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JP-2026077385-A - 照明管理システム、照明管理方法

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Abstract

【課題】資料に対する露光量を抑えつつ、資料に対する照明を用いた演出を行うことができる。 【解決手段】資料が展示される展示エリアが設けられた展示空間における観覧者の位置と姿勢を検出し、前記観覧者の姿勢に基づいて前記観覧者の観察状況を判別する。また、展示空間に設けられる照明装置について、当該照明装置をオフにする第1状態、前記展示空間内を前記観覧者が現在位置から他の位置へ移動することが可能な照度によって照明する第2状態、前記資料に対して前記観覧者の注目をひくための照度であり前記第2状態とは異なる照明の対象である第3状態、前記観覧者に前記資料を観察または鑑賞をしてもらうための照明であり前記第3状態とは異なる照明の態様である第4状態のうちいずれかの状態に制御する照明制御部であり、前記検出された位置及び前記判別された判別結果に応じた前記状態となるように前記照明装置を制御する。 【選択図】図1

Inventors

  • 松本 隆史
  • 宮谷 慶一
  • 深見 利佐子
  • 渋谷 暢恵

Assignees

  • 清水建設株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (8)

  1. 資料が展示される展示エリアが設けられた展示空間における観覧者の位置を検出する位置検出部と、 前記観覧者の姿勢を検出する姿勢検出部と、 前記観覧者の姿勢に基づいて前記観覧者の観察状況を判別する状態判別部と、 前記展示空間に設けられる照明装置について、 当該照明装置をオフにする第1状態、 前記展示空間内を前記観覧者が現在位置から他の位置へ移動することが可能な照度によって照明する第2状態、 前記資料に対して前記観覧者の注目をひくための照度であり前記第2状態とは異なる照明の態様である第3状態、 前記観覧者に前記資料を観察または鑑賞をしてもらうための照明であり前記第3状態とは異なる照明の態様である第4状態 のうちいずれかの状態に制御する照明制御部であり、前記検出された位置及び前記判別された判別結果に応じた前記状態となるように前記照明装置を制御する照明制御部と を有する照明管理システム。
  2. 前記照明制御部は、前記第4状態の照度が、前記資料に応じて定められる照度の上限値以下の照度となるような照度に従って照明する 請求項1に記載の照明管理システム。
  3. 前記照明制御部は、 前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記展示空間に前記観覧者がいないことが検出された場合に、前記第1状態に遷移すると判定することで前記照明装置をオフにし、 前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記展示空間に前記観覧者がいない状況からいる状況となった場合に、前記第2状態に遷移すると判定することで、前記第2状態に応じた照度によって前記照明装置を点灯させる 請求項2に記載の照明管理システム。
  4. 前記照明制御部は、 前記展示空間に前記観覧者がいない状況からいる状況となった後、前記検出される観覧者の位置と、前記検出される観覧者の観察状況とに基づいて、前記展示空間を巡回する順路に応じた展示エリアを前記第3状態に応じた照度となるように前記照明装置に照明させる 請求項3に記載の照明管理システム。
  5. 前記照明制御部は、 前記展示空間に前記観覧者がいない状況からいる状況となった後、前記検出される観覧者の位置と、前記検出される観覧者の観察状況とに基づいて、前記観覧者が前記資料を観察していると判定された場合に、前記資料に対して前記第4状態に応じた照度によって前記照明装置を点灯させる 請求項3または請求項4に記載の照明管理システム。
  6. 前記照明制御部は、 前記検出される観覧者の位置と、前記検出される観覧者の姿勢に応じた観察状況とに基づいて、前記観覧者が観察している判定された資料に対して第4状態に応じた照度によって前記照明装置を点灯させ、前記観察していると判定された資料以外のエリアであって順路に該当するエリアのうち、観覧者がいないエリアについては第1状態となるように照明装置を制御し、観覧者がいるエリアについては第2状態または前記第3状態となるように前記照明装置を制御する 請求項5に記載の照明管理システム。
  7. 状態判別部は、前記観覧者の姿勢に基づく向きと、前記位置検出部によって検出された位置から前記観覧者がいずれの展示エリアを観察しているかを判別することで、前記観察状況を判別する 請求項1または請求項4に記載の照明管理システム。
  8. コンピュータにより実行される照明管理方法であって、 資料が展示される展示エリアが設けられた展示空間における観覧者の位置を検出し、 前記観覧者の姿勢を検出し、 前記観覧者の姿勢に基づいて前記観覧者の観察状況を判別し、 前記展示空間に設けられる照明装置について、 当該照明装置をオフにする第1状態、 前記展示空間内を前記観覧者が現在位置から他の位置へ移動することが可能な照度によって照明する第2状態、 前記資料に対して前記観覧者の注目をひくための照度であり前記第2状態とは異なる照明の態様である第3状態、 前記観覧者に前記資料を観察または鑑賞をしてもらうための照明であり前記第3状態とは異なる照明の態様である第4状態 のうちいずれかの状態に制御する照明制御部であり、前記検出された位置及び前記判別された判別結果に応じた前記状態となるように前記照明装置を制御する ことを含む照明管理方法。

Description

本発明は、照明管理システム、照明管理方法に関する。 近年、博物館や美術館等(以下、単に博物館とも称する)では、収蔵庫でありながら展示エリアを設けた「見せる収蔵庫」が増加している。本来、収蔵庫は一般に50Lx(ルクス)以下の照度環境が望ましいとされており、特に光に対して応答度が高く劣化しやすい材料について年間露光量が15,000Lx・h/yと推奨されている。そのため、その推奨値を超えないことが好ましい。 また博物館における資料は、その資料の性質や使用されている材質によって、光に対する感度が異なるため、文化庁や照明学会では、資料の材質ごとの展示照明の推奨基準値や年間露光量が設けられている。そのため、博物館の学芸員は、資料の性質や材質に合わせて推奨されている年間露光量から1日当たりの露光時間、照度、年間で展示可能な日数等を求め、展示される資料の露光量を管理している。 特開2020-027718号公報 この発明の一実施形態による照明管理システムが用いられる博物館の展示室SRを上方から見た場合の概略の平面図である。照明管理システムSの構成を示す概略ブロック図である。管理装置10の機能を説明する概略の機能ブロック図である。管理データの一例を示す図である。露光量と展示時間との関係を表すグラフである。管理装置10の動作を説明するフローチャートである。展示室SRの入口INから観覧者U1と観覧者U2が入ってきた場合の一例を示す図である。可視エリアと注目箇所との関係を説明する図である。可視エリアと注目箇所との関係を説明する図である。可視エリアと注目箇所との関係を説明する図である。注目されていない展示エリアがある場合の照明について説明する図である。順路が設定されていない展示室SRaを表す概略の平面図である。順路が設定されていない展示室SRaを表す概略の平面図である。展示室に設置される展示エリアが縦方向及び横方向に並ぶように複数の区画が設けられた棚状の展示エリアTA50である場合を表す概略の斜視図である。展示エリアの光環境が、外部からの光の影響を受ける場合における照明管理システムSaの構成を示す図である。 以下、本発明の一実施形態による照明管理システムについて図面を参照して説明する。 ≪第1実施形態;展示室に対して外部から光が入らない環境の場合≫ 図1は、この発明の一実施形態による照明管理システムが用いられる博物館の展示室SRを上方から見た場合の概略の平面図である。 博物館は、資料等である展示品が展示される美術館、科学館、水族館、植物園、動物園、文学館、資料館、記念館等のうちいずれであってもよいし、図書館、文書館等の類縁施設であってもよい。また、博物館は、美術館等と区別された概念の博物館であってもよいが、この実施形態では、美術館等を内包する概念としての博物館である場合を一例として説明する。 資料は、書籍、典籍、古文書、写真、絵画、図面、漆工品、染織品、ガラス、金属等のうちいずれであってもよい。 展示室SRは、博物館内の少なくとも一部の領域に設けられる。 展示室SRは、各種資料が収蔵されており、収蔵された少なくとも一部の資料については、収蔵されつつ、博物館に来館した観覧者によって鑑賞可能な状態とされている。このような収蔵の方式あるいは展示方式は、見せる収蔵庫、展示型収蔵、収蔵展示等と呼ばれることがある。 また、「見せる収蔵庫」において、保存と展示は相反する行為である。保存を重視すれば光を当てない方が良く、展示を重視すれば光を当てざるを得ない。本実施形態の照明管理システムが適用された「見せる収蔵庫」では、観覧者が居ないときには照明装置をオフにし、観覧者が居る時には照明装置をオンにするとともに、照明装置を用いて資料に対する演出を行うことが可能である。 展示室SRは、資料等の物品が展示される展示空間であれば、一般的な展示室、大規模な収蔵展示が行われる空間、小規模な収蔵展示が行われる空間等のうちいずれであってもよい。大規模な収蔵展示が行われる場合、例えば、展示室SRには、少なくとも1つの展示エリアが設けられる。ここでは一例として、展示エリアTA1、展示エリアTA2、展示エリアTA3、展示エリアTA4、展示エリアTA5、展示エリアTA6の6つの展示エリアが設けられる。 展示室SRの光環境は、各展示エリアTA(TA1、TA2、TA3、TA4、TA5、TA6)に対する外部からの光の影響を受けず、大きな変動がない環境である。外部からの光は、例えば、展示室SRの周囲の空間に設定された照明装置からの照明や、窓からの自然光などである。 展示エリアTAは、展示室SRの一部であってもよいし、主に収蔵庫として機能している展示室SRにおいて、その近傍に設けられた展示スペースが展示エリアTAとして用いられるようにしてもよい。 また、ここでは、展示室SRに複数の展示エリアが設けられる場合について説明するが、展示室SRは、展示エリアだけでなく、展示機能を持たない収蔵エリアが設けられる場合がある。収蔵エリアに収蔵されている資料は、観覧者に対しては非公開とされており、展示エリアTAに収蔵されている資料は、観覧者に対して公開されており鑑賞が可能となっている。 このような展示室SRは、各展示エリアTAに対して、博物館の担当者(例えばキュレータ、学芸員等)によって事前に注目箇所が設定されるとともに、その注目箇所を回遊しながら鑑賞するための順序としての順路が設定されうる。このような、順路は、展示室SRに入る前の段階において、観覧者に対して案内看板や案内ボード等によって事前に案内しておくようにしてもよい。この展示室SRでは、入口INから入り、展示エリアTA1、展示エリアTA2、展示エリアTA3、展示エリアTA4、展示エリアTA5、展示エリアTA6の順に観覧し、出口OUTから出るような順路RRが設定されている。 図2は、照明管理システムSの構成を示す概略ブロック図である。 照明管理システムSは、博物館において展示される資料の露光状況を管理する。この図2においては、照明管理システムSは、展示エリアTA1に設置された照明装置Lを制御する場合について図示され、他の展示エリア(TA2、TA3、TA4、TA5、TA6)についての図示は省略されているが、当該他の展示エリアに設置された各照明装置についても制御することが可能である。 博物館内における展示エリアTAには、展示棚DSが設置されており、当該展示棚DSに資料が載置されることで展示される。展示棚DSは、高さ方向に複数段設けられてもよい。 照明管理システムSは、照明装置L、センサSE、管理装置10、端末装置20を含む。 照明装置Lは、展示エリアTAの展示棚DSの近傍に取り付けられ、展示棚DSに展示された資料を照明する。照明装置Lは、展示棚DSのみに設置される場合もあるが、順路RRに沿って移動するための移動経路を把握可能に照明するために展示棚DSとは異なる位置(例えば、天井、壁面等)に設けられるようにしてもよい。 照明装置Lは、管理装置10に通信可能に接続されており、管理装置10からの制御信号に基づいて、光源の点灯、消灯をすることが可能であり、また、管理装置10からの制御信号によって指定される設定照度に従って点灯可能である。 照明装置Lは、1つの展示エリアに対して設けられる台数が1台であってもよいし、複数台であってもよい。1つの展示エリアに照明装置Lが複数台設けられる場合、資料が展示される区画のうち、異なる区画にそれぞれ設けられるようにしてもよい。区画は、展示エリアTAが複数に分割された個別の領域である。1つの区画には、1つまたは複数の資料が展示される。 照明装置Lには、展示エリアの各区画に設置されたそれぞれの資料に対する照明を行う照明装置Lと、展示室SR全体のうち少なくとも一部を照明することで室内照明を行う照明装置Lの2種類がある。 センサSEは、資料が展示される展示エリアが設けられた展示空間における観覧者の位置を検出する位置検出部としての機能を有するとともに、観覧者の姿勢を検出する姿勢検出部としての機能を有する。センサSEは、例えば、カメラまたはLiDAR(Light Detection And Ranging)のいずれかのセンサを用いるようにしてもよく、両方を用いるようにしてもよい。 センサSEは、管理装置10に通信可能に接続されており、検出結果を照明管理システムSに出力する。センサSEは、展示室SR内に1台設けられてもよいし、複数台設けられてもよい。1台のセンサSEによって展示室SR内の全体を測定することができない場合には、複数台のセンサSEを設け、お互いの測定範囲が異なるように設置することで、展示室SR内をカバーするようにしてもよい。 管理装置10は、各照明装置Lと、センサSEと、端末装置20に通信可能に接続される。 管理装置10は、センサSEによって観覧者の存在を検出されると、観覧者の位置や姿勢等に応じた照明装置Lの光源をオンにさせる制御信号を送信し、観覧者が展示室SRから退去したことがセンサSEによって検出されると、照明装置Lに光源をオフにさせる制御信号を送信する。これにより、照明装置Lは、観覧者が展示室SRにいる場合に照明装置Lによって照明を行うことができ、観覧者がいない場合には照明装置Lの光源をオフにすることで、資料に対して光が照射されないようにすることができる。 また、管理装置10は、観覧者の位置や姿勢等に基づいて、当該観覧者の資料に対する観察状況に応じて照明装置Lの照度を変更する。これにより、資料に対する演出を行うことができる。また、観覧者が資料に対する注目度合いが低い観察状況である場合には、照明装置Lの照度を低下させることで、資料に対して照射される光の量を低減させることができ、注目度合いが高い観察状況である場合には、照明装置Lの照度を予め決められた設定照度程度まで高くすることで、資料の観察をしやすい光環境とすることができる。 ここで、博物館における各資料には、性質や特性によっては、光を原因として損傷等が発生する可能性がある。例えば資料によっては、光に対して敏感なものと敏感ではないものがあり、敏感なものについては、損傷等を低減させる観点から、例えば50Lx、150Lxなど、照度の上限値が推奨されているものがある。本実施形態における照明管理システムSでは、展示室の区画(展示位置)ごとに、展示される資料の性質や特性に応じた照度の上限値を超えない範囲において適切な照度が設定照度として割り当てられており、照明装置Lは、光源をオフの状態から設定照度までの範囲のうちいずれかの照度によって光源を点灯させることが可能な調光機能を有する。これにより、照明管理システムSは、センサSEによって観覧者が検知されたときのみ、各区画の照明装置を、当該区画に設定された設定照度となるように点灯させることができる。 端末装置20は、管理装置10に通信可能に接続されており、管理装置10から出力される各種データを受信する。端末装置20は、例えば、スマートフォン、タブレット、外部モニタ、PC(personal computer)等のうち、いずれであってもよい。端末装置20は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。端末装置20が携帯可能な電子機器である場合には、博物館の担当者(例えば学芸員等)によって携帯され、博物館内におけるいずれかの位置において、管理装置10から各種データを受信し、担当者に対して視認可能に表示画面に表示する。また、端末装置20が外部モニタ等である場合には、博物館の管理室等に設置され、管理装置10から各種データを受信し、管理室にいる担当者に対して視認可能に表示画面に表示することが可能である。 また、管理装置10がクラウドコンピューティングサービスによって提供されるクラウドサーバとしての機能を