JP-2026077349-A - 発電システム
Abstract
【課題】電池を備えるための設置面積を不要とする。 【解決手段】電力系統に系統接続して売電及び買電を行う発電システムであって、前記電力系統との接続が切断された場合、電力切替機構により、前記売電を停止し且つ電力利用施設に電力を供給する。このように電力系統との接続が切断された場合、電力切替機構により、売電及び買電を停止し且つ電力利用施設に電力を供給するので、蓄電池を備えることを不要にすることができ、蓄電池を備えるための設置面積、メンテナンス費用、及び蓄電池交換費用を不要とすることができる。 【選択図】図3A
Inventors
- 小川 典甫
- 赤畑 公貴
- 柴田 千尋
- 檜垣 佳孝
- 山田 周永
- 田中 拓治
Assignees
- 新日本造機株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (5)
- 電力系統に系統接続して売電を行う発電システムであって、 前記電力系統との接続が切断された場合、電力切替機構により、前記売電を停止し且つ電力利用施設に電力を供給する発電システム。
- 前記発電システムは、再生可能エネルギーによる発電、非再生可能エネルギーによる発電、又は、化学エネルギーを利用した発電を行う発電設備を備える、 請求項1に記載の発電システム。
- 前記発電システムは、地熱から発生する蒸気を蒸気タービンにあてることで発電する発電設備を備える、 請求項1に記載の発電システム。
- 前記電力利用施設は、電力系統との接続が切断されていない場合、当該電力系統から電力が供給され、前記接続が切断された場合は、前記発電システムから受電する、 請求項1に記載の発電システム。
- 前記発電システムと前記電力利用施設との組み合わせを複数備え、 複数の前記発電システムの中の発電量が多い前記発電システムは、前記接続が切断された場合に、複数の前記電力利用施設の中の電力必要量が多い前記電力利用施設に、電力を供給する、 請求項1に記載の発電システム。
Description
本開示の技術は、発電システムに関する。 特許文献1に開示の小型地熱発電システムは、蒸気により回転する膨張機の回転エネルギーを用いて発電する発電機と、発電機で発電した電力を蓄電する蓄電池と、発電機で発電した直流電力を、系統に売電するルートと蓄電池に供給するルートとの何れかに切り替えるスイッチと、非常事態を検出するためのセンサと、を備える。この従来技術の小型地熱発電システムでは、非常事態でない場合には、スイッチは系統に売電するルートに切り替えられているが、センサが、非常事態を検出した場合、スイッチは、蓄電池に供給するルートに切り替える。これにより小型地熱発電システムは、非常事態の場合でも、稼働し続けることができる。 特開2023-173607号公報 図1Aは、第1の実施の形態の発電システム10の一例のブロック図であり、図1Bは、電力利用施設50の一例のブロック図である。図2は、第1の実施の形態における、地震等で電力系統との間の接続が切断される前と後での、発電システム10の電力切替機構16の各端子の送電量の一例を示すグラフ(G1、G3)と、電力利用施設50の電力切替機構58の各端子の送電量の一例を示すグラフ(G2、G4)である。図3Aは、第1の実施の形態における、地震等で電力系統との間の接続が切断された場合の、発電システム10の電力切替機構16の可動接点16Tの接続の様子の一例を示す図である。図3Bは、電力利用施設50の電力切替機構58の可動接点58Tの接続の様子の一例を示す図である。図4Aは、第2の実施の形態の発電システム10の一例のブロック図である。図4Bは、電力利用施設50Hの一例のブロック図である。図5Aは、第2の実施の形態における、地震等で電力系統との間の接続が切断された場合の、発電システム10の電力切替機構16の可動接点16Tの接続の様子の一例を示す図である。図5Bは、電力利用施設50の分電盤54の接続の様子の一例を示す図である。図6は、第3の実施の形態の複数の発電システム10A、10B、10Cの一例と複数の電力利用施設50A、50B、50Cの電力の供給の様子の一例を示す図である。 以下、図面を参照して、本開示の技術の実施の形態を説明する。 [第1の実施の形態] (構成) 図1Aは、第1の実施の形態の発電システム10の一例のブロック図であり、図1Bは、電力利用施設50の一例のブロック図である。 <発電システム10> 図1Aに示すように、発電システム10は、発電設備12と、電力切替機構16と、変圧器20と、取引用計器盤24と、蒸気タービン制御装置18と、発電機制御装置14と、を備える。 発電設備12は、地熱から発生する蒸気を蒸気タービン32にあてることで発電する設備である。発電設備12は、蒸気タービン32と、発電機34と、発電設備用補機36と、を備える。 蒸気タービン32は、地熱井戸2からの蒸気を直接用いて、回転軸33を回転させる、つまり、熱エネルギーを機械エネルギーに変換する。 発電機34は、蒸気タービン32により回転軸33が回転することにより、発電する、つまり、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。 発電設備用補機36は、蒸気タービン制御装置18の制御により、蒸気タービン32又は発電機34の回転軸33又はベアリングに、潤滑油を供給して破損又は異常な加熱を防止したり、冷却水を供給して冷却したり、蒸気タービン32に供給された蒸気を逃がしたり、する。 発電機34には、電力切替機構16が接続される。電力切替機構16は、発電機34からの電力が供給される端子16Aと、売電側端子16Bと、施設側端子16Cと、一端が端子16Aに固定され、他端が、売電側端子16B又は施設側端子16Cに切り替わる可動接点16Tと、を備える。可動接点16Tは、他端が売電側端子16Bに接続されるが、電力系統100との接続が切断された場合、可動接点16Tは、施設側端子16Cに切り替わる(図3も参照)。 売電側端子16Bには変圧器20が接続され、変圧器20には取引用計器盤24が接続され、取引用計器盤24は、電力系統100に接続される。取引用計器盤24は、発電機34により発電された電力の正確な計測、売電データのデータ管理、及び安全保護を担う装置である。 施設側端子16Cには、電力利用施設50(図1B参照)が接続される。 発電機制御装置14は、コンピュータを備え、蒸気タービン制御装置18と、電力切替機構16とを制御する。発電機制御装置14は、電力系統100との接続の切断を検出する切断検出器14Sを備える。切断検出器14Sは、連系インバーター等により、構成される。切断検出器14Sは、電力系統100との間の電圧等から、電力系統100との接続の切断を検出する。切断検出器14Sは、発電機制御装置14に備えられることに限定されず、取引用計器盤24又は変圧器20における電気の供給状態から、電力系統100との接続の切断を検出する、ようにしてもよい。 <電力利用施設50> 図1Bに示すように、電力利用施設50は、受電設備52と、分電盤54と、変圧器56と、電力切替機構58と、電力需要装置60と、を備える。 電力切替機構58は、売電システム側端子58Cと、買電側端子58Bと、電力需要装置60に接続される端子58Aと、一端が端子58Aに固定され、他端が、売電システム側端子58C又は買電側端子58Bに切り替わる可動接点58Tと、を備える。 電力利用施設50は、受電設備52又は分電盤54における電気の供給状態から、電力系統100との接続の切断を検出する、図示しない切断検出器を備える。 (作用) 次に、本実施の形態の作用を説明する。 図2は、第1の実施の形態における、地震等で電力系統との間の接続が切断される前と後での、発電システム10の電力切替機構16の各端子の送電量の一例を示すグラフ(G1、G3)と、電力利用施設50の電力切替機構58の各端子の送電量の一例を示すグラフ(G2、G4)である。図3Aは、第1の実施の形態における、地震等で電力系統との間の接続が切断された場合の、発電システム10の電力切替機構16の可動接点16Tの接続の様子の一例を示す図である。図3Bは、電力利用施設50の電力切替機構58の可動接点58Tの接続の様子の一例を示す図である。 <電力系統100との接続が切断されていない場合> 発電システム10と電力利用施設50とが、時刻t(図2のグラフG1、G4参照)で稼働開始したとする。時刻tにおいて、発電システム10の発電が開始される。稼働開始時では、発電システム10と電力利用施設50とは、電力系統100との接続は、切断されていない。この場合、図1Aに示すように、発電システム10の電力切替機構16の可動接点16Tは、売電側端子16Bに接続される。図1Bに示すように、電力利用施設50の電力切替機構58の可動接点58Tは、買電側端子58Bに接続される。 発電システム10では、蒸気タービン32は、地熱井戸2からの蒸気を直接用いて、回転軸33を回転させる。発電機34は、蒸気タービン32により回転軸33が回転することにより、発電する。発電機34からの電力は、電力切替機構16(具体的には、端子16A、可動接点16T、及び売電側端子16B)介して、変圧器20に供給され、変圧器20で電圧が所定の電圧になり、取引用計器盤24を介して、電力系統100に供給される(売電)。 電力利用施設50では、電力系統100から受電設備52により受電される(買電)。電力系統100からの電力は、分電盤54及び電力切替機構58(具体的には、買電側端子58B、可動接点58T、及び端子58A)を介して、電力需要装置60に供給され、消費される。 <電力系統100との接続が切断された場合> 時刻T(図2のグラフG2参照)で地震等の非常事態(有事)が発生し、電力系統100との接続が切断されると、発電システム10では、切断検出器14Sが当該切断を検出する。切断検出器14Sが当該切断を検出すると、発電機制御装置14は、図3Aに示すように、可動接点16Tが施設側端子16Cに切り替わるように、電力切替機構16を制御する(即ち、電力切替機構16が作動する)。このように可動接点16Tが施設側端子16Cに切り替わると、売電が停止される。売電が停止しても、発電設備12は稼働し続き、発電機34は、蒸気タービン32により回転軸33が回転することにより、発電する。発電機34からの電力は、電力切替機構16(具体的には、端子16A、可動接点16T、及び施設側端子16C)介して、電力利用施設50の変圧器56に供給され、変圧される。 時刻T(図2のグラフG3参照)で地震等の非常事態(有事)が発生し、電力系統100との接続が切断されると、電力利用施設50では、図示しない切断検出器が電力系統100との接続が切断されたことを検出する。この場合、図3Bに示すように、電力切替機構58では、可動接点58Tは売電システム側端子58Cに切り替わる(即ち、売電システム側端子58Cが作動する)。可動接点58Tが売電システム側端子58Cに切り替わると、発電機34からの電力(変圧器56により変圧された)は、電力需要装置60に供給される。なお、発電システム10と同様に、図示しないコンピュータがソレノイドを通電して、可動接点58Tを売電システム側端子58Cに切り替える。 (効果) 以上説明した本実施の形態では、電力系統100との接続が切断されると、発電機34からの電力は、電力切替機構16により、電力利用施設50に供給される、つまり、発電システム10は蓄電池を備えない。このように、本実施の形態は、蓄電池を備えないようにすることができるので、蓄電池を備えるための設置面積を不要とすることができ、また、蓄電池の劣化に伴うメンテナンス費用及び劣化した際の交換費用を無くすことができる。 ここで、本実施の形態は電力切替機構16を備えるが、電力切替機構16の設置面積は、蓄電池の設置面積より小さい。よって、本実施の形態は、蓄電池の設置のための領域における電力切替機構16の設置面積を超える領域を、他の目的のために有効利用することができる。 一般的な非常用発電機であるディーゼル発電機だと燃料切れのリスクがあり、広域災害等で燃料供給が滞ると発電停止の恐れがある。 しかし、本実施の形態は、地熱を利用して発電する発電設備12を備えるので、燃料切れのリスクが無く、発電を継続することができる。また、他の再生可能エネルギーと異なり、発電量が天候に依存せず、季節及び昼夜を問わず安定的に発電することができる。更に、発電設備12は、元々地熱から発生する蒸気を蒸気タービン32にあてるだけの設備なので、発電機構自体が非常にシンプルな構成で実現できる。地熱の蒸気は、何も処理しなくても、いきなり蒸気になっているので、流体を状態変化(例えば、水を蒸気に変化)させるためのエネルギー施設等は不要であるからである。 電力利用施設では、地震等の非常事態(有事)が発生し、電力系統100との接続が切断されても、発電システム10から電力の供給を受ける。よって、本実施の形態は、電力系統100との接続が切断されても、電力利用施設において、発電システム10から電力を確保することができ、電力需要装置に電力を直接供給することができる。 [第2の実施の形態] (構成) 第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を説明する。 図4Aは、第2の実施の形態の発電システム10の一例のブロック図である。図4Bは、第2の実施の形態の電力利用施設50Hの一例のブロック図である。 第2の実施の形態は、第1の実施の形態の発電システム10を備える(図4A参照)。 第1の実施の形態の電力利用施設50は、電力切替機構58(図1参照)を備