JP-2026077315-A - 拘束装置
Abstract
【課題】蓄電モジュールから弾性部材を切り離すのを容易にし、かつ、蓄電モジュールと集電板とを電気的に接続することが可能な拘束装置を提供する。 【解決手段】拘束装置100は、弾性部材4と、集電板3と、弾性部材4を覆う金属箔80と、エンドプレート10,20(加圧部)とを備える。弾性部材4は、Z方向に配列された表面4a(第1表面)および表面4b(第2表面)を含む。表面4aは、積層体1aにおいて蓄電モジュール2側を向いて配置されている。金属箔80は、表面4aを覆うとともに蓄電モジュール2と電気的に接続される部分81(第1部分)と、集電板3と電気的に接続される部分82(第2部分)と、部分81と部分82とを接続する接続部分83とを含む。 【選択図】図4
Inventors
- 小山 修平
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (5)
- 蓄電モジュールを拘束する拘束装置であって、 弾性部材と、 前記弾性部材と積層方向に積層された集電板と、 前記弾性部材を覆う金属箔と、 加圧部と、を備え、 前記蓄電モジュール、前記弾性部材、前記集電板の順で前記積層方向に積層されたものを積層体とすると、前記加圧部は、前記積層体を前記積層方向に加圧し、 前記弾性部材は、前記積層方向に配列された第1表面および第2表面を含み、 前記第1表面は、前記積層体において前記蓄電モジュール側を向いて配置されており、 前記金属箔は、 前記第1表面を覆うとともに前記蓄電モジュールと電気的に接続される第1部分と、 前記集電板と電気的に接続される第2部分と、 前記第1部分と前記第2部分とを接続する接続部分と、を含む、拘束装置。
- 前記弾性部材は、前記第1表面と前記第2表面とを接続する接続面を含み、 前記集電板は、前記第2表面と前記積層方向に対向する第3表面を含み、 前記接続部分は、前記接続面に沿って延びており、 前記第2部分は、前記第3表面に沿って延びている、請求項1に記載の拘束装置。
- 前記集電板と前記弾性部材との間に配置され、前記集電板と前記弾性部材とを接着する接着材をさらに備え、 前記第2表面は、 前記接着材と接触する接触面と、 前記接着材と接触していない非接触面と、を有し、 前記集電板と前記非接触面との間には、前記積層方向における前記接着材の厚みに対応する隙間が形成されており、 前記第2部分は、前記隙間に配置されている、請求項2に記載の拘束装置。
- 前記非接触面は、前記第2表面の外周縁に沿って環状に設けられており、 前記第2部分は、環状の前記非接触面に沿って環状に設けられている、請求項3に記載の拘束装置。
- 前記金属箔の厚みは、10μm以上1mm以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の拘束装置。
Description
本開示は、拘束装置に関する。 特開2019-216073号公報(特許文献1)には、電極積層体を構成する複数の蓄電モジュールに対して積層方向に拘束荷重を負荷する拘束部が開示されている。拘束部は、一対の拘束板によって複数の蓄電モジュールを積層方向に挟んでいる。蓄電モジュール同士の間には、導電板が配置されている。積層方向に配列される蓄電モジュール同士は、導電板を通じて電気的に接続されている。 特開2019-216073号公報 一実施形態による拘束装置および積層体の構成を示す斜視図である。図1の分解図である。一実施形態による積層体の構成を示す断面図である。図3の部分拡大図である。一実施形態による弾性部材をZ2側から見た平面図である。一実施形態の変形例による拘束装置および積層体の構成を示す断面図である。 以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。 図1~図5を参照して、本開示の実施形態に係る拘束装置100について説明する。拘束装置100は、蓄電装置の製造工程中において蓄電モジュールを拘束する治具である。なお、蓄電モジュールは、たとえばリチウムイオン二次電池等の二次電池であってもよい。 図1は、積層体1を拘束装置100によって拘束している状態を示す概略的な斜視図である。なお、本明細書において、Z方向を、積層体1の積層方向とする。また、X方向およびY方向の各々は、Z方向と直交する方向である。X方向とY方向とは、Z方向と直交する平面において互いに直交している。なお、Z方向は、本開示の「積層方向」の一例である。 拘束装置100は、エンドプレート10,20と、拘束部材30,40とを備える。拘束装置100は、積層体1に対してZ方向に拘束荷重を加える。積層体1に対して適切な拘束荷重が付与されることによって、蓄電モジュールにおける電極間距離が適切に維持される。その結果、蓄電モジュールの電極(負極)において金属(たとえばリチウム)が析出されるのを抑制することが可能である。 積層体1は、エンドプレート10とエンドプレート20とによってZ方向に挟まれている。エンドプレート10は、積層体1に対してZ1側に配置される。エンドプレート20は、積層体1に対してZ2側に配置される。なお、エンドプレート10およびエンドプレート20の各々は、本開示の「加圧部」の一例である。 拘束部材30は、積層体1のX1側の端部をZ方向に拘束している。拘束部材40は、積層体1のX2側の端部をZ方向に拘束している。 図2は、積層体1および拘束装置100の分解斜視図を示す。積層体1は、たとえば、直方体形状に形成されている。積層体1は、少なくとも1つの蓄電モジュール2と、少なくとも1つの集電板3と、少なくとも1つの弾性部材4と、を含む。本実施形態では、積層体1は、複数の蓄電モジュール2と、複数の集電板3と、複数の弾性部材4と、を含む。なお、弾性部材4は、たとえばウレタンにより形成されている。弾性部材4は、絶縁性を有する。 蓄電モジュール2は、図示しない複数の単位電池と、枠体とを含む。単位電池とは、たとえば、バイポーラ電池である。Z方向に隣り合う複数の単位電池のそれぞれは、電気的に接続されている。単位電池は、第1集電板と、負極シートと、セパレータと、正極シートと、第2集電板とを有する。複数の単位電池は、Z方向において、第2集電板と第1集電板とが隣接するように、積層されている。枠体は、環状に形成されるとともに、積層方向に延びるように形成されている。枠体は、積層された複数の単位電池を囲むように形成されている。 集電板3は、蓄電モジュール2を間に挟んで、Z方向に積層されている。集電板3は、図示しない電源と電気的に接続されており、上記電源から電流が供給される。たとえば、複数の集電板3のうち最もZ1側の集電板3を電源の正極および負極のうちの一方と電気的に接続し、複数の集電板3のうち最もZ2側の集電板3を電源の正極および負極のうちの他方と電気的に接続してもよい。これにより、積層体1の各蓄電モジュール2が充電されてもよい。なお、蓄電モジュール2の充電方法は上記の例に限られない。また、図2では、簡略化のため、蓄電モジュール2、集電板3、および、弾性部材4が、互いに同じ大きさを有するように図示されている。 拘束装置100は、弾性シート50,60を備える。弾性シート50は、エンドプレート10と積層体1との間に配置される。弾性シート50は、エンドプレート10と積層体1とによってZ方向に挟まれる。弾性シート60は、エンドプレート20と積層体1との間に配置される。弾性シート60は、エンドプレート20と積層体1とによってZ方向に挟まれる。弾性シート50,60により、積層体1に対して均一に拘束荷重をかけることが可能となる。なお、弾性シート50,60は、絶縁性を有する。 エンドプレート10,20は、積層体1(後述の積層体1a,1b)をZ方向に加圧する。具体的には、エンドプレート10は、積層体1をZ2側に加圧し、エンドプレート20は、積層体1をZ1側に加圧する。エンドプレート10および20の各々は、板状の部材である。エンドプレート10は、エンドプレート10からZ1側に離れた位置から平面視すると、積層体1を覆う矩形形状を有している。エンドプレート20は、エンドプレート20からZ2側に離れた位置から平面視すると、積層体1を覆う矩形形状を有している。 エンドプレート10は、第1プレート11と、第2プレート12と、複数のリブ13とを含む。第1プレート11と第2プレート12とは、Z方向に配列されている。第1プレート11および第2プレート12は、Z方向に対向している。なお、第1プレート11は、第2プレート12と同じ形状および大きさを有している。 複数のリブ13の各々は、第1プレート11と第2プレート12との間に設けられている。複数のリブ13によって、第1プレート11と第2プレート12とが連結されている。複数のリブ13の各々は、X方向に延びている。複数のリブ13は、Y方向に間隔をあけて配列されている。 第1プレート11には、複数(本実施形態では5つ)の切り欠き11aと、複数(本実施形態では5つ)の切り欠き11bとが形成されている。複数の切り欠き11aは、第1プレート11のうちX1側の辺に沿って並んで設けられている。複数の切り欠き11bは、第1プレート11のうちX2側の辺に沿って並んで設けられている。 第2プレート12には、第1プレート11の切り欠き11bの下方に設けられる複数の切り欠き12bが形成されている。すなわち、複数の切り欠き12bは、複数の切り欠き11bとZ方向に重なっている。 なお、図2には図示されていないが、第2プレート12には、第1プレート11の切り欠き11aの下方に設けられる複数の切り欠きが形成されている。この複数の切り欠きは、複数の切り欠き11aとZ方向に重なっている。 エンドプレート20は、エンドプレート10と同様の構成を有する。すなわち、エンドプレート20は、第1プレート21と、第2プレート22と、複数のリブ23とを含む。第1プレート21には、複数の切り欠き21aと、複数の切り欠き21bとが形成されている。第2プレート22には、複数の切り欠き22bと、切り欠き21aとZ方向に重なる複数の切り欠き(図示せず)とが形成されている。 拘束部材30,40は、X方向において、積層体1を間に挟み、間隔をあけて配列されている。積層体1は、拘束部材30,40によって挟まれることによって、Z方向に加圧されている。拘束部材30は、積層体1のX1側に配置されている。拘束部材40は、積層体1のX2側に配置されている。拘束部材30は、拘束部材40と同一の形状を有している。したがって、以下では、拘束部材40の構成のみを詳細に説明する。 拘束部材40は、フレーム41と、複数の柱部材42とを含む。フレーム41は、上フレーム41aと、下フレーム41bとを有する。上フレーム41aと下フレーム41bとは、Z方向に間隔をあけて配列されている。上フレーム41aおよび下フレーム41bの各々は、Y方向に延びている。 複数の柱部材42は、上フレーム41aと下フレーム41bとの間において、Y方向に間隔をあけて配列されている。複数の柱部材42の各々は、Z方向に延びているとともに、上フレーム41aと下フレーム41bとを接続している。 拘束部材40が積層体1を拘束している状態において、複数の柱部材42の各々は、Z方向に重なって設けられる切り欠き11b,12b,21b,22bを貫通する。この状態において、上フレーム41aの下面は、第1プレート11の上面11cと接触する。下フレーム41bの上面は、第2プレート22の下面22cと接触する。これにより、積層体1、エンドプレート10、および、エンドプレート20は、上フレーム41aと下フレーム41bとによって挟み込まれる。 拘束部材30は、フレーム31と、複数の柱部材32とを含む。フレーム31は、上フレーム31aと、下フレーム31bとを有する。 拘束部材30が積層体1を拘束している状態において、複数の柱部材32の各々は、Z方向に配列される切り欠き11a,21a,および、第2プレート12および第2プレート22の各々に形成される図示しない切り欠きを貫通する。この状態において、上フレーム31aの下面は、第1プレート11の上面11cと接触する。下フレーム31bの上面は、第2プレート22の下面22cと接触する。これにより、積層体1、エンドプレート10、および、エンドプレート20は、上フレーム31aと下フレーム31bとによって挟み込まれる。 拘束装置100は、保護部材70と、保護部材71と、保護部材72と、保護部材73とを備える。 保護部材70および保護部材71の各々は、拘束部材30と拘束部材40との間に配置されるとともに、第1プレート11の上面11cに固定されている。保護部材70は、上フレーム31aに沿ってY方向に延びている。保護部材71は、上フレーム41aに沿ってY方向に延びている。 保護部材72および保護部材73の各々は、拘束部材30と拘束部材40との間に配置されるとともに、第2プレート22の下面22cに固定されている。保護部材72は、下フレーム31bに沿ってY方向に延びている。保護部材73は、下フレーム41bに沿ってY方向に延びている。 図3は、積層体1の断面図を示す。複数の蓄電モジュール2は、Z方向に配列されている。Z方向に並ぶ蓄電モジュール2同士の間において、集電板3が2つの弾性部材4によってZ方向に挟まれている。 弾性シート50と蓄電モジュール2との間において、弾性部材4および集電板3が積層されている。弾性シート50と蓄電モジュール2との間において、弾性部材4は蓄電モジュール2と隣接し、かつ、集電板3は弾性シート50と隣接している。 弾性シート60と蓄電モジュール2との間において、弾性部材4および集電板3が積層されている。弾性シート60と蓄電モジュール2との間において、弾性部材4は蓄電モジュール2と隣接し、かつ、集電板3は弾性シート60と隣接している。 図4は、図3の部分拡大図である。図4には、Z方向に並ぶ蓄電モジュール2と、蓄電モジュール2同士の間に設けられる弾性部材4および集電板3とが図示されている。図4には、Z1側から、蓄電モジュール2、弾性部材4、集電板3の順で積層される積層体1aが図示されている。また、図4には、Z2側から、蓄電モジュール2、弾性部材4、集電板3の順で積層される積層体1bが図示されている。積層体1aの集電板3は、積層体1bの集電板3と同一である。積層体1bは、積層体1aをZ方向に反転させただけであるので、積層体1aと同一の構成を有する。したがって、以下では、代表して積層体1aの構成を主に説明する。 拘束