JP-2026077320-A - 車両制御装置
Abstract
【課題】飲酒運転を防止する。 【解決手段】車両制御装置(10)は、車両の車室内において、運転席に着座する乗員の一方の側に配置されたテラヘルツ波の発信器(11/12)と、車室内において、上記乗員の他方の側に配置されたテラヘルツ波の受信器(12/11)と、受信器の検出結果に基づいて、上記乗員の飲酒の有無を判定する判定手段(14)と、を備える。 【選択図】図1
Inventors
- 西村 宏行
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (3)
- 車両の車室内において、運転席に着座する乗員の一方の側に配置されたテラヘルツ波の発信器と、 前記車室内において、前記乗員の他方の側に配置されたテラヘルツ波の受信器と、 前記受信器の検出結果に基づいて、前記乗員の飲酒の有無を判定する判定手段と、 を備える車両制御装置。
- 前記判定手段は、前記検出結果に基づく画像に係る輝度に基づいて、前記乗員の飲酒の有無を判定する 請求項1に記載の車両制御装置。
- 前記判定手段が、前記乗員が飲酒しているものと判定した場合に、前記車両の走行を禁止する制御手段を備える 請求項1に記載の車両制御装置。
Description
本発明は、車両制御装置の技術分野に関する。 この種の装置として、例えば、運転席に着座した乗員の呼気に含まれるアルコール濃度を検出するアルコールガスセンサの検出結果に基づいて、車両の走行を許可する装置が提案されている(特許文献1参照)。 特開2007-283900号公報 実施形態に係る車両制御装置の概念を示す概念図である。実施形態に係る車両制御装置の動作を示すフローチャートである。 車両制御装置に係る実施形態について図1及び図2を参照して説明する。 (車両制御装置の構成) 実施形態に係る車両制御装置10の構成について図1を参照して説明する。図1において、車両制御装置10は、車両のステアリングホイールSWの近傍に配置された、テラヘルツ波の発信器及び受信器の一方の装置11と、車両の運転席DSのシートバックに配置されたテラヘルツ波の発信器及び受信器の他方の装置12とを備える。 装置11及び装置12の一方としての発信器から発信されたテラヘルツ波を、装置11及び装置12の他方としての受信器が受信可能なように、装置11及び装置12は配置されている。例えば、装置11は、ステアリングホイールSWに内蔵されていてよい。例えば、装置12は、シートバックに内蔵されていてよい。尚、装置11及び装置12は、装置11及び装置12の一方から発信されたテラヘルツ波が、運転席に着座する乗員Pを透過した後に、装置11及び装置12の他方に受信されるように配置されてよい。つまり、装置11及び装置12の一方としての発信器が乗員Pの一方の側に配置されている場合、装置11及び装置12の他方としての受信器は乗員Pの他方の側に配置されてよい。 車両制御装置10は更に、制御及び収集装置13、演算装置14及び車両制御ECU(Electronic Control Unit)15を備える。 制御及び収集装置13は、テラヘルツ波を発信するように装置11及び装置12の一方としての発信器を制御する。制御及び収集装置13は、装置11及び装置12の他方としての受信器の検出結果に関する検出情報(即ち、データ)を収集する。例えば、制御及び収集装置13は、運転席DSに乗員Pが座っている場合に、テラヘルツ波を発信するように発信器を制御してよい。尚、制御及び収集装置13は、運転席DSの着座センサの出力に基づいて、運転席DSに乗員Pが座っていることを検知してよい。 演算装置14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びGPU(Graphics Processing Unit)の少なくとも一方を含んでよい。演算装置14は、制御及び収集装置13から上記検出情報を取得する。演算装置14は、検出情報を画像化することによって、受信器の検出結果に関する画像を生成する。 本願発明者の研究によれば以下の事項が判明している。テラヘルツ波の発信器と、テラヘルツ波の受信器との間に存在する物体がアルコールを含んでいる場合、物体に含まれるアルコールの濃度が高いほど、受信器の検出結果に関する画像に係る輝度が大きくなる。 演算装置14は、運転席DSに乗員Pが座っている場合の受信器の検出結果に関する画像に基づいて、乗員Pの飲酒の有無を判定する。例えば、演算装置14は、画像に係る輝度が所定の閾値より大きい場合に、乗員Pが飲酒をしているものと判定してよい。ここで、所定の閾値は、次のように設定されてよい。即ち、実験又はシミュレーションによって、物体中のアルコールの濃度と、画像に係る輝度との関係を取得する。次に、物体中のアルコールの濃度がゼロである場合(即ち、物体がアルコールを含まない場合)に画像が取り得る輝度に基づいて、所定の閾値が設定されてよい。 演算装置14が、乗員Pが飲酒をしているものと判定した場合、車両制御ECU15は、車両の走行を禁止する。このとき、車両制御ECU15は、乗員Pに対して、飲酒状態であることが検知されたことを示す画像及び音声の少なくとも一方を出力してよい。尚、車両が走行している場合、車両制御ECU15は、安全な場所で車両が停止するように車両を自動運転してもよい。 (車両制御装置の動作) 次に、車両制御装置10の動作について図2のフローチャートを参照して説明を加える。図2において、運転席DSに乗員Pが座っている状態で、制御及び収集装置13は、テラヘルツ波を発信するように装置11及び装置12の一方としての発信器を制御する。制御及び収集装置13は更に、装置11及び装置12の他方としての受信器の検出結果に関する検出情報を収集する。この結果、乗員Pの体内残留アルコールが計測される(ステップS101)。 次に、演算装置14は、検出情報を画像化することによって、受信器の検出結果に関する画像を生成する。演算装置14は、画像に係る輝度が所定の閾値より大きいか否かを判定する(ステップS102)。ステップS102の処理において、画像に係る輝度が所定の閾値より大きくないと判定された場合(ステップS102:No)、図2に示す動作は終了される。この場合、演算装置14は、乗員Pが飲酒をしていないと判定してよい。その後、ステップS101の処理が行われてよい。つまり、図2に示す動作は、繰り返し行われてよい。 ステップS102の処理において、画像に係る輝度が所定の閾値より大きいと判定された場合(ステップS102:Yes)、演算装置14は、体内残留アルコールがある(言い換えれば、乗員Pが飲酒をしている)と判定する(ステップS103)。この場合、車両制御ECU15は、車両の走行を禁止する(ステップS104)。 尚、演算装置14は、画像に係る輝度と所定の閾値とを比較することに代えて、機械学習によって生成された学習済みモデルを用いてもよい。例えば、演算装置14は、受信器の検出結果に関する画像を入力すると、乗員Pの飲酒の有無を出力する学習済みモデルを用いて、乗員Pが飲酒をしているか否かを判定してよい。尚、テラヘルツ波の受信器は、テラヘルツカメラであってよい。この場合、受信器から画像が出力されるので、演算装置14は、受信器の検出結果に関する画像を生成しなくてもよい。 尚、演算装置14が、乗員Pが飲酒をしているものと判定した場合、演算装置14は、判定結果を示す情報を、ネットワークを介して、乗員Pが属する会社及び警察の少なくとも一方に送信してよい。尚、車両が停止しているときに、演算装置14が、乗員Pが飲酒をしているものと判定した場合、演算装置14は、運転代行業者の連絡先を乗員Pに報知してもよい。この場合、演算装置14は、乗員Pのスマートフォンに運転代行業者の連絡先を送信することによって、運転代行業者の連絡先を乗員Pに報知してもよい。 (技術的効果) 飲酒の有無の検査には、呼気中のアルコール濃度を検査する方法がある。しかしながら、呼気中のアルコール濃度の検査後から、車両に乗車するまでの間に飲酒を行った人物が車両を運転することを防止することは難しい。また、車両の発進前に、運転席に座っている人物の呼気中のアルコール濃度を検査したとしても、車両の運転中に該人物が飲酒を行う可能性がある。このように、呼気中のアルコール濃度を検査する方法では、飲酒運転を防ぐことができない場合がある。 車両制御装置10では、テラヘルツ波の受信器の検出結果に基づいて、運転席DSに座っている乗員Pの飲酒の有無が判定される。車両制御装置10では、乗員Pが運転席DSに座りさえすれば、乗員Pが特別な動作をすることなく、乗員Pの飲酒の有無が判定される。例えば、車両制御装置10では、乗務前のアルコール検査後に飲酒を行った人物を検出することができる。車両制御装置10が、運転席DSに座っている乗員Pの飲酒の有無を判定していることを、乗員Pが認識すれば、乗員Pが飲酒運転を行うことを防止することができる。従って、車両制御装置10によれば、飲酒運転を防止することができる。 上述したように、演算装置14が、乗員Pが飲酒をしているものと判定した場合に、車両制御ECU15が車両の走行を禁止すれば、乗員Pによる飲酒運転を確実に防止することができる。 以上に説明した実施形態から導き出される発明の態様を以下に説明する。 発明の一態様に係る車両制御装置は、車両の車室内において、運転席に着座する乗員の一方の側に配置されたテラヘルツ波の発信器と、前記車室内において、前記乗員の他方の側に配置されたテラヘルツ波の受信器と、前記受信器の検出結果に基づいて、前記運転席の乗員の飲酒の有無を判定する判定手段と、を備えるというものである。 上述の実施形態においては、装置11及び装置12の一方が、発信器及び受信器の一方に相当し、装置11及び装置12の他方が、発信器及び受信器の他方に相当し、演算装置14が判定手段の一例に相当する。 当該車両制御装置の一例では、前記判定手段は、前記検出結果に基づく画像に係る輝度に基づいて、前記乗員の飲酒の有無を判定してよい。 当該車両制御装置の他の例では、車両制御装置は、前記判定手段が、前記乗員が飲酒しているものと判定した場合に、前記車両の走行を禁止する制御手段を備えてよい。上述の実施形態においては、車両制御ECU15が制御手段の一例に相当する。 本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両制御装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。