JP-2026077280-A - 電子装置、及び電子装置の組立方法
Abstract
【課題】半導体から発生した熱を効率的に放散させることができ、且つ、小型・軽量化された電子装置を提供する。 【解決手段】電子装置は、筐体20と、基板31と、半導体33と、放熱フィン50と、第1の凸部51と、第2の凹部233と、を備える。第1の凸部51は、放熱フィンに設けられている。第2の凹部は、第1の凸部に対応する筐体の位置に設置されており、第2の凹部の表面が第1の凸部の表面から離間して第1の凸部に嵌合する。 【選択図】図1
Inventors
- 三宅 敏広
Assignees
- 株式会社デンソー
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (13)
- 開口部(25)が形成されている筐体(20)と、 前記筐体内に配置されている基板(31)と、 前記基板に実装され、前記筐体内に配置されている半導体(33)と、 前記筐体内において前記半導体の上側に配置され、一部が前記開口部から露出している放熱フィン(50)と、 前記放熱フィンに設けられている第1の凸部(51)又は第1の凹部(51)と、 前記第1の凸部に対応する前記筐体の位置に設置されている第2の凹部であって、前記第2の凹部の表面が前記第1の凸部の表面から離間して前記第1の凸部に嵌合するように構成された第2の凹部(233)、又は、前記第1の凹部に対応する前記筐体の位置に設けられている第2の凸部であって、前記第2の凸部の表面が前記第1の凹部の表面から離間して前記第1の凹部に嵌合するように構成された第2の凸部(233)と、を備える、 電子装置。
- 前記放熱フィン(50)は、前記筐体内に位置するベース(53)と、前記ベースに接続されて前記開口部(25)から露出する複数のフィン(52)と、を有し、 前記ベースは、前記開口部よりも大きい、 請求項1に記載の電子装置。
- 前記筐体(20)と前記放熱フィン(50)は、同じ金属材料で形成されている、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- (i)前記第1の凸部(51)又は前記第1の凹部(51)は、前記放熱フィン(50)と一体に形成されており、且つ/又は、(ii)前記第2の凹部(233)又は前記第2の凸部(233)は、前記筐体(20)と一体に形成されている、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- 前記半導体(33)と前記放熱フィン(50)との間に配置された接着層(60)を更に備える、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- 前記第1の凸部(51)と前記第2の凹部(233)との間、又は、前記第1の凹部(51)と前記第2の凸部(233)との間に配置されたシール材(70)を更に備える、 請求項5に記載の電子装置。
- 前記接着層(60)は、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂である、 請求項5に記載の電子装置。
- 前記シール材(70)は、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂である、 請求項6に記載の電子装置。
- 前記シール材(70)は、金属である、 請求項6に記載の電子装置。
- 前記接着層(60)の厚さは、前記シール材(70)の厚さよりも小さく、 前記接着層の弾性率は、前記シール材の弾性率よりも大きい、 請求項6に記載の電子装置。
- 前記開口部(25)は、前記筐体(20)の上面(23)に形成されており、 前記上面は、前記筐体の内側に向いた内表面(231)と、前記内表面の反対側の外表面(232)とを有し、 前記ベース(53)は、前記半導体(33)に向いた第1の面(531)と、前記第1の面と反対側の第2の面(532)とを有し、 前記第1の凸部(51)又は前記第1の凹部(51)は、前記内表面上に設けられており、 前記第2の凹部(233)又は前記第2の凸部(233)は、前記第2の面上に設けられている、 請求項2に記載の電子装置。
- 放熱フィン(50)を半導体(33)に取り付け、 前記放熱フィンが取り付けられた前記半導体を基板(31)に実装し、 前記半導体が実装された前記基板を、筐体(20)へ挿入して前記筐体の内部に配置し、 前記筐体の開口部(25)から前記放熱フィンの一部を露出させるとともに、(i)前記放熱フィンの第1の凸部(51)を、前記第1の凸部の表面が前記筐体の第2の凹部(233)の表面から離間するように前記第2の凹部に嵌合させる、又は、(ii)前記放熱フィンの第1の凹部を、前記第1の凹部の表面が前記筐体の第2の凸部(233)の表面から離間するように前記第2の凸部に嵌合させる、 電子装置の組立方法。
- 半導体(33)を基板(31)に実装し、 前記基板に実装された前記半導体に放熱フィン(50)を取り付け、 前記半導体が実装された前記基板を、筐体(20)へ挿入して前記筐体の内部に配置し、 前記筐体の開口部(25)から前記放熱フィンの一部を露出させるとともに、(i)前記放熱フィンの第1の凸部(51)を、前記第1の凸部の表面が前記筐体の第2の凹部(233)の表面から離間するように前記第2の凹部に嵌合させる、又は、(ii)前記放熱フィンの第1の凹部(51)を、前記第1の凹部の表面が前記筐体の第2の凸部の表面から離間するように前記第2の凸部(233)に嵌合させる、 電子装置の組立方法。
Description
本開示は、電子装置及びその組立方法に関する。 特許文献1に記載の電子部品ユニットは、基板と、基板の表面に実装される半導体パッケージと、半導体パッケージ上に設置される押さえ板を有するヒートシンクと、基板の裏面に配置される補強板と、を備える。上記電子部品ユニットでは、補強板の隅部と押さえ板の隅部とを締結具で締め付けることにより、半導体パッケージをヒートシンクに押し付けて固定している。 特開2014-165231号公報 第1及び第2実施形態に係る電子装置の垂直断面を模式的に示す図である。図2Aは、第1及び第2実施形態に係る電子装置の放熱フィンを模式的に示す図である。図2Bは、第1及び第2実施形態に係る筐体を模式的に示す図である。図3A~3Dは、第1及び第2実施形態に係る筐体の凹部と放熱フィンの凸部の嵌合を模式的に示す図である。別の実施形態に係る筐体の凸部と放熱フィンの凹部の嵌合を模式的に示す図である。第1実施形態に係る電子装置の組立方法を模式的に示す図である。第2実施形態に係る電子装置の組立方法を模式的に示す図である。 (第1実施形態) <1-1.電子装置の構成> 図1及び2を参照して、本実施形態に係る電子装置10の構成について説明する。電子装置10は、筐体20と、基板31と、半導体33と、放熱フィン50と、蓋200と、第1嵌合部51と、第2嵌合部233と、接着層60と、シール材70と、を備える。 筐体20は、アルミ、アルミ合金、銅、銅合金等の金属材料で形成されている。筐体20は、底部が開口した直方形状を有する。筐体20は、4つの側面21と、上面23と、中間面22と、を備える。上面23は、筐体20の内側を向いた内表面231と、筐体20の外側を向いた外表面232とを有する。上面23には、方形状の開口部25が形成されている。中間面22は、筐体20の高さ方向の中間付近に配置されている。中間面22は、上面23に平行に、4つの側面21に接続している。中間面22には、方形状の開口部26が形成されている。開口部26は、開口部25よりも大きい。 蓋200は、筐体20と同じ金属材料で形成された板状の部材である。蓋200は、4つの側面21の下端211に取り付けられる。 基板31は、筐体20の内部に収容される。基板31は、開口部26よりも大きく、中間面22に取り付けされる。本実施形態では、基板31は、中間面22に螺子止めされる。 半導体33は、インターポーザ333と、複数のチップ331,332とを備える。複数のチップ331,332は、インターポーザ333に実装されている。インターポーザ333は、複数のチップ331,332の間を電気的に接続する配線、複数のチップ331,332の各々と基板31との間を電気的に接続する配線等を含む。インターポーザ333と基板31の間には、複数のはんだボール32が配置されている。複数のはんだボール32は、グリッド状に配列されている。インターポーザ333は、複数のはんだボール32を介して、基板31に電気的に接続されている。 接着層60は、半導体33の上面、すなわち、複数のチップ331,332の上面に薄く均一に形成されている。接着層60は、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂である。接着層60には、後述する放熱フィン50が接着される。接着層60は、厚さX1、弾性率Y1を有する。 接着層60がシリコン樹脂である場合、半導体33から放熱フィン50へ至る放熱経路の耐熱性を高めることができる。接着層60が高熱伝導率のフィラーを混合したシリコン樹脂またはエポキシ樹脂である場合、放熱経路の放熱性をより高めることができる。 放熱フィン50は、アルミ、アルミ合金、銅、銅合金等の金属材料で形成されている。本実施形態では、放熱フィン50は、筐体20と同じ金属材料で形成されている。これにより、熱サイクルの環境下で、筐体20と放熱フィン50の熱膨張係数の違いから発生する熱応力が低減される。ここでの熱サイクルは、後述する半導体33から発生する熱により、筐体20、放熱フィン50、半導体33及び基板31が、加熱して膨張し、放熱して元に戻る変化のことである。 放熱フィン50は、板状のベース53と、複数のフィン52と、を有する。ベース53は、開口部26よりも大きい。すなわち、ベース53の平面面積は、開口部26の開口面積よりも大きい。ベース53は、第1の面531と、第1の面531の反対側の第2の面532と、を有する。筐体20に放熱フィン50が取り付けられた場合に、第1の面531は半導体33の方へ向き、第2の面532は筐体20の外側へ向く。複数のフィン52は、ベース53に垂直に、第2の面532に接続している。例えば、複数のフィン52は、等間隔で配置されていてもよい。 放熱フィン50、半導体33の上側(すなわち、複数のチップ311,312の上側)に配置される。詳しくは、放熱フィン50は、第1の面531が半導体33の上面に配置された接着層60に接触するように配置される。これにより、第1の面531は、接着層60を介して半導体33の上面に接合される。 なお、別の実施形態では、筐体20は、放熱フィン50と異なる金属材料で形成されていてもよい。また、別の実施形態では、電子装置10は、半導体33と放熱フィン50との間に配置された接着層60を備えていなくてもよい。この場合、放熱フィン50は、第1の面531が半導体33の上面に接するように載置されてもよい。 第1嵌合部51は、放熱フィン50に設けられている。詳しくは、図2Aに示すように、第1嵌合部51は、ベース53の第2の面532において、複数のフィン52を囲むように、複数のフィン52の外側に設けられている。なお、図2Aは、複数のフィン52の形状を簡略化して、1つの直方体として示している。また、図2Bにおいては、筐体20は、開口部25の近傍のみを切り出して示しており、その外側の領域を省略している。 本実施形態において、第1嵌合部51は、第2の面532から突出した凸部として形成されている。第1嵌合部51は、複数のフィン52と同じ方向に突出しているが、複数のフィン52よりも突出量は小さい。本実施形態では、第1嵌合部51は、本開示の第1の凸部に相当する。 また、本実施形態では、第1嵌合部51は、放熱フィン50と一体に形成されている。例えば、一つの金型で、放熱フィン50と第1嵌合部51が一体に形成されている。これにより、電子装置10の部品数が低減される。 なお、別の実施形態では、図4に示すように、第1嵌合部51は、第2の面532から第1の面531へ向かって凹んだ凹部として形成されていてもよい。さらに、別の実施形態では、第1嵌合部51は、放熱フィン50とは別体で形成し、放熱フィン50の第2の面532に接着、ろう付、溶接等により取り付けてもよい。 第2嵌合部233は、半導体33に放熱フィン50を接合又は載置した状態において、第1嵌合部51と対応する筐体20の位置に設けられている。詳しくは、図2Bに示すように、第2嵌合部233は、上面23の内表面231において、開口部25を囲むように、開口部25の外側に設けられている。 本実施形態において、第2嵌合部233は、第1嵌合部51に対応する凹部として形成されている。第1嵌合部51の凸部の長さは、第2嵌合部233の凹部の深さよりも大きい。本実施形態では、第2嵌合部233は、本開示の第2の凹部に対応する。 また、本実施形態では、第2嵌合部233は、筐体20と一体に形成されている。例えば、一つの金型で、筐体20と第2嵌合部233が一体に形成されている。これにより、電子装置10の部品点数が低減される。 なお、別の実施形態では、図4に示すように、第1嵌合部51が凹部として形成されている場合、第2嵌合部233は、内表面231から筐体20の内側へ突出した凸部として形成されていてもよい。さらに、別の実施形態では、第2嵌合部233は、筐体20とは別体で形成し、筐体20の内表面231に接着、ろう付、溶接等により取り付けてもよい。 半導体33に放熱フィン50を接合又は載置した状態で、第1嵌合部51は、第2嵌合部233に嵌合する。すなわち、第1嵌合部51の凸部が、第2嵌合部233の凹部に嵌合する。第1嵌合部51は、第1嵌合部51の表面が第2嵌合部233の表面から離間した状態で、第2嵌合部233に嵌合する。すなわち、凸部の表面が凹部の表面から離間し、凸部の表面と凹部の表面との間に隙間が存在する状態で、第1嵌合部51は第2嵌合部233に嵌合する。また、第2の面532が内表面231から離間した状態で、第1嵌合部51は第2嵌合部233に嵌合する。すなわち、放熱フィン50は、筐体20に接触しない状態で、筐体20に組付けられる。 なお、別の実施形態において、第1嵌合部51が凹部として形成され、第2嵌合部233が凸部として形成されている場合でも、凹部の表面が凸部の表面から離間した状態で、第1嵌合部51は第2嵌合部233に嵌合する。 放熱フィン50が筐体20に組付けられた状態において、ベース53は筐体20内に位置し、複数のフィン52は開口部25から外側へ露出する。半導体33から生じた熱は、接着層60を介して、放熱フィン50から外部へ放出される、又は、接着層60及び放熱フィン50を介して、筐体20から外部へ放出される。 シール材70は、第1嵌合部51と第2嵌合部233の間に配置される。すなわち、シール材70は、凸部と凹部の間に配置される。シール材70は、筐体20と放熱フィン50との隙間を埋め、筐体20を密閉する。シール材70は、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂、金属である。シール材70が、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂である場合、筐体20の気密性が向上するとともに、放熱フィン50から筐体20への放熱経路の耐熱性が向上する。また、シール材70がはんだやろう材などの金属である場合、半導体33から放熱フィン50を介して筐体20へ至る放熱経路の熱抵抗が低減される。すなわち、半導体33から放熱フィン50を介して筐体20へ至る放熱経路の放熱性が向上する。 シール材70は、厚さX2、弾性率Y2を有する。厚さX1は、厚さX2よりも小さく、弾性率Y1は、弾性率Y2よりも大きい。したがって、シール材70は、接着層60よりも変形しやすい。よって、熱サイクル環境下で、放熱フィン50、半導体33及び基板31の熱膨張係数と筐体20の熱膨張係数の差によって応力が発生した場合に、シール材70が接着層60よりも大きく変形して、熱応力を吸収する。これにより、接着層60に作用する熱応力が低減される。 <1-2.第1及び第2嵌合部の機能> 第1嵌合部51の表面と第2嵌合部233の表面との間に隙間(以下、第1の隙間)が存在することにより、放熱フィン50、半導体33及び基板31と筐体20との組付け公差を隙間に吸収しつつ、放熱フィン50と筐体20との嵌合が保持される。ひいては、半導体33と放熱フィン50との間隔が均一に保持されつつ、放熱フィン50と筐体20との嵌合が保持される。図3Aは、組付け公差が略なく、放熱フィン50、半導体33及び基板31が基準位置で筐体20に組付けられている状態を示す。図3Bは、放熱フィン50、半導体33及び基板31のうちの少なくとも一つが、基準位置に対して水平方向にずれた位置で筐体20に組付けられている状態を示す。このような場合でも、第1の隙間により、水平方向の位置のずれが吸収されている。 さらに、第1の隙間に加えて、第2の面532と内表面231との隙間(以下、第2の隙間)により、より多くの組付け公差が吸収される。図3Cは、放熱フィン50,半導体33及び基板31のうちの少なくとも一つが、基準位置に対して鉛直方向に傾いた位置で筐体20に組付けられている状態を示す。このような場合でも、第1及び第2の隙間により、鉛直方向及び水平方向の位置ずれが