JP-2026077400-A - デジタル化方法、プログラム及び電子機器
Abstract
【課題】スクロール文字列の全体を優れた精度でデジタル化することができるデジタル化方法を提供する。 【解決手段】複数の画像からスクロール文字列のテキストデータを生成するデジタル化方法であって、画像Aに含まれるスクロール文字列の一部である文字列Aを変換することにより得られたテキストデータAを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、画像Bに含まれるスクロール文字列の一部である文字列Bを変換することにより得られたテキストデータBに含まれる文字のうちテキストデータA又はテキストデータAに基づき生成されたテキストデータとの共通性が高い文字に同じ番号がつけられるように、テキストデータBを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、テキストデータA及び前記テキストデータBに基づき、連続番号の順で並んだ統合テキストデータを生成するステップと、を含む。 【選択図】図1
Inventors
- 岩村 雅一
- 田川 直弥
- 南谷 和範
- 黄瀬 浩一
Assignees
- 公立大学法人大阪
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (6)
- スクロール文字列の一部を有する複数の画像から前記スクロール文字列のテキストデータを生成するデジタル化方法であって、 画像Aに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Aを変換することにより得られたテキストデータAを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、 画像Bに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Bを変換することにより得られたテキストデータBに含まれる文字のうち前記テキストデータA又は前記テキストデータAに基づき生成されたテキストデータとの共通性が高い文字に同じ番号がつけられるように、前記テキストデータBを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、 前記テキストデータA及び前記テキストデータBに基づき、連続番号の順で並んだ統合テキストデータを生成するステップとを含むデジタル化方法。
- 画像Cに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Cを変換することにより得られたテキストデータCに含まれる文字のうち前記テキストデータA及び前記テキストデータB又は前記テキストデータA及び前記テキストデータBに基づき生成されたテキストデータとの共通性が高い文字に同じ番号がつけられるように、テキストデータCを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップをさらに含み、 前記統合テキストデータは、前記テキストデータA、前記テキストデータB及び前記テキストデータCに基づき生成される請求項1に記載のデジタル化方法。
- 同じ番号をつけた3つ以上の文字に含まれる最も多い文字をその番号の文字として前記統合テキストデータを生成する請求項2に記載のデジタル化方法。
- 請求項1~3のいずれか1つに記載のデジタル化方法をコンピューターに実行させるように設けられたプログラム。
- 請求項1~3のいずれか1つに記載のデジタル化方法を用いて生成された前記統合テキストデータを音声出力するように設けられた制御部及びスピーカーを備える電子機器。
- 請求項1~3のいずれか1つに記載のデジタル化方法を用いて生成された前記統合テキストデータを翻訳した他の言語の翻訳テキストデータを文字列として表示するように設けられた画面と、前記翻訳テキストデータを音声出力するように設けられたスピーカーとのうち少なくとも1つを備える電子機器。
Description
本発明は、デジタル化方法、プログラム及び電子機器に関する。 横方向又は縦方向に流れるスクロール文字列を表示するデバイスの表示部、電光掲示板、電子看板などが知られている(例えば、特許文献1参照)。文字列をスクロールさせることにより表示部などの幅又は高さよりの長い文字列を表示部などに表示することが可能になる。 また、画像に含まれる文字列をデジタル化し音声出力する情報処理装置(例えば、特許文献2参照)やカメラで撮像した画像に含まれる文字列をデジタル化し所定の言語に翻訳し表示する翻訳装置(例えば、特許文献3参照)が知られている。 特開平11-327509号公報特開2024-071951号公報特開2015-104086号公報 本発明の一実施形態のデジタル化方法のフローチャートである。本発明の一実施形態のデジタル化方法のフローチャートである。本発明の一実施形態の電子機器の構成を示すブロック図である。(a)~(e)はそれぞれ第1~第5画像である。(a)~(g)は第1~第5画像に含まれるスクロール文字列をデジタル化する方法の説明図である。 以下、図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。 図1、図2は本実施形態のデジタル化方法のフローチャートであり、図3は本実施形態のデジタル化方法の少なくとも一部を実施可能な電子機器の構成を示すブロック図である。 本実施形態のデジタル化方法は、スクロール文字列の一部を有する複数の画像から前記スクロール文字列のテキストデータを生成するデジタル化方法である。本発明のデジタル化方法は、画像Aに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Aを変換することにより得られたテキストデータAを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、画像Bに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Bを変換することにより得られたテキストデータBに含まれる文字のうち前記テキストデータA又は前記テキストデータAに基づき生成されたテキストデータとの共通性が高い文字に同じ番号がつけられるように、前記テキストデータBを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップと、前記テキストデータA及び前記テキストデータBに基づき、連続番号の順で並んだ統合テキストデータを生成するステップとを含む。 また、本実施形態のデジタル化方法は、画像Cに含まれる前記スクロール文字列の一部である文字列Cを変換することにより得られたテキストデータCに含まれる文字のうち前記テキストデータA及び前記テキストデータB又は前記テキストデータA及び前記テキストデータBに基づき生成されたテキストデータとの共通性が高い文字に同じ番号がつけられるように、テキストデータCを構成する複数の文字にその順に従って連続番号をつけるステップをさらに含んでもよい。この場合、前記統合テキストデータは、前記テキストデータA、前記テキストデータB及び前記テキストデータCに基づき生成される。 スクロール文字列とは、デバイスの表示部、電光掲示板、電子看板、パソコンのスクリーンなど(以下、表示部という)にスクロールしながら表示される文字列である。スクロール文字列は、下側から上側に向けてスクロールする文字列であってもよく、右側から左側に向けてスクロールする文字列であってもよい。スクロール文字列の全体は表示部には表示されず、最初の段階では、スクロール文字列の最初からスクロール文字列の途中までが表示部に表示され、スクロール文字列は時間の経過とともに表示部を移動していく。具体的には、スクロール文字列の先頭の文字から順にスクロールアウトしていき、スクロール文字列の続きの文字が順にスクロールインしていく。スクロール文字列は、文であってもよく、フレーズであってもよく、単語であってもよい。スクロール文字列を構成する文字は、文字コードを用いてデジタル化可能な文字(アルファベット、漢字、ひらがななど)、数字、符号又は記号である。 テキストデータとは、文字コードに従って文字列を表したデータであり、コンピューターや通信で利用できるデジタルデータである。 電子機器10は、本実施形態のデジタル化方法の少なくとも一部を実施可能なものであれば特に限定されないが、例えば、スマートフォン、携帯電話、視覚障害者支援用電子機器、翻訳機、パソコン、ネットワークサーバーなどである。本実施形態のデジタル化方法は、これらの電子機器が共同して実施してもよい。また、これらの電子機器10は、コンピューターに含まれる。 電子機器10は、記憶部3を有する制御部2、カメラ4、画面5、スピーカー6、通信部7、操作部などを備えることができる。 制御部2は、電子機器10を制御する部分である。制御部2は、例えば、演算処理装置(例えば、CPU)、記憶部3(例えば、RAM、ストレージデバイスなど)、ネットワークコントローラ、ビデオコントローラ、電源部などを有することができる。また、制御部2は複数の電子回路を有してもよい。記憶部3には、本実施形態のデジタル化方法を実施することができるプログラムやアプリが記憶されていてもよい。また、電子機器10は通信部7を介してインターネット網のサーバー8に接続していてもよい。 図4(a)~(e)は、第1~第4メニュー項目を表示する表示部の図である。表示部の左端に「>」で示されたカーソルを動かし、メニュー項目を選択すると、そのメニュー項目の画面へと移行する。また、第3及び第4メニュー項目は、その文字列の全部は表示部には表示されておらず、カーソルをそのメニュー項目に合わせると、その文字列がスクロール表示される。図4(a)はカーソルを第3メニュー項目に合わせてすぐの画像であり、第3メニュー項目として「apple_banana_orange」と表示されている。図4(b)では、第3メニュー項目の最初の2文字がスクロールアウトし続きの2文字がスクロールインして「ple_banana_orange_d」と表示されている。図4(c)では、さらに第3メニュー項目の2文字がスクロールアウトし続きの2文字がスクロールインして「e_banana_orange_dog」と表示されている。図4(d)では、さらに第3メニュー項目の2文字がスクロールアウトし続きの2文字がスクロールインして「banana_orange_dog_c」と表示されている。図4(e)では、さらに第3メニュー項目の2文字がスクロールアウトし続きの2文字がスクロールインして「nana_orange_dog_cat」と表示されている。このように、文字列をスクロールさせることにより「apple_banana_orange_dog_cat」というスクロール文字列のすべてを表示することができる。 このようなスクロール文字列をデジタル化する方法について図1、図2に示したフローチャートを用いて説明する。 まず、ステップS1において、スクロール文字列を撮影し第1~第n画像を取得する。画像の数nは特に限定されないが、例えば3以上50以下である。例えば、電子機器10のカメラ4を用いて静止画又は動画を撮影し画像を取得することができる。また、パソコンなど画面出力をキャプチャすることにより画像を取得してもよい。動画の場合は、動画から画像を抜き出すことにより画像を取得してもよい。第1~第n画像は、スクロール文字列を順に撮影した画像であり、例えば、1文字以上4文字以下の文字がスクリーンインするごとに取得した画像であってもよい。 また、画像A、画像B、画像Cは、第1~第n画像に含まれる画像である。画像Bは画像Aよりも後に取得した画像であり、画像Cは画像Bよりも後に取得した画像である。 ここでは、図4(a)を第1画像とし、図4(b)を第2画像とし、図4(c)を第3画像とし、図4(d)を第4画像とし、図4(e)を第5画像とする。画像Aは、第1画像であってもよく、第2画像であってもよく、第3画像であってもよい。例えば第1画像を画像Aとした場合、第2画像を画像Bとすることができ、第3画像を画像Cとすることができる。 また、ステップS1は、ステップS2~S9と並行して行われてもよい。具体的には、ステップS1において第1画像を取得した後、その後の画像を取得するまでの間に、ステップS2、S3を行ってもよい。また、ステップS1において第2画像を取得した後、その後の画像を取得するまでの間に、ステップS2、S4~S6を行ってもよい。また、ステップS1において第3画像以後の画像を取得した後、その後の画像を取得するまでの間に、ステップS2、S7~S9を行ってもよい。また、第1画像についてステップS1~S3を行い、その後第2画像についてステップS1、S2、S4、S5、S6を行い、その後第3画像についてステップS1、S2、S7、S8、S9を行ってもよい。第4以上番号の画像についても順に同様にステップS1、S2、S7、S8、S9を行ってもよい。 ステップS2において第1~第n画像に含まれる文字列をそれぞれ第1~第nテキストデータに変換する。この変換には、光学式文字認識(OCR)技術を用いることができる。例えば、電子機器10の制御部2を用いて画像に含まれる文字列の光学式文字認識を行いテキストデータを生成してもよい。また、ステップS2~S9を電子機器10の制御部2が行ってもよい。また、電子機器10の制御部2は、通信部7を介して画像をインターネット網にあるサーバー8に送信し、サーバー8により画像に含まれる文字列の光学式文字認識を行うことにより生成されたテキストデータを通信部7を介して受信してもよい。また、ステップS2~S9をサーバー8において行い、生成された統合テキストデータを電子機器10の制御部2が通信部7を介して受信してもよい。 ここでは、画像とテキストデータには同じ番号が付けられる。具体的には、第1画像に含まれる文字列を光学文字認識することにより生成されたデータが第1テキストデータであり、第2画像に含まれる文字列を光学文字認識することにより生成されたデータが第2テキストデータである。他の番号も同様である。また、画像Aに含まれる文字列を光学文字認識することにより生成されたデータがテキストデータAであり、画像Bに含まれる文字列を光学文字認識することにより生成されたデータがテキストデータBであり、画像Cに含まれる文字列を光学文字認識することにより生成されたデータがテキストデータCである。 ステップS3において、第1テキストデータを構成する複数の文字に連続番号をつける。例えば、図4(a)に示した第1画像に含まれる第3メニュー項目の文字列を光学文字認識することにより生成された第1テキストデータ「apple_banana_orange」を構成する複数の文字にその順に従って図5(a)のように1から始まる連続番号(1~19)をつける。この明細書や図面では、テキストデータをその表す文字として記載している。 ステップS4において、第2テキストデータを構成する複数の文字に仮の連続番号を順次つけていき、それぞれの仮の連続番号をつけたときに第2テキストデータを構成する文字と同じである、対応する番号を有する第1テキストデータを構成する文字の数を数える。 例えば、まず、図4(b)に示した第2画像に含まれる第3メニュー項目の文字列を光学文字認識することにより得られた第2テキストデータ「ple_banana_oran9e_d」を構成する複数の文字にその順に従って図5(b)のように1から始まる仮の連続番号(1~19)をつける。この第2テキストデータでは、ステップS2において「g」を「9」と誤変換している(文字認識誤り)。そして、連続番号のそれぞれについて第1テキストデータと第2テキストデータとを比較し、同じ文字を数