JP-2026077325-A - 制御装置
Abstract
【課題】比較的高精度に道路の凍結を検出する。 【解決手段】制御装置(10)は、自車両(1)が走行している道路の路面に対してテラヘルツ波を照射する発信器(111)と、路面によって反射されたテラヘルツ波を受信する受信器(112)とを有するセンサ(11)の検出結果を取得する取得手段(12)と、取得された検出結果に基づいて、路面の凍結状態を判定する判定手段(13)と、を備える。 【選択図】図1
Inventors
- 西村 宏行
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (4)
- 自車両が走行している道路の路面に対してテラヘルツ波を照射する発信器と、前記路面によって反射されたテラヘルツ波を受信する受信器とを有するセンサの検出結果を取得する取得手段と、 前記取得された検出結果に基づいて、前記路面の凍結状態を判定する判定手段と、 を備える制御装置。
- 前記発信器は、第1の周波数を有する第1のテラヘルツ波と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2のテラヘルツ波とを、前記路面に対して照射する 請求項1に記載の制御装置。
- 濡れた路面での前記第1のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での前記第1のテラヘルツ波の反射率よりも大きく、 濡れた路面での前記第2のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での前記第2のテラヘルツ波の反射率よりも小さい 請求項2に記載の制御装置。
- 前記判定手段が、前記路面が凍結していると判定した場合に、路面が凍結していることを前記車両のユーザに報知する報知手段を備える 請求項1に記載の制御装置。
Description
本発明は、車両を制御する制御装置の技術分野に関する。 この種の装置として、例えば、交通情報及び気象情報から道路の凍結可能性を予測する装置が提案されている(特許文献1参照)。 特開2006-228020号公報 実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。実施形態に係る制御装置の動作を示すフローチャートである。 制御装置に係る実施形態について図1及び図2を参照して説明する。 (制御装置の構成) 実施形態に係る制御装置10の構成について図1を参照して説明する。図1において、制御装置10は、車両1に搭載されている。制御装置10は、センサ11、制御及び収集装置12、演算装置13及び車内モニタ14を備える。センサ11は、テラヘルツ波の発信器111と、テラヘルツ波の受信器112とを有する。 制御及び収集装置12は、車両1が走行している道路の路面に対してテラヘルツ波を照射するように発信器111を制御する。受信器112は、路面によって反射されたテラヘルツ波の少なくとも一部を受信する。制御及び収集装置12は、受信機112の検出結果に関する検出情報(即ち、データ)を収集する。言い換えれば、制御及び収集装置12は、センサ11の検出結果を取得する。 制御及び収集装置12は、第1の周波数を有する第1のテラヘルツ波と、第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2のテラヘルツ波とを路面に対して照射するように発信器111を制御する。ここで、濡れた路面での第1のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での第1のテラヘルツ波の反射率より大きい。濡れた路面での第1のテラヘルツ波の反射率は、乾燥した路面での第1のテラヘルツ波の反射率と同程度である。濡れた路面での第2のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率よりも小さい。凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率は、乾燥した路面での第2のテラヘルツ波の反射率より小さい。 演算装置13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びGPU(Graphics Processing Unit)の少なくとも一方を含んでよい。演算装置13は、制御及び収集装置12から上記検出情報を取得する。演算装置13は、検出情報に基づいて、路面の凍結状態を判定する。演算装置13が、路面が凍結していると判定した場合、車両モニタ14は、路面が凍結していることを車両1のユーザに報知する。 (制御装置の動作) 次に、制御装置10の動作について図2のフローチャートを参照して説明を加える。図2において、制御装置10は、センサ11を用いて路面状態を計測する(ステップS101)。具体的には、制御及び収集装置12は、車両1が走行している道路の路面に対してテラヘルツ波を照射するように発信器111を制御するとともに、受信機112の検出結果に関する検出情報を収集する。 演算装置13は、検出情報に基づく第1のテラヘルツ波の反射率が第1所定値より小さいか否かを判定する(ステップS102)。上述したように、濡れた路面での第1のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での第1のテラヘルツ波の反射率より大きい。第1所定値は、濡れた路面での第1のテラヘルツ波の反射率と、凍結した路面での第1のテラヘルツ波の反射率との間の値であってよい。尚、テラヘルツ波の反射率は、発信器111から発信されたテラヘルツ波の強度と、受信器112により受信されたテラヘルツ波の強度とに基づいて算出されてよい。 ステップS102の処理において、第1のテラヘルツ波の反射率が第1所定値より小さくないと判定された場合(ステップS102:No)、図2に示す動作は終了される。この場合、演算装置13は、路面が凍結していないと判定してよい。 ステップS102の処理において、第1のテラヘルツ波の反射率が第1所定値より小さいと判定された場合(ステップS102:Yes)、演算装置13は、検出情報に基づく第2のテラヘルツ波の反射率が、第2所定値より小さく、且つ、第3所定値より大きいか否かを判定する(ステップS103)。上述したように、凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率は、乾燥した路面での第2のテラヘルツ波の反射率より小さい。第2所定値は、凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率と、乾燥した路面での第2のテラヘルツ波の反射率との間の値であってよい。また、濡れた路面での第2のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率よりも小さい。第3所定値は、濡れた路面での第2のテラヘルツ波の反射率と、凍結した路面での第2のテラヘルツ波の反射率との間の値であってよい。 ステップS103の処理において、第2のテラヘルツ波の反射率が、第2所定値より小さくないと判定された場合、又は、第2のテラヘルツ波の反射率が、第3所定値より大きくないと判定された場合(ステップS103:No)、図2に示す動作は終了される。この場合、演算装置13は、路面が凍結していないと判定してよい。 ステップS103の処理において、第2のテラヘルツ波の反射率が、第2所定値より小さく、且つ、第3所定値より大きいと判定された場合(ステップS103:Yes)、演算装置13は、路面が凍結している(言い換えれば、路面上に氷がある)と判定する(ステップS104)。演算装置13は、路面が凍結していることを示す情報を表示するように車内モニタ14を制御する(ステップS105)。尚、ステップS103の処理の後に、ステップS102の処理が行われてもよい。 (技術的効果) 制御装置10は、テラヘルツ波を用いて路面状態を計測している。例えば、交通情報及び気象情報から路面状態を予測する場合に比べて、制御装置10は、高精度に路面の凍結を検出することができる。 (変形例) 上述した第1のテラヘルツ波及び第2のテラヘルツ波の反射率を用いることによって、凍結した路面だけでなく、乾燥した路面及び濡れた路面も判定することができる。演算装置13は、センサ11の検出結果に基づいて、路面状態を判定してよい。演算装置13は、判定された路面状態に基づいて、車両1の挙動を制御してよい。例えば、演算装置13は、判定された路面状態に基づいて、適切なタイヤ駆動トルクを設定してよい。例えば、演算装置13は、判定された路面状態に基づいて、急制動及び急ハンドルの少なくとも一方を回避するための車両1の安全機能を作動させてもよい。尚、変形例に係る演算装置13は、車両1を制御するためのECU(Electronic Control Unit)により実現されてよい。 尚、演算装置13は、車両1が有する通信機能を用いて、路面が凍結していることを示す情報を、道路の管理センタに送信してもよい。この場合、管理センタは、車両1の位置を含む所定範囲に存在する他の車両に、路面が凍結していることを示す情報を配信してもよい。 以上に説明した実施形態及び変形例から導き出される発明の態様を以下に説明する。 発明の一態様に係る制御装置は、自車両が走行している道路の路面に対してテラヘルツ波を照射する発信器と、前記路面によって反射されたテラヘルツ波を受信する受信器とを有するセンサの検出結果を取得する取得手段と、前記取得された検出結果に基づいて、前記路面の凍結状態を判定する判定手段と、を備えるというものである。上述の実施形態においては、「制御及び収集装置12」が「取得手段」の一例に相当し、「演算装置13」が「判定手段」の一例に相当する。 当該制御装置の一例では、前記発信器は、第1の周波数を有する第1のテラヘルツ波と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する第2のテラヘルツ波とを、前記路面に対して照射してよい。 この場合、濡れた路面での前記第1のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での前記第1のテラヘルツ波の反射率よりも大きくてよく、濡れた路面での前記第2のテラヘルツ波の反射率は、凍結した路面での前記第2のテラヘルツ波の反射率よりも小さくてよい。 当該制御装置の他の例では、前記判定手段が、前記路面が凍結していると判定した場合に、路面が凍結していることを前記車両のユーザに報知する報知手段を備えてよい。上述の実施形態においては、「車内モニタ14」が「報知手段」の一例に相当する。 本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う制御装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。