JP-2026077324-A - 建物
Abstract
【課題】子供の片付け作業を効率よく確認し、その支援や指導を容易にする技術を提供する。 【解決手段】建物1において、第1の面31において玄関2と隣接しており、収納用の機器7が設置された第1空間3と、第1の面31と交差する第2の面41において第1空間3と隣り合い、居間として利用可能な第2空間4と、第1空間3と第2空間4との境界位置に配置され、第1空間3及び第2空間4の一方から他方が視認可能となる構造を有する建具10を備える構成とする 【選択図】図1
Inventors
- 藤山 晴司
Assignees
- 大和ハウス工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (12)
- 第1の面において玄関と隣接しており、収納用の機器が設置された第1空間と、 前記第1の面と交差する第2の面において前記第1空間と隣り合い、居間として利用可能な第2空間と、 前記第1空間と前記第2空間との境界位置に配置され、前記第1空間及び前記第2空間の一方から他方が視認可能となる構造を有する建具と、 を備える建物。
- 前記建具が、透明又は半透明のパネルによって構成されている、 請求項1に記載の建物。
- 前記建具として、透明のパネルと半透明のパネルがそれぞれ用いられている、 請求項1に記載の建物。
- 前記パネルが戸を構成している、 請求項3に記載の建物。
- 前記建具が、所定方向に複数の桟が間隔を空けて並んで構成された格子状の建具である、 請求項1に記載の建物。
- 前記桟の各間の開口には、当該開口を塞ぐ透明又は半透明のガラス体が取り付けられている、 請求項5に記載の建物。
- 前記建具が、開閉自在なブラインドによって構成されている、 請求項1に記載の建物。
- 前記建具は、通電されることで前記一方から前記他方が視認可能となる調光ガラスによって構成されている、 請求項1に記載の建物。
- 前記調光ガラスは、前記第1空間及び前記第2空間の両方に人がいる場合に通電されるものである、 請求項8に記載の建物。
- 前記建具は、ハーフミラーによって構成されている、 請求項1に記載の建物。
- 前記第1空間及び前記第2空間の明るさを制御する制御機構を備える、 請求項10に記載の建物。
- 前記第2空間側で前記建具と隣接する位置に、ストリップ階段が設けられている、 請求項1に記載の建物。
Description
本発明は、建物に係り、特に、子供の片付け作業を効率よく確認し、その支援や指導を容易にする技術に関する。 子供がいる家庭においては、自宅各所におもちゃや絵本、学用品など様々な物品が散在し、なかなか片付かない状況が恒常的である。そこで、こうした家庭における、片付けや家事の効率向上に関する従来技術が提案されてきた。例えば、特許文献1においては、家事効率の向上を図ることができる建物が提案されている。 この技術は、キッチン空間と、前記キッチン空間に隣接して設けられたダイニング空間と、前記キッチン空間及び前記ダイニング空間に隣接して設けられた洗面室とを備え、前記キッチン空間と前記ダイニング空間との間には、それら両空間を区画するようにして前記キッチン空間で作業をする際に用いられる作業台が設けられ、前記作業台の側方には前記キッチン空間と前記ダイニング空間との間を出入りするための出入スペースが設けられ、前記洗面室への出入口として、前記キッチン空間から出入りするための第1出入口と、前記ダイニング空間から出入りするための第2出入口が設けられていることで、それら各出入口と前記出入スペースとをそれぞれ通過する周回経路が設けられていることを特徴とする建物に係る。 また他にも、敷地の南側に道路が面した南入りの建物において、ダイニングルームに面して敷地の北側にダイニングテラスを配置することによって、ダイニングテラスのプライバシー性を高め、かつ、使い勝手を向上させたダイニングテラスのある家(特許文献2)が提案されている。 この技術は、敷地の南に道路が面し、敷地の北側に建物、南側に庭が配置され、建物の北側にキッチンおよびダイニングルームが配置され、建物の南側に玄関が配置された南入りの建物において、前記ダイニングルームに面して敷地の北側にダイニングテラスを配置したことを特徴とするダイニングテラスのある家に係る。この技術においては、前記ダイニングテラスに面して玄関の土間を延長し、かつ、この土間とダイニングテラスとの間に出入口を設けることも想定されている。 特開2017-110470号公報特開2000-230326号公報 本実施形態の建物におけるフロア構成例を示す平面図である。本実施形態の建物における建具の構成例(その1)を示す図である。本実施形態の建物における建具の構成例(その2)を示す図である。本実施形態の建物における建具の構成例(その3)を示す図である。本実施形態の建物における建具の構成例(その4)を示す図である。本実施形態の建物における建具の構成例(その5)を示す図である。本実施形態の建物における調光ユニットを含む構成例を示す図である。本実施形態の建物に適用する調光ガラスの制御手順例を示す図である。本実施形態の建物における照明ユニットを含む構成例を示す図である。本実施形態の建物に適用するハーフミラーの制御手順例を示すフロー図である。 <<本発明の一つの実施形態に係る建物>> 以下、本発明の一つの実施形態(以下、本実施形態)について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、図面では、説明を分かり易くするために幾分簡略化及び模式化して各部材を図示している。また、図中に示す建物の各部材等のサイズ(寸法)及び部材間の間隔等についても、実際のものとは異なっている。 また、以降の説明では、建物1における一般的なフロア構成を具体的な前提として採用し、その建物1における玄関2付近に備え付けた収納機器7での子供5の収納作業を、リビング4にいる親9が見守るにあたって適宜な形態及び運用に関する技術について説明を行うものとする。ただし、本発明は、建物1の一例である住宅以外の、例えば、ホテルなどの宿泊施設、玄関とホール及びリビング(居室)を備えた各種施設(医療施設、温泉等の休憩施設、滞在可能な船や列車などの移動手段等)に対しても適用可能である。 図1の平面図において、本実施形態の建物1におけるフロア構成例を示す。図1で示すように、本実施形態の建物1は、同じフロア(同じ階)において玄関2及びホール3(第1空間)が順次隣接した構成を有している。このうちホール3は、玄関面31(第1の面)を通じて玄関2と接している。また、ホール3には、子供5が物品6を収納する収納機器7が備わっている。そのため子供5は、リビング4から移動して、又は玄関ドア21を開けて玄関2に入った後、ホール3に移り、そこで自身の玩具や絵本、かばんといった物品6を収納機器7に格納することができる。収納機器7は、例えば、複数の収納区画71及び開閉扉72を有した一般的な収納棚といった機器が該当するが、これに限定しない。 リビング4には、ソファー42、ダイニングテーブル43、ダイニングチェア44といった一般的な家具が備わる。親9は、ソファー42やダイニングチェア44で作業を行いつつ、或いは休憩しつつ、その視線91をホール3の子供5に向けることができる。従来であれば、親9が視線91を子供5に向けたとしても、間仕切り壁や階段など各種構造が障壁となって、子供5の様子を明確に視認することは難しい。一方、本実施形態における建物1の場合、ホール3とリビング4との境界には、透過性を適宜に確保できる建具10が配置されている。また、当該境界を一部構成する階段として、ストリップ階段30が配置されている。そのため、親9の視線91は建具10やストリップ階段30を通過し、ホール3にいる子供5にまで到達可能となっている。つまり、親9は、リビング4に居ながらにして、ホール3で収納作業等を行っている子供5の様子を見守ることが可能である。 なお、上記建具10は、ホール3とリビング4とを区切る間仕切り壁(ストリップ階段30を含みうる)そのものの一部又は全部を構成するか(すなわち、建具10が間仕切り壁の一部又は全部となる形態)、当該間仕切り壁の一部に設けられた建具設置用の開口にはめ込み設置されるか、いずれかの形態で建物1に導入されるものとする。 また、本実施形態の建物1において、ホール3及びリビング4のそれぞれには、人感センサ8及び照明ユニット161が設置されている。このうち人感センサ8は、ホール3やリビング4に人の存在があれば、それを赤外線や超音波等で感知し、その感知結果を示す信号を出力するセンサである。また、照明ユニット161は、ホール3及びリビング4の各空間に照明を提供するLED照明等の機器である。こうした人感センサ8及び照明ユニット161の運用や制御の具体的な内容については後述する。 <建具の具体的な形態> 続いて、本実施形態における建具10の具体的な構成例について、図2~図6に基づき説明する。図2は、本実施形態における建具10の構成例を示す図であり、具体的には、ホール3とリビング4との境界に設けられた戸11の構成を示す図である。ホール3とリビング4との境界が戸11で区切られている場合、ホール3とリビング4との間における人の往来を大きく妨げることなく、状況に応じて随意に区画も可能となる。図2で示す戸11は、複数枚のパネル111から構成されている。それぞれのパネル111の下端には不図示の滑車が備わり、床面上を1枚ずつ個別に又は複数枚で連結しつつスライド移動できる。或いは、複数枚のパネル111が折り戸の形態で戸11を構成している場合、各パネル111には、パネル111の各間を回動可能に接合するヒンジが備わることになる。 パネル111それぞれの上部開口110には、ガラス板13がはめ込み固定されている。ここで固定されているガラス板13は、パネル111によって、又は上部開口110の領域によって、透明ガラス131か半透明ガラス132のいずれかとなる。例えば、戸11を構成するパネル111のうち、ホール3の玄関面31に近いもの、については、上部開口110の全面で視認性を適宜に抑制する半透明ガラス132が採用される。また、パネル111のうち、ホール3の玄関面31から最も遠いもの、については、上部開口110の全面で視認性を抑制しない透明ガラス131が採用される。一方、それらパネル111の間に挟まれるパネル111については、例えば、上部開口110の上半分のみ半透明ガラス132が採用され、下半分には透明ガラス131が採用される。 こうした構成を採用することで、玄関2に入ってきた来客が、戸11のガラス板13を通してリビング4をそのまま視認してしまうといった事態を回避しつつ、ホール3にいる子供5(例えば、パネル111の高さの半分以下の身長で、透明ガラス131の領域にほぼ収まる)の様子を、リビング4にいる親9が確認することも可能となる。 続いて、上記パネル111の上部開口110が、格子12で区画された形態について、図3に基づき説明する。図3に示す建具10である戸11は、パネル111それぞれに、格子12がはめ込み固定された形態を有している。この格子12は縦横に組まれた桟121で構成されている。またそうした桟121で形作られた格子開口122のそれぞれに、または格子12の全面に、ガラス板13が固定されている。ただし、格子開口122が人の視線を適宜抑制できるほど小さいもの(例えば、目が細かいか、細いスリット状)とする場合、ガラス板13の採用を行わずともよい。 上記格子12を採用する場合でも、図2の例と同様に、ガラス板13として透明ガラス131と半透明ガラス132を、パネル111ごと又は上部開口110の領域ごとに使い分けるとすれば好適である。図3で示す例では、図面上の右側2枚のパネル111の格子には、半透明ガラス132が固定されている。また、図面上の左側1枚のパネル111の格子には、透明ガラス131が固定されている。こうした透明ガラス131及び半透明ガラス132の使い分けを行う意味を踏まえると、格子開口122の大きさをパネル111によって又は上部開口110の領域によって異ならせることでも、人の視線の抑制制御は可能である。そうした格子開口122の大きさを異ならせる形態を採用する場合、ガラス板13の採用を行わずともよいが、格子開口122の大きさを異ならせることとあわせて、ガラス板13の使い分け(透明ガラス131と半透明ガラス132の使い分け)を行うとすれば、より効果的に視線の抑制制御が可能となる。 続いて、上記パネル111の上部開口110に、ブラインド14が設置された形態について、図4に基づき説明する。図4に示す建具10である戸11は、パネル111それぞれにブラインド14がはめ込み固定された形態を有している。このブラインド14は、いわゆるスラット141と呼ばれる薄手の板状部材が、上下に順次配列された構成を有している。またそうしたスラット141の各間は、ユーザの操作により開口サイズが拡縮するスリット142が生じる。スリット142は、ユーザがスラット141それぞれの回転(長手方向の軸を中心とした回転)の量を操作紐等で調整することで、そのサイズが制御される。こうしたブラインド14のスリット142の開口サイズを適宜小さくすれば、人の視線を適宜抑制できる。 なお、こうしたスリット142の開口サイズの拡縮は、ユーザ操作により行うケースの他、例えば、人感センサ8と連携するコントローラ(不図示)が実行するとしてもよい。その場合、人感センサ8がホール3の人の存在を感知したことをトリガーに、コントローラが、上記操作紐を巻き取るモータ等に駆動指示を行い、スラット141の一定量の回転駆動を実行する。また、こうしたコントローラに代えて、当該モータ等の制御ユニットと接続された操作ユニット40でユーザが操作を行うことで、上記モータ等の駆動指示を行うとしてもよい。 続いて、戸11を構成するパネル111それぞれの上部開口110に、調光ガラス15がはめ込み固定された形態について、図5に基づき説明する。調光ガラス15は、2枚の通常のガラス板で液晶フィルムを挟んで構成されたものであり、その液晶フィルムに電圧を加えることで液