平面部の要部を拡大して示す斜視図、(C)は図1に示す荷物収容構造の第1の可動ボードがフロア部材の平面部に取り付けられた状態を拡大して示す斜視図である。(A)は図1に示す荷物収容構造のフロア部材の要部を拡大して示す斜視図、(B)は異なる角度から見た斜視図である。(A)は本発明の荷物収容構造の第1の形態を模式的に示す側面図、(B)はその第2の形態を模式的に示す側面図、(C)はその変形例の第1の形態を模式的に示す側面図、(D)は他の変形例の第1の形態を模式的に示す側面図である。(A)は本発明の荷物収容構造のさらに他の変形例の第1の形態を模式的に示す側面図、(B)はその第2の形態を模式的に示す側面図である。 以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態の荷物収容構造の第1の形態を示す側面図であり、図2はこの荷物収容構造の第2の形態を示す側面図である。本発明の荷物収容構造は、主に乗用車の後部座席Sの背後に設けられ、乗員の荷物や工具等を収容するものである。この荷物収容構造は、一般的な車両に備えられているフロア部材1と、第1の可動ボード2および第2の可動ボード3とを含む。フロア部材1は、車両の床6に置かれる平面部4と、床6および平面部4から車両の内部に向かって延びる立壁部5とを有する。 第1の可動ボード2は、少なくとも2つの位置(第1の位置と第2の位置)に選択的に配置可能である。第1の可動ボード2は、図1に示す第1の位置では、フロア部材1の平面部4に沿って、平面部4に対して間隔をおいて平面部4に向かい合う。そして、第1の可動ボード2は、図2に示す第2の位置では、第1の位置よりも平面部4に近接して平面部4に向かい合う。 第2の可動ボード3も、少なくとも2つの位置(第1の位置と第2の位置)に選択的に配置可能である。第2の可動ボード3は、図1に示す第1の位置では、前述した第1の位置にある第1の可動ボード2の立壁部5側と反対側(前側)の端部と隣接し、この隣接部から平面部4と交差する(一例では直交する)方向に立ち上がり、立壁部5に対して間隔をおいて立壁部5に向かい合う。第2の可動ボード3は、第2の位置では、平面部4に沿って、平面部4および前述した第2の位置にある第1の可動ボード2と重なり合う。車両の内装材7とフロア部材1の少なくとも一方に、第1の可動ボード2および第2の可動ボード3をそれぞれ第1の位置に保持するための凹凸部8,9が設けられている。凹凸部8,9は、凸部であってもよく、凹部であってもよく、凸部と凹部の組み合わせであってもよい。 この荷物収容構造は、第1の可動ボード2と第2の可動ボード3がそれぞれ第1の位置にある第1の形態(図1参照)と、第1の可動ボード2と第2の可動ボード3がそれぞれ第2の位置にある第2の形態(図2参照)とを、選択的にとることができる。第1の形態では、第1の位置にある第1の可動ボード2と、第1の位置にある第2の可動ボード3と、平面部4と、立壁部5とによって囲まれた収容空間10が形成される。フロア部材1の立壁部5が、収容空間10の後側の壁になっている。平面部4が収容空間10の底面になっている。第2の可動ボード3が収容空間10の前側の壁になっている。第1の可動ボード2が収容空間10の天井になっている。第1の可動ボード2は、第1の位置において、図3(A)に示すように立壁部5側と反対側(前側)の端部を中心として回動すること、または図3(B)に示すように立壁部5側(後側)の端部を中心として回動することにより開閉可能である。従って、第1の位置にある第1の可動ボード2が収容空間10の上蓋になり、第1の可動ボード2を開いた状態で、外部から荷物N等を収容空間10内に挿入することができ、その後に第1の可動ボード2を閉じて、荷物N等が収容された収容空間10を塞ぐことができる。さらに、閉じられた第1の可動ボード2の上に、他の荷物Nを置くこともできる。 一方、第2の形態では、第2の可動ボード3がフロア部材1の平面部4上に重ねて置かれ、さらに第2の可動ボード3の上に第1の可動ボード2が重ねて置かれている。すなわち、平面部4と第2の可動ボード3と第1の可動ボード2とからなる積層体が、荷物収容空間11の底面を構成している。フロア部材1の立壁部5が、この荷物収容空間11の後部側の壁になっている。収容空間11の前側の壁と上蓋は存在しない。ただし、車両の後部座席Sが収容空間11の前側の壁の代わりに実質的な仕切りになっている。なお、第1の形態と第2の形態のいずれにおいても、収容空間10,11の側方の壁は、車両の内装材7によって構成される。 本実施形態の荷物収容構造は、荷物収容のためのボックス部材を有しておらず、2つの可動ボード(第1の可動ボード2および第2の可動ボード3)を有している。そして、第1の形態では、第1の可動ボード2、第2の可動ボード3、平面部4,立壁部5によって、ボックス部材に類似した形状を形成しており、これらによって囲まれた収容空間10に荷物N等を収容することができる。そして、第1の可動ボード2および第2の可動ボード3を移動させて第2の形態をとって、別の収容空間11を形成することができる。荷物Nの大きさや形状等に応じて、第1の形態にするか第2の形態にするかは、使用者が任意に決定することができる。例えば、荷物Nが小さい場合には、荷物収容構造を第1の形態にして、第1の可動ボード2、第2の可動ボード3、平面部4,立壁部5に囲まれたボックス状の収容空間10内に荷物Nを収容する。収容空間10の前側の壁として第2の可動ボード3が存在するため、収容空間10内の荷物Nが座席S側に転がり出ることを抑えられる。また、第1の可動ボード2を閉じた状態では、第1の可動ボード2の上にさらに別の荷物Nを載置することも可能である。 一方、荷物Nが大きい場合には、第1の可動ボード2および第2の可動ボード3を移動させて荷物収容構造を第2の形態にして、第1の可動ボード2と第2の可動ボード3と平面部4との積層体と立壁部5とによって一部が区画された大きい収容空間11内に、荷物Nを収容する。さらに、図4,5に示すように座席Sを折り畳んで前方へ倒す(タンブルする)と、収容空間11をさらに大きくすることができる。それにより、例えば図5に示すように荷物Nとして大型のスーツケースを車両の前後方向に沿って配置することができ、従来よりも多数のスーツケースを収容することができる。 以上説明したように、本実施形態の荷物収容構造は、図1,3に示す第1の形態と、図2に示す第2の形態と、図4,5に示す第2の形態をさらに拡張した形態とを選択的にとることができ、荷物Nの大きさや数に応じてフレキシブルに対応できる。そして、本実施形態の荷物収容構造は、従来の荷物収容構造のように荷物収容のためのボックス部材は不要であり、2つの可動ボード2,3のみが必要であるため、部品点数が少なく低コストである。従来の荷物収容構造のボックス部材は車体に固定されており、ユーザーが取り外すことはできず移動させられない。これに対し、本実施形態では、第1の可動ボード2は第2の可動ボード3と繋がっておらず、他の部材(例えば内装材7)とも繋がっていないため、可動ボード2,3は容易に自由に移動させられる。その結果、収容する荷物の自由度が大きい。そして、本実施形態の荷物収容構造では、収容空間10,11の側方(車両の幅方向)の壁は車両の内装材7によって構成されており、側方の壁が別部材として配置される構成ではないため、収容空間10,11の側方の寸法を大きくすることができ、荷物収容の容量をさらに大きくすることができる。 また、第1の可動ボード2は第2の可動ボード3およびその他の部材と繋がっていないため、図3(A)に示すように第1の可動ボード2を後方に向かって開くことも、図3(B)に示すように前方に向かって開くこともできる。ただし、図示しないが第1の可動ボード2と第2の可動ボード3とが接続されていてもよい。なお、図示しないが、第1の可動ボード2を開閉するために第1の可動ボード2を上方向に引っ張るベルト(ストラップ)が設けられていることが好ましい。 なお、第1の可動ボード2および第2の可動ボード3には、第1の位置や第2の位置に安定して保持するために係止用の凹凸部が設けられていることが好ましい。例えば、図6に示すように第1の可動ボード2の下面の、側部であって内装材7に近接する位置に、前方側の凸部12aと、後方側の凸部12bが設けられている。内装材7には、第1の可動ボード2の第1の位置の前部にあたる部位に、第1の可動ボード2を支持する凸部8が設けられている。図1,7に示すように、第1の可動ボード2は凸部8上に支持され、さらに第1の可動ボード2の下面の凸部12a,12bが内装材7の凸部8およびフロア部材1の立壁部5の凸部5aにそれぞれ係合することにより、第1の可動ボード2は車両の前後方向においても位置決めされて安定的に保持される。なお、図示されている実施形態では、内装材7およびフロア部材1の立壁部5に、係止用の凸部8,5aが設けられている。ただし、図示しないが、第1の可動ボード2の下面の凸部12a,12bを係止可能な凹部が内装材7およびフロア部材1に設けられていてもよい。 また、図8,9(A)に示すように、第2の可動ボード3の前端部に凸部13が設けられている。図9(B),10(A),10(B)に示すように、フロア部材1の平面部4の、第1の位置において第2の可動ボード3の前端部が当接する位置に凹部9が設けられている。図9(C)に示すように、第2の可動ボード3の凸部13が凹部9に差し込まれるとともに、内装材7の凸部8に設けられた溝部8aに、第2の可動ボード3が挿通されている。それにより、フロア部材1の平面部の凹部9と内装材7の凸部8の溝部8aとによって、第2の可動ボード3は第1の位置に位置決めされ、前後方向に倒れないように安定的に保持される。なお、図示されている実施形態では、フロア部材1の平面部4に凹部9が設けられているが、図示しないが、平面部4に凸部が設けられて、例えば第2の可動ボード3の凸部13を複数