JP-2026077329-A - 表示パネル
Abstract
【課題】黒表示時に画面の隅で発生する光漏れを抑制可能な表示パネルを提供する。 【解決手段】第一の方向に曲率を有する画面を備え、上記第一の方向に直交する吸収軸を有する第一の吸収型偏光板と、第一の基板と、液晶層と、第二の基板と、第二の吸収型偏光板と、を順に備え、更に、上記第一の吸収型偏光板と上記第一の基板との間に、温度23℃での弾性率が1×10 5 Pa以下である粘着層、及び、応力緩和フィルムを備え、上記応力緩和フィルムは、上記第一の吸収型偏光板の吸収軸に平行な方向における温度23℃~95℃の間の熱収縮率が、上記第一の吸収型偏光板よりも小さい、表示パネル。 【選択図】図2
Inventors
- 大櫃 義徳
- 野間 幹弘
- 長谷川 洋
- 土田 健一郎
Assignees
- シャープ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (6)
- 第一の方向に曲率を有する画面を備え、 前記第一の方向に直交する吸収軸を有する第一の吸収型偏光板と、第一の基板と、液晶層と、第二の基板と、第二の吸収型偏光板と、を順に備え、 更に、前記第一の吸収型偏光板と前記第一の基板との間に、温度23℃での弾性率が1×10 5 Pa以下である粘着層、及び、応力緩和フィルムを備え、 前記応力緩和フィルムは、前記第一の吸収型偏光板の吸収軸に平行な方向における温度23℃~95℃の間の熱収縮率が、前記第一の吸収型偏光板よりも小さい、表示パネル。
- 前記第一の方向は、前記画面の短手方向であり、 前記画面は、中央部が観察面側に突出した湾曲形状を有し、 前記第一の基板は、前記液晶層の前記画面側に位置する、請求項1に記載の表示パネル。
- 前記第一の方向は、前記画面の長手方向であり、 前記画面は、中央部が背面側に突出した湾曲形状を有し、 前記第一の基板は、前記液晶層の背面側に位置する、請求項1に記載の表示パネル。
- 前記粘着層の厚みは、0.015mm以上、0.25mm以下である、請求項1に記載の表示パネル。
- 前記応力緩和フィルムの厚みは、0.01mm以上、0.1mm以下である、請求項1に記載の表示パネル。
- 前記応力緩和フィルムは、位相差を有さない、請求項1~5のいずれかに記載の表示パネル。
Description
以下の開示は、表示パネルに関する。 液晶パネル等の表示パネルは、テレビ、携帯電話、PC用ディスプレイ等の種々様々な機器に広く普及している。表示パネルは、一般に、偏光板等の光学フィルムを表示セルに貼合した構成からなる。特許文献1~4には、湾曲した画面を有する表示パネルが開示されている。 特開2017-090555号公報特開2009-092998号公報特開2009-003049号公報特開2006-106079号公報 実施形態1に係る表示パネルの平面模式図である。図1中のA1方向から見た、実施形態1に係る表示パネルの側面模式図である。図1中のB1-B2線に沿った、実施形態1に係る表示パネルの拡大断面模式図である。第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板を示す斜視模式図である。第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板の熱による収縮を示す斜視模式図である。熱により収縮した第一の吸収型偏光板と第二の吸収型偏光板とを貼り合わせた状態を示す斜視模式図である。熱により収縮した第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板を備える液晶セルを、一軸曲率を有するカバーガラスに貼り合わせる状態を示す斜視模式図である。熱収縮率の測定方法について説明する図である。実施形態2に係る表示パネルの平面模式図である。図9中のC1方向から見た、実施形態2に係る表示パネルの側面模式図である。図9中のD1-D2線に沿った、実施形態2に係る表示パネルの拡大断面模式図である。実施例1-1、実施例1-2及び比較例1に係る表示パネルの曲げ方向について説明する斜視模式図である。実施例1-1及び実施例1-2に係る表示パネルにおける応力緩和について説明する平面模式図である。実施例1-1及び実施例1-2に係る表示パネルにおける応力緩和について説明する断面模式図である。実施例2に係る表示パネルにおける応力緩和について説明する平面模式図である。実施例2に係る表示パネルにおける応力緩和について説明する断面模式図である。湾曲した画面を有する従来の液晶表示パネルの黒表示状態を示す平面模式図である。湾曲した画面を有する従来の液晶表示パネルが備える、表偏光板及び裏偏光板の収縮方向について説明する斜視模式図である。湾曲した画面を有する従来の液晶表示パネルが備える表偏光板及び裏偏光板の吸収軸方向、並びに、液晶表示パネルの湾曲方向について説明する斜視模式図である。湾曲した画面を有する従来の液晶表示パネルが備えるカラーフィルタ基板に生じる応力ベクトルを模式的に示した図である。 以下、本発明の実施形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に記載された内容に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。なお、以下の説明において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して適宜用い、その繰り返しの説明は適宜省略する。本発明の各態様は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよい。 [用語の定義] 本明細書中、ある部材の観察面側とは、当該部材に対して観察者により近い側を意味し、ある部材の背面側とは、当該部材に対して観察者からより遠い側を意味する。 本明細書中、2つの直線(軸及び方向を含む)が互いに直交するとは、特に断りのない限り、平面視した状態で直交することを意味する。2つの直線(軸及び方向を含む)が平行であるとは、特に断りのない限り、平面視した状態で平行であることを意味する。 本明細書中、2つの軸(方向)が互いに直交するとは、両者のなす角度(絶対値)が90±1°の範囲内であり、好ましくは90±0.5°の範囲内であり、より好ましくは90°(完全に直交)である。また、2つの軸(方向)が平行であるとは、両者のなす角度(絶対値)が0±1°の範囲内であり、好ましくは0±0.5°の範囲内であり、より好ましくは0°(完全に平行)である。 「nx」は、面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は、面内で遅相軸と直交する方向の屈折率であり、「nz」は、厚み方向の屈折率である。屈折率は、特に断りのない限り、23℃、波長550nmの光に対する値を指す。 面内位相差は、23℃、特に明記しなければ波長550nmにおける層(フィルム)の面内位相差をいう。面内位相差は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、Re=(nx-ny)×dによって求められる。本明細書中、特に断りのない限り、「位相差」は面内位相差を指す。 厚み方向の位相差(Rth)は、23℃、特に明記しなければ波長550nmにおける層(フィルム)の厚み方向の位相差をいう。Rthは、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、Rth={(nx+ny)/2-nz}×dによって求められる。 以下、本発明の実施形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に記載された内容に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。 (実施形態1) 図1は、実施形態1に係る表示パネルの平面模式図である。図2は、図1中のA1方向から見た、実施形態1に係る表示パネルの側面模式図である。図3は、図1中のB1-B2線に沿った、実施形態1に係る表示パネルの拡大断面模式図である。 図1~図3に示すように、本実施形態の表示パネル1は、第一の方向10Aに曲率を有する画面10を備える。表示パネル1は、第一の方向10Aに直交する吸収軸410Aを有する第一の吸収型偏光板410と、第一の基板100と、液晶層300と、第二の基板200と、第二の吸収型偏光板420と、を順に備え、更に、第一の吸収型偏光板410と第一の基板100との間に、温度23℃での弾性率が1×105Pa以下である粘着層500、及び、応力緩和フィルム600を備え、応力緩和フィルム600は、第一の吸収型偏光板410の吸収軸410Aに平行な方向における温度23℃~95℃の間の熱収縮率が、第一の吸収型偏光板410よりも小さい。このような態様の表示パネル1は、第一の吸収型偏光板410の収縮による応力を緩和し、表示パネル1の二軸変形を抑制することが可能となり、黒表示時に画面10の隅で発生する光漏れを抑制することができる。なお、本明細書において、「弾性率」とは、特に断りのない限り温度23℃での弾性率をいう。また、「温度23℃~95℃の間の熱収縮率」とは、「温度23℃の環境下と温度95℃の環境下との間の熱収縮率」をいう。 表示パネル1は、第一の方向10Aに曲率を有する画面10を備える。画面10の曲率半径Rは、例えば、800mm以上、5000mm以下である。このような態様の表示パネル1は、第一の吸収型偏光板410の収縮による応力を効果的に緩和し、表示パネル1の二軸変形を効果的に抑制することが可能となり、黒表示時に画面10の隅で発生する光漏れを効果的に抑制することができる。 本実施形態では、第一の方向10Aは画面10の上下方向である。画面10は、観察面側に凸の形状を有している。画面10は、背面側に凹の形状を有している。すなわち、第一の方向10Aは、画面10の短手方向であり、画面10は、中央部が観察面側に突出した湾曲形状を有し、第一の基板100は、液晶層300の画面10側に位置する。 本実施形態の第一の基板100は、液晶層300の観察面側に位置する。具体的には、本実施形態の表示パネル1は、観察面側から背面側に向かって順に、第一の吸収型偏光板410と、応力緩和フィルム600と、粘着層500と、第一の基板100と、液晶層300と、第二の基板200と、第二の吸収型偏光板420と、を備える。第一の吸収型偏光板410は観察面側の偏光板、すなわち表偏光板であり、第二の吸収型偏光板420は背面側の偏光板、すなわち裏偏光板である。 第一の基板100及び第二の基板200の一方の基板は、複数の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)等のスイッチング素子を有するTFT基板であり、他方の基板は対向基板である。TFT基板又は対向基板は、後述する画素と重なる赤色、緑色、青色等のカラーフィルタ(CF:Color Filter)を有してもよい。 本実施形態では、観察面側の基板である第一の基板100がカラーフィルタを有する対向基板、すなわちCF基板であり、背面側の基板である第二の基板200がTFT基板である場合を例に挙げて説明するが、観察面側の基板である第一の基板100がTFT基板であり、背面側の基板である第二の基板200がCF基板であっても同様の効果を奏する。 TFT基板(本実施形態では第二の基板200)は、絶縁基板を有し、表示領域において、絶縁基板上に、互いに平行に延設された複数のゲート線と、絶縁膜を介して各ゲート線と交差する方向に互いに平行に延設され複数のソース線と、を備える。複数のゲート線及び複数のソース線は、各画素を区画するように全体として格子状に形成されている。各ソース線と各ゲート線との交点にはスイッチング素子としての薄膜トランジスタが配置されている。 TFT基板は、互いに隣接する2本のソース線と、互いに隣接する2本のゲート線とに囲まれた各領域に配置され、薄膜トランジスタが備える半導体層を介して対応するソース線と電気的に接続された画素電極を有する。 TFT基板は、共通電極を備える。すなわち、表示パネル1は、電圧無印加時に液晶層300中の液晶分子が基板面に対して平行に配向する、FFS(Fringe Field Switching)モード及びIPS(In Plane Switching)モード等の横電界方式の表示パネルである。このような態様の表示パネル1において、黒表示時に画面の隅で発生する光漏れを効果的に抑制することができる。表示パネル1は、画素電極と共通電極との間に所定の電圧を印加することで、液晶層300中に電界を発生させ、液晶分子の配向方位を制御して光の透過量を制御する。 第一の吸収型偏光板410は、吸収軸410Aと、吸収軸410Aに直交する透過軸と、を有する。第二の吸収型偏光板420は、吸収軸420Aと、吸収軸420Aに直交する透過軸と、を有する。第一の吸収型偏光板410と第二の吸収型偏光板420とは、吸収軸410Aと吸収軸420Aとが互いに直交するようにクロスニコルに配置される。第一の吸収型偏光板410が有する吸収軸410Aは、第一の方向10Aに直交する。第二の吸収型偏光板420が有する吸収軸420Aは、第一の方向10Aに平行である。第一の吸収型偏光板410及び第二の吸収型偏光板420を、吸収型偏光板400と総称することもある。 ここで、偏光板の収縮による表示パネルの変形について説明する。図4は、第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板を示す斜視模式図である。図5は、第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板の熱による収縮を示す斜視模式図である。図6は、熱により収縮した第一の吸収型偏光板と第二の吸収型偏光板とを貼り合わせた状態を示す斜視模式図である。図7は、熱により収縮した第一の吸収型偏光板及び第二の吸収型偏光板を備える液晶セルを、一軸曲率を有するカバーガラスに貼り合わせる状態を示す斜視模式図である。 IPSモード、FFSモード等の横電界方式の液晶表示パネルでは、図4に示すように、第一の吸収型偏光板410の吸収軸410A及び第二の吸収型偏光板420の吸収軸420Aは、それぞれ方位角0°及び90°に設定され、第一の吸収型偏光板410及び第二の吸収型偏光板420はクロスニコルに配置される。ここで、偏光板は、ポリビニルアルコール(PVA:polyvinyl alcohol)を吸収軸方向に数倍延伸して作製されており、延伸方向に大きな残留応力を有することから、図5に示すように、熱により大きく収縮する。例えば、第一の吸収型偏光板410は、熱によりX軸方向に収縮し、第二の吸収型偏光板42