JP-2026077308-A - シール面間距離の測定方法
Abstract
【課題】シール面間距離を効率良く測定する。 【解決手段】シール面間距離の測定方法は、ターゲット装着工程S1と、ターゲット測定工程S2と、シール面間の距離Dを算出する算出工程S3と、を備える。 【選択図】図1
Inventors
- 野田 聡
- 横峯 彰吾
- 岡村 寿則
- 逢阪 祐人
Assignees
- ダイハツ工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (1)
- ボデーの内面におけるシール面とドアの内面におけるシール面との距離を測定する方法であって、 前記ボデー及び前記ドアにターゲットを取り付けるターゲット装着工程と、前記ターゲットの位置と、前記ボデーの形状及び前記ドアの形状とを三次元測定機によって測定するターゲット測定工程と、シール面間の距離を算出する算出工程と、を備え、 前記ターゲット装着工程は、前記ボデーの外面及び前記ボデーの前記シール面にターゲットを取り付ける工程と、前記ドアの外面及び前記ドアの前記シール面にターゲットを取り付ける工程と、前記ドアの前記外面に、ターゲットを有する中継部材を取り付ける工程と、を含み、 前記ターゲット測定工程は、 前記ドアを前記ボデーに対して閉じた状態で、前記ボデーの前記外面に係る前記ターゲットの位置と、前記ドアの前記外面に係るターゲットの位置と、前記中継部材に係る前記ターゲットの位置と、を測定し、測定した前記ターゲットの位置情報を画像解析装置に記憶させる工程と、 前記ドアを前記ボデーに対して閉じた状態で、前記ボデーの前記外面の形状と、前記ドアの前記外面の形状と、を測定する工程と、 前記ドアを前記ボデーに対して開いた状態で、前記中継部材の前記ターゲットの位置及び前記中継部材の形状と、前記ドアの前記シール面に係る前記ターゲットの位置及び前記ドアの前記シール面の形状と、を測定する工程と、 前記ドアを前記ボデーに対して開いた状態で、前記ボデーの前記外面に係る前記ターゲットの位置及び前記ボデーの前記外面の形状と、前記ボデーの前記シール面に係る前記ターゲットの位置及び前記ボデーの前記シール面の形状と、を測定する工程と、を含み、 前記算出工程では、前記ターゲット測定工程において測定された前記ボデーの前記シール面に係る前記ターゲットの位置情報と、前記ターゲット測定工程において測定された前記ドアの前記シール面に係る前記ターゲットの位置情報と、前記ターゲット測定工程において測定された前記ボデーの前記外面の形状及び前記ボデーの前記内面の形状に関する情報と、前記ターゲット測定工程において測定された前記ドアの前記外面の形状及び前記ドアの前記内面の形状に関する情報と、に基づいて、前記ドアを前記ボデーに対して閉じた状態における、前記ボデーの前記シール面と前記ドアの前記シール面との距離を算出することを特徴とするシール面間距離の測定方法。
Description
本発明は、ドアのシール面とボデーのシール面との距離を測定する方法に関する。 自動車の車体を構成するボデーとドアとの間には、防水用のウェザーストリップが取り付けられる。このため、ドアとボデーとの間には、ウェザーストリップを取り付ける空間が形成されている。ドア及びボデーには、この空間を形成するために、互いに対向する シール面が形成される。 自動車の製造工程において、ドアのシール面とボデーのシール面との間の距離が測定される。シール面間の距離の測定方法として、例えば、コルトフラックス(登録商標)などのシリコン系の印象材をシール面間に設置し、ドアをボデーに対して閉じ、印象材を圧縮・凝固させる。これにより、シール面間の形状が印象材に転写される。 その後、印象材を設置位置から取り外し、切断して、測定用の試料を作製する。この試料に転写された形状から、シール面間の距離を測定することができる(例えば特許文献1の段落0003参照)。 特開2002-2566号公報 シール面間距離の測定方法を示すフローチャートである。ドアが閉じた状態における、ボデー及びドアに取り付けられたターゲットと、ドアに取り付けられた中継部材とを示す側面図である。ドアが開いた状態における、ボデー及びドアに取り付けられたターゲットと、ドアに取り付けられた中継部材とを示す斜視図である。ボデー及びドアの断面図である。ドアの外面及び中継部材を示す斜視図である。ドアの内面及び中継部材を示す斜視図である。 以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図6は、本発明に係るシール面間距離の測定方法における一実施形態を示す。 本方法は、車両におけるボデー(例えばサイドアウタパネル)のシール面とドア(例えばサイドドア)のシール面との距離を測定するためのものである。本方法は、図1に示すように、ターゲット装着工程S1と、ターゲット測定工程S2と、算出工程S3と、を備える。 図2乃至図4に示すように、ボデー1は、外面1aと、内面1bとを有する。ボデー1の内面1bは、ウェザーストリップによりシールされるシール面1b1を有する。なお、ボデー1の内面1bは、ドア2をボデー1に対して開いたときに露出し、ドア2をボデー1に対して閉じたときに、ドア2に隠れて外側から視認することができない面である。 図2乃至図4に示すように、ドア2は、外面2aと、内面2bとを有する。ドア2の内面2bは、ドア2の厚さ方向において外面2aとは反対側に位置する面である。ドア2の内面2bは、ウェザーストリップによりシールされるシール面2b1を有する。ドア2のシール面2b1は、ドア2を閉じた状態において、ボデー1のシール面1b1と対向するように構成される。 ターゲット装着工程S1は、ボデー1の外面1a及び内面1b(シール面1b1)にターゲット3a,3bを取り付ける工程と、ドア2の外面2a及びドア2の内面2b(シール面2b1)にターゲット3c,3dを取り付ける工程と、ドア2の外面2aに、ターゲット3e,3fを有する中継部材4を取り付ける工程と、を備える。これらの各工程の順序は特に限定されず、各工程を同時に実行してもよい。 ターゲット3a~3fは、ターゲットシールとして構成されている。したがって、ターゲット装着工程S1において、ボデー1の外面1a及び内面1b(シール面1b1)、ドア2の外面2a及び内面2b(シール面2b1)、中継部材4に対し、ターゲット3a~3fを容易に貼り付けることができる。 図2乃至図4に示すように、ターゲット装着工程S1において、ボデー1の外面1aには、複数のターゲット3aが間隔をおいて取り付けられる。同様に、ボデー1の内面1b(シール面1b1)には、複数のターゲット3bが間隔をおいて取り付けられる。 同様に、ドア2の外面2aには、複数のターゲット3cが間隔をおいて取り付けられる。また、ドア2の内面2b(シール面2b1)には、複数のターゲット3dが間隔をおいて取り付けられる。 さらに、ターゲット装着工程S1において、ドア2の外面2aの周縁部(ボデー1の外面1aとの境界部に近い部位)には、複数の中継部材4が間隔をおいて取り付けられる。中継部材4には予め複数のターゲット3e,3fが取り付けられており、中継部材4をドア2の外面2aに取り付けることにより、これらのターゲット3e,3fをドア2の外面2aに装着することができる。 中継部材4は、ドア2の外面2a及びドア2の内面2b(シール面2b1)におけるターゲット3c,3dの測定を補助するためのものである。中継部材4は、直方体状(ブロック状)又は板状に構成されるが、この形状に限定されない。 図5に示すように、中継部材4は、第一面4aと、第二面4bとを有する。第一面4aと第二面4bとは直角を為しているが、第一面4aと第二面4bとの交差角度は、本実施形態に限定されない。 第一面4aには、複数のターゲット3eが間隔をおいて取り付けられている。同様に、第二面4bには、複数のターゲット3fが間隔をおいて取り付けられている。これに限らず、中継部材4の他の面に他の複数のターゲットが貼り付けられてもよい。 図5に示すように、中継部材4は、第一面4aとは反対側の面(第三面)に、磁石6を有している。中継部材4は、この磁石6をドア2の外面2aに接触させることにより、ドア2に対して容易に取り付けることができる。また、この構成により、ターゲット測定工程S2が終了した後に、中継部材4をドア2から容易に取り外すことができる。 ターゲット測定工程S2では、ターゲット3a~3fの位置と、ボデー1の形状及びドア2の形状と、を三次元測定機によって測定する。 図2及び図3に示すように、三次元測定機は、ボデー1の形状及びドア2の形状と、ターゲット3a~3fの位置とを撮影するスキャナ5と、画像解析装置(図示せず)と、を備える。 スキャナ5は、移動可能なハンディタイプのものが使用され、移動しながら各所のターゲット3a~3fの位置と、ボデー1及びドア2の形状とを測定することができる。 スキャナ5としては、例えばレーザスキャナが用いられる。スキャナ5は、レーザ光を各ターゲット3a~3fに照射し、反射したレーザ光を受光することにより、各ターゲット3a~3fの位置を測定することができる。また、スキャナ5は、ボデー1の外面1a及び内面1b(シール面1b1)にレーザ光を照射し、反射したレーザ光を受光することにより、外面1a及び内面1bの形状を測定することができる。同様に、スキャナ5は、ドア2の外面2a及び内面2b(シール面2b1)にレーザ光を照射し、反射したレーザ光を受光することにより、外面2a及び内面2bの形状を測定することができる。 画像解析装置としては、例えば画像解析ソフトウェアがインストールされたコンピュータが使用される。画像解析装置は、スキャナ5によって測定されたターゲット3a~3fの位置情報を記憶することにより、ターゲット3a~3fを個別に識別することができる。また、画像解析装置は、スキャナ5によって測定されたボデー1及びドア2の外面1a,2a及び内面1b,2bの形状に関する情報を記憶することができる。 ターゲット測定工程S2では、作業者又は移動装置(例えばロボット)により三次元測定機のスキャナ5を移動させながら、ボデー1及びドア2に取り付けられたターゲット3a~3fの位置を測定する。 具体的には、まず、図2に示すように、ドア2をボデー1に対して閉じた状態で、ボデー1の外面1aに取り付けられたターゲット3a、ドア2の外面2aに取り付けられたターゲット3c、及び中継部材4に取り付けられたターゲット3eの位置を測定する。 この場合において、ドア2を閉じた状態で、ボデー1の外面1aに設けられたターゲット3aの位置と、ドア2の外面2aに設けられたターゲット3cの位置とを同時に測定する。この他、スキャナ5は、ターゲット3a,3cの位置を測定するとともに、ボデー1の外面1a及びドア2の外面2aの形状を測定する。スキャナ5は、測定した位置情報及び形状に関する情報を画像解析装置に送信する。画像解析装置は、スキャナ5から送信された位置情報及び形状に関する情報を記憶する。 また、ドア2の外面2aに設けられたターゲット3cの位置と、中継部材4の第一面4aに設けられたターゲット3eの位置と、をスキャナ5によって同時に測定する。この他、スキャナ5は、中継部材4の形状を測定する。スキャナ5は測定した位置情報及び形状に関する情報を画像解析装置に送信する。画像解析装置は、スキャナ5から送信された位置情報及び形状に関する情報を記憶する。 次に、ターゲット測定工程S2では、ドア2を開いた状態で、中継部材4を介して、ドア2の外面2aに設けられたターゲット3cの位置と、ドア2の内面2b(シール面2b1)に設けられたターゲット3dの位置とを、スキャナ5によって測定する。 具体的には、まず、図5に示すように、ドア2を開いた状態において、ドア2の外面2aに設けられたターゲット3cの位置と、中継部材4の第一面4aに設けられたターゲット3eの位置とをスキャナ5によって同時に測定する。また、スキャナ5は、ターゲット3cの周辺におけるドア2の外面2aの形状及び中継部材4の形状を測定する。スキャナ5は、測定したターゲット3c,3eの位置情報及びドア2の外面2aの形状及び中継部材4の形状に関する情報を、画像解析装置に送信する。画像解析装置は、スキャナ5から送信された情報を記憶する。 その後、スキャナ5をドア2の外面2a側から内面2b側へと移動させながら、中継部材4の第一面4aに係るターゲット3eの位置と、中継部材4の第二面4bに係るターゲット3fの位置とをスキャナ5によって同時に測定する。さらに、スキャナ5をドア2の内面2b側に配置し、図6に示すように、中継部材4の第二面4bに係るターゲット3fの位置と、ドア2の内面2bにおけるシール面2b1のターゲット3dの位置とを同時に測定する。このように、ドア2を開いた状態における測定は、スキャナ5を移動させながら、各ターゲット3c~3fの位置を連続的に測定することが望ましい。 上記のように、ドア2の外面2aにおけるターゲット3cの位置と、ドア2の内面2bにおけるターゲット3dの位置とが表裏の位置関係によってスキャナ5による測定ができない場合であっても、中継部材4の第一面4a及び第二面4bのターゲット3e,3fを用いることで、その位置を測定することができる。 上記の他、スキャナ5は、ターゲット3e,3fの周辺における中継部材4の形状と、ドア2の内面2bにおけるシール面2b1の形状とを測定する。スキャナ5は、測定したターゲット3d~3fの位置情報及びドア2の内面2bにおけるシール面2b1の形状に関する情報を画像解析装置に送信する。画像解析装置は、スキャナ5から送信された位置情報及び形状に関する情報を記憶する。 三次元測定機は、ドア2の外面2aに係るターゲット3cの位置情報と、ドア2のシール面2b1に係るターゲット3dの位置情報とを、中継部材4のターゲット3e,3fを経由して関係づけることができる。 この測定により、中継部材4を介して間接的に、ドア2の外面2aに係るターゲット3cの位置(外面2aの形状)と、ドア2の内面2b(シール面2b1)のターゲット3dの位置(内面2bの形状)との関係が、測定情報(位置情報)として画像解析装置に取得される。 その他、ターゲット測定工程S2では、スキャナ5は、ドア2を開いた状態で、ボデー1の外面1aに係るターゲット3aの位置と、ボデー1の内面1b(シール面1b1)に係るターゲット3bの位置とを測定する。また、スキャナ5は、ドア2を開いた状態で、ボデー1の外面1aの形状及び内面1b(シール面1b1)の形状を測定する。スキャナ5は、測定した位置情報及び形状に関する情報を画像解