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JP-2026077371-A - 閃光照射装置

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Abstract

【課題】閃光照射を繰り返した際の出力低下を抑制でき、従来よりもフラッシュランプの点灯時のエネルギー効率が高い閃光照射装置を提供する。 【解決手段】閃光照射装置は、第一端子と第二端子とを含むフラッシュランプと、第一電極と第二電極とを含むコンデンサと、フラッシュランプとコンデンサ間の接続状態を制御する第一スイッチング素子と、第一スイッチング素子に対して並列に配置され、フラッシュランプとコンデンサ間の接続状態を制御する第二スイッチング素子と、第一及び第二スイッチング素子を制御する制御部を備え、制御部は、第一スイッチング素子がオフ状態下で第二スイッチング素子のオンオフ制御を高速で繰り返し、フラッシュランプに電圧を印加する第一制御と、第一制御の実行中に第一スイッチング素子をオン状態として、コンデンサの残存電圧に基づき主放電を発生させる第二制御と、を実行する。 【選択図】 図1

Inventors

  • 加瀬 征彦
  • 小西 政幸
  • 植松 陽香

Assignees

  • ウシオ電機株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (7)

  1. 第一端子及び第二端子を含み、前記第一端子と前記第二端子との間に電圧が印加されることで放電するフラッシュランプと、 前記第一端子に電気的に接続可能な第一電極と、前記第二端子に電気的に接続可能な第二電極とを含むコンデンサと、 前記フラッシュランプと前記コンデンサとの間の電気的な接続を制御する第一スイッチング素子と、 前記第一スイッチング素子に対して並列に配置され、前記フラッシュランプと前記コンデンサとの間の電気的な接続を制御する第二スイッチング素子と、 前記第一スイッチング素子及び前記第二スイッチング素子のオンオフ制御を行う制御部を備え、 前記制御部は、 前記第一スイッチング素子をオフ状態としながら、前記第二スイッチング素子のオンオフ制御を高速で繰り返し、充電状態にある前記コンデンサから前記フラッシュランプに電圧を印加する第一制御と、 前記第一制御の実行中に前記第一スイッチング素子をオン状態に切り替え、前記第一制御後に残存する前記コンデンサの残存電圧を前記フラッシュランプに印加して、主放電を発生させる第二制御と、を実行することを特徴とする、閃光照射装置。
  2. 前記第一スイッチング素子に対して並列に配置され、前記第二スイッチング素子に対して直列に配置されたインダクタを備えることを特徴とする、請求項1に記載の閃光照射装置。
  3. 前記制御部は、前記第一制御を40msec以上100msec以下の時間実行した後に前記第二制御を実行するように構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の閃光照射装置。
  4. 前記第一制御において、前記第二スイッチング素子のオフ時間はオン時間よりも長いことを特徴とする、請求項2に記載の閃光照射装置。
  5. 前記制御部は、前記第二制御が開始された後に、前記第二スイッチング素子をオフ状態にして前記第一制御を停止することを特徴とする、請求項1又は2に記載の閃光照射装置。
  6. 前記制御部は、前記第一制御の開始から所定時間経過後に、前記第二制御を行うように構成され、 前記所定時間は、前記第一制御で形成される放電の放電径が、前記フラッシュランプが有する発光管径の半分以上となる時間であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の閃光照射装置。
  7. 前記フラッシュランプが有する発光管の管軸方向に沿って配置され、前記フラッシュランプの始動を補助するトリガ電極と、 前記フラッシュランプが発する閃光が照射される照射対象物を支持する支持ユニットを備え、 前記トリガ電極は、前記発光管と前記照射対象物とに挟まれた空間の外側に配置されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の閃光照射装置。

Description

本発明は、閃光照射装置に関する。 従来、半導体ウエハの熱処理やプリンタブルエレクトロニクス等の製造プロセスにおける熱処理として、フラッシュランプによる閃光照射が行われている。特に近年では、半導体プロセスの微細化に伴って、注入した不純物が長時間の加熱により拡散することを抑えながら活性化させる方法として、閃光照射装置による瞬時の熱処理方法が注目されている。 ところで、フラッシュランプでは、閃光によって発光管を構成するガラス材料の一部が蒸発したり、当該ガラス材料が含む酸素成分が脱離したりすることで、発光管内壁に白濁が発生する場合がある。当該白濁は、フラッシュランプの閃光照射を繰り返した際に顕著となりやすく、フラッシュランプの出力低下を引き起こす。 そこで、本出願人は、例えば下記特許文献1に示すように、フラッシュランプの点灯装置の開発を行っている。特許文献1では、閃光照射を繰り返した際に発生する発光管内壁の白濁を抑制する観点から、発光管の管軸近傍にシマー放電を形成した状態で、閃光照射を実行可能なランプ点灯装置が開示されている。 特開2009‐164080号公報 本発明に係る閃光照射装置の一実施形態の構成を示す図面である。フラッシュランプの構成例を示す断面図である。制御部の構成例を示すブロック図である。閃光照射装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。発光管内の放電の様子を模式的に示す図面である。照射対象物に対して閃光を照射する場面の一例を示す図面である。対比例1の検証に用いた閃光照射装置の構成を示す図面である。実施例1における閃光照射装置の出力特性を示すグラフである。フラッシュランプの寿命の評価結果を示すグラフである。閃光照射装置の動作の別例を示すタイミングチャートである。図1に倣って、閃光照射装置の構成例を示す図面である。特許文献1に係るランプ点灯装置の回路構成を模式的に示す図面である。図12に係るフラッシュランプの構成を模式的に示す図面である。図12に係るランプ点灯装置の動作を示すタイミングチャートである。 以下、本発明に係る閃光照射装置の構成について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の各図面は、いずれも模式的に図示されたものであり、図面上の寸法比や個数は、実際の寸法比や個数と必ずしも一致していない。 図1は、本発明に係る閃光照射装置の一実施形態の構成を示す図面である。図1に示すように、閃光照射装置1は、フラッシュランプ2と、コンデンサ4と、インダクタ6と、第一スイッチング素子11と、第二スイッチング素子12と、制御部15を有する。 図2は、フラッシュランプ2の構成例を示す断面図である。図2では、発光管20の管軸A1に平行な方向をX方向とし、X方向に直交する平面をY-Z平面とする、X-Y-Z座標系が併記されている。以下の説明では、当該座標系が適宜参照される。本実施形態では、Z方向は鉛直上向き方向に対応する。 また、以下の説明では、方向を表現する際に正負の向きを区別する場合には、「+X方向」、「-X方向」のように、正負の符号を付して記載される。また、正負の向きを区別せずに方向を表現する場合には、単に「X方向」と記載される。すなわち、本明細書において、単に「X方向」と記載されている場合には、「+X方向」と「-X方向」の双方が含まれる。Y方向及びZ方向についても同様である。 図2に示すように、フラッシュランプ2は、例えばキセノン等の放電ガスが封入された発光管20と、陽極21と、陰極22と、陽極21側に接続されたリードからなる第一端子2aと、陰極22側に接続されたリードからなる第二端子2bを有する。陽極21と陰極22はX方向に関して、すなわち発光管20の管軸A1方向に関して互いに離間して配置される。 また、フラッシュランプ2は、図2に示すように、発光管20の外周面に近接して配置されたトリガ電極25を有する。一例として、トリガ電極25はタングステン製の金属棒で構成され、発光管20の管軸A1方向に延在するように配置される。本実施形態では、トリガ電極25は、フラッシュランプ2の+Z側、すなわち鉛直方向上方に設置される。トリガ電極25は、図1に示すように、トリガ回路26の駆動によって、トリガ電圧が印加可能に構成される。 発光管20は、例えば石英ガラス等のガラス材料から構成される。一例として、発光管20のX方向に係る長さは200mm以上500mm以下であり、発光管20の厚みは0.8mm以上3mm以下である。また、発光管20の外径は、10mm以上30mm以下である。 図示は省略するが、閃光照射装置1において、フラッシュランプ2の本数は限定されない。 陽極21及び陰極22は、例えばタングステン等の金属材料から構成され、発光管20内に配置される。より詳細には、陰極22は仕事関数を低下させる効果を有する物質(「エミッター」ともいわれる。)を含有するタングステンから構成されても構わない。当該エミッターとしては、バリウム・アルミネート、酸化ランタン、酸化トリウム等が挙げられる。 コンデンサ4は、図1に示すように、フラッシュランプ2の第一端子2aに電気的に接続可能な第一電極4aと、フラッシュランプ2の第二端子2bに電気的に接続可能な第二電極4bを有する。第一電極4a及び第二電極4bは、不図示の電源に対して接続可能であり、コンデンサ4は当該電源によって充電可能に構成される。 第一スイッチング素子11は、図1に示すように、コンデンサ4の第二電極4bが接続されたノードN1と、フラッシュランプ2の第二端子2bが接続されたノードN2の間に配置される。第一スイッチング素子11は、フラッシュランプ2の第二端子2bとコンデンサ4の第二電極4bの間の電気的な接続を制御する。また、図1に示すように、第一スイッチング素子11とノードN1との間には、ダイオード30が接続される。 第二スイッチング素子12は、図1に示すように、第一スイッチング素子11に対して並列に配置された状態で、ノードN1とノードN2とを連絡する。第二スイッチング素子12は、フラッシュランプ2の第二端子2bとコンデンサ4の第二電極4bの間の電気的な接続を制御する。本実施形態では、第二スイッチング素子12とノードN2との間には、インダクタ6が接続される。また、第一スイッチング素子11と同様に、第二スイッチング素子12とノードN1との間には、ダイオード31が接続される。 例えば、第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)から構成され、制御部15が制御端子に印加する電圧を制御することでオン状態とオフ状態が切り替えられる。制御部15の構成については後述される。 なお、第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12がIGBTから構成されるかは任意である。第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12は、制御部15からの制御信号によって、電気的な接続状態を変更できる限り、任意の構成が採用可能である。 ダイオード30は、アノード側に第一スイッチング素子11が接続され、逆起電力によって逆向きの電流が第一スイッチング素子11に流れ込むことを抑制する。同様に、ダイオード31は、アノード側に第二スイッチング素子12が接続され、逆向きの電流が第二スイッチング素子12に流れ込むことを抑制する。なお、本発明は、ダイオード(30,31)を有するか否かに限定されない。 インダクタ6は、一方の端子がノードN3において第二スイッチング素子12に接続され、他方の端子がノードN2に接続される。つまり、インダクタ6は、図1に示すように、第一スイッチング素子11に対して並列に配置され、第二スイッチング素子12に対して直列に配置される。インダクタ6は、第二スイッチング素子12がオン状態とされた際に、フラッシュランプ2に供給される電流の時定数を調整する。すなわち、コンデンサ4からフラッシュランプ2に供給される電流の立ち上がり速度と立ち下り速度を調整する。 また、本実施形態では、閃光照射装置1は、ノードN3と、フラッシュランプ2の第一端子2aが接続されたノードN4とを連絡するダイオード32を有する(図1参照)。ダイオード32のアノードはノードN3側に配置され、カソードはノードN4側に配置される。後述するように、第二スイッチング素子12のオンオフ制御が実行された際に、インダクタ6の逆起電力によって第二スイッチング素子12に逆向きの電流が流れ込むことを抑制する観点から、閃光照射装置1はダイオード32を有することが好ましい。また、ダイオード32を有することで、例えば1000V以上の高電圧が印加された際に回路を保護しやすくなり、好適である。 制御部15は、図1に示すように、第一スイッチング素子11、第二スイッチング素子12、及びトリガ回路26に接続される。より詳細には、制御部15は、第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12のそれぞれのゲート端子と接続されている。制御部15は、第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12に対して制御信号を送信可能な制御手段であり、例えばCPU等のプロセッサと、情報を記憶するためのメモリを含んで構成される。 図3は、制御部15の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、制御部15は、第一スイッチング素子11のオン状態とオフ状態を制御する第一導通制御部15aと、第二スイッチング素子12のオン状態とオフ状態を制御する第二導通制御部15bと、トリガ回路26の駆動状態を制御する始動制御部15cを有する。なお、図11を参照して後述するように、第一導通制御部15aと、第二導通制御部15bは別個に構成されても構わない。 次に、閃光照射装置1の動作について説明する。図4は、閃光照射装置1の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4では、コンデンサ4の充電電圧Vcと、フラッシュランプ2に投入される電流IFと、第一スイッチング素子11及び第二スイッチング素子12のそれぞれのオンオフ制御のタイミングが示されている。 まず、不図示の電源から電圧を印加することで、コンデンサ4が充電される。図4では、コンデンサ4に対して所望の充電電圧V1が充電されている。 次に、タイミングt1において、始動制御部15cによってトリガ回路26が駆動される。また、同時に第二スイッチング素子12がオン状態とされる。これにより、トリガ電極25からフラッシュランプ2に対してトリガ電圧が印加される。トリガ電圧が印加されると、発光管20内のガスが電離状態となって絶縁破壊が起こり、陽極21と陰極22の間で放電が発生する。そして、当該放電の発生により、第二スイッチング素子12が配置された経路を介して(図1参照)、フラッシュランプ2に電流が流れ始める。なお、図4では、第二スイッチング素子12が、トリガ回路26の駆動と同時にオン状態とされているが、この点は任意である。例えば、第二スイッチング素子12は、トリガ回路26の駆動の前のタイミングで、オン状態とされていても構わない。 制御部15は、図4に示すように、タイミングt1においてトリガ回路26を駆動した後、第二スイッチング素子12のオン状態とオフ状態とを高速で切り替えるオンオフ制御を繰り返す。 図4では、第二スイッチング素子12がオン状態とされるオン時間x1と、第二スイッチング素子12がオフ状態とされるオフ時間x2が模式的に示されている。一例として、制御部15は、フラッシュランプ2に流れる電流IFが所定の電流値Ioffとなった時点で第二スイッチング素子12をオフ状態とし、電流IFが所定の電流値Ionとなった時点で第二スイッチング素子12をオン状態とするように構成される。例えば、制御部15は記憶部(不図示)を有し、当該記憶部に対して記憶された情報に基づいて、第二スイッチング素子12のオンオフ制御を実