JP-2026077281-A - 電子装置、及び電子装置の組立方法
Abstract
【課題】半導体から発生した熱を効率的に放散させることができ、且つ、小型・軽量化された電子装置を提供する。 【解決手段】電子装置10は、筐体20と、基板31と、半導体33と、冷媒流路構造体と、第1の凸部53と、第2の凹部231と、を備える。第1の凸部は、冷媒流路構造体に設けられている。第2の凹部は、筐体の第1の凸部に対応する位置に設けられており、第2の凹部の表面が第1の凸部の表面から離間して第1の凸部に嵌合する。 【選択図】図1
Inventors
- 三宅 敏広
Assignees
- 株式会社デンソー
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (14)
- 開口部(26)が形成されている筐体(20)と、 前記筐体内に配置されている基板(31)と、 前記基板に実装され、前記筐体内に配置されている半導体(33)と、 冷媒が内部を流れる冷媒流路構造体(200)であって、前記半導体の上側に配置された冷媒流路構造体と、 前記冷媒流路構造体に設けられている第1の凸部(53)又は第1の凹部(53)と、 前記筐体の前記第1の凸部に対応する位置に設けられている第2の凹部(231)であって、前記第2の凹部の表面が前記第1の凸部の表面から離間して前記第1の凸部に嵌合するように構成された第2の凹部、又は、前記筐体の前記第1の凹部に対応する位置に設けられている第2の凸部(231)であって、前記第2の凸部の表面が前記第1の凹部の表面から離間して前記第1の凹部に嵌合するように構成された第2の凸部と、を備える、 電子装置。
- 前記冷媒流路構造体(200)は、前記冷媒が流れる流路を有する複数の構造体(50,60)と、前記複数の構造体の前記流路を互いに接続する接続部材(71,72)と、を備え、 前記複数の構造体は、前記筐体外に配置される第1の構造体(50)と、前記筐体内に配置される第2の構造体(60)と、を含む、 請求項1に記載の電子装置。
- 前記第1の構造体(50)は、前記開口部(26)よりも大きく、前記開口部を覆う、 請求項2に記載の電子装置。
- 前記筐体(20)と前記冷媒流路構造体(200)は、同じ金属材料で形成されている、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- 前記第1の凸部(53)又は前記第1の凹部(53)は、前記冷媒流路構造体(200)と一体に形成されており、且つ/又は、前記第2の凹部(231)又は前記第2の凸部(231)は、前記筐体(20)と一体に形成されている、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- 前記半導体(33)と前記冷媒流路構造体(200)との間に配置された接着層(80)を更に備える、 請求項1又は2に記載の電子装置。
- 前記第1の凸部(53)と前記第2の凹部(231)との間、又は、前記第1の凹部(53)と前記第2の凸部(231)との間に配置されたシール材(90)を更に備える、 請求項6に記載の電子装置。
- 前記接着層(80)は、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂である、 請求項6に記載の電子装置。
- 前記シール材(90)は、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂である、 請求項7に記載の電子装置。
- 前記シール材(90)は、金属である、 請求項7に記載の電子装置。
- 前記接着層(80)の厚さは、前記シール材(90)の厚さよりも小さく、 前記接着層の弾性率は、前記シール材の弾性率よりも大きい、 請求項7に記載の電子装置。
- 前記開口部(26)は、前記筐体(20)の上端(22)に囲まれており、 前記第1の構造体(50)は、前記筐体の内側に向いた内表面(55)と、前記内表面の反対側の外表面(54)とを有し、 前記第1の凸部(53)又は前記第1の凹部(53)は、前記内表面上に設けられており、 前記第2の凹部(231)又は前記第2の凸部(231)は、前記上端に設けられている、 請求項3に記載の電子装置。
- 第1の構造体(50)と第2の構造体(60)とを含む複数の構造体のうちの少なくとも前記第2の構造体を半導体(33)に取り付け、 少なくとも前記第2の構造体が取り付けられた前記半導体を基板(31)に実装し、 前記半導体が実装された前記基板を、筐体(20)の開口部(26)から挿入して前記筐体の内部に配置し、 前記複数の構造体の各々が有する冷媒が流れる流路(51,52,61,62)を互いに接続するとともに、(i)前記第1の構造体の第1の凸部(53)を、前記第1の凸部の表面が前記筐体の第2の凹部(231)の表面から離間するように前記第2の凹部に嵌合させる、又は、(ii)前記第1の構造体の第1の凹部(53)を、前記第1の凹部の表面が前記筐体の第2の凸部(231)の表面から離間するように前記第2の凸部に嵌合させる、 電子装置の組立方法。
- 半導体(33)を基板(31)に実装し、 前記基板に実装された前記半導体に、第1の構造体(50)と第2の構造体(60)とを含む複数の構造体のうちの少なくとも前記第2の構造体を取り付け、 前記半導体が実装された前記基板を、筐体(20)の開口部(26)から挿入して前記筐体の内部に配置し、 前記複数の構造体の各々が有する冷媒が流れる流路(51,52,61,62)を互いに接続するとともに、(i)前記第1の構造体の第1の凸部(53)を、前記第1の凸部の表面が前記筐体の第2の凹部(231)の表面から離間するように前記第2の凹部に嵌合させる、又は、(ii)前記第1の構造体の第1の凹部(53)を、前記第1の凹部の表面が前記筐体の第2の凸部(231)の表面から離間するように前記第2の凸部に嵌合させる、 電子装置の組立方法。
Description
本開示は、電子装置及びその組立方法に関する。 特許文献1に記載の電子部品ユニットは、基板と、基板の表面に実装される半導体パッケージと、半導体パッケージ上に設置される押さえ板を有するヒートシンクと、基板の裏面に配置される補強板と、を備える。上記電子部品ユニットでは、補強板の隅部と押さえ板の隅部とを締結具で締め付けることにより、半導体パッケージをヒートシンクに押し付けて固定している。 特開2014-165231号公報 第1及び第2実施形態に係る電子装置の断面を模式的に示す図である。図2Aは、第1及び第2実施形態に係る第2の構造体及び接続部材を模式的に示す図である。図2Bは、第1及び第2実施形態に係る筐体を模式的に示す図である。図3Aは、第2の構造体の接続管を模式的に示す図である。図3Bは、第1の構造体の接続管を模式的に示す図である。図4A~4Dは、筐体の凹部と第1の構造体の凸部との嵌合を模式的に示す図である。別の実施形態に係る筐体の凸部と第1の構造体の凹部の嵌合を模式的に示す図である。第1実施形態に係る電子装置の組立方法を模式的に示す図である。第2実施形態に係る電子装置の組立方法を模式的に示す図である。 (第1実施形態) <1-1.電子装置の構成> 図1、2A及び2Bを参照して、本実施形態に係る電子装置10の構成について説明する。電子装置10は、筐体20と、基板31と、半導体33と、冷媒流路構造体200と、第1嵌合部53と、第2嵌合部231と、接着層80と、シール材90と、を備える。 筐体20は、アルミ、アルミ合金、銅、銅合金等の金属材料で規制されている。筐体20は、上部が開口した直方形状を有する。筐体20は、4つの側面21と、底面25と、4つの取付部22と、を備え、開口部26が形成されている。底面25は、開口部26と対向している。4つの取付部22は、板状の部材であり、底面25付近に配置されている。図2Bに示すように、4つの取付部22は、筐体20の4つの隅に配置されており、側面21に対して垂直に接続されている。4つの側面21の各々は、上端23を有する。上端23で囲まれた領域が開口部26に相当する。 基板31は、筐体20の開口部26よりも小さく、筐体20の内部に収容され、取付部22に取り付けられる。本実施形態では、基板31は、取付部22に螺子止めされる。 半導体33は、インターポーザ333と、複数のチップ311,312とを備える。複数のチップ311,312は、インターポーザ333に実装されている。インターポーザ333は、複数のチップ311,312の間を電気的に接続する配線、複数のチップ311,312の各々と基板31との間を電気的に接続する配線等を含む。インターポーザ333と基板31の間には、複数のはんだボール32が配置されている。複数のはんだボール32は、グリッド状に配置されている。インターポーザ333は、複数のはんだボール32を介して、基板31に電気的に接続されている。 接着層80は、半導体33の上面、すなわち、複数のチップ311,312の上面に薄く均一に形成されている。接着層80は、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂である。接着層80には、後述する冷媒流路構造体200が接着される。接着層80は、厚さX1、弾性率Y1を有する。 接着層80がシリコン樹脂である場合、半導体33から冷媒流路構造体200へ至る放熱経路の耐熱性を高めることができる。接着層80が高熱伝導率のフィラーを混合したシリコン樹脂またはエポキシ樹脂である場合、放熱経路の放熱性を高めることができる。 冷媒流路構造体200は、流路と流路入口と流路出口とを有する。流路は、冷媒流路構造体200の内部に形成されている、冷媒が流れるための経路である。流路入口は、冷媒が外部から冷媒流路構造体200の内部へ流入するための開口である。流路出口は、冷媒が冷媒流路構造体200の内部から外部へ流出するための開口である。冷媒は、外部から流路入口を介して流路に流入し、流路を流れ、流路出口を介して外部へ流出する。冷媒は、熱を温度の高い所から低い所へ移動させる流体である。例えば、冷媒は、水である。 冷媒流路構造体200は、アルミ、アルミ合金、銅、銅合金等の金属材料で形成されている。本実施形態では、冷媒流路構造体200は、筐体20と同じ金属材料で形成されている。これにより、熱サイクルの環境下で、筐体20と冷媒流路構造体200の熱膨張係数の違いから発生する熱応力が低減される。ここでの熱サイクルは、後述する半導体33から発生する熱により、筐体20、冷媒流路構造体200、半導体33及び基板31が、加熱して膨張し、放熱して元に戻る変化のことである。 冷媒流路構造体200は、半導体33の上側(すなわち、複数のチップ311,312の上側)に配置される。冷媒流路構造体200は、一部が筐体20の内側に配置され、別の筐体20の上部の開口を覆うように、筐体20の外側に配置される。すなわち、冷媒流路構造体200は、筐体20の蓋として機能する。 詳しくは、冷媒流路構造体200は、複数の構造体と、接続部材71,72と、を備える。複数の構造体の各々は、内部に冷媒が流れる流路を有する。接続部材71,72は、複数の構造体の流路が冷媒流路構造体200の入口及び出口に繋がるように、複数の構造体の流路を互いに接続する。本実施形態では、複数の構造体は、第1の構造体50と、第2の構造体60と、を含む。第1の構造体50は、筐体20の外側に配置され、第2の構造体60は、筐体20の内側に配置される。 第1の構造体50は、筐体20の開口部26よりも大きく、開口部26を覆って筐体20の蓋として機能する。第1の構造体50は、直方形状を有し、流体入口及び流体出口と流路とが形成されている。第1の構造体50は、内表面55と、外表面54と、第1の出口51と、第1の入口52と、を備える。筐体20に冷媒流路構造体200が取り付けられた場合に、内表面55は筐体20の内側へ向き、外表面54は筐体20の外側へ向く。外表面54と内表面55との間に流路が形成されている。 第1の出口51は、円筒形状を有し、内表面55上に設置されている。第1の入口52は、円筒形状を有し、第1の出口51から離れて内表面55上に設置されている。第1の入口52の長さは、第1の出口51の長さと同一である。第1の出口51及び第1の入口52は、第1の構造体50の流路の一部であり、内表面55を貫通して、第1の構造体50内の流路と通じている。 第2の構造体60は、筐体20の開口部26よりも小さく、基板31よりも小さい。第2の構造体60は、直方形状を有している。第2の構造体60は、第1の面63と、第2の面64と、第2の入口61と、第2の出口62と、を備える。筐体20に冷媒流路構造体200が取り付けられた場合に、第1の面63は第1の構造体50に向き、第2の面64は半導体33に向く。第1の面63と第2の面64との間に流路が形成されている。第2の構造体60は、第2の面64が接着層80に接触するように配置される。これにより、第2の面64は、接着層80を介して半導体33の上面に接合される。 第2の入口61は、円筒形状を有し、第1の面63上に設置されている。第2の入口61の径は、第1の出口51の径と同一である。第2の出口62は、円筒形状を有し、第2の入口61から離れて第1の面63上に設置されている。第2の入口61及び第2の出口62は、第2の構造体60の流路の一部であり、第1の面63を貫通して、第2の構造体60内の流路と通じている。第2の出口62の長さは、第2の入口61の長さと同一である。第2の出口62の径は、第1の入口52の径と同一である。また、第2の入口61と第2の出口62の間の距離は、第1の出口51と第1の入口52の間の距離と同一である。第1の出口51は第2の入口61と接続し、第1の入口52は第2の出口62と接続する。 詳しくは、接続部材71により、第1の出口51は第2の入口61に接続される。また、接続部材72により、第1の入口52は第2の出口62に接続される。接続部材71,72は、ゴム製のチューブや管である。接続部材71の長さは、第1の出口51の長さと第2の入口61の長さの合計と略同一である。接続部材72の長さは、第1の入口52と第2の出口62の長さの合計と略同一である。 図3Bに示すように、接続部材71の内径は、第1の出口51及び第2の入口61の外径と略同一である。接続部材72の内径は、第1の入口52及び第2の出口62の外径と略同一である。接続部材71は、第1の出口51の外表面が接続部材71の内表面に接するように、第1の出口51に接続される。接続部材72は、第1の入口52の外表面が接続部材72の内表面に接するように、第1の入口52に接続される。接続部材71,72は、ワンプッシュで接続することができる器具を用いて、第1の出口51及び第1の入口52に接続されてもよい。そして、接続部材71に第2の入口61が挿入され、接続部材72に第2の出口62が挿入される。これにより、第1の構造体50の流路が、第2の構造体60の流路に接続される。 したがって、冷媒は、流路入口から第1の構造体50の流路へ流入し、第1の構造体50の流路を流れる。そして、冷媒は、第1の出口51から流出し、第2の入口61から第2の構造体60の流路へ流入して、第2の構造体60の流路を流れる。さらに、冷媒は、第2の出口62から流出し、第1の入口52から第1の構造体50の流路へ戻り、第1の構造体50の流路を流れて、流路出口から流出する。 なお、別の実施形態では、冷媒流路構造体200は、筐体20と異なる金属材料で形成されていてもよい。また、別の実施形態では、電子装置10は、半導体33と冷媒流路構造体200との間に配置された接着層80を備えていなくてもよい。この場合、第2の構造体60は、第2の面64が半導体33の上面に接するように半導体33上に載置されてもよい。 また、別の実施形態では、第1の構造体50と第2の構造体60が一体であってもよい。すなわち、冷媒流路構造体200は、単一の構造体であってもよい。あるいは、冷媒流路構造体200は、3個以上の構造体を有し、第1の構造体50と第2の構造体60との間に、あるいは/加えて、第2の構造体60の上側に、1つ以上の構造体が接続されていてもよい。 第1嵌合部53は、第1の構造体50に設けられている。図2Aに示すように、第1嵌合部53は、第1の構造体50の内表面55に設けられている。詳しくは、第1嵌合部53は、内表面55の外縁の内側に、外縁に沿って設けられている。本実施形態において、第1嵌合部53は、内表面55から突出した凸部として形成されている。本実施形態では、第1嵌合部53は、本開示の第1の凸部に相当する。 また、本実施形態では、第1嵌合部53は、冷媒流路構造体200、具体的には第1の構造体50と一体に形成されている。例えば、一つの金型で、第1の構造体50と第1嵌合部53が一体に形成されている。これにより、電子装置10の部品点数が低減される。 なお、別の実施形態では、図5に示すように、第1嵌合部53は、内表面55上で凹んだ凹部として形成されてもよい。さらに、別の実施形態では、第1嵌合部53は、第1の構造体50とは別体で形成し、内表面55に接着、ろう付、溶接等により取り付けられてもよい。 第2嵌合部231は、半導体33に冷媒流路構造体200を接合又は載置した状態において、第1嵌合部53と対応する筐体20の位置に設けられている。詳しくは、図2に示すように、上端23の外縁の内側に、上端23の外縁に沿って設けられている。 本実施形態において、第2嵌合部231は、第1嵌合部53に対応する凹部として形成されている。本実施形態では、第2嵌合部231は、本開示の第2の凹部に対応する。 また、本実施形態では、第2嵌