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JP-2026077353-A - 蓄電デバイス

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Abstract

【課題】高い気密性を保ちながらも、開弁後には、外気がケース内に逆流入したり、ケース内部と外部が連通した状態となるのを適切に防止できる蓄電デバイスを提供する。 【解決手段】蓄電デバイス1,11,21,31,41は、金属からなるケース4,14,24,34,44と、ケース内に収容された電極体2とを備え、ケースは、開弁圧が第1開弁圧POsである非復帰型の安全弁部5,35と、安全弁部と直列に配置され、開弁圧が第1開弁圧よりも低い第2開弁圧POrである逆止機構6,16,26,36,46であって、安全弁部及び逆止機構の開弁によるガスGS放出後のケース内圧PIcの低下によって閉弁して、ケースの外部からケース内への外気ARの流入を防止する逆止機構と、を含む複合弁部7,17,27,37,47を有する 【選択図】図1

Inventors

  • 佐藤 良彦

Assignees

  • プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. 金属からなるケースと、 前記ケース内に収容された電極体と、を備える 蓄電デバイスであって、 前記ケースは、 開弁圧が第1開弁圧である非復帰型の安全弁部と、 前記安全弁部と直列に配置され、開弁圧が前記第1開弁圧よりも低い第2開弁圧である逆止機構であって、前記安全弁部及び前記逆止機構の開弁による、前記ケース内のガス放出後のケース内圧の低下によって閉弁して、前記ケースの外部から前記ケース内への外気の流入を防止する逆止機構と、を含む 複合弁部を有する 蓄電デバイス。
  2. 請求項1に記載の蓄電デバイスであって、 前記安全弁部は、 前記ケースをなすケース側壁に設けられており、 前記逆止機構は、 前記ケース側壁のうち前記安全弁部を囲む弁周囲部に外側から気密に取り付けられて、前記安全弁部を前記ケースの外側から気密に覆ってなる 蓄電デバイス。
  3. 請求項1に記載の蓄電デバイスであって、 前記安全弁部は、 前記ケースをなすケース側壁に設けられており、 前記逆止機構は、 前記ケース側壁のうち前記安全弁部を囲む弁周囲部に内側から気密に取り付けられて、前記安全弁部を前記ケースの内側から気密に覆ってなる 蓄電デバイス。
  4. 請求項1に記載の蓄電デバイスであって、 前記逆止機構は、 前記ケースをなすケース側壁に一体に成形された本体部を有し、 前記安全弁部は、 前記逆止機構に一体に設けられてなる 蓄電デバイス。
  5. 請求項1に記載の蓄電デバイスであって、 前記複合弁部は、独立の複合弁構造体をなしており、 前記複合弁構造体は、 前記ケースをなすケース側壁に取り付けられてなる 蓄電デバイス。

Description

本発明は、安全弁を備える蓄電デバイスに関する。 特許文献1のように、復帰型の安全弁を用いた二次電池が知られている。一方、第2文献のように、非復帰型の安全弁を用いた二次電池も知られている。 特開2007-59145号公報特開2023-88663号公報 実施形態1に係る電池のうち、複合弁部をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。実施形態1に係り、安全弁及び逆止機構を通じたガス放出を示す説明図である。実施形態1に係り、ガス放出後に逆止機構を閉じた状態を示す説明図である。実施形態2に係る電池のうち、複合弁部をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。実施形態2に係り、安全弁及び逆止機構を通じたガス放出を示す説明図である。実施形態2に係り、ガス放出後に逆止機構を閉じた状態を示す説明図である。実施形態3に係る電池のうち、複合弁部をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。実施形態4に係る電池のうち、複合弁部をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。実施形態5に係る電池のうち、複合弁構造体をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。変形形態1に係る電池のうち、複合弁構造体をなす安全弁及び逆止機構の付近を拡大して示す部分拡大断面図である。 (実施形態1) 以下、本発明の実施形態に係るリチウムイオン二次電池である電池1(蓄電デバイスの一例)を、図1から図3を参照しつつ説明する。この電池1は、角型で密閉型のリチウムイオン二次電池であり、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車等の車両や各種の機器に搭載される。 本実施形態の電池1は、ケース4と、このケース4の内部に収容された電極体2と、ケース4に固設された図示しない正極端子及び負極端子と、ケース4内に収容された電解液3とから構成されている。このうち、ケース4は、金属(本実施形態ではアルミニウム)からなり、直方体の箱状である。電極体2は、ケース4内で、図示しない袋状の絶縁フィルムに覆われている。またケース4内に収容された電解液3は、その一部が電極体2内に含浸され、他の一部はケース4の図示しない底部に溜まっている。 ケース4内に収容された電極体2は、矩形板状の正極板2Pと、矩形板状の負極板2Nとを矩形板状のセパレータ2Sを介して、図1において紙面に直交する方向に積層してなる。電極体2のうち、正極板2Pは、その両表面に、正極活物質粒子と導電粒子と結着剤とからなる正極活物質層2PAを備える。本実施形態では、正極活物質粒子として、リチウム遷移金属複合酸化物粒子、具体的には、例えば、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物粒子を用いている。導電粒子としては、例えば、アセチレンブラック(AB)を用いている。また、結着剤には、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いている。一方、負極板2Nは、その両表面に、負極活物質粒子と結着剤とからなる負極活物質層2NAとを備える。本実施形態では、負極活物質粒子として黒鉛粒子2NACを用いている。この黒鉛粒子2NACは炭素系活物質粒子の一例である。なお、炭素系活物質粒子としては、上述の黒鉛粒子のほか、アセチレンブラック、カーボンナノチューブなどの炭素系活物質が挙げられる。 電解液3は、有機溶媒と支持塩であるフッ素を含有するリチウム塩とを有する可燃性の非水電解液である。本実施形態では、有機溶媒として、エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートとジメチルカーボネートとを混合した有機溶媒を用いている。また、フッ素を含有するリチウム塩として、LiPF6を用いている。非水電解液としては、上述のように可燃性の有機溶媒に電解質塩を溶解させた非水溶液系電解液が挙げられる。非水電解液に用いる可燃性の有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート及びエチレンカーボネートなどの環状炭酸エステル類、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート類が挙げられる。 さらにこの電池1は、直方体状のケース4をなす六面のケース側壁のうちの一つに複合弁部7を有している。具体的には、ケース4のうち、図示しない有底四角筒状のケース本体の開口を閉塞する蓋体4Sに、非復帰型の安全弁部5と逆止機構の一例である逆止弁部6とからなる複合弁部7を有している。なお、蓋体4Sと収容された電極体2との間には、ケース内空間SPが存在している。このケース内空間SPに存在するガスGSの気圧をケース内圧PIcとする。 本実施形態1の複合弁部7のうち安全弁部5は、蓋体4Sに設けられている。更に具体的には、プレス成形により蓋体4Sを得ると共に、蓋体4Sに一体に成形されてなる。一方、逆止弁部6は、安全弁部5と異なり、開弁と閉弁とを繰り返し可能な復帰型の弁部である。この逆止弁部6は、蓋体4Sのうち安全弁部5を囲む弁周囲部4SVに外側(図1において上側)から気密に取り付けられて、安全弁部5を蓋体4Sの外側から気密に覆ってなる。本実施形態1では、蓋体4Sの弁周囲部4SVに、逆止弁部6のうち後述する脚部6Mfを、その全周に亘り、レーザ溶接による溶接部6Wによって気密に溶接してなる。このようにして、逆止弁部6は、安全弁部5に対して直列に配置されている。即ち後述するように、ケース4内のガスGSが、開弁した安全弁部5を通り、その後に逆止弁部6を通って外部に放出されるようにガス排出経路が設定されている。 本実施形態1の安全弁部5は、内側(図1において下側)に窪む円形の弁凹部5Hと、この弁凹部5H内に設けられた薄板状の弁本体部5Sとからなる。この弁本体部5Sには、断面V溝状のノッチ5Nが所定の形状(例えば、円とX字が重なった形状)に形成されている。この弁本体部5Sの第1開弁圧は開裂圧POsである。即ち、この弁本体部5Sは、ケース内圧PIcと大気圧との差圧が第1開弁圧である開裂圧POsを超えた場合にノッチ5Nで開裂して、例えば図2に示すように、外側に反り返った開裂部5Bとなることで開弁して、ケース内空間SPのガスGSを外側に放出する。なお、この安全弁部5は、非復帰型や破壊型と呼ばれる安全弁部であり、一旦開弁すると閉弁不能である。このため図3に示すように、開弁後にケース内圧PIcと大気圧との差圧が開裂圧POsを下回っても、開裂部5Bは元に戻らないで、安全弁部5を通じて内外が連通したままとなる。 一方、逆止弁部6は、金属(本実施形態1ではアルミニウム)からなる概略円筒状の弁本体部材6Mと、ステンレス板からなり円環状で中央に弁孔BHを有する弁孔板6Hと、同じくステンレス板からなり、中央部分には弁孔BHに対向してこれを塞ぐ弁体部6Bvを有し、弁体部6Bvの周囲には厚み方向に貫通するガス通過孔PHを有する弁体板6Bと、バネ鋼からなるコイルばね6Sと、を備える。このうち弁本体部材6Mは、円筒状で内側に雌ネジ部6Msを設けた脚部6Mfと、脚部6Mfから外側(図1において上側)に延びる段付き円筒状の胴部6Mdと、胴部6Mdよりも外側に位置し、胴部6Mdを外側から塞ぐと共に、中央部分に貫通孔の頂部放出孔RHを有する頂部6Mtとからなる。また、弁孔板6Hは、外周に雄ネジ部6Hsが形成されている。逆止弁部6は、弁本体部材6Mの胴部6Md内の胴部空間DSに、コイルばね6S及び弁体板6Bをこの順に挿入し、さらに、脚部6Mfの雌ネジ部6Msを用いて、外周に雄ネジ部6Hsを設けた弁孔板6Hを、脚部6Mf内の弁閉空間BSに螺入し、弁体板6Bを介して、コイルばね6Sを図1において上下方向に圧縮している。かくして、コイルばね6Sの弾性力によって、弁体板6Bを弁孔板6Hの側(図1において下側)に向けて付勢している。これにより、弁体板6Bの弁体部6Bvが、弁孔BHを塞ぐように弁孔板6Hに押し付けられている。 但し、逆止弁部6は、開放空間である胴部6Md内の胴部空間DSの気圧、即ち大気圧に対し、脚部6Mf内の弁閉空間BS及び弁孔BHの気圧が高くなり、差圧が第2開弁圧である開弁圧POrを超えると、図2に示すように、弁体板6Bが上側に移動して、弁体部6Bvによる弁孔BHの閉塞が解除される。これにより、弁閉空間BSから、弁孔BH、弁孔板6Hと弁体板6Bとの間隙、ガス通過孔PH、胴部空間DS、及び、頂部放出孔RHを通じて、ガスGSが外部に排出される。 その後、ガスGSが放出されて弁閉空間BS及び弁孔BHの気圧と外気ARの大気圧との差圧が開弁圧POrを下回ると、コイルばね6Sの付勢により、弁体板6Bが下側に移動し弁体板6Bに当接して、弁体部6Bvによって弁孔BHが再び閉塞される。このように、逆止弁部6は、開弁と閉弁を繰り返すことができる復帰型の弁部である。また、逆止弁部6は、弁閉空間BS及び弁孔BHの気圧が外気ARの大気圧より低い場合には閉弁を維持するので、外気ARが、頂部放出孔RHから弁閉空間BSに向けて逆流入することを防止する逆止弁としての機能をも有している。なお、安全弁部5が未開裂の状態では、弁閉空間BS及び弁孔BHの気圧は、概ね電池1製造時の大気圧となっている。 さらに、本実施形態1の電池1では、安全弁部5の開裂圧POsに比して、逆止弁部6の開弁圧POrを低く(POs>POr)設定してある。このため、電池1では、内部短絡や異常加熱など何らかの理由でケース内圧PIcが急速に高まって、ケース内圧PIc(ケース内圧PIcと大気圧との差圧)が開裂圧POsを超えた場合には、安全弁部5が開弁する。さらに、これに続いて逆止弁部6が開弁する(図2参照)。これにより、ケース4内のガスGSは、開弁した安全弁部5の開裂口SO及び逆止弁部6内を通して外部に放出され、ケース内圧PIcを安全に低下させることができる。 さらに、ガスGSの放出を終えてケース内圧PIcと大気圧との差圧が逆止弁部6の開弁圧POrを下回ると、図3に示すように、開裂口SOが開いたまま、即ち、安全弁部5は開弁したままであるが、逆止弁部6が閉弁する。かくして、ケース4の外部から内部へ外気ARが逆流入するのを防止することができる。また、ケース4内外が連通したままの状態となるのを防止することができる。なお、本実施形態1では、逆止弁部6の脚部6Mf内に弁閉空間BSを設け、弁本体部5Sと弁孔板6Hとの間に十分な高さの隙間を設けている。このため、開弁により発生した開裂部5Bが、弁孔板6Hに当たって、弁本体部5Sが開裂不十分となることも防止されている。 なお前述したように、この電池1では、ケース4内に可燃性の電解液3を含んでいる。また、電極体2に黒鉛粒子など炭素系活物質粒子を含む活物質層を有する負極板2Nを有している。しかし、上述の逆止機構によって、適切に外気ARの逆流入を防止できるので、ケース4内の電解液3や炭素系活物質粒子が、逆流入した外気ARに触れたり、外気ARに触れたままとなるのを抑止できる。 加えてこの電池1では、安全弁部5が蓋体4Sに設ける一方、逆止弁部6は蓋体4Sの外側に設けた。このため、ケース4内に収容する電極体2や図示しない端子部材などの配置への影響が少ない。また、逆止弁部6をケース4内に設けないので、逆止弁部6に使用する材質などの制限が少なく、逆止弁部6の構成の自由度が高い利点が有る。なお、本実施形態1では、安全弁部5として、蓋体4Sの一部をプレス成形等で成形して蓋体4Sと一体型の安全弁部5を設けた。しかし、別途形成した別体の安全弁部材を、蓋体4Sに設けた貫通孔を塞ぐように気密に固定しても良い。 加えて、この電池1の複合弁部7では、弁凹部5H内にノッチ5Nを有する薄板状の弁本体部5Sを設けた安全弁部5を用いている。このため、この安全弁部5が未開弁の状態では、安全弁部5で高い気密性を保ち得る。また安全弁部5の開裂圧POsを一定に保ち易い。また、逆止弁部