JP-2026077350-A - 泥回収システム
Abstract
【課題】シンプルな構成で床下に溜まった泥を回収可能な泥回収システムを提供する。 【解決手段】泥回収システムSは、床下に溜まった泥を回収する泥回収ヘッド1と、泥回収ヘッドに第1ホース10を通じて接続され、泥を回収しておく泥回収容器20と、泥回収容器内にそれぞれ設けられ、泥を排出する排出ポンプ30A、30Bと、泥回収容器20内に回収された泥の回収量を検出する泥検出センサ34A、34Bと、泥回収容器に第2ホース40を通じて接続される吸引装置60と、排出ポンプに第3ホース50を通じて接続され、泥を回収しておく泥回収ボックス70とを備えている。第1排出ポンプ30Aは、第1泥検出センサ34Aによる検出結果に基づいて排出動作を行う。第2排出ポンプ30Bは、第2泥検出センサによる検出結果に基づいて排出動作を行う。 【選択図】図1
Inventors
- 門脇 昌作
- 梅沢 浩之
Assignees
- 大和ハウス工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (7)
- 建物の床下に溜まった泥を回収する際に用いられる泥回収システムであって、 前記床下に溜まった泥を回収するための泥回収ヘッドと、 前記泥回収ヘッドに第1のホースを通じて接続され、泥を内部に回収しておく泥回収容器と、 前記泥回収容器に第2のホースを通じて接続される吸引装置と、 前記泥回収容器に設けられ、前記泥回収容器内に回収された泥を排出する第1排出ポンプ及び第2排出ポンプと、 前記泥回収容器に設けられ、前記泥回収容器に回収された泥が第1の回収量又は第1の回収量以上となったことを検出する第1泥検出部、及び前記泥が前記1の回収量とは異なる第2の回収量又は第2の回収量以上となったことを検出する第2泥検出部と、 前記第1排出ポンプ、前記第2排出ポンプに第3のホースを通じて接続され、前記泥回収容器よりも大きく形成され、泥を内部に回収しておく泥回収ボックスと、を備え、 前記第1排出ポンプは、前記第1泥検出部による検出結果に基づいて排出動作を行い、 前記第2排出ポンプは、前記第2泥検出部による検出結果に基づいて排出動作を行うことを特徴とする泥回収システム。
- 前記泥回収容器は、前記泥回収ボックスよりも前記床下に近い位置に配置され、泥を一時的に回収しておき、 前記吸引装置は、前記床下に溜まった泥を前記泥回収ヘッド及び前記第1のホースを通じて前記泥回収容器の内部に回収させるように吸引動作し、 前記第1排出ポンプ、前記第2排出ポンプは、前記泥回収容器内に回収された泥を前記第3のホースを通じて前記泥回収ボックスの内部に回収させるように排出動作することを特徴とする請求項1に記載の泥回収システム。
- 前記排出ポンプ、前記泥検出部は、それぞれ前記泥回収容器の内部に配置され、 前記泥回収容器の内部に設けられ、前記排出ポンプ及び前記泥検出部を囲むように配置されるポンプカバーを備え、 前記ポンプカバーの側部には、前記泥を通過させる泥通過口が形成され、 前記泥通過口が、前記泥検出部よりも下方位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の泥回収システム。
- 前記ポンプカバーは、前記第1排出ポンプ及び前記第1泥検出部を囲むように配置される第1ポンプカバーと、前記第2排出ポンプ及び前記第2泥検出部を囲むように配置される第2ポンプカバーと、を有し、 前記第2ポンプカバーは、枠状の第2カバー本体と、前記第2カバー本体の側部に設けられ、前記泥通過口を開閉させる第2開閉フタと、を有し、 前記泥回収システムは、前記第2開閉フタの開閉動作を制御する制御部を備え、 前記制御部は、前記第2排出ポンプの排出動作に基づいて、又は前記第2泥検出部による検出結果に基づいて前記泥通過口を開けるように前記第2開閉フタを動作させることを特徴とする請求項3に記載の泥回収システム。
- 前記第2泥検出部は、前記泥回収容器に回収された泥が前記第1の回収量よりも大きい前記第2の回収量又は第2の回収量以上となったことを検出し、 前記制御部は、 前記第2排出ポンプの排出動作をトリガーとして、又は前記第2泥検出部による検出信号をトリガーとして前記泥通過口を開けるように前記第2開閉フタを動作させ、 前記第2排出ポンプの排出動作の停止をトリガーとして、又は前記第2泥検出部による検出信号のオフをトリガーとして前記泥通過口を閉じるように前記第2開閉フタを動作させることを特徴とする請求項4に記載の泥回収システム。
- 前記第1ポンプカバー及び前記第2ポンプカバーを接続し、前記第1ポンプカバーの内部に溜められた泥を前記第2ポンプカバーの内部へと通過させるカバー接続部を備え、 前記カバー接続部は、前記泥通過口及び前記第1泥検出部よりも上方位置に配置されることを特徴とする請求項4に記載の泥回収システム。
- 前記泥回収容器に設けられ、前記泥回収容器に回収された泥が前記第1の回収量よりも大きく、前記第2の回収量よりも大きい第3の回収量又は第3の回収量以上となったことを検出する第3泥検出部と、 前記第3泥検出部による検出結果に基づいて前記吸引装置の吸引動作を制御する制御部を備え、 前記第3泥検出部は、前記第1泥検出部及び前記第2泥検出部よりも上方位置に配置され、 前記制御部は、前記第3泥検出部による検出信号をトリガーとして前記吸引装置を動作停止させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の泥回収システム。
Description
本発明は、泥回収システムに係り、特に、建物の床下に溜まった泥を回収する際に用いられる泥回収システムに関する。 従来、台風や集中豪雨等により水害が発生し、家屋のような建物において床下浸水や床上浸水が発生している。床下に侵入した河川水や雨水は近隣の泥の微粒子を含んでおり、床下に溜まった泥(泥水)を取り除く作業が必要となるが、当該作業は大変重労働である。 そのため、掃除機のような吸引装置を利用して、建物の床下に溜まった泥を回収するための泥回収システムが知られている。 泥回収システムとして、具体的には、建物の屋外に吸引装置(吸引装置の本体)と、大型の泥回収ボックスとをホースで接続した状態で設置する。そして、当該ホースを建物の屋外から屋内の床下まで伸ばし、ホースの先端部にある泥回収ヘッドを操作して床下に溜まった泥を吸引する。吸引された泥は泥回収ボックスに回収される。 例えば、特許文献1、2には、建物の床下に溜まった泥を回収する際に用いられるものではないが、所定領域に滞留した汚泥を回収するための汚泥回収装置が提案されている。 特開2014-125754号公報特開2023-179332号公報 本実施形態の泥回収システムの構成図である。泥回収容器、排出ポンプ、ポンプカバーの側断面図であって、泥回収システムが吸引動作、排出動作を行っている状態を示す図である。泥回収容器、排出ポンプ、ポンプカバーの平断面図である。図3のIV-IV断面図であって、排出ポンプ、ポンプカバー、開閉フタを示す図である。泥回収システムのハードウェア構成を示す図である。泥回収システムによる泥回収制御を説明する図である。図6の続きであり、泥回収制御を説明する図である。図7の続きであり、泥回収制御を説明する図である。泥回収システムを用いた泥回収方法を示す処理フロー図である。第2実施形態の泥回収システムによる泥回収制御を説明する図である。図10の続きであり、泥回収制御を説明する図である。図11の続きであり、泥回収制御を説明する図である。第2実施形態の泥回収方法を示す処理フロー図である。 以下、本発明に係る実施形態について図1~図13を参照して説明する。 本実施形態は、建物の床下に溜まった泥を回収する際に用いられ、床下に泥回収容器を設置したときに、床下に溜まった泥を好適に回収することを可能とする「泥回収容システム」に関するものである。 <泥回収システム> 泥回収システムSは、図1に示すように、台風や集中豪雨等により水害が発生し、家屋のような建物Bにおいて床下浸水や床上浸水が発生した際に用いられる。 詳しく述べると、泥回収システムSは、建物Bの床B1の下に位置する床下B2(床下空間)に溜まった泥M(泥水であっても良い。)を効率良く回収するために用いられる。 なお、「床上浸水」は、建物(住宅)の床より上が浸水し、地面からの高さが45cmを超える浸水状態を意味する。「床下浸水」は、建物の基礎が浸水し、地面からの高さが45cmを超えない位置が浸水した状態を意味する。例えば法令により、建物の床の高さは、その直下の地面から床の上面まで45cm以上とする必要がある。 泥回収システムSは、具体的には、図1~図3に示すように、建物Bの床下B2に設置される泥回収ヘッド1、第1ホース10、泥回収容器20、排出ポンプ30、泥検出センサ34、ポンプカバー35と、建物Bの床下B2から屋外まで延びている第2ホース40、第3ホース50と、建物Bの屋外に設置される吸引装置60、泥回収ボックス70、発電機80と、建物Bの屋内又は屋外で操作される情報処理装置100と、を備えている。 を備えている。 排出ポンプ30(30A、30B)、泥検出センサ34(34A、34B)、ポンプカバー35(35A、35B)は、泥回収容器20の内部に配置されている。 泥回収ヘッド1は、図1に示すように、第1ホース10の先端に接続されており、吸引装置60の吸引動作に伴って床下B2に溜まった泥Mを吸引する中空状のヘッド部材である。泥回収ヘッド1は、具体的には、中空状のヘッド本体2と、ヘッド本体の先端に設けられたヘッド口3と、ヘッド本体の末端に設けられ、第1ホースに接続されるホース接続部4と、を有している。 第1ホース10、第2ホース40、第3ホース50は、図1、図2に示すように、空気や泥M(泥水)を移送するための移送ホース(移送管、移送部材)である。 第1ホース10は、主として床下B2に溜まった泥Mを通過させるためのホースであって、泥回収ヘッド1と泥回収容器20を接続している。 第2ホース40は、主として泥回収容器20内の空気を排出させるホースであって、泥回収容器20と吸引装置60を接続している。 第3ホース50は、主として泥回収容器20内に一時回収された泥Mを泥回収ボックス70へと通過させるホースであって、泥回収容器20(排出ポンプ30)と泥回収ボックス70を接続している。 図1に示すように、第1ホース10は、建物Bの床下B2に沿って延びている。第2ホース40、第3ホース50は、床下B2から床下口B3を通過して、建物Bの屋内から屋外に向けて延びている。 泥回収システムS(情報処理装置100)では、泥検出センサ34A、34Bを利用して排出ポンプ30A、30Bの排出動作の制御を行っている。当該制御を行うことで泥回収容器20の内部が負圧にならないようにしている。すなわち、吸引動作と排出動作を同時に行うことができる。 これにより、例えばホース10、40、50に、泥Mの逆流防止のための逆流防止弁(逆止弁)を取り付けなくて良くなる。すなわち、逆流防止弁を不要とすることができる。なお、泥Mの逆流をより確実に防止するために、ホース10、40、50に逆流防止弁が取り付けられても良い。 なお、情報処理装置100は、排出ポンプ30A、30Bの排出動作に基づいて、ポンプカバー35A、35Bの開閉フタ36A、36Bの開閉制御も行う。 <<泥回収容器>> 泥回収容器20は、図1~図3に示すように、箱状の容器(密閉容器)であって、建物Bの床下B2に設置可能なサイズを有している。例えば、床下B2に収まるように30~50cm程度の高さとなっており、また床下口B3を通過できるように縦、横ともに40~60cmm程度の長さとなっている。 泥回収容器20は、吸引装置60の吸引動作によって第2ホース40を通じて容器本体21内にある空気が排出され、第1ホース10を通じて泥が吸引されることで、泥を内部に回収しておくことができる。 すなわち、泥回収容器20は、容器本体21内を真空状態(低真空状態)としながら、泥を内部に一時的に回収しておくものである。 泥回収容器20は、泥を回収しておく容器本体21と、容器本体21を上方から覆う蓋部22と、第1ホース10に接続される第1接続部23と、第2ホース40に接続される第2接続部24と、第3ホース50に接続される第3接続部25と、を有している。 泥回収容器20の内部には、容器本体21に回収された泥を排出する排出ポンプ30A、30Bと、容器本体21に回収された泥の回収量が所定量又は所定量以上となったことを検出する泥検出センサ34A、34Bと、排出ポンプ30A、30B及び泥検出センサ34A、34Bを覆うポンプカバー35A、35Bとが取り付けられる。 第1接続部23は、図2~図4に示すように、容器本体21及び第1ホース10を接続し、主として第1ホース10から容器本体21へと泥を通過させる中空状(パイプ状)の接続部である。第1接続部23は、つなぎ部、継手部、配管と称されても良い。 第1接続部23は、容器本体21の第1側部21aに貫通して固定されている。 第1接続部23は、容器本体21の第1側部21aに固定され、容器本体21の外側に突出する中空状の接続本体23aと、接続本体23aに接続され、容器本体21の内側に延びる中空状の第1接続ノズル23bと、を備えている。 第1接続ノズル23bは、第1側部21aから容器本体21の中央側に延びる第1延出部分と、第1延出部分の延出端部から屈曲して下方に延びる第2延出部分とを有している。 第2延出部分の出口が泥吐き出し口23cとなる。 第2接続部24は、図2~図4に示すように、容器本体21及び第2ホース40を接続し、主として容器本体21の内部から第2ホース40へと空気を排出させる中空状(パイプ状)の接合部である。 第2接続部24は、容器本体21のうち第1側部21a側とは反対側に位置する第2側部21bに貫通して固定されている。 第2接続部24は、容器本体21の第2側部21bに固定され、容器本体21の外側に突出する中空状の接続本体24aと、接続本体24aに接続され、容器本体21の内側に延びる中空状の第2接続ノズル24bと、を備えている。 第2接続ノズル24bは、第2側部21bから容器本体21の中央側に延びている。第2接続ノズル24bの出口が空気吸い込み口24cとなる。 第3接続部25は、図2に示すように、容器本体21及び第3ホース50を接続し、主として容器本体21の内部から第3ホース50へと泥を排出させる中空状(パイプ状)の接合部である。 第3接続部25は、容器本体21内に溜まった泥を好適に排出させるために容器本体21の第2側部21bの下方部分に取り付けられている。 図3に示す平面視において、第1接続部23の泥吐き出し口23cと、第2接続部24の空気吸い込み口24cは、対角の位置に配置されている。 すなわち、容器本体21の内部において泥吐き出し口23cと空気吸い込み口24cの位置及び向きを異ならせて互いに離間させている。その結果、吸引装置60が泥回収容器20内の空気を吸い込むときに、泥を併せて吸い込んでしまうことを抑制できる。 <<排出ポンプ、ポンプカバー>> 排出ポンプ30は、図2~図4に示すように、小型のポンプであって、泥回収容器20の内部の底部に設置されている。排出ポンプ30は、泥回収容器20内に回収された泥を第3ホース50を通じて泥回収ボックス70の内部へと排出するように動作する。 排出ポンプ30は、ポンプ本体31と、ポンプ本体31にそれぞれ設けられ、泥を吸い込むポンプ吸い込み口32と、泥を排出するポンプ排出口33と、を有している。 排出ポンプ30は、泥検出センサ34の検出信号をトリガーとして動作し(動作開始し)、泥回収容器20内に回収された泥を排出する。また、泥検出センサ34の検出信号のオフをトリガーとして動作停止する。 なお、排出ポンプ30は、情報処理装置100の制御によって動作し(動作開始し)、また動作停止しても良い。あるいは、排出ポンプ30は、作業者の手動操作によって動作開始し、また動作停止しても良い。 排出ポンプ30は、泥回収容器20の幅方向に並ぶように第1排出ポンプ30A、第2排出ポンプ30Bを有している。 排出ポンプ30A、30Bは、泥回収容器20の長さ方向に並ぶように配置されても良いし、互いに離間して配置されても良い。 泥回収システムSでは、二台の排出ポンプ30A、30Bを備えているが特に限定されず、三台以上の排出ポンプを備えていても良い。 泥検出センサ34は、図2~図4に示すように、泥回収容器20に回収された泥Mの回収量が所定量又は所定量以上となったことを検出する泥検出部であって、例えばフロートセンサ(フロートスイッチ、レベルセンサとも称される。)である。なお、泥検出センサ34は、フロートセンサ以外の検出器(検出部)であっても良い。 泥検出センサ34は、泥Mの回収量が所定量(所定量以上)となったことを検出し、排出ポンプ30に向けて検出信号を送信する。 なお、泥検出センサ34は、情報処理装置100と通信により接続され、情報処理装置100に向けて検出信号を送信しても良い。そ