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JP-2026077299-A - 太陽電池モジュール

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Abstract

【課題】モジュール端部からの水蒸気透過率性能を確保することができる太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】太陽電池モジュール1は、封止材6で封止された太陽電池ユニットを囲うように表面板2の端部と背面板3の端部との間に配置され、太陽電池ユニットの厚み方向において太陽電池ユニットが配置される空間を確保するスペーサ7と、表面板2の端部とスペーサ7との隙間を封止するブチルゴム8、および、背面板3の端部とスペーサ7との隙間を封止するブチルゴム9と、スペーサ7と封止材6との間に介在(スペーサ7の内側に位置)するように表面板2と背面板3との間に配置され、封止材6からスペーサ7への押圧力を(弾性的に)緩和ないし吸収可能な発泡ゴム10と、を備える。 【選択図】図2

Inventors

  • 岩本 昭一
  • 田上 隆三
  • 森川 良太
  • 奥田 祐也
  • 岩崎 真也
  • 日向 慎太朗
  • 牛尾 裕貴

Assignees

  • トヨタ自動車株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. 少なくとも一つの太陽電池セルを含む太陽電池ユニットと、 前記太陽電池ユニットを封止する太陽電池封止材と、 前記太陽電池封止材における前記太陽電池ユニットの受光面側に配置された表面板と、 前記太陽電池封止材における前記受光面側と反対側に配置された背面板と、 前記太陽電池封止材で封止された前記太陽電池ユニットを囲うように前記表面板の端部と前記背面板の端部との間に配置され、前記太陽電池ユニットの厚み方向において前記太陽電池ユニットが配置される空間を確保するスペーサと、 前記表面板の端部と前記スペーサとの隙間を封止する表面板側封止材、および、前記背面板の端部と前記スペーサとの隙間を封止する背面板側封止材と、 前記スペーサと前記太陽電池封止材との間に介在するように前記表面板と前記背面板との間に配置され、前記太陽電池封止材から前記スペーサへの押圧力を緩和ないし吸収可能な発泡ゴムと、を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、 前記表面板側封止材は、前記スペーサの前記表面板の端部に対向する上面に設けられた凹部に装着され、前記背面板側封止材は、前記スペーサの前記背面板の端部に対向する下面に設けられた凹部に装着されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、 前記スペーサと前記太陽電池封止材との間に前記発泡ゴムが設けられていない箇所において、前記スペーサは、前記太陽電池封止材に接触する可動スペーサ部と、前記可動スペーサ部における前記太陽電池封止材側と反対側に設けられ、前記可動スペーサ部が移動可能な空間と、を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールであって、 前記空間に、前記可動スペーサ部を前記太陽電池封止材側へ向けて付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、 前記スペーサと前記太陽電池封止材との間に前記発泡ゴムが設けられていない箇所において、前記スペーサは、前記太陽電池封止材に接触する部分に、前記太陽電池封止材側に開口し、前記太陽電池封止材の一部が侵入可能な空間を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。

Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。 下記特許文献1には、モジュール端部にガラス製、樹脂製、または金属製のスペーサが設けられた太陽電池モジュールが開示されている。この太陽電池モジュールは、互いに電気的に接続された複数の太陽電池セルからなる太陽電池セルアレイと、太陽電池セルアレイの非受光面側に位置する第1板状部材と、太陽電池セルアレイの受光面側に位置する透光性の第2板状部材と、太陽電池セルアレイを囲うように第1板状部材と第2板状部材との間に位置し、太陽電池セルアレイの厚み方向において太陽電池セルアレイが配置される空間を確保する枠状スペーサ部材と、第1板状部材と第2板状部材との間に位置し、第1板状部材、第2板状部材および枠状スペーサ部材に密着するとともに太陽電池セルアレイを内部に封止する透光性樹脂封止層とを備える。このため、モジュール端部からの水分の流入を防止でき、また、製造過程における太陽電池セルの割れや欠けの発生を防止できると記載されている。 特開2012-212948号公報 本実施形態に係る太陽電池モジュールを車両に既設のルーフ基材に搭載した状態を模式的に示す平面図であり、太陽電池モジュールの端部を模式的に示す拡大断面図を含む。本実施形態に係る太陽電池モジュールの端部を模式的に示す拡大断面図(図1のA-A線に沿って切断した断面を模式的に示す断面図)である。変形形態1に係る太陽電池モジュールの端部を模式的に示す拡大断面図である。変形形態2に係る太陽電池モジュールの端部を模式的に示す拡大断面図である。 以下、本発明の実施形態について、図1から図4の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の一態様であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。 図1は、本実施形態に係る太陽電池モジュール1を車両11に既設のルーフ基材に搭載した状態を模式的に示す平面図である。本実施形態に係る太陽電池モジュール1をルーフ基材に搭載することで、車両11のルーフ12を構成している。太陽電池モジュール1は、湾曲した板状の形状を有している。そのため、同様に湾曲した車両11のルーフ基材の形状に応じて、ルーフ基材に搭載することができる。 太陽電池モジュール1は、タンデム型の構造を有し、ルーフ12の最上層(すなわち、図1の向きで最も手前の層)に、透光性を有するガラス製の表面板2を有する。太陽電池モジュール1に日光等の光が照射されると、その照射光は表面板2を透過し、太陽電池モジュール1の内部に到達する。これによって、太陽電池モジュール1の正極と負極の間に起電力が生じ、発電した電力を車両11などに供給することができる。 なお、太陽電池モジュール1は、薄くて軽量である。この特性を活かし、図1に例示した車両11のルーフ基材以外にも、建物の屋根などの様々なものに太陽電池モジュール1を搭載することができる。 図2は、本実施形態に係る太陽電池モジュール1の端部を模式的に示す拡大断面図、すなわち、図1のA-A線に沿って切断した断面を模式的に示す断面図である。なお、太陽電池モジュール1は、車両搭載用のものであり、車両11のルーフ基材の形状に対応して湾曲しているものであるが、断面図では、説明の便宜のため、平板状に示している。太陽電池モジュール1は、表面板2と、背面板3と、表面板2と背面板3との間に、表面板2側から順に配置された第1および第2の太陽電池ユニット(太陽電池セルアレイとも呼ぶ)4、5と、第1および第2の太陽電池ユニット4、5を封止する封止材6等を備えている。背面板3も、表面板2と同様にガラス製である。言い換えれば、太陽電池モジュール1は、表面板2と背面板3との間で、第1の太陽電池ユニット4と第2の太陽電池ユニット5が上下に配置(積層)され、それらが封止材6により封止されて接合されている。 第1の太陽電池ユニット4は、略矩形状の複数の第1の太陽電池セル40を有しており、複数の第1の太陽電池セル40は、平面視において互いに若干離間し且つマトリクス状に配置されている。本実施形態では、第1の太陽電池ユニット4は、(車長方向に比べて車幅方向に長い)帯状の複数の(例えば四つの)第1の太陽電池セル40を有しており、複数の第1の太陽電池セル40は、その短手方向(車長方向)に並列に配置されている(図1を併せて参照)。各第1の太陽電池セル40は、ペロブスカイト素子、電極等を有し、太陽電池モジュール1の湾曲した形状に応じて湾曲している。ペロブスカイト素子は、灰チタン石を原料とする発電素子であり、可撓性を有する。 第2の太陽電池ユニット5は、略矩形状の複数の第2の太陽電池セルであるシリコンセル50を有しており、複数のシリコンセル50は、複数の第1の太陽電池セル40と上下で対向するように、平面視において互いに若干離間し且つマトリクス状に配置されている。本実施形態では、第2の太陽電池ユニット5は、第1の太陽電池セル40の長手方向(車幅方向)に沿って配列された複数の(例えば六つの)シリコンセル50を有する(合計で6×4=24個)(図1を併せて参照)。各シリコンセル50は、シリコン素子、電極等を有し、太陽電池モジュール1の湾曲した形状に応じて湾曲している。シリコン素子も発電素子の一種であり、シリコン素子は、単結晶であっても多結晶であってもよい。 既述の通り、照射光は、表面板2を透過した後、太陽電池モジュール1の内部に到達する。この照射光が最初にペロブスカイト素子に到達すると、その照射光の波長域によって、その照射光は、ペロブスカイト素子に吸収され、またはペロブスカイト素子を透過してシリコン素子に吸収される。具体的には、可視光のような所定の値より短い波長域の光であれば、ペロブスカイト素子に吸収され、赤外光のような所定の値より長い波長域の光であれば、ペロブスカイト素子を透過してシリコン素子に吸収される。すなわち、吸収する波長の長さが異なる発電素子を積層することで、広いスペクトル範囲の波長の光を吸収することができ、高い変換効率で照射光のエネルギーを電気エネルギーに変換することができる。 なお、各ペロブスカイト素子(第1の太陽電池セル40)および各シリコン素子(シリコンセル50)はそれぞれ、インターコネクタ(不図示)によって電気的に接続されており、インターコネクタを介して第1および第2の太陽電池ユニット4、5全体に電流が流れる。 なお、太陽電池モジュール1の発電部である太陽電池ユニットの構成は、図示した構成に限定されない。例えば、本実施形態では、第1および第2の太陽電池ユニット4、5を上下に配置したタンデム型の構造を例示しているが、単一の太陽電池ユニット(例えば、複数のシリコンセルからなる太陽電池ユニット)で発電部を構成しても良い。また、太陽電池ユニットを構成する太陽電池セルとしては、特に限定されず、従来から公知の任意の太陽電池セルを用いることが可能である。 本実施形態は、太陽電池モジュール1の端部の構造に特徴があり、その太陽電池モジュール1の端部の全周に、水侵入を防止する(水蒸気透過率性能を確保する)とともに封止材はみ出しを防止するための構造が配備されている。 詳しくは、第1および第2の太陽電池ユニット4、5の受光面側(入射光側)に配置された表面板2の端部(周縁)と、第1および第2の太陽電池ユニット4、5の受光面側と反対側(反受光面側)に配置された背面板3の端部(周縁)との間に、それぞれ概ね枠状に形成された(言い換えれば、枠状部材からなる)スペーサ7、ブチルゴム8、9、および発泡ゴム10が介装されている。 スペーサ7、ブチルゴム8、およびブチルゴム9はそれぞれ、太陽電池モジュール1の4つの端部に配置された縁部分が隣接する縁部分と接続されてなる囲い形状を有しており、内部に所定の空間を画定している。スペーサ7、ブチルゴム8、およびブチルゴム9の外形は、表面板2および背面板3とほぼ同サイズとなるように構成されている。 スペーサ7は、本実施形態では断面形状が略矩形状を有している。スペーサ7は、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の厚み方向において所定の大きさの厚みを有しており、第1および第2の太陽電池ユニット4、5(の外側)を囲うように表面板2の端部(周縁)と背面板3の端部(周縁)との間に配置され、表面板2と背面板3とを上記厚み方向に離間させ、上記厚み方向において第1および第2の太陽電池ユニット4、5が配置される空間を確保する役割を果たしている。 また、スペーサ7は、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の幅方向(厚み方向に直交する方向)において所定の大きさの幅を有しており、その表面板2の端部に対向する上面の端部(周縁)および背面板3に対向する下面の端部(周縁)にそれぞれ、上記幅方向において所定の大きさの幅を有する段差からなる(環状の)凹部72、73が形成されている。 スペーサ7の材質としては、例えば、後述するラミネート工程において加えられる熱に耐え得る程度の耐熱性を有する材質が利用可能であり、例えば、アルミニウムが好適であるが、これに限定されるものではない。 ブチルゴム8、およびブチルゴム9はそれぞれ、本実施形態では断面形状が扁平な略矩形状(つまり、薄くて幅広のシート状)を有しており、スペーサ7の上面に設けられた上記凹部72、およびスペーサ7の下面に設けられた上記凹部73に収容(装着)され、スペーサ7と表面板2の端部との間、およびスペーサ7と背面板3の端部との間に介装されている。ブチルゴム8は、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の厚み方向において所定の大きさの厚みを有しており、水通路の断面積(幅方向で見た面積)を最小にしつつ、スペーサ7(の上面)と表面板2の端部(の下面)に弾性的に密着し、スペーサ7と表面板2の端部との隙間(の全周)を封止する役割を果たしている。同様に、ブチルゴム9は、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の厚み方向において所定の大きさの厚みを有しており、水通路の断面積(幅方向で見た面積)を最小にしつつ、スペーサ7(の下面)と背面板3の端部(の上面)に弾性的に密着し、スペーサ7と背面板3の端部との隙間(の全周)を封止する役割を果たしている。 また、ブチルゴム8、およびブチルゴム9はそれぞれ、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の幅方向において所定の大きさの幅を有しており、スペーサ7と表面板2の端部との間の水通路(封止部)の経路長(幅方向の長さ)およびスペーサ7と背面板3の端部との間の水通路の経路長を確保している。 なお、本実施形態では、スペーサ7の上下に配置する封止材として、ブチルゴムを使用しているが、例えば、後述するラミネート工程において加えられる熱に耐え得る程度の耐熱性を有する材質の部材であれば、ブチルゴム以外の部材を用いても良い。 また、上記実施形態では、スペーサ7の外端部(周縁)にブチルゴム8、9を収容する凹部72、73が形成されているが、スペーサ7の内端部や中央部に凹部を形成しても良い。また、スペーサ7の複数の箇所(例えば、外端部と内端部の両側)に凹部を形成し、各凹部に封止材としてのブチルゴムを(分割して)収容するようにしても良い。 発泡ゴム10は、スペーサ7などと同様、基本的に囲い形状を有しており、内部に所定の空間を画定している。発泡ゴム10は、本実施形態では断面形状が略矩形状を有している。発泡ゴム10は、太陽電池モジュール1(第1および第2の太陽電池ユニット4、5)の厚み方向においてスペーサ7とほぼ同じ厚みを有しており、スペーサ7と封止材6との間に介在する(換言すれば、スペーサ7の内側に隣接して位置する)ように表面板2と背面板3との間に配置されている(図1を併せて参照)。 また、発泡ゴム10は、太陽電池モジュール1