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JP-2026077344-A - ビールテイスト飲料

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Abstract

【課題】低糖質でありつつも、ビールテイスト飲料に好適なクリーンな後味と良好な香味を有するビールテイスト飲料が求められている。 【解決手段】麦芽比率が50質量%以上100質量%以下であり、糖質濃度が0.50g/100mL未満であり、インベルターゼ活性値が1ユニット以上であり、プロリンの含有量が5.0mg/100mL以上である、ビールテイスト飲料。 【選択図】なし

Inventors

  • 山崎 凌平
  • 岸本 智之
  • 水口 伊玖磨
  • 中村 洋詩
  • 吉村 美沙

Assignees

  • サントリーホールディングス株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (20)

  1. 麦芽比率が50質量%以上100質量%以下であり、 糖質濃度が0.50g/100mL以下であり、 インベルターゼ活性値が1ユニット以上であり、 プロリンの含有量が5.0mg/100mL以上である、ビールテイスト飲料。
  2. 発酵ビールテイスト飲料である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  3. 生ビールである、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
  4. プリン体濃度が9.0mg/100mL以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  5. ピログルタミン酸の含有量が40質量ppm以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  6. リン酸、クエン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、ギ酸、酢酸、及びピログルタミン酸からなる酸成分(X)の合計含有量が2500質量ppm以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  7. リン酸の含有量が、50~600質量ppm、 クエン酸の含有量が、40~300質量ppm、 ピルビン酸の含有量が、10~250質量ppm、 リンゴ酸の含有量が、10~250質量ppm、 コハク酸の含有量が、5~150質量ppm、 乳酸の含有量が、40~500質量ppm、 ギ酸の含有量が、0.01~15質量ppm、 酢酸の含有量が、5~100質量ppm、及び ピログルタミン酸の含有量が、40~400質量ppmである、 請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  8. アスパラギン酸(Asp)、グルタミン酸(Glu)、ヒスチジン(His)、リシン(Lys)、アルギニン(Arg)、トレオニン(Thr)、セリン(Ser)、グリシン(Gly)、アラニン(Ala)、システイン(Cys)バリン(Val)、メチオニン(Met)、イソロイシン(Ile)、ロイシン(Leu)、チロシン(Tyr)、フェニルアラニン(Phe)、及びトリプトファン(Trp)からなるアミノ酸(Y)の合計含有量が100mg/100mL以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  9. アスパラギン酸(Asp)の含有量が、0.01~3.00mg/100mL、 グルタミン酸(Glu)の含有量が、0.05~3.00mg/100mL、 ヒスチジン(His)の含有量が、0.05~3.00mg/100mL、 リシン(Lys)の含有量が、0.01~3.00mg/100mL、 アルギニン(Arg)の含有量が0.01~3.00mg/100mL、 トレオニン(Thr)の含有量が0.01~2.00mg/100mL、 セリン(Ser)の含有量が、0.01~1.50mg/100mL、 グリシン(Gly)の含有量が、0.10~6.00mg/100mL、 アラニン(Ala)の含有量が、1.00~20.0mg/100mL、 システイン(Cys)の含有量が、0.01~1.50mg/100mL、 バリン(Val)の含有量が、0.10~6.00mg/100mL、 メチオニン(Met)の含有量が、0.01~1.50mg/100mL、 イソロイシン(Ile)の含有量が、0.01~2.50mg/100mL、 ロイシン(Leu)の含有量が、0.01~2.50mg/100mL、 チロシン(Tyr)の含有量が、0.10~6.00mg/100mL、 フェニルアラニン(Phe)の含有量が、0.10~6.00mg/100mL、及び トリプトファン(Trp)の含有量が、0.01~5.00mg/100mLである、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  10. β-グルカンの含有量が、2.0~130.0mg/Lである、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  11. アセトアルデヒドの含有量が、10.0mg/L以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  12. 酢酸エチルの含有量が、5.0~50.0mg/Lである、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  13. β-ミルセンの含有量が、10.0μg/L以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  14. フェネチルアルコールの含有量が、1.0~80.0mg/Lである、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  15. β-ダマセノンの含有量が、0.01~2.0μg/Lである、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  16. オリジナルエキス濃度が、5.0質量%以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  17. 総ポリフェノール量が、20質量ppm以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
  18. 原料として、麦芽と共に、コーングリッツ及び糖類からなる群から選ばれる1種以上を用いる、請求項1~3のいずれかに記載のビールテイスト飲料。
  19. ホップ及び水以外の原材料中のコーングリッツの比率が、1質量%以上50質量%以下である、請求項18に記載のビールテイスト飲料。
  20. アルコール度数が、4.5(v/v)%以上である、請求項1~3のいずれかに記載のビールテイスト飲料。

Description

本発明は、ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法に関する。 近年、最近の消費者の多様化した好みに応じて、様々なビールテイスト飲料が検討され、提供されている。その中で、健康面の観点から、低糖質のビールテイスト飲料の需要が高まってきている。 例えば、特許文献1には、麦芽および/または未発芽の麦類を原料の一部とし、所定の分子量のペプチド濃度を調製した低糖質ビールテイスト発酵アルコール飲料が記載されている。 特開2016-149975号公報 本明細書に記載された数値範囲については、上限値及び下限値を任意に組み合わせることができる。例えば、数値範囲として「好ましくは30~100、より好ましくは40~80」と記載されている場合、「30~80」との範囲や「40~100」との範囲も、本明細書に記載された数値範囲に含まれる。また、例えば、数値範囲として「好ましくは30以上、より好ましくは40以上であり、また、好ましくは100以下、より好ましくは80以下である」と記載されている場合、「30~80」との範囲や「40~100」との範囲も、本明細書に記載された数値範囲に含まれる。 加えて、本明細書に記載された数値範囲として、例えば「60~100」との記載は、「60以上(60又は60超)、100以下(100又は100未満)」という範囲であることを意味する。 1. ビールテイスト飲料 本明細書において、「ビールテイスト飲料」とは、ビール様の風味をもつアルコール含有又はノンアルコールの炭酸飲料をいう。つまり、本明細書のビールテイスト飲料は、特に断わりがない場合、ビール風味を有するいずれの炭酸飲料をも包含する。 したがって、「ビールテイスト飲料」には、例えば、麦芽、ホップ、及び水を原料として、これらを、酵母を用いて発酵させて得られる麦芽発酵飲料であるビールや発酵ビールテイスト飲料だけでなく、原料として少なくとも麦芽は用いると共に、エステルや高級アルコール、ラクトン等の香気成分を含むビール香料が添加された炭酸飲料(非発酵ビールテイスト飲料)をも包含する。 ビール香料に含まれる香気成分としては、例えば、酢酸イソアミル、酢酸エチル、n-プロパノール、イソブタノール、アセトアルデヒド、カプロン酸エチル、カプリル酸エチル、イソアミルプロピオネート、リナロール、ゲラニオール、シトラール、4-ビニルグアイアコール(4-VG)、4-メチル-3-ペンテン酸、2-メチル-2-ペンテン酸、1,4-シネオール、1,8-シネオール、2,3-ジエチル-5-メチルピラジン、γ-デカノラクトン、γ-ウンデカラクトン、ヘキサン酸エチル、2-メチル酪酸エチル、n-酪酸エチル、ミルセン、リモネン、マルトール、エチルマルトール、フェニル酢酸、フラネオール、フルフラール、メチオナール、3-メチル-2-ブテン-1-チオール、3-メチル-2-ブタンチオール、ダイアセチル、フェルラ酸、ゲラン酸、ゲラニルアセテート、酪酸エチル、オクタン酸、デカン酸、9-デセン酸、ノナン酸、テトラデカン酸、プロパン酸、2-メチルプロパン酸、γ-ブチロラクトン、2-アミノアセトフェノン、3-フェニルプロピオン酸エチル、2-エチル-4-ヒドロキシ-5-メチル-3(2H)-フラノン、ジメチルスルホン、3-メチルシクロペンタン-1,2-ジオン、2-メチルブタナール、3-メチルブタナール、2-メチルテトラヒドロフラン-3-オン、2-アセチルフラン、2-メチルテトラヒドロフラン-3-オン、ヘキサナール、ヘキサノール、シス-3-ヘキセナール、1-オクテン-3-オール、β-ユーデスモール、4-メルカプト-4-メチルペンタン-2-オン、β-カリオフィレン、β-ミルセン、フルフリルアルコール、2-エチルピラジン、2,3-ジメチルピラジン、酢酸2-メチルブチル、イソアミルアルコール、5-ヒドロキシメチルフルフラール、フェニルアセトアルデヒド、1-フェニル-3-ブテン-1-オン、トランス-2-ヘキセナール、ノナナール、フェネチルアルコール等が挙げられる。 また、本発明の一態様のビールテイスト飲料は、酵母を用いて発酵工程を経た発酵ビールテイスト飲料であってもよく、発酵工程を経ない非発酵ビールテイスト飲料であってもよい。 発酵ビールテイスト飲料としては、上面発酵酵母(サッカロマイセス等)を用いた発酵工程を経て醸造された上面発酵ビールテイスト飲料(エールビールテイスト飲料)であってもよく、下面発酵酵母(サッカロマイセス等)を用いた発酵工程を経て醸造された下面発酵ビールテイスト飲料(ラガービールテイスト飲料、ピルスナービールテイスト飲料)であってもよく、上面発酵酵母と下面発酵酵母とを、同じ発酵工程でもしくは別々の発酵工程で用いて得られた発酵ビールテイスト飲料であってもよい。また、本明細書でいう「発酵」は、アルコールが生じるアルコール発酵であってもよく、アルコールが生じない非アルコール発酵であってもよい。 本発明の一態様のビールテイスト飲料は、アルコール度数が1(v/v)%以上のアルコール含有ビールテイスト飲料であってもよく、アルコール度数が1(v/v)%未満のノンアルコールビールテイスト飲料であってもよい。 なお、ノンアルコールビールテイスト飲料は、発酵工程を経た後、当該発酵工程で生じたアルコールを除去して製造されたノンアルコール発酵ビールテイスト飲料であってもよく、発酵工程を経ずにビール様の風味をもつように調製したノンアルコール非発酵ビールテイスト飲料であってもよい。また、アルコールを生成しない非アルコール発酵工程を経るものを含むものであってもよい。 本発明の一態様のビールテイスト飲料が、アルコール含有ビールテイスト飲料である場合のアルコール度数は、1.0(v/v)%以上、1.2(v/v)%以上、1.4(v/v)%以上、1.5(v/v)%以上、1.6(v/v)%以上、1.8(v/v)%以上、2.0(v/v)%以上、2.2(v/v)%以上、2.4(v/v)%以上、2.5(v/v)%以上、2.6(v/v)%以上、2.8(v/v)%以上、3.0(v/v)%以上、3.2(v/v)%以上、3.4(v/v)%以上、3.5(v/v)%以上、3.6(v/v)%以上、3.8(v/v)%以上、4.0(v/v)%以上、4.2(v/v)%以上、4.4(v/v)%以上、4.5(v/v)%以上、4.6(v/v)%以上、4.8(v/v)%以上、5.0(v/v)%以上、5.2(v/v)%以上、5.4(v/v)%以上、5.5(v/v)%以上、5.6(v/v)%以上、5.8(v/v)%以上、6.0(v/v)%以上、6.2(v/v)%以上、6.4(v/v)%以上、6.5(v/v)%以上、6.6(v/v)%以上、6.8(v/v)%以上、7.0(v/v)%以上、7.2(v/v)%以上、7.4(v/v)%以上、7.5(v/v)%以上、7.6(v/v)%以上、7.8(v/v)%以上、8.0(v/v)%以上、8.2(v/v)%以上、8.4(v/v)%以上、又は8.5(v/v)%以上としてもよく、また、20.0(v/v)%以下、19.0(v/v)%以下、18.0(v/v)%以下、17.0(v/v)%以下、16.0(v/v)%以下、15.0(v/v)%以下、14.0(v/v)%以下、13.0(v/v)%以下、12.0(v/v)%以下、11.0(v/v)%以下、10.0(v/v)%以下、9.5(v/v)%以下、9.0(v/v)%以下、8.9(v/v)%以下、8.8(v/v)%以下、8.7(v/v)%以下、8.6(v/v)%以下、8.5(v/v)%以下、8.4(v/v)%以下、8.3(v/v)%以下、8.2(v/v)%以下、8.1(v/v)%以下、8.0(v/v)%以下、7.9(v/v)%以下、7.8(v/v)%以下、7.7(v/v)%以下、7.6(v/v)%以下、7.5(v/v)%以下、7.4(v/v)%以下、7.3(v/v)%以下、7.2(v/v)%以下、7.1(v/v)%以下、7.0(v/v)%以下、6.9(v/v)%以下、6.8(v/v)%以下、6.7(v/v)%以下、6.6(v/v)%以下、6.5(v/v)%以下、6.4(v/v)%以下、6.3(v/v)%以下、6.2(v/v)%以下、6.1(v/v)%以下、6.0(v/v)%以下、5.9(v/v)%以下、5.8(v/v)%以下、5.7(v/v)%以下、5.6(v/v)%以下、5.5(v/v)%以下、5.4(v/v)%以下、5.3(v/v)%以下、5.2(v/v)%以下、5.1(v/v)%以下、5.0(v/v)%以下、4.9(v/v)%以下、4.8(v/v)%以下、4.7(v/v)%以下、4.6(v/v)%以下、4.5(v/v)%以下、4.4(v/v)%以下、4.3(v/v)%以下、4.2(v/v)%以下、4.1(v/v)%以下、又は4.0(v/v)%以下としてもよい。 本発明の一態様のビールテイスト飲料が、ノンアルコールビールテイスト飲料である場合のアルコール度数は、1.0(v/v)%未満、0.9(v/v)%以下、0.8(v/v)%以下、0.7(v/v)%以下、0.6(v/v)%以下、0.5(v/v)%以下、又は0.5(v/v)%未満としてもよく、また、0.0(v/v)%以上、0.0(v/v)%超、0.1(v/v)%以上、0.2(v/v)%以上、0.3(v/v)%以上、0.4(v/v)%以上、0.5(v/v)%以上、0.6(v/v)%以上、0.7(v/v)%以上、0.8(v/v)%以上、又は0.9(v/v)%以上としてもよい。 なお、本明細書において、アルコール度数は、体積/体積基準の百分率((v/v)%)で示されるものとする。また、飲料のアルコール度数は、公知のいずれの方法によっても測定することができるが、例えば、振動式密度計によって測定することができる。 また、本発明の一態様のビールテイスト飲料のアルコール度数は、希釈水又は炭酸水の添加及び添加する場合の添加量、原材料(麦、麦芽、コーングリッツ、糖液等)の種類、原材料の量、酵素の種類、酵素の添加量、酵素の添加のタイミング、仕込槽での糖化時間、仕込槽でのタンパク分解時間、仕込槽でのpH、仕込工程(麦芽投入から酵母添加前での麦汁製造工程)でのpH、pH調整の際に使用する酸の添加量、pH調整のタイミング(仕込時、発酵時、発酵完了時、ビール濾過前、ビール濾過後など)、麦汁を調製する際(糖化時含む)の各温度領域の設定温度及び保持時間、発酵前液のオリジナルエキス濃度、発酵工程でのオリジナルエキス濃度、発酵条件(酸素濃度、通気条件、酵母品種、酵母の添加量、酵母増殖数、酵母の除去タイミング、発酵温度、発酵時間、圧力設定、二酸化炭素濃度等)、並びに、スピリッツや醸造アルコール等の添加の有無及び添加する場合の添加量等を適宜設定することで所望の範囲に調整することができる。 本発明の一態様のビールテイスト飲料は、アルコール度数を上記範囲となるように調整するために、アルコール成分として、穀物に由来するスピリッツ(蒸留酒)を含有してもよい。 本明細書において、スピリッツとは、麦、米、そば、トウモロコシ、芋、さとうきび等の穀物を原料として、麦芽または必要により酵素剤を用いて糖化し、酵母を用いて発酵させた後、さらに蒸留して得られる酒類を意味する。スピリッツの原材料である穀物としては、イネ科に属する植物が好ましく、麦がより好ましい。 なお、本発明の一態様のビールテイスト飲料は、良質な味わいを有し、ビールらしい低アルコールのビールテイスト飲料とする観点から、スピリッツを含有しない飲料としてもよい。 本発明の一態様のビールテイスト飲料は、ビールであってもよい。 本明細書において、「ビール」とは、麦芽、ホップ、及び水を原料として、これ