JP-2026077365-A - 光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
Abstract
【課題】光学素子の移動に対する抵抗の発生を防止すること。 【解決手段】光学素子駆動装置は、光学素子を駆動する光学素子駆動装置であって、光学素子を保持可能な保持部と、保持部を内側に収容する収容部と、保持部の外周面と収容部の内周面に形成された溝に収容された状態で外周面と内周面との間に介在し、リテーナーに転動可能に保持される複数の転動部材を有し、複数の転動部材により収容部に対して保持部を光学素子の光路方向に移動可能に支持する支持部と、を備え、リテーナーは、外周面に対向する第1対向面及び内周面に対向する第2対向面の少なくとも一方に配置され、外周面及び内周面の少なくとも一方に対し、接触時に線接触又は点接触する第1接触部を有する。 【選択図】図4
Inventors
- 大坂 智彦
Assignees
- ミツミ電機株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (8)
- 光学素子を駆動する光学素子駆動装置であって、 前記光学素子を保持可能な保持部と、 前記保持部を内側に収容する収容部と、 前記保持部の外周面と前記収容部の内周面に形成された溝に収容された状態で前記外周面と前記内周面との間に介在し、リテーナーに転動可能に保持される複数の転動部材を有し、前記複数の転動部材により前記収容部に対して前記保持部を前記光学素子の光路方向に移動可能に支持する支持部と、 を備え、 前記リテーナーは、前記外周面に対向する第1対向面及び前記内周面に対向する第2対向面の少なくとも一方に配置され、前記外周面及び前記内周面の少なくとも一方に対し、接触時に線接触又は点接触する第1接触部を有する、 光学素子駆動装置。
- 前記第1接触部は、前記外周面及び前記内周面に沿う周方向における前記リテーナーの端部が、前記外周面及び前記内周面の少なくとも一方に向かって屈曲する屈曲部である、 請求項1に記載の光学素子駆動装置。
- 前記第1接触部は、前記第1対向面及び前記第2対向面の少なくとも一方において、前記外周面及び前記内周面の少なくとも一方に向かって突出する第1凸部である、 請求項1に記載の光学素子駆動装置。
- 前記第1接触部は、前記外周面及び前記内周面に沿う周方向における前記リテーナーの一方の端部において、前記第1対向面に配置され、前記周方向における前記リテーナーの他方の端部において、前記第2対向面に配置される、 請求項1に記載の光学素子駆動装置。
- 前記第1接触部は、前記第1対向面及び前記第2対向面のうちの一方に配置され、 前記第1接触部と対向しない前記外周面又は前記内周面は、前記リテーナーに対し、接触時に線接触又は点接触する第2接触部を有する、 請求項1に記載の光学素子駆動装置。
- 前記第2接触部は、前記第1接触部が配置されていない前記第1対向面又は前記第2対向面に向かって突出する第2凸部である、 請求項5に記載の光学素子駆動装置。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の光学素子駆動装置と、 前記保持部を駆動する駆動部と、 前記光学素子を用いて被写体像を撮像する撮像部と、 を備える、 カメラモジュール。
- 情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、 請求項7記載のカメラモジュールと、 前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部と、 を備える、 カメラ搭載装置。
Description
本発明は、光学素子を駆動する光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置に関する。 一般に、スマートフォンやドローン等のカメラ搭載装置には、カメラモジュールが搭載されている。このようなカメラモジュールには、光学素子を駆動する光学素子駆動装置が使用されている。なお、ドローンとは、遠隔操作又は自動制御により飛行させることができる無人航空機であり、マルチコプターと呼ばれるものもある。 光学素子駆動装置は、オートフォーカス機能(以下「AF機能」と称する、AF:Auto Focus)を有している。光学素子駆動装置は、AF機能により、レンズを光軸方向に移動して、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行っている。 例えば、特許文献1には、レンズを保持するレンズ保持部と、レンズ保持部をガイド部材に沿って光軸方向に案内する中間移動体と、レンズ保持部をガイド部材に沿って光軸方向に移動させる駆動部と、を備えたレンズ駆動装置が開示されている。中間移動体は、ガイド部材のガイド溝に案内される複数のボールと、ボールを転動可能に保持するリテーナーと、を有する。 特開2001-141977号公報 本発明の実施の形態に係るカメラモジュールを搭載するスマートフォンを示す正面図である。図1Aに示すスマートフォンの背面図である。カメラモジュール及び撮像部を示す斜視図である。カメラモジュールの光学素子駆動装置が有する光学素子駆動装置本体の平面図である。図3に示す光学素子駆動装置本体において、実施例1に係る支持部を示す図である。図4に示す支持部を構成するレール部材を示す斜視図である。図4に示す支持部を構成する転動部材及びリテーナーを示す斜視図である。図4に示すリテーナーの変形例を示す図である。実施例2に係る支持部を示す図である。図8に示す支持部を構成する転動部材及びリテーナーを示す斜視図である。図8に示すリテーナーの変形例を示す図である。実施例3に係る支持部を示す図である。図11に示す支持部を構成する転動部材及びリテーナーを示す斜視図である。図11に示すリテーナーの変形例を示す図である。図11に示すリテーナーの変形例を示す図である。実施例4に係る支持部を示す図である。図15に示すリテーナーの変形例を示す図である。車載用カメラモジュールを搭載するカメラ搭載装置としての自動車を示す正面図である。図17Aに示す自動車を斜め後方側から見た斜視図である。 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 [スマートフォン] 図1A及び図1Bは、本実施の形態に係るカメラモジュールAを搭載するスマートフォンM(カメラ搭載装置の一例)を示す図である。図1AはスマートフォンMの正面図であり、図1BはスマートフォンMの背面図である。 スマートフォンMは、2つの背面カメラOC1、OC2からなるデュアルカメラを有する。本実施の形態では、背面カメラOC1、OC2に、カメラモジュールAが適用されている。 カメラモジュールAは、AF機能を備え、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うことができる。なお、カメラモジュールAは、振れ補正機能(以下「OIS機能」と称する、OIS:Optical Image Stabilization)を備えていてもよい。OIS機能により、撮影時に生じる振れ(振動)を光学的に補正して、像ぶれのない画像を撮影することができる。 [カメラモジュール] 図2は、カメラモジュールA及び撮像部5を示す斜視図である。図3は、図2に示すカメラモジュールAの光学素子駆動装置1が有する光学素子駆動装置本体4の平面図である。図2及び図3に示すように、本実施の形態では、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。また、後述する図においても、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。 カメラモジュールAは、例えば、スマートフォンMで撮影が行われる場合、X方向が上下方向(又は左右方向)、Y方向が左右方向(又は上下方向)、Z方向が前後方向となるように搭載される。すなわち、Z方向が、図2に示すレンズ部2の光軸OAの光軸方向であり、図2において、図中上側(+Z側)が光軸方向の受光側、下側(-Z側)が光軸方向の結像側である。 なお、以降では、光軸OAを用いて説明を行うが、光軸OAの光軸方向は、光学素子の種類に応じて、光路方向、焦点方向(焦点を調整する方向)と言い換えてもよい。ここで、後述するカバー3の開口部301、後述する保持部10の開口部11、あるいは、後述する収容部20の収容開口部21によって形成される光の通り道が光路であり、この光路の延びる方向(各開口部の貫通方向)が光路方向である。 図2及び図3に示すように、カメラモジュールAは、AF機能を実現する光学素子駆動装置1、円筒形状のレンズバレルにレンズが収容されてなるレンズ部2及びレンズ部2により結像された被写体像を撮像する撮像部5等を備える。すなわち、光学素子駆動装置1は、光学素子としてレンズ部2を駆動する、いわゆる、レンズ駆動装置である。 [カバー] 光学素子駆動装置1において、光学素子駆動装置本体4は、外側をカバー3で覆われている。カバー3は、Z方向から見た平面視で略矩形状の有蓋四角筒状体である。本実施の形態では、カバー3は、平面視で略正方形状を有している。カバー3は、上面に略円形の開口部301を有する。レンズ部2は、光学素子駆動装置本体4の保持部10の開口部11に収容され、カバー3の開口部301から外部に臨み、Z方向における移動に伴い、カバー3の開口面よりも受光側に突出するように構成されている。カバー3の内壁は、光学素子駆動装置本体4の収容部20(底部22a)に、例えば、接着により固定され、光学素子駆動装置本体4を収容する。 カバー3は、光学素子駆動装置1の外部やカバー3の内部からの電磁波を遮断する部材、例えば、磁性体からなるシールド部材を有している。 [撮像部] 撮像部5は、光学素子駆動装置1の結像側に配置される。撮像部5は、例えば、イメージセンサー基板501、イメージセンサー基板501に実装される撮像素子502及び制御部503を有する。撮像素子502は、例えば、CCD(charge-coupled device)型イメージセンサー、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサー等により構成され、レンズ部2により結像された被写体像を撮像する。 制御部503は、例えば、制御ICで構成され、光学素子駆動装置1の駆動制御を行う。光学素子駆動装置1は、イメージセンサー基板501に搭載され、機械的かつ電気的に接続される。制御部503は、イメージセンサー基板501に設けられてもよいし、カメラモジュールAが搭載されるカメラ搭載機器(本実施の形態では、スマートフォンM)に設けられてもよい。 なお、図2では、位置が固定されたイメージセンサー基板501に対し、レンズ部2を光学素子駆動装置1でZ方向に駆動することで、被写体像を撮像素子502に結像しているが、例えば、撮像素子502をZ方向に駆動してもよい。この場合、レンズ部2をカバー3に固定し、光学素子である撮像素子502を光学素子駆動装置1でZ方向に駆動することで、被写体像を撮像素子502に結像すればよい。 [光学素子駆動装置本体] 光学素子駆動装置本体4は、光学素子であるレンズ部2をZ方向に駆動する光学素子駆動装置1の本体部分である。なお、以降では、説明の便宜上、光学素子駆動装置1がレンズ部2を駆動することを前提に説明を行うが、上述したように、光学素子駆動装置1が撮像素子502を駆動してもよい。 光学素子駆動装置本体4は、図3に示すように、保持部10、収容部20、支持部30A、30B、30C、駆動部40A、40B、基板部50等を有する。 [保持部] 保持部10は、中央部に開口部11が形成された枠部12を有し、開口部11は、レンズ部2を内側に保持可能に構成されている。例えば、開口部11は、その内周面に取付溝等を形成することにより、レンズ部2を内周面に保持可能に構成されている。このように、保持部10は、レンズ部2の外周を囲んでレンズ部2を保持する。 枠部12の外周側である外周面13は、その複数箇所(図3では、一例として、3箇所)が、Z方向に沿って延在する支持部30A、30B、30Cにより、Z方向に移動可能に支持されている。 また、外周面13は、その複数箇所(図3では、一例として、2箇所)が、駆動部40A、40Bに保持されており、保持部10は、駆動部40A、40Bにより、Z方向に移動可能である。 また、外周面13には、その複数箇所(図3では、一例として、2箇所)に、Z方向位置の検出用の磁石14A、14Bが設けられている。磁石14A、14Bに対向するように、後述する位置検出センサー54A、54Bがそれぞれ設けられている。 なお、開口部11は、円筒形状のレンズ部2に対応して、円筒形状に形成されているが、レンズ部2の形状に対応して、適宜な形状に変更可能である。 また、光学素子駆動装置1が撮像素子502を駆動する場合、保持部10に開口部11はなくてもよく、つまり、保持部10は枠部でなくてもよく、その場合、例えば、保持部10の上面(受光側の面)に撮像素子502を保持するようにすればよい。 [収容部] 収容部20は、中央部に収容開口部21が形成された枠部22を有し、収容開口部21は、保持部10の外周を囲んで保持部10を内側に収容可能に構成されている。 収容開口部21の内側である内周面23には、その複数箇所に支持部30A、30B、30Cが設けられている。収容部20は、支持部30A、30B、30Cにより、保持部10をZ方向に移動可能に支持する。 また、内周面23には、その複数箇所に駆動部40A、40Bが設けられている。収容部20に設けられた駆動部40A、40Bは、保持部10をZ方向に移動する。保持部10は、駆動部40A、40Bに駆動される可動部として機能し、収容部20は、保持部10に対する固定部として機能する。 平面視において、内周面23は、保持部10の外周面13の形状に対応して形成される。図3において、保持部10の外周面13及び収容開口部21の内周面23の形状は一例であり、例えば、支持部30A、30B、30C、駆動部40A、40Bの配置等に応じて、適宜に変更可能である。 枠部22は、底部22a、側壁部22bを有する。底部22aには、例えば、接着により、上述したカバー3の内壁が固定される。側壁部22bの外周側である外周面24には、外周面24に沿って、基板部50が取り付けられる。 [支持部] 支持部30A、30B、30Cは、保持部10の外周面13と収容部20の内周面23との間に介在し、収容部20に対して、保持部10をZ方向に移動可能に支持する。支持部30A、30B、30Cは、図3に示すように、内周面23(外周面13)において、周方向の3箇所に分散した位置にそれぞれ配置される。支持部30A、30B、30Cの詳細については後述する。 [駆動部] 駆動部40A、40Bは、収容部20に対して、保持部10をZ方向に駆動する。駆動部40A、40Bは、図3に示すように、内周面23(外周面13)において、周方向の2箇所に分散した位置にそれぞれ配置される。光学素子駆動装置本体4は、上述した支持部30A、30B、30C及び駆動部40A、40Bにより、保持部10と共にレンズ部2をZ方向に駆動することができ、これにより、AF機能を実現する。 駆動部40A、40Bは、図3に示す例では、支持部30Aが配置された隅部22bAとは異なる隅部22bB~22bDにおいて、平面視において、光軸OAに点対称となるような位置の隅部22bB、22bCにそれぞれ配置される。このように配置することにより、レンズ部2等の光学素子の重量が増加し